女性向けライトノベル - スターツ出版 - スターツ出版文庫作品一覧

  • 鬼の花嫁~運命の出逢い~
    4.1
    人間とあやかしが共生する日本。絶大な権力を持つあやかしの花嫁に選ばれることは憧れであり、名誉なことだった。平凡な高校生・柚子は、妖狐の花嫁である妹と比較され、家族にないがしろにされながら育ってきた。しかしある日、類まれなる美貌を持つひとりの男性と出会い、柚子の運命が大きく動きだす。「見つけた、俺の花嫁」―。彼の名は鬼龍院玲夜―あやかしの頂点に立つ鬼だった。玲夜から注がれる全身全霊の愛に戸惑いながらも、柚子は家族から逃れ、玲夜のもとで居場所を見つけていき…!?
  • 鬼の花嫁 短編集~子鬼や皆の幸せな日常~
    4.5
    家族にないがしろにされ育ってきた平凡な高校生・柚子が、あやかしの頂点に立つ鬼の花嫁になりーー。そんな本編では描かれなかった柚子と玲夜の触れ合いはもちろん、二人の過去、周りの登場人物の意外な一面やエピソードなど、紙書籍未収録のSSに加え、ここだけでしか読めない書下ろし超短編を併せた全25編を収録!「鬼の花嫁」シリーズ待望、柚子、玲夜はもちろん、子鬼や皆の日常が読める幸せの詰まった超短編集。
  • 鬼の軍人と稀血の花嫁
    4.0
    人間とあやかしの混血である“稀血”という特別な血を持つ深月は、虐げられる日々を送っていた。奉公先の令嬢の身代わりに縁談を受けることになるが、祝言の夜、あやかしに襲われてしまう。深月を守ってくれたのは、冷たい目をした美しい青年――最強の鬼使いと名高い軍人・暁だった。「ずっと待っていた。君と出会う日を――」ある理由から“稀血”を求めていた暁は、居場所の無い深月を偽りの花嫁として屋敷に連れ帰る。最初はただの偽りの関係だったはずが…傷を秘めたふたりは徐々に惹かれ合い――。
  • 運命の花嫁~4つのシンデレラ物語~
    -
    不遇な少女が運命の愛を知る4つのシンデレラ物語。 【収録作品】「蛇神様は運命と出会う」クレハ/「月禍の娘は夜に歩く~虐げられた巫女が幸福な花嫁になるまで~」香月文香/「双子の姉に夫を寝取られたので、私は神鬼の嫁になります。」陽七 葵/「呪血の花嫁~妹に虐げられた姉の契約結婚~」中小路かほ
  • 龍神と許嫁の赤い花印五~永久をともに~
    4.5
    天界を追放された龍神・堕ち神の件が無事決着し、幸せに暮らす龍神の王・波琉とミト。そんなある日、4人いる王の最後のひとり、白銀の王・志季が龍花の街へと降り立つ。龍神の王の中でも特に波琉と仲が良い志季。しかし、だからこそ志季はふたりの関係を快く思っておらず…。永遠という時間を本当に波琉と過ごす覚悟があるのか。ミトを試そうと志季が立ちはだかるが――。「私は、私の意志で波琉と生きたい」運命以上の強い絆で結ばれた、ふたりの愛は揺るぎない。超人気和風シンデレラストーリーがついに完結!
  • 龍神と許嫁の赤い花印四~終わりを告げる百年の因縁~
    4.2
    意識を失ったミトが目を覚ますとそこは天界――龍神の世界だった。駆けつけた波琉曰く、堕ち神に襲われ、死んでしまったミトは、波琉との永遠の愛を誓った“花の契り”によって再び肉体を得ることができたという。しかし、堕ち神はある復讐を果たすため、依然としてミトの魂を狙い、襲い迫る。龍神の王でさえ、本来真っ向から立ち向かうことは難しい堕ち神。しかし、波琉は「ミトは僕の伴侶だ。決して誰にも渡さない」と全力でミトを守り…。ミトもまた、波琉との幸せな未来を歩むため共に立ち向かう――。
  • 後宮のガリレオ
    4.3
    平穏を何より望むマイペース女官・麗麗。実は彼女には、ガリレオを心から尊敬し、科学に熱狂する理系大学院生だった前世の記憶がある。そんな科学オタクの麗麗は、ある日、 “死んだ女官の呪いで首が絞められる”という噂に、「それ、ただの自然現象ですよ」とうっかり口にしてしまう。すると、美貌の宦官・冥焔に「呪いでないなら証明してみせろ」と命じられ……。気ままな女官生活を送りたいのに、常識では説明できない怪異や呪いだからこそ、つい科学的に証明したくなる。そんな性分から、呪いの真相を次々と解決していき――!?
  • 姉の身代わりに生贄となったはずの私が、鬼の花嫁として愛されています
    NEW
    -
    倭陽国では忌み嫌われる双子として生まれた結子と華子。醜い痣を持つ妹・華子は、その存在を隠されて、座敷牢で育てられた。そんなある日、華子は家族から姉・結子の身代わりとして、鬼の生贄になることを命じられる。しかし、現れた眉目秀麗な鬼・天満は華子を花嫁にするという。ただの身代わりだったはずが、天満は痣のない姉・結子ではなく華子を、そして華子だけが持つある力を求めていたらしく……。そこに愛はないはずだったが――!?「力などなくていい。ただお前を愛しているんだ」和風シンデレラファンタジー。
  • 龍神と許嫁の赤い花印三~追放された一族~
    4.4
    龍神・波琉からミトへの愛は増すばかり。そんな中、天界から別の龍神・煌理が二人に会いに来る。煌理から明かされた、百年前にミトの一族が起こした事件の真相。そしてその事件の因縁から、天界を追放された元龍神・堕ち神がミトに襲い迫る。危険の最中、ミトは死後も波琉と天界に行ける“花の契り”の存在を知る。しかし、それは同時に輪廻の輪から外れ、家族との縁が完全に切れる契りだという…。最初は驚き、躊躇うミトだったが、波琉の優しく真っすぐな愛に心を決め――。「ミト、永遠を一緒に生きよう」
  • 龍神と許嫁の赤い花印二~神々のための町~【電子限定SS付き】
    4.5
    龍神の王である波琉の伴侶として認められたミト。村の一族から虐げられていた牢獄のような日々から抜け出して早三日、龍花の町で波琉の腕の中、ミトは幸せに包まれていた。ミトは龍花の町の学校に入学し、憧れの高校生活を夢見ていたけれど…。学校では花印を持つ皐月や、ありすの登場で、ミトの身に怪しい影が近づき――。「ミトの大事なものは全部守るよ」と颯爽と波琉が現れて…!? シリーズ累計100万部突破の『鬼の花嫁』著者の最新作和風ファンタジー。
  • 都合の良い妹は終わりにします~軍神さまと幸せな結婚~
    -
    祓い屋の名家に養女として引き取られた紗映には呪いを吸収する能力があり、長女の瑠璃子に都合よく扱われ虐げられていた。ある日、番を探しに訪れた軍神・御影に「みつけた、君だ」と見初められる。何かの間違いだと困惑する紗映だったが、闇夜のように美しい黒髪の御影から注がれる愛情に自分の居場所を見つけ始める。しかし、御影のために自分の能力を活かし支えとなっていた紗映のもとに姉・瑠璃子が再び現れ…。「命をかけて守り、愛し抜く」都合よく扱われてきた妹が最強の軍神のもと、本当の愛を知るまで――。
  • 無能令嬢の契約結婚
    3.5
    異能が尊ばれる日本の自治州・至間國に生まれ育った男爵令嬢の櫻子は、異能の使えない「無能」だった。異能の使える妹に虐げられる日々を送る中、櫻子に最強の異能使いである静馬との縁談が舞い込む。妹ではなく無能な自分が選ばれたことに戸惑うが…「これは契約だよ。君は僕の唯一の妻だ」静馬は、無能な櫻子にしか持ち得ない“ある能力”が必要だった。しかし、愛のない契約関係だったはずが、冷徹な静馬の隠された優しさに触れ、対照的なふたりは惹かれ合い――無能令嬢が愛を掴む、和風シンデレラファンタジー。
  • 龍神と許嫁の赤い花印~運命の証を持つ少女~
    4.5
    天界に住まう龍神と人間である伴侶を引き合わせるために作られた龍(りゅう)花(か)の町。そこから遠く離れた山奥で生まれたミト。彼女の手には、龍神の伴侶の証である椿の花印(はないん)が浮かんでいた。本来、周囲から憧れられる存在にも関わらず、16歳になった今もある事情で村の一族から虐げられる日々が続き…。そんなミトは運命の相手である同じ花印を持つ龍神とは永遠に会えないと諦めていたが――。「やっと会えたね」突然現れた容姿端麗な男・波琉(ハル)こそが紛れもない伴侶だった。『鬼の花嫁』クレハ最新作の和風ファンタジー。
  • 冷酷な鬼は身籠り花嫁を溺愛する
    3.0
