音楽 - NHK出版作品一覧
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4.2ベルリン・フィルを初めて指揮した日本人の真実 ナチス政権下のドイツ、そしてヨーロッパ各地で、タクトを振り続けた日本人指揮者・近衛秀麿。実は、彼はその音楽活動の陰で、ひそかにユダヤ人の保護・救出を行っていた――。発掘された新資料をもとに、マエストロ・秀麿の「知られざる営為」をひも解くノンフィクション。BS1スペシャル『戦火のマエストロ・近衛秀麿―ユダヤ人の命を救った音楽家―』の出版化。 [内容] プロローグ 第一章 ベルリン・フィルを初めて指揮した日本人 第二章 ナチス政権下の音楽家たち 第三章 亡命トライアングル 第四章 「近衛オーケストラ」の秘密 第五章 最後の謎──米軍中尉ネルソンとの対話 エピローグ
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3.5無二の作品世界はいかにして生まれるのか? 「アニメ劇伴の女王」知られざる30年史 「魔法少女まどか☆マギカ」「Fate/Zero」「ソードアート・オンライン」をはじめとするアニメ作品の劇伴のほか、人気歌手への楽曲提供や、ソロプロジェクトに及ぶマルチな活躍によって、老若男女、国内外を問わず圧倒的な支持を集める作曲家、梶浦由記。昨年デビュー30周年を迎え、海外コンサートツアーや、劇伴作曲家としては異例の武道館ライブに挑んだ。そんな梶浦に初の長期密着取材を敢行したNHKBSのドキュメンタリーは多くの反響を呼んだ。本書は、放送未公開部分や梶浦への追加取材を大幅に加え、知られざる彼女の創作の極意とその人となりに迫る、ファン必携の一冊である。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「3マス流 本田メソッド」による新たなピアノレッスンを、誌面と動画でサポート! 2024年10-12月に放送されたNHK「3か月でマスターする ピアノ」。その番組テキストは累計発行部数10刷22万部を超える大ヒットとなった。多くの人が「久しぶりに」、または「はじめて」ピアノに挑戦しようという気持ちになったきっかけが、番組講師である本田聖嗣さんによる極めて合理的なピアノ教授法、「3マス流 本田メソッド」によるレッスンである。理屈や理由を頭で理解し、それを「ピアノを弾く」という運動につなげるという理にかなった指導方法と、曲の魅力を余すところなく伝えることで、「弾きたい」気持ちを後押ししてくれるレッスンだ。 本誌では、テキストで「ジムノペディ」「革命」に挑戦した人に、新たな課題曲3曲を本田さんが選曲。それぞれについて、リハーサルマーク、指番号などを記載したスペシャルバージョン楽譜を収載し、そのレッスンポイントを丁寧に解説。レッスンのサポートに役立つ、本田さんによる演奏動画もQRコードから視聴できる。 *電子書籍版ではプレゼント応募券ほか、一部収録していないコンテンツがございます。あらかじめご了承ください。 【構成3PART概要】 PART1 頭で理解、体で納得! 3マス流・本田メソッドの基礎固め オトナだからこそ、深く理解できるから実践まで最短でたどりつくことができる「3マス流・本田メソッド」の基本をおさらい。姿勢の重要性、「サルの手理論」「バスのワイパー理論」などの弾き方の基本と、楽しく、そして役立つピアノ上達のためのストレッチなどを紹介。 PART2 3マス流・本田メソッドで弾く3曲「楽しき農夫」「月光」「アラベスク」レッスン 今回の課題曲3曲について、作曲家の紹介、そして曲に込められた思いや、その思いをどのように受けとめて弾くべきかを本田さんならではの「なるほど!!」が詰まった解説で味わう。もちろん、効率的に上達する秘訣も満載! 【1曲目】「ジムノペディ」が難しい!と感じたあなたに~シューマン「楽しき農夫」 【2曲目】「ジムノペディ」に挑戦したあなたに~ベートーヴェン「月光」 【3曲目】「革命」に挑戦したあなたに~ドビュッシー「アラベスク」 PART3 もっと楽しめる! オトナのピアノ #1 「ジムノペディ」「革命」が弾けなかったあなたのための解決メソッド 2曲それぞれに挑戦した方から多くあがった「ここが難しかった」「ここができなかった」などのお悩みポイントをピックアップ。それらを解決する方法を本田さんが解説。 #2 チャートでわかる! 次におすすめのレッスン曲 今回紹介した3曲のほかにも、練習したいポイントや、得意なところを生かして弾くことができる曲を、チャート式で自分の傾向を知って選べるピアノレッスン曲紹介ページ。 #3 リズムを極める!ケチャに挑戦 番組でも紹介した「ケチャ」について、本田先生と楽しくチャレンジ! まさに「3か月でマスターする ピアノ」ファンのための第二弾!
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4.0両親がともに学生時代から音楽をたしなんでいたこともあり、紀平カイルは楽器に囲まれて育つ。物心つく前から一度聞いた音を即座に再現できるなど、絶対音感と驚異的な記憶力があった。一方で、言葉の遅れや強いこだわりなど、気がかりなことも多かったという。そんなカイルが自閉スペクトラム症と正式に診断されたのは3歳のとき。両親は障害をひとつの個性と受け止め、多くのことにチャレンジさせてきた。いつしかカイルはピアニストになる夢を抱き、母はその夢をかなえるために寄り添い続けた。そしてとうとうプロデビューを果たす。多くを語らない息子に代わって、そばで見守り続けてきた母が、ピアニストとして羽ばたくまでの道のりを丁寧に振り返る感動作。巻頭のカラー口絵では、誕生からピアニストとしてデビューするまでの歩みを紹介する。
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4.0吉田拓郎からVaundyまで。時代の「てっぺん」を取った音楽家をつなぐ通史! 「あの音楽家がいちばんすごかった時代」と「あの時代にいちばんすごかった音楽家」、両者の視点から生まれた無二のポップス史。 レジェンド音楽家が何を成し遂げたのか、そして誰に何を継いだのか――日本の大衆音楽史に一本の進化論軸を通す。 本書は日本のロック、フォーク、ニューミュージック……「日本ポップス史」の全体像を知りたいと思ったときにまずは手に取るべき設計図、見取り図となるだろう。 「作品性」だけに傾倒するのではなく、「時代性」、ひいては「大衆性(≒セールス)」までをしっかりと捕捉したスージー鈴木流の「通史」がここに誕生。
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4.0正統にして先鋭。180年受け継がれてきた音楽と伝統の奇跡 言わずと知れた世界最高峰のオーケストラ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。なんと彼らは創設から一貫して経営母体を持たず、その運営を演奏家たち自身が行っている。なぜ彼らは長きにわたり後ろ盾なしで存続し、伝統を守り続けてきたのか。2020年、コロナ禍でコンサート開催が困難を極めた時期の来日公演の舞台裏から、組織のマネジメント形態や奏者たちによる「民主制」の内実、偉大な音楽家との関わりや戦時の対応、変化するマネタイズの手法まで。音楽ジャーナリストとして楽団長や団員に取材を行い、同時に彼らのレコーディングにも参加する著者が明かす、180年続くウィーン・フィルの「行動