    両親を失い、伯父の家で従姉妹・瑠花に虐げられる美織。ある日、一族に伝わる“鬼灯の簪”の封印を瑠花が解いてしまい、極上の美貌をもつ鬼の当主・魁が姿を現す。美織は、封印を解いた瑠花の身代わりとして鬼の生贄となるが――。冷酷で恐ろしいはずの魁は「この日が来るのを待ち焦がれていた」と美織をまるで宝物のように愛し、幸せを与えてくれる。しかし、人間があやかしの住む常世で生き続けるには、あやかしである魁の子を身籠る必要があると知り…。鬼の子を宿し運命が変わる、和風あやかしシンデレラ物語。
  • 氷の花嫁~笑顔を失った能面の少女が幸せになるまで~
    -
    両親を妖魔に奪われ、記憶と笑顔を失った紗良は、本家・織井家で無感情な「氷の能面少女」と蔑まれてきた。織女神の加護を宿す彼女は、無心で守布を織り続ける。ある雪の日、倒れかけた紗良を救ったのは、黒須家当主の最強軍神・夜刀。彼はなぜか紗良に強く惹かれ、婚約を申し込む。しかし本家の娘・綾子は嫉妬に駆られ、策略を巡らせる。それでも夜刀は紗良を信じ抜き、彼女の凍りついた心は溶けていく。やがて紗良が織る布には、夜刀の求める特別な力があると判明し――? 二人の再会と記憶の物語は、永遠の愛で結ばれる。
  • 後宮の寵姫は七彩の占師
    4.2
    異能一族の娘・翠玉は七色に光る糸を操る占師。過去の因縁のせいで虐げられ生きてきた。ある日、客とし て現れた男が後宮を蝕む呪いを解いて欲しいと言う。その気品漂う美男の正体は因縁の一族の皇帝・啓進だ った!そんな中、突如賊に襲われた翠玉はあろうことか啓進に守られてしまう。住居を失い途方にくれる翠 玉。しかし、啓進は事も無げに「俺の妻になればいい」と強引に後宮入りを迫ってきて…!? かくして“偽装 夫婦”となった因縁のふたりが後宮の呪いに挑む――。後宮シンデレラ物語。
  • 拝啓、鬼の旦那様 離婚を申し出たのに、愛されています
    -
    両親を亡くし身寄りのない千世には、彼女も知らない秘密があった。それは、顔も名前も知らない男とすでに婚姻関係にあったという事実。その男は、強大な妖力を持つ人間嫌いな鬼・叢雲紫雨だった。千世は離縁を言い渡すため彼に会いに行くが、思いもよらない言葉を言い渡される。「俺が待ち望んでいた花嫁」ただの契約関係だったはずが、彼は彼女を求め、深く愛していく。果たして、千世と紫雨が結んだ婚姻の訳とは――。これは、人間嫌いと噂される鬼と人間の娘が出会い、一途に愛を紡ぐ、本当の愛の物語。
  • 薄幸花嫁と鬼の幸せな契約結婚
    4.4
    肩に不気味な痣を持ち、不幸を招くと虐げられ育った瑠璃子。養子の瑠璃子は、妹ばかり可愛がる両親にもないがしろにされ、どこにも居場所がなかった。ある日、生きることに限界を感じた瑠璃子が川に身を投げようとすると、美しい鬼のあやかし・紫明に助けられる。「契約しよう。俺の嫁になれ」紫明は瑠璃子の痣に隠された“ある力”を欲し、契約結婚を持ちかける。しかし、愛なき結婚のはずが、なぜか紫明は瑠璃子に優しく、全身全霊で愛を捧げ――。虐げられた少女が愛を知る、和風あやかしシンデレラストーリー。
  • 序列最下位の最弱令嬢と龍の当主の最愛婚
    NEW
    -
    この国には、十二支の力を受け継ぐ一族が存在し、十二の家には厳然たる序列がある。序列最下位“羊”の令嬢・羊垣内伊織は、生まれながらにして能力を持たず、優秀な妹と比べられ、家族から疎まれてきた。ある夜、耐えきれず屋敷を飛び出した伊織は、序列第1位の“龍”の次期当主・九頭竜十夜と出会う。彼はなぜか猛烈に伊織に惹かれ、運命の相手として自らの屋敷へと迎え入れる。「俺の愛しい花嫁」十夜のもとで、死の淵にいた伊織の心は少しずつほどけていく。やがて彼女には、特別な力があると判明し――? 虐げられた令嬢が運命を変える。
  • 鬼の娘の契約結婚~姉の身代わり花嫁が愛を知る~
    -
    帝国を支配する華族のひとつ・玉森家に生まれながら、力を持たず「父親不明の卑しい娘」として忌み嫌われ、姉に虐げられてきた伽夜。すべてを諦め、ひっそりと生きてきた彼女は、姉の身代わりとして冷徹だと恐れられる最強あやかし・涼月に嫁ぐことに。ところが涼月は「君を離したくない」と求めてきて…。姉の代わりの自分は、愛など望んではいけない。そう思っていたのに、溺愛されていく。やがて自分の居場所を見つけた伽夜は、実は父の鬼の血を継いでおり、涼月に姉を凌駕する“鬼の能力”を見出されて――?
  • 10億円の身籠り契約花嫁~妹に利用された忌子の逆転婚~
    -
    下等妖の子だと忌み嫌われ、土蔵で育った夏花。血の繋がりのない妹・冬花は、下等妖の姉を引き取り、献身的に支える心優しい妹として皆から愛されていた。しかし実際は自分の評価を上げるために夏花を利用し虐げていた。ある日、美麗な容姿で冬花を圧倒する男・白狼が現れる。「迎えにきたよ、私の花嫁」彼の正体は、国主の最強妖で…夏花を花嫁にするため、10億円の結納金を家族の前に積み上げて――!? 白狼の子を産める唯一の存在だと求められ、自分など無価値だと思っていた夏花は、国主の子を懐妊し愛に満たされていき――。
  • 黒龍の生贄は白き花嫁
    4.0
    色彩国では「彩の一族」に生まれた者が春夏秋冬の色を持ち、四季を司る。しかし一族で唯一色を持たない雪華は、無能の少女だった。出来損ないと虐げれてきた雪華が生かされてきたのは、すべてを黒に染める最強の能力を持つ黒龍、黒耀の贄となるため。16歳になった雪華は贄として崖に飛び込んだ――はずが、気づけばそこは美しい花々が咲き誇る龍の住まう国だった。「白き姫。今日からお前は黒龍である俺の花嫁だ」この世のものと思えぬ美しい姿の黒耀に、死ぬはずの運命だった色なしの雪華は“白き姫”と溺愛されて…!?
  • 姉に身売りされた私が、武神の花嫁になりました
    4.0
    神から授かった異能を持つ神憑きの一族によって守られ、支配される帝都。沙耶は、一族の下方に位置する伊縫家で義母と姉に虐げられ育つ。姉は刺繍したものに思わぬ力を宿す「神縫い」という異能を受け継ぎ、女王のごとくふるまっていた。一方沙耶は無能と蔑まれ、沙耶自身もそう思っていた。家を追い出され、姉に身売りされて、一族の頂点である最強武神の武琉に出会うまでは…。「どんなときでもお前を守る」そんな彼に、無能といわれた沙耶には姉とはケタ違いの神縫いの能力を見出されて…!? 異能恋愛シンデレラ物語。
  • 放課後バス停
    4.0
    バスケ部のマネージャーとして頑張る高3の澪佳。ある日、バスケ部OBの九条先輩がコーチとして部活に来ることになり、バス停で帰りが一緒になる。ふたりはそれぞれ過去の痛みを持ちつつ、違う想い人がいるが、あることがきっかけで放課後バスを待つ15分間だけ、恋人になる約束をする。一緒に過ごすうちに、悩みに向き合うことから逃げていた澪佳の世界を、九条が変えてくれて…。お互い飾らない自分を見せ合えるようになり、ウソの関係がいつしか本当の恋になっていた――。
  • 今宵、狼神様と契約夫婦になりまして
    4.3
    リラクゼーション総合企業に勤める陽茉莉は妖が見える特殊体質。ある日、妖に襲われたところを完璧エリート上司・礼也に救われる。なんと彼の正体は、オオカミの半妖(のち狼神様)だった!? 礼也は、妖に怯える陽茉莉に「俺の花嫁になって守らせろ」と言い強引に“契約夫婦”となるが…。「怖かったら、一緒に寝てやろうか?」ただの契約夫婦のはずが、過保護に守られる日々。――しかも、満月の夜は、オオカミになるなんて聞いてません!旦那様は甘くてちょっぴりキケンな神様でした。
  • 理想の結婚お断りします〜干物女と溺愛男のラブバトル〜
    4.5
    某T大卒で、一流商社に勤める紺子。学歴は高いが恋愛偏差値の低い筋金入りの干物女子。完璧に見える紺子には致命的な欠点が…。その秘密があろうことか人事部の冷酷無慈悲なイケメン上司・怜二にバレてしまう。弱みを握られ、怜二を憎らしく思う紺子。そんな中、友人の結婚式にパートナー同伴で出席を求められ大ピンチ!しかし、途方に暮れる紺子に手を差し伸べたのは、冷酷無慈悲なはずの怜二だった。彼はある意地悪な条件付きで、偽装婚約者になると言い出して…!?
  • 龍神と生贄巫女の最愛の契り
    4.0
    巫女の血を引く少女・律は母を亡くし、引き取られた妓楼で疎まれ虐げられていた。ある日、律は楼主の言いつけで、国の守り神である龍神への生贄に選ばれる。流行り病を鎮め、民を救うためならと死を覚悟し、湖に身を捧げる律。しかし、彼女の目の前に現れたのは美しい龍神・水羽だった。「ずっとあなたに会いたかった」と、生贄ではなく花嫁として水羽に大切に迎えられて…。優しく寄り添ってくれる水羽に最初は戸惑う律だったが、次第に心を開き、水羽の隣に自分の居場所を見つけていく。
  • 後宮妃は麒神の生贄花嫁 五神山物語
    5.0
    数百年に一度、黄色の星が流れると、時を統べる麒神・旺隠(おういん)に花嫁を捧げる国・漸(ぜん)帝国の公主として育った春(しゅん)蘭(らん)。好きな人がいる姉の代わりに麒神の生贄花嫁として捧げられることに。孤独な旺隠と天真爛漫な春蘭は一瞬で惹かれ合い、春蘭はご懐妊するも、突然命を失ってしまい…。そして三百年後、転生した春蘭は再び後宮入りし、旺隠と過去の幸せを取り戻そうと奔走し、愛されて――。「お腹の子と君を必ず守る」今度こそ愛し合うふたりの子を守れるのか…!? 大人気シリーズ五神山物語第二弾!
  • 妹に裏切られた後宮の最下妃の私が今宵、ご懐妊いたしました
    -
    予知の異能を持ち異端の娘として忌み嫌われ育った美鶴。唯一の味方だと思っていた妹は、実は美鶴を利用し、裏で美鶴が虐げられるよう謀っていた。裏切りを知り絶望の中で命尽きようとしていたその時――この国を統べる最強の妖帝・弧月に助けられる。「その力、俺の妻として俺のために使え」訳あって子を成さぬ弧月は、仮初の妻を必要としていた。彼に仕えるため後宮入りした美鶴だったが、なぜか本物の妻のように大事に扱われ戸惑うばかり。さらに、決して子を成さぬはずの皇帝の子を身籠り、皇后にすると宣言されて…!?
  • 双子の姉にすべて奪われた私が、軍神に愛されています
    -
    特殊な異能を持つ一族に生まれた双子の姉妹、姉の杏花と妹の凜花。凜花は有能な姉と違い能力を持たず「出来損ない」と姉や家族に虐げられてきた。ある日、体調の悪かった姉の代役として参加した『選定の儀』で「ようやく会えた、私の番」と、眉目秀麗で最強の軍神・時雨の婚約者に選ばれる。代役として選ばれたから時雨の婚約者は姉で、無能な自分はこれからも下女として家で働くだけ。そう思っていたのに「私が選んだのは姉の杏花ではなく凜花だ」となぜか求められ溺愛されて…!? 大賞受賞の和風シンデレラ婚姻譚!
  • 初めてお目にかかります旦那様、離縁いたしましょう
    -
    その赤い瞳から忌み嫌われた少女・彩葉には政略結婚から一年、一度も会っていない夫がいる。冷酷非道と噂の軍人・惣一である。自分が居ても迷惑だから、と身を引くつもりで離縁を決意していた彩葉。しかし、長期の任務から帰還し、ようやく会えた惣一はこの上ない美しさを持つ男で…。「私は離縁する気などない」と惣一は離縁拒否どころか、彩葉に優しく寄り添ってくれる。戸惑う彩葉だったが、実は惣一には愛ゆえに彩葉を遠ざけざる“ある事情”があった。「私はお前を愛している」離婚宣言から始まる和風シンデレラ物語。
  • 愛を知らぬ令嬢と天狐様の政略結婚
    4.0
    幼き頃に母を亡くした名家の娘・真白。ある日突然、父に政略結婚が決まったことを告げられる。相手は伝説のあやかし・天狐を宿す名家・華宮の当主。過去嫁いだ娘は皆、即日逃げ出しているらしく、冷酷無慈悲な化け物であると嘯かれていた。しかし、嫁入りした真白の前に現れたのは人外の美しさを持つ男、青葉。最初こそ真白を冷たく突き放すが、純粋無垢で真っすぐな真白に徐々に心を許していき…。いつも笑顔だが本当は母を亡くした悲しみを抱える真白、特別な存在であるが故に孤高の青葉。ふたりは“愛”で心の隙間を埋めていく
  • あやかしの花嫁~4つのシンデレラ物語~
    3.0
    あやかしのヒーロー(鬼・龍・狐・烏)との4つのシンデレラ物語。【収録作品】「嫌われ天狐は花嫁の愛に触れる」クレハ/「十六歳、鬼の旦那様が迎えにきました」涙鳴/「龍住まう海底から、泡沫の恋を」湊 祥/「忌み子は烏王の寵愛に身を焦がす」巻村螢
  • 偽りの後宮妃寵愛伝~一途な皇帝と運命の再会~
    4.0
    孤児として寺で育った紅華。幼いころに寺を訪れた謎の青年・晧月と出会い、ふたりは年に一度の逢瀬を重ね、やがて将来を誓い合う。しかしある日、父親が突然現れ、愛娘の身代わりに後宮入りするよう命じられてしまい…。運命の人との将来を諦めきれぬまま後宮入りすると、皇帝として現れたのは将来を誓った運命の人だった――。身分差の恋から、皇帝と妃としての奇跡の再会に、ふたりは愛を確かめ合うも、呪われた後宮の渦巻く陰謀がふたりを引き裂こうとしていた。ふたりの愛の行く末は!?
  • 偽りの少女はあやかしの生贄花嫁
    5.0
    祓魔を生業とする村には『新たなあやかしの王が立つ時、村から娘を生贄として捧げなければならない』という掟があった。そこに生まれた菊は純粋な村の血をひいておらず叔父母や従姉のレイカから忌み子と虐げられる毎日。ある日、新たな王が立ち生贄にレイカが選ばれたが、菊と入れ替わろうと画策され、身代わりの生贄となった菊。死を覚悟し嫁入りしたが、待っていたのは凜々しい目の美しい青年だった。「俺は、お前だから愛するんだ」待っていたのは、胸が締め付けられるような甘くて幸せな、初めて知る愛だった。
  • 偽りの男装少女は後宮の寵妃となる
    3.0
    羊飼いの娘・瓔良は“ある異能“で後宮のピンチを救うため、宦官として潜入することを命じられる。男装し、やってきた後宮で仕えるのは冷酷無慈悲と噂の皇帝・凰駕。しかし、何故か凰駕は宦官である瓔良だけに過保護な優しさを見せ…。まるで女性かのように扱い好意を露わにした。彼に惹かれていく瓔良。自分は同性として慕われているだけにすぎない、と自身に言い聞かせるが、凰駕の溺愛は止まらず…。まさか男装がバレている!?「お前が愛しくてたまらない」中華風ラブファンタジー。
  • 偽りの花嫁~虐げられた無能な姉が愛を知るまで~
    -
    和葉は、呪術師最強の証“神導位”を代々受け継ぐ黒百合家の長女にも拘わらず、呪術が扱えない“無能”。才能のある妹と比較され、孤独な日々を送っていた。ところが、黒百合家は謎の最強呪術師の玻玖に神導位の座を奪われてしまう。さらには、なぜか玻玖に「嫁にしたい」と縁談を申し込まれる。神導位の座を奪還するため、和葉は家族からある使命を命じられ“偽りの花嫁”として嫁入りをする。愛のない婚約だったはずが、玻玖が溺愛してきて…? 戸惑いながらも彼の優しさに触れ、次第に心惹かれていき――。
  • 妹に虐げられた無能な姉と鬼の若殿の運命の契り
    -
    幼い頃から人ならざるものが視え気味悪がられていた藍。17歳の時、唯一味方だった母親が死んだ。『あなたは、鬼の子供なの』という言葉を残して――。父親がいる隠り世に行く事になった藍だったが、鬼の義妹と比べられ「無能」と虐げられる毎日。そんな時「今日からお前は俺の花嫁だ」と切れ長の瞳が美しい鬼一族の次期当主、黒夜清雅に見初められる。半妖の自分に価値なんてないと、戸惑う藍だったが「一生をかけてお前を愛する」清雅から注がれる言葉に嘘はなかった。半妖の少女が本当の愛を知るまでの物語。
  • 妹に踏み台にされた私と鬼の100日契約婚
    -
    高い霊力と特殊な血をもってあやかしと契約を結び、その力を利用する名家・百花。高い霊力を有する腹違いの妹・日葵と違い、姉・沙雪の霊力は皆無。血にも全く効力がなかった。無能の沙雪は、日葵がより評価されるためだけの踏み台。利用されるだけの人生だったが……。「今この瞬間を持って、俺はお前だけのあやかしになった」実は沙雪は誰より強い霊力と稀血を有していて!? 滅んだはずだった伝説のあやかし・鬼に力を見抜かれ、ある特殊な契約を結ぶことになり――。期間限定の契約婚からはじまる和風恋愛ファンタジー。
  • 妹の身代わり生贄花嫁は、10回目の人生で鬼に溺愛される
    4.2
    巫女の能力に恵まれず、双子の妹・美恵から虐げられてきた千幸。唯一もつ「回帰」という黄泉(よみ)がえりの能力のせいで、9回も不幸な死を繰り返していた。そして10回目の人生、村きっての巫女である美恵の身代わりに恐ろしい鬼の生贄に選ばれてしまう。しかし現れたのは“あやかしの王”と謳われる美しい鬼のミコトだった。「お前は運命の――たったひとりの俺の花嫁だ」美恵の身代わりに死ぬ運命だったはずなのに、美恵が嫉妬に狂うほどの愛と幸せを千幸はミコトから教えてもらい――。
  • 妹の身代わり妾となるはずが、呪い子は幸せな神嫁になりました
    5.0
    四方を海に囲まれた国・花綵には、さまざまな異能を持つ名家が存在する。その一つ玖瑶家の長女でありながら、力を持たない紗依は、「役立たずの呪い子」として忌み嫌われ、妹に虐げられてきた。居場所のない彼女に言い渡されたのは、妹の身代わりとして名家の頂点・四家の一つ北家へ嫁ぐという命令。不安を抱えながら嫁いだ先で彼女を待っていたのは、最強の異能を持つ祭神・矢斗。「愛しいと思うのは、後にも先にもお前だけだ」初めは戸惑う紗依だったが、彼の真っ直ぐな愛に心解かれていき…? 虐げられた娘が運命に見出され、愛される和風婚姻譚。
  • 縁結びの神様に求婚されています ~潮月神社の甘味帖~
    3.5
    幼いころ両親が他界し、育ての親・大叔父さんの他界で天涯孤独となった陽(ひ)葵(まり)。大叔父さんが遺してくれた全財産も失い、無一文に。そんなとき「陽葵、迎えに来た。嫁にもらう」と颯爽と現れたのは、潮月神社の九狐神様で紫月と名乗る超絶イケメンだった。戸惑いながらも、陽葵は得意のお菓子作りを活かし、潮月神社で甘味係として働きながら、紫月と同居生活することに。なにをするにも過保護なほど心配し、甘やかし、ときには大人の色気をみせながら、陽葵に迫ってくる紫月。どんどん惹かれていく陽葵だが、ある日突然そんなふたりに試練が訪れて…。
  • 縁結びのしあわせ骨董カフェ~もふもふ猫と恋するふたりがご案内~
    3.0
    幼いころから人の心が読めてしまうという特殊能力を持つ凛音。能力のせいで恋人なし、仕事なしのどん底な毎日を送っていた。だが、ある日突然届いた一通の手紙に導かれ、差出人の元へ向かうと…そこは骨董品に宿る記憶を紐解き、ご縁を結ぶ「骨董カフェ」だった!? イケメン店主・時生に雇われ住み込みで働くことになった凜音は、突然の同居生活にドキドキしながらも、お客様の骨董品を探し、ご縁を結んでいき…。しあわせな気持ちになれる、もふもふ恋愛ファンタジー。
  • お伊勢 水神様のお宿で永遠の愛を誓います
    -
    千年の時空を越えて恋が実り、晴れて水神様ミヅハと夫婦となったいつき。ミヅハは結婚前のクールな態度が嘘のように、いつきに甘い言葉を囁き溺愛する日々。幸せいっぱいのいつきは、神様とあやかしのお宿「天のいわ屋」の若女将として奮闘していた。そんなある日、ミヅハが突如、原因不明の眠りに落ちてしまう。さらに陰陽師集団のひとり、平がいつきに突然求愛してきて…!? そこには千年前から続く、とある因縁が隠されていた。伊勢を舞台にした神様と人間の恋物語、待望の第二弾!
  • 鬼上司の土方さんとひとつ屋根の下
    -
    学生寮で住み込みで働く美晴は、嵐の夜、裏庭に倒れている美男を保護する。刀を腰に差し、水色に白いギザギザ模様の羽織姿…その男は、幕末からタイムスリップしてきた新選組副長・土方歳三だった!寮で働くことになった土方は、持ち前の統制力で学生を瞬く間に束ねてしまう。しかし、住まいに困る土方は美晴と同居すると言い出して…!? ひとつ屋根の下、いきなり美晴に壁ドンしたかと思えば、「現代では、好きな女にこうするんだろ?」—―そんな危なっかしくも強くて優しい土方に恋愛経験の無い美晴はドキドキの毎日で…!?
  • 鬼の生贄花嫁と甘い契りを
    3.9
    赤い瞳を持って生まれ、幼いころから家族に虐げられ育った凛。あることがきっかけで不運にも凛は鬼が好む珍しい血を持つことが発覚する。そして生贄花嫁となり、鬼に血を吸われ命を終えると諦めていた凛だったが、颯爽と迎えに現れた鬼・伊吹はひと目で心奪われるほどに見目麗しく色気のある男性だった。「俺の大切な花嫁だ。丁重に扱え」伊吹はありのままの凛を溺愛し、血を吸う代わりに毎日甘い口づけをしてくれる。凛の凍てついた心は少しずつ溶け、伊吹の花嫁として居場所を見つけていき…。
  • 鬼の若様と偽り政略結婚 ~幸福な身代わり花嫁~
    4.3
    時は、大正。花街の下働きから華族の当主の女中となった天涯孤独の少女・小春。病弱なお嬢様の身代わりに、女嫌いで鬼の血を継ぐ高良のもとへ嫁ぐことに。破談前提の政略結婚、三か月だけ花嫁のフリをすればよかったはずが「永久にお前を離さない」と求婚されて…。溺愛される日々を送る中、ふたりは些細なことで衝突し、小春は家を出て初めて会う肉親の祖父を訪ね大阪へ。小春を迎えにきた高良と無事仲直りしたと思ったら…そこで新たな試練が立ちはだかり!? 祝言をあげたいふたりの偽り政略結婚の行方は――?
  • 鬼の若様と偽り政略結婚~十六歳の身代わり花嫁~
    4.0
    時は、大正。花街の料亭で下働きをする天涯孤独の少女・小春。ところがその料亭からも追い出され、華族の当主の女中となった小春は、病弱なお嬢様の身代わりに、女嫌いと噂の実業家・高良のもとへ嫁ぐことに。破談前提の政略結婚、三か月だけ花嫁のフリをすればよかったはずが――。彼の正体が実は“鬼”だという秘密を知ってしまい…!? しかし、数多の縁談を破談にし、誰も愛さなかった彼から「俺の花嫁はお前以外考えられない」と、偽りの花嫁なのに、小春は一心に愛を注がれて――。
  • 鬼の若様と偽り政略結婚二~花嫁に新たな求婚~
    3.8
    花街の下働きから華族の当主の女中となった天涯孤独の少女・小春。病弱なお嬢様の身代わりに、女嫌いで鬼の血を継ぐ高良のもとで三か月だけ花嫁のフリをするはずが、「俺の花嫁はお前以外考えられない」と求婚され、溺愛される日々。しかし、家柄や身分を気にする高良の父に、小春は結婚を反対されてしまう。そんな中、鬼を生む“鬼物”が巷を騒がす事件が起こり、高良は鬼火で事件から小春を守るが…。事件で出会った祓い屋・佐之助が、なぜか小春をずっと恋い慕っていたと、高良へ恋敵宣言までし始めて──!?
  • かりそめ夫婦の育神日誌~神様双子、育てます~
    3.8
    同僚に婚約破棄され、職も住まいも全て失ったみずほ。そんなある日、突然現れたのは、水色の瞳に冷ややかさを宿した美神様・水明。そしてみずほは、まだおチビな風神雷神の母親に任命される。しかも、神様を育てるために、水明と夫婦の契りを結ぶことが決定していて…!? 「今日から俺が愛してやるから覚悟しとけよ?」強引な水明の求婚で、いきなり始まったかりそめ家族生活。不器用な母親のみずほだけど、「まぁま、だいちゅき」と懐く雷太と風子。かりそめの関係だったはずが、可愛い子供達と水明に溺愛される毎日で――!?
  • 鬼神の100番目の後宮妃~偽りの寵妃~
    4.0
    貴族の娘でありながら、家族に虐げられ、毎夜馬小屋で眠る18歳の凛風。ある日、父より義妹の身代わりとして後宮入りするよう命じられる。それは鬼神皇帝の暗殺という重い使命を課せられた生贄としての後宮入りだった。そして100番目の最下級妃となるが、99人の妃たちから嘲笑われる日々。傷だらけの身体を隠すため、ひとり湯殿で湯あみしていると、馬を連れた鬼神・暁嵐帝が現れる。皇帝×刺客という関係でありながら、互いに惹かれあっていき――「俺の妃はお前だけだ」と告げられて…!? 最下級妃の生贄シンデレラ後宮譚。
  • 傷もの花嫁と龍神の契約結婚
    -
    祓い屋の一族に生まれながら攻撃能力を持たず「治癒」しか使えない体で生まれてきた楪は、幼いころに妖魔に襲われ自身の顔と体に傷を負ってしまった。唯一の能力である治癒も自身には使えず、傷ものと虐げられてきた。しかしそんな楪の元に突如、祓い屋の名家である龍ヶ崎家の次期当主・十和が現れた。人間離れした美しさを持つ十和から自分の治癒係として契約結婚するよう持ち掛けられる――。治癒能力だけが必要とされた愛のない結婚のはずが「俺は楪が好きだ。ずっとそばにいてほしい」十和に溺愛されて…!?
  • 君の世界からわたしが消えても。
    -
    双子の姉である美月の恋人・奏汰に片想いする高2の葉月は、自分の気持ちを押し殺し、ふたりを応援している。しかし、美月と奏汰は事故に遭い、美月は亡くなり、奏汰は昏睡状態に陥った――。その後、奏汰は目覚めるが、美月以外の記憶を失っていて、葉月を“美月”と呼んだ。酷な現実に心を痛めながらも、美月のフリをして懸命に奏汰を支えようとする葉月だけれど…?  葉月の切ない気持ちに共感!
  • 京都やわらぎ聞香処~初恋香る鴨川の夜~
    3.4
    京都の老舗お香店の孫娘で高校生の一香は、人の心が色で見える特殊能力の持ち主。幼い頃、そのせいで孤独を感じていた彼女に「辛い時は目を閉じて、香りだけを感じて」と、匂い袋をくれたのが、イケメン香司見習い・颯也だった。彼は一香の初恋の人。しかし、なぜか彼の心の色だけは見ることができない。実は、颯也にもその理由となる、ある秘密があった…。そして一香は、立派に香司となった彼と共に、お香カフェ『聞香処』を任されることになり――。“香り”が紐解く、大切な心の記憶。京都香る、はんなり謎解きストーリー。
  • 京の鬼神と甘い契約~天涯孤独のかりそめ花嫁~
    3.5
    幼い頃に両親を亡くし、京都の和菓子店を営む祖父のもとで働く茜は、特別鋭い味覚を持っていた。そんなある日、祖父が急死し店を弟子に奪われてしまう。追放された茜の前に浮世離れした美しさを纏う鬼神・伊吹が現れる。「俺と契約しよう。お前の舌が欲しい」そう甘く迫ってくる彼は、身寄りのない茜を彼の和菓子店で雇ってくれるという。しかし伊吹が提示してきた条件は、なんと彼の花嫁になることで…!? 祖父の店を取り戻すまでの期限付きで、俺様&溺愛気質な伊吹との甘くキケンな偽装結婚生活が始まって――。
  • 黒狼の花贄~運命の血を継ぐ少女~
    4.0
    妖の好む血を持つ香夜は、妖に捧げられるためだけの存在・『花贄』として疎まれ虐げられ育った。ついに生贄として捧げられるその日、香夜の前に現れたのは妖の頂に立つ冷酷な黒狼・識。麗しく色気溢れる男だった。生贄として血肉を喰らわれ死ぬ覚悟する香夜。しかし、「もう大丈夫だ。お前を迎えに来た」と識は愛でるように優しく香夜に触れ、求め、愛を露わにして――。生まれて初めて触れる識のあたたかな感情に香夜もまた、惹かれていく…。和風シンデレラファンタジー。
  • 穢れた花嫁と孤高な鬼の番契約
    4.7
    人間とあやかしが共存する世界で、過去多くのあやかしを葬った一族の末裔として忌み嫌われる依十羽。穢れた血を引く依十羽は、義妹から虐げられる日々。しかしある出来事をきっかけに最強の鬼・四季に出会い、”番契約”を申し込まれる。愛のない契約関係のはずが、彼はこれまで正体を隠して生きてきた依十羽の能力を必要とし、深く愛していく。「やっと出会えた――俺の運命の番」これは、虐げられてきた少女が生まれて初めて自分の存在意義を見つけて、愛を知るまでの物語。
  • 交換ウソ日記アンソロジー ~それぞれの1ページ~
    4.0
    付き合って十ヶ月、ずっと交換日記を続けている希美と瀬戸山。しかし、ある日突然、瀬戸山からのノートに「しばらく会えない」と記されていて――。その理由を聞くことが出来ない希美。瀬戸山も理由を聞かない希美に対して、意地を張って本当のことを言えなくなってしまう。ギクシャクした関係を変えたいけれど、ふたりにはそれぞれ隠さなければいけないある秘密があって…。そして、ついに瀬戸山から「もう交換日記をやめよう」と告げられた希美は――。「交換ウソ日記」の世界線で描かれる嘘から始まる短編、他四編を収録。
  • 後宮異能妃のなりゆき婚姻譚~皇帝の心の声は甘すぎる~
    3.5
    「人の心の声が聴こえる」という異能を持つ庶民・朱熹。その能力を活かすことなく暮らしていたが、ある日餡餅を献上しに皇帝のもとへ訪れることに。すると突然、皇帝・曙光の命を狙う刺客の声が聴こえてきて…。とっさに彼を助けるも、朱熹は投獄されてしまうも、突然皇帝・曙光が現れ、求婚されて皇后に。能力を買われての後宮入りだったけれど、次第にふたりの距離は近づいていき…。『かわいすぎる…』『口づけしたい…』と冷徹な曙光とは思えない、朱熹を溺愛する心の声も聴こえてきて…!? 後宮溺愛ファンタジー。
  • 後宮医妃伝~偽りの転生花嫁~
    3.4
    平凡な看護師だった白蘭は、震災で命を落とし、後宮の時代へ転生してしまう。そこで現代の医学を用いて病人を救ってしまい、特別な力を持つ仙女と崇められるように。噂を聞きつけた雪華国の皇子・琥劉に連れ去られると、突然「俺の妃となり、病を治せ」と命じられて!? 次期皇帝の彼は、ワケありな病を抱えており…。しかし、琥劉の病を治すまでのかりそめ妃だったはずが、いつしか冷徹皇子の無自覚天然な溺愛に翻弄されて――!? 現代の医学で後宮の病を癒す、転生後宮ラブファンタジー。
  • 後宮の生贄妃と鳳凰神の契り
    4.0
    家族に虐げられて育った少女・江瑛琳。ある日、瀕死の状態で倒れていた青年・悠炎を助け、ふたりの運命は動き出す。彼は、やがて強さと美しさを兼ね備えた国随一の武官に。瑛琳は悠炎を密かに慕っていたが、皇帝の命により、後宮の生贄妃に選ばれてしまい…。悠炎を想いながらも身を捧げることを決心した瑛琳だが、神の国にいたのは偽の鳳凰神で…。そんなとき「俺以外の男に絶対に渡さない」と瑛琳を迎えに来てくれたのは真の鳳凰神・悠炎だった――。生贄シンデレラ後宮譚。
  • 後宮の生贄妃~呪われた少女が愛を知るまで~
    4.1
    死を予知できる目を持つ春麗は、家族から忌み嫌われ、虐げられてきた。家に居場所もなく、消えてしまいたいと願う日々。そんなある日、側にいる者は必ず死ぬと噂される皇帝・青藍の妃として、生贄のように入宮が決まる。しかし、恐ろしいはずの彼は、怪我をした春麗を心配し守ってくれて――。春麗にとって、誰かに優しくされるのは生まれて初めてのことだった。“死”の運命に導かれたふたりは、惹かれ合い、不幸な少女はいつしか愛に満たされて…。青藍を苦しめる死の真相を、春麗の目が暴く、シンデレラ後宮ラブストーリー。
  • 後宮の嫌われ白蛇妃~推し活をしていたら愛されちゃいました~
    5.0
    悪意をあやつる異能を持つ白家の苺苺。十六歳になった苺苺は、幼女・木蘭妃を悪意からお守りするため、皇太子妃候補として後宮入りすることに。でも、皇太子は病で後宮に不在だった――。特殊な容姿と異能のせいで後宮中から「嫌われ白蛇妃」と虐げられる毎日。それでも苺苺は木蘭を推しとして崇め奉り、お守りしていたけれど…。全力で推し活していたら、木蘭の秘密――真の姿は皇太子・紫淵だと明らかになり、「俺のそばにいてほしい」と寵愛されてしまい!?  美貌の皇太子×最下級妃の後宮シンデレラストーリー。
  • 後宮の幸せな転生皇后
    3.5
    R-18の恋愛同人小説を書くのが生きがいのアラサーオタク女子・朱音。ある日、結婚を急かす母親と口論になり、階段から転落。気づけば、後宮で皇后・翠蘭に転生していた! 皇帝・勝峰からは見向きもされないお飾りの皇后。「これで衣食住の心配なし!結婚に悩まされることもない!」と、正体を隠し、趣味の恋愛小説を書きまくる日々。やがてその小説は、皇帝から愛されぬ妃たちの間で大評判に!ところが、ついに勝峰に小説を書いていることがバレてしまい…。しかも、翠蘭に興味を抱かれ、寵愛されそうになり――!?
  • 後宮の巫女嫁~白虎の時を超えた寵愛~
    4.5
    額に痣のある蘭花は、美しい妹から虐げられ、家に居場所はない。父の命令で後宮勤めを始めると、皇帝をも凌ぐ地位を持つ守護神・白虎の巫女花嫁を選ぶ儀式に下女として出席することに。しかし、そこでなぜか蘭花が花嫁に指名されて…!? 猛々しい虎の姿から、息を呑むほどの美しい男に姿を変えた白星。「今も昔も、俺が愛しているのはお前だけだ」それは、千年の時を超え再び結ばれた、運命の糸だった。白星の愛に包まれ、蘭花は後宮で自分らしさを取り戻し、幸せを見つけていき――。
  • 後宮妃は龍神の生贄花嫁 五神山物語
    4.8
    有能な姉と比較され、両親に虐げられて育った黄煉花。後宮入りするも、不運にも煉花は姉の策略で身代わりとして恐ろしい龍神の生贄花嫁に選ばれてしまう。絶望の淵で山奥に向かうと、そこで出迎えてくれたのは見目麗しい男・青嵐だった。期限付きで始まった共同生活だが、徐々に距離は縮まり、ふたりは結ばれる。そして妊娠が発覚! しかし、突然ふたりは無情な運命に引き裂かれ…「彼の子を産みたい」とひとり隠れて産むことを決意するが…。「もう離さない」ふたりの愛の行く末は!?
  • 後宮薬膳妃~薬膳料理が紡ぐふたりの愛~
    5.0
    薬膳料理で人々を癒す平凡な村娘・麗華。ある日突然、皇帝から呼び寄せられ後宮入りすると、そこに皇帝として現れたのは、かつて村で麗華の料理で元気になった青年・劉伶だった。そして麗華は劉伶の専属の料理係に任命されて・・・!? 戸惑う麗華だったが、得意の料理で後宮を癒していく。しかし、ただの料理係だったはずが、「麗華を皇后として迎え入れたい」と劉伶のさらなる寵愛を受けて――。薬膳料理×後宮シンデレラストーリー。 ※この物語はフィクションです。実在の人物、団体等とは一切関係がありません。本作は二〇一九年十一月に小社・ベリーズ文庫『皇帝の胃袋を掴んだら、寵妃に指名されました~後宮薬膳料理伝~』として刊行されたものに、一部加筆・修正したものです。
  • この涙に別れを告げて、きみと明日へ
    -
    高二の凪は事故の後遺症により、記憶が毎日リセットされる。凪はそんな自分が嫌だったが、同級生と名乗る潮はなぜかいつもそばにいてくれた。しかし、潮は「思いださなくていい記憶もある」と凪が過去を思い出すことだけには否定的で……。どうやら凪のために、何かを隠しているらしい。それなら、嫌な過去なんて思いださなくていいと諦めていた凪。しかし、毎日記憶を失う自分に優しく寄り添ってくれる潮と過ごすうちに、彼のためにも本当の過去(じぶん)を思い出して、前へ進もうとするが――。
  • 今宵、狼神様の契約花嫁が身籠りまして
    4.3
    恋愛未経験で、平凡OLの陽茉莉には、唯一あやかしが見えるという特殊能力がある。ある日、妖に襲われたところを完璧エリート上司・礼也に救われる。なんと彼の正体は、オオカミの半妖(のち狼神様)だった!? 礼也は、妖に怯える陽茉莉に「俺の花嫁になって守らせろ」と言い強引に“契約夫婦”となるが…。「怖かったら、一緒に寝てやろうか?」ただの契約夫婦のはずが、過保護に守られる日々。――しかも、満月の夜は、オオカミになるなんて聞いてません!
  • 今宵、氷の龍は生贄乙女を愛す
    3.0
    大正と昭和の間にあった、とある時代にふたりは出会った――。養子として義両親に虐げられ育った幸せを知らない少女・唐紅和泉。龍の血を引くことで孤独に暮らす滝ケ原虹月。ふたりは帝の計らいで引き合わされ、お互いの利害一致のため和泉はかりそめの許嫁として、虹月と暮らすことに。でも彼は龍の血にまつわる秘密を抱えていて…!? 「虹月さまを怖いと思ったことなど一度もありません」「正式に俺の花嫁になってくれるか?」生贄乙女となった少女が幸せを掴むまでのあやかし和風シンデレラ物語。
  • 今夜、きみの涙は僕の瞬く星になる
    3.0
    恋愛のトラウマのせいで、自分に自信が持てないかの子。あるきっかけで隣の席の佐々原とメールを始める が突然告白される。学校で人気の彼がなぜ地味な私に?違和感を覚えつつも付き合うことに。しかし、彼は かの子にある嘘をついていて…。それでもかの子は彼の優しさだけは嘘だとは思えなかった。「君に出会う 日をずっと待ってた」彼がかの子を求めた本当の理由とは…?星の見える夜、かの子は彼を救うためある行 動に出る。そして見つけたふたりを結ぶ真実とは――。切なくも希望に満ちた純愛物語。
  • 最底辺の少女は龍神の最愛花嫁
    -
    4人の龍神を頂点に、異能の力で全ての序列が決まる国。無能である紗雪は最も下層の“最底辺”に属し、役立たずと馬鹿にされ、上位の民に虐げられ生きていた。しかし、龍神の中で最も力を持つ金の龍神・誉に、紗雪が隠し持っていた“強大な力”を見抜かれ、強引に結婚を迫られてしまう。力のためだけの、愛のない求婚のはずだったのに…。「ようやく見つけた、愛する俺の花嫁」誉はずっと前から紗雪を捜していたようで――。最底辺から幸せを掴む、大逆転和風シンデレラファンタジー。
  • 災厄の花嫁 鬼の軍神の最愛
    4.0
    災いを呼ぶあやかし「毒華姫」の封印の器として生まれ、恐れられ忌み嫌われていた透花。16歳を迎えた日、ついに毒華姫が目覚め暴走してしまう。そんな時「ようやく出会えたな、俺の透花」と美しい赤い瞳を持つ鬼の軍神・朔弥が現れ、口づけをされる。するとなぜか朔弥の力が増し、同時に毒華姫の災いも収まり――。しかし完璧に見える朔弥もまた、最強ゆえに恐れられ孤独だった。孤独なふたりの出会いは運命で「俺たちはふたりでひとつ、君は俺の花嫁だ」朔弥からの想いを受け、透花は自分の居場所を見出していく――。
  • 死神様に幸せな嫁入りを
    4.0
    叔母の家で虐げられ育った咲耶は、莫大な援助と引き換えに、人間界で暮らす神族のもとへ嫁がされる。相手は、神々からも恐れられ、花嫁になれば早死にすると噂される死神。しかし咲耶の前に現れたのは、この上ない美貌と財力を持つ冥加家当主・暁だった。愛のない政略結婚だったはずが、咲耶が花嫁として日々を懸命に過ごす中で、噂とはまるで違う暁の過保護な優しさに触れ、二人は徐々に惹かれ合う。「花嫁が必要なんじゃない。お前自身が必要なんだ」少女は心優しい死神のもとで愛を知る。和風シンデレラストーリー。
  • 春夏秋冬あやかし郷の生贄花嫁
    2.0
    かつては共存していた人と妖。だが、戦により世界は隔てられ、その真実を知るのは今や江櫻郷の民のみとなった。そんなある日、人と妖の世界を繋ぐ冥楼河に季節の花が流れてくる。 それは、妖の長に生贄を差し出さなければならない知らせだった──。生贄となった少女は方舟に乗ってゆっくりと霧深い河川を進み、やがて妖の世界へとたどり着く。そこで待っていたのは……? これは、天狗・朔弥、鬼・和月、狐・綴、白竜・閏の生贄として召し出された少女たちが、愛を知り、幸せになるまでの4つのシンデレラ物語。
  • 白龍神と月下後宮の生贄姫
    3.0
    家族から疎まれ絶望し、海に身を投げた17歳の澪は、溺れゆく中、巨大な白い龍に救われる。海中で月の下に浮かぶ幻想的な城へたどり着くと、澪は異世界からきた人間として生贄にされてしまう。しかし、龍の皇帝・浩然はそれを許さず「俺の妃になればいい」と、居場所のない澪を必要としてくれて――。ある事情でどの妃にも興味を示さなかった浩然と、人の心を読める異能を持ち孤独だった澪は互いに惹かれ合うが…生贄を廻る陰謀に巻き込まれ──。海中を舞台にした、龍神皇帝と異能妃の後宮恋慕ファンタジー。
  • 十月の終わりに、君だけがいない
    3.0
    高二の由芽には、昔から繰り返し見る夢があった。古い神社、学ラン姿の青年、悲しい別れ…。それはまるで前世の記憶のようにリアルで切ない夢。そんなある日、夢の中の青年にそっくりの蒼杜が転校してくる。運命を感じる由芽だったが、「君は十月に死ぬ運命だ」と、突然彼に宣告されてしまう。実は、蒼杜は由芽を死なせないために過去から来た人物だった──。「君のことは俺が守るから」夢の中だけだったはずの恋が本物になっていくのを感じる由芽。けれど、生き延びても死んでも、彼とは結ばれないと知って──。
  • 水龍の軍神は政略結婚で愛を誓う
    4.5
    あやかしの能力を引き継ぐ“継叉”の一族にもかかわらず、それを持たずに生まれた絃はある事件をきっかけに強力な結界へ引き籠っていた。十八歳になったある日、絃の元へ突如縁談が舞い込んでくる。相手はなんと水龍の力をもつ最強の軍神、冷泉士琉だった。「愛している。どれだけ言葉を尽くそうと、足りないくらいに」愛などない政略結婚だったはずが、士琉は思いがけず、絃にあふれんばかりの愛を伝えてくれて──。一族から見放され、虐げられていた絃は、士琉からの愛に再び生きる希望を見出していく。
  • 捨てられた花嫁と山神の生贄婚
    4.0
    没落商家の三笠家で、義理の母と妹に虐げられながら育った絹子。義母の企みにより、山神様への嫁入りという名目で山の中に捨てられてしまう。そこへ現れたのは、人間離れした美しさをまとう男・加々見。彼こそが実在しないと思われていた山神様だった。「ずっと待っていた、君を」と手を差し伸べられ、幽世にある彼の屋敷へ。莫大な資産を持つ実業家でもある加々見のもとでお姫様のように大事にされ、次第に絹子も彼に心を寄せるようになる。しかし、そんな絹子を妬んだ義母たちの魔の手が伸びてきて―!?
  • 大正偽恋物語~不本意ですが御曹司の恋人になります~
    3.7
    時は大正四年。両親を亡くし叔父夫婦に引き取られ、虐げられて育った没落令嬢・御鍵絹香。嫌がらせばかりの毎日に嫌気がさしていた。ある日、絹香は車に轢かれそうなところを偶然居合わせた子爵令息・長丘敦貴に後ろから抱きすくめられ、助けてもらう。敦貴に突然『恋人役にならないか』と提案され、絹香は迷わず受け入れる。期間限定の恋人契約のはずが、文通やデートを重ねるうちにお互い惹かれていく。絹香は偽物の恋人だから好きになってはいけないと葛藤するが、敦貴に「全力で君を守りたい」と言われ愛されて…。
  • 大正ロマン政略婚姻譚
    4.2
    時は大正十年。没落華族令嬢の郁子は、吉原へ売り渡されそうなところを偶然居合わせた紡績会社御曹司・敏正に助けられる。『なぜ私にそこまでしてくれるの…』と不思議に思う郁子だったが、事業拡大を狙う敏正に「俺と結婚しよう」と政略結婚を持ちかけられ…。突然の提案に郁子は戸惑いながらも受け入れる。お互いの利益のためだけに選んだ愛のない結婚のはずが、敏正の独占欲で過保護に愛されて…。甘い言葉をかけてくれる敏正に郁子は次第に惹かれていく。限定書き下ろし番外編付き。
  • 東西南北あやかし後宮の生贄妃
    3.0
    かつて激しい天災に見舞われ滅亡しかけた鴻国の人々は幽世に住まう妖王に救いを求めた。妖王は願いを受け止め、冥世を作り上げた。冥世では東西南北に配置した四つの宝玉に生贄を捧げることで安寧が保たれる。そして、宝玉に選ばれた生贄は皇帝の番として贄妃となり――。後宮入りした贄妃を待っていたのは果たして……?これは、鬼・宵嵐、虎・紫空、蛇・炯明、龍・憂岑の贄妃として後宮入りした少女たちが、愛を知り、幸せになるまでの4つのシンデレラ物語。
  • 猫島神様のしあわせ花嫁~もふもふ妖の子守りはじめます~
    4.0
    生まれつき治癒能力を持つ弥生は、幼い頃に怪我を治した少年と結婚の約束をする――時は経ち、恋も仕事も失いドン底の弥生の前に現れたのは、息を呑む程の美麗な姿に成長した初恋の相手・廉冶だった。「迎えにきた、俺の花嫁」と弥生をお姫様抱っこで、強引に連れ去って…!? 行き着いたのは、青い海に囲まれた、猫達が住み着く“猫島”。彼の正体は猫島を守る島神様だった!さらに彼の家には妖猫のマオ君が同居しており…。最初は戸惑う弥生だったが、マオ君のもふもふな可愛さと廉治の溺愛っぷりに徐々に癒されて…。
  • はい、こちら「月刊陰陽師」編集部です。
    3.0
    陰陽師家の血を継ぐ真名は、霊能力があるせいで、恋人もできず就活も大苦戦。見かねた父から就職先に出版社を紹介されるが、そこにはチャラ男な式神デザイナーや天気と人の心が読める編集長が…しかも看板雑誌はその名も「月刊陰陽師」!? 普通の社会人を夢見ていた真名は、意気消沈するが、そこに現れたイケメン敏腕編集者・泰明に、不覚にもときめいてしまう。しかし彼の正体は、安倍晴明の血を継ぐエリート陰陽師だった。泰明の魅力に釣られるまま、個性派揃いの編集部で真名の怪事件を追う日々が始まって――!?
  • 半透明の君へ
    3.8
    あるトラウマが原因で教室内では声が出せない“場面(ばめん)緘黙症(かんもくしょう)”を患っている高2の柚(ゆず)葵(き)。透明人間のように過ごしていたある日、クールな陸上部のエース・成瀬(なるせ)がなぜか度々柚葵を助けてくれるように。まるで、彼に自分の声が聞こえているようだと不思議に思っていると、成瀬から突然『人の心が読めるんだ』と告白される。少しずつふたりは距離を縮め惹かれ合っていくけれど、成瀬と柚葵の間には、ある切なすぎる過去が隠されていた…。“消えたい”と“生きたい”の間で葛藤するふたりが向き合うとき、未来が動き出す――。
  • バケモノの嫁入り
    -
    幼き頃、妖魔につけられた傷により、異形の醜い目を持つ千紗。顔に面布を付けられ、“バケモノ“と虐げられ生きてきた。ある日、千紗が侍女として仕える有馬家に妖魔が襲撃するが、帝國近衛軍、その頂点に立つ一条七瀬に窮地を救われる。化け物なみの強さと畏怖され、名家、一条家の当主でもある七瀬は自分とは縁遠い存在。しかし、彼は初対面のはずの千紗を見て、何故か驚き、「俺の花嫁になれ」と突然結婚を申し入れ…。七瀬には千紗を必要とする“ある事情”があるようだったが――。二人のバケモノ(・・・・・・・)が幸せになるまでの恋物語。
  • 100日間、あふれるほどの「好き」を教えてくれたきみへ
    -
    余命3カ月と宣告された高1の海月は、心細さを埋めるため、帰り道に偶然会ったクラスの人気者・悠真に「朝まで一緒にいて」と言ってしまう。海月はそのことを忘れようとするが、海月の心の痛みに気づいた悠真は毎日話しかけてくるように。「俺は海月と一緒にいたい」とストレートに気持ちを伝えてくれる悠真に心を動かされた海月は、一秒でも長く前向きに生きることを決意する――。ふたりのまっすぐな愛に涙が止まらない、感動の青春恋愛小説!!
  • 平安後宮の没落姫
    3.0
    有力者であった父を亡くし、従姉の慶子とその家族に虐げられてきた咲子。ある日、慶子に連れられ侍女として後宮入りすると、そこで出会った帝・千暁は、幼い頃から想い続けてきた初恋の人で…!? 千暁は咲子に和歌を送ることで十年来の愛を告げ、妃として寵愛する。身分の低い侍女の自分が、慶子を差し置いて帝と結ばれることなどないと考えていた咲子。しかし、「俺の皇后になるのは、お前以外考えられない」と千暁からさらなる愛を注がれて…!?平安後宮シンデレラストーリー。
  • 僕らに明日が来なくても、永遠の「好き」を全部きみに
    5.0
    高3の綾は、難病にかかっていて残り少ない命であることが発覚。綾は生きる目標を失いつつも、過去の出来事が原因で大好きだったバスケをやめ、いいかげんな毎日を過ごす幼なじみの光太のことが心配だった。自分のためではなく、光太の「明日」のために生きることに希望を見出した綾は…? 大切な人のために1秒でも捧げたい――。全力でお互いを想うふたりの気持ちに誰もが共感。感動の恋愛小説が待望の文庫化!
  • またね。~もう会えなくても、君との恋を忘れない~【スターツ出版文庫版】
    -
    もうすぐ高校生になる菜摘は、将来の夢も趣味も持たないまま、なんとなく日々を過ごしていた。そんな中、志望校の体験入学で先輩・大輔と出会い、一瞬で恋に落ちてしまう。偶然の再会を果たしたふたりの距離は、急速に近づいていって…。別れ際の大ちゃんからの“またね”は、いつしか菜摘にとって特別な言葉になっていた。そんなある日、両想いを夢見る菜摘の元に彼から、“彼女ができた”という突然の知らせが届いて…。切なすぎる恋の実話に涙が止まらない!!
  • 明治ロマン政略婚姻譚
    4.4
    時は明治。没落華族の令嬢のあやは、妾の子である故に、虐げられて育った。急死した姉の身代わりとして、紡績会社の御曹司・行基と政略結婚することに。麗しい容姿と権力を持つ完璧な行基。自分など釣り合うわけがない、と形だけの結婚として受け入れる。しかし、行基はあやを女性として扱い、宝物のように大切にした。あやにとって、そんな風に愛されるのは生まれて初めての経験だった。愛のない結婚のはずが、彼の傍にいるだけでこの上ない幸せを感じるようになり…。孤独だった少女が愛される喜びを知る、明治シンデレラ物語。
  • 夜叉の鬼神と身籠り政略結婚~花嫁は鬼の子を宿して~
    3.1
    親に捨てられ、愛を信じられないおひとり様OLのあかり。嫌味なくらい完璧で、冷徹無慈悲な鬼上司・柊夜が苦手だ。それなのに、飲み会の夜、あろうことか一夜を共にしてしまう。翌月、妊娠が発覚!悩んだ末に柊夜に話すと「俺の正体は夜叉の鬼神だ」と衝撃の事実を打ち明けられる。そして“鬼神の後継者”であるお腹の子を産むまでの、かりそめ夫婦を始めることに。しかし形だけの夫婦だったはずが、別人のような過保護さで守られ、愛されて…。愛とは無縁の人生を送ってきたあかりはいつしか幸せで満たされ――。
  • 山神様のあやかし保育園~強引な神様と妖こどもに翻弄されています~
    3.5
    保育士資格を取得し短大を卒業したばかりの君島のぞみは、唯一の肉親・兄を探して海沿いの街へやってきた。格安物件があるという山神神社を訪ねると、見目麗しい山神様・紅の姿が。紅が園長の保育園に住み込みで働けることになったものの「俺の好みだ」といきなりアプローチされて…。早速保育園をのぞくと狐のようなふさふさの尻尾がある子が走り回っていて…そこはあやかしこどもの保育園だった――。仕方なく働きはじめると、のぞみは紅にもこどもたちにも溺愛され、保育園のアイドル的存在になっていき…。
  • 遊郭の花嫁
    2.0
    薄紅色の瞳を持つことから気味悪がられ、虐げられて育った吉乃。多額の金銭と引き換えに遊郭に売られた吉乃は、遊郭の頂点に立つ男・咲耶にある異能を見抜かれる。吉乃が流す涙には“惚れ薬”の効能があり、それは遊郭で天下を取れることを意味していた――。しかし、吉乃の力に気づいた遊女や妖たちに吉原内で狙われることになり…咲耶は、吉乃を守ると誓う。「お前は俺の最愛の花嫁だ」――架空の遊郭を舞台にした、花嫁シンデレラ物語。
  • 余命わずかな花嫁は龍の軍神に愛される
    4.5
    帝都の華族・巴家当主の妾の子として生まれてきた咲良は義母に疎まれ、ふたりの義姉には虐げられ、下女以下の生活を強いられていた。ある日、人気のない庭園で幼いころに母から 教わった唄を歌っていると「――貴女の名を教えてくれないか」と左眼の淡い桜色の瞳が美しい龍の軍神・小鳥遊千桜に声をかけられる。千桜は咲良にかけられた“ある呪い”を龍神の力で見抜くと同時に「もう俯く必要はない。俺のもとに来い」と突然婚約を申し込み――!?余命わずかな少女が龍神さまと永遠の愛を誓うまでの物語。
  • 龍神様と巫女花嫁の契り
    4.2
    社内恋愛でフラれ恋も職も失った静紀は、途方に暮れ訪ねた『龍宮神社』で巫女にスカウトされる。静紀が平安の舞の名士・静御前の生まれ変わりだというのだ。半信半疑のまま舞えば、天から赤く鋭い目をした美しい龍神・翠が舞い降りた。驚いていると「てめえが俺の花嫁か」といきなり強引に求婚されて!? かつて最強の龍神だった翠は、ある過去が原因で神力が弱まり神堕ち寸前らしい。翠の神力を回復する唯一の方法は…巫女が生贄として嫁入りすることだった!神堕ち回避のための凸凹かりそめ夫婦、ここに誕生!?
  • 龍神様の求婚お断りします~巫女の許婚は神様でした~
    3.5
    神を癒す特別な巫女として生まれ、天上の国で育った・真宵。神と婚姻を結ばなければ長く生きられない運命のため、真宵に許婚が決められる。なんと相手は、神からも恐れられる龍神・冴霧。真宵にとって兄のような存在であり、初恋の相手でもあった――。「俺の嫁に来い、真宵」冴霧からの甘美な求婚に嬉しさを隠せない真宵だったが、彼の負担になってしまうと身を引こうとするけれど…!?その矢先、ふたりを引き裂く魔の手まで伸びてきて…。「俺がお前を守る」神様と人間の愛の行方は…!?
  • 龍神と番の花嫁~人魚の花嫁は月華のもと愛される~
    -
    青い瞳で生まれ、気味が悪いと虐げられ育った凍華は16の誕生日に廓に売られた。その晩、なぜか喉の渇きに襲われた凍華は客を襲いかけ、妖狩りに追われることに。凍華は人魚の半妖で、人の魂を求めてしまう身体だったと知らされる。逃げる凍華の元に「ようやく見つけた、俺の番」と、翡翠色の切れ長の瞳が美しい龍神・琉葵が現れ救ってくれた。人魚としての運命に絶望する凍華だったが「一緒に生きよう。その運命も含めお前を愛する」と、琉葵からの目一杯の愛情に、凍華は自分の居場所を見つけていき――。
  • 龍神の100番目の後宮妃~宿命の契り~
    4.5
    天涯孤独の村娘・翠鈴は、国を治める100ある部族の中で忌み嫌われる「緑族」の末裔であることを理由に突然後宮入りを命じられる。100番目の最下級妃となった翠鈴は99人の妃から虐げられて…。粗末な衣装しか与えられず迎えた初めての御渡り。美麗な龍神皇帝・劉弦は人嫌いの堅物で、どの妃も門前払いと聞いていたのに「君が宿命の妃だ」となぜか見初められて――。さらに、その契りで劉弦の子を身籠った翠鈴は、一夜で最下級妃から唯一の寵姫に!? ご懐妊から始まるシンデレラ後宮譚。
  • 龍と贄巫女の番
    3.5
    神々に守護された空木津国では、神は運命の「花巫女」を選び取る。しかし堕ち神に襲われ霊力を失った白雪は「落ちこぼれ巫女」と蔑まれていた。そんなある日、冷酷無慈悲で“神殺し”と恐れられる龍神の贄巫女になることを命じられた白雪。ところが龍神の正体はかつて堕ち神から命を救ってくれた美しい最強の龍・雨月だった。愛のない政略結婚のはずが、彼に守られ愛されて…。実は白雪は、彼が必要とする最強の異能を秘めていた――「君は俺の唯一」これは無能だった少女が本当の愛を知るまでの物語。

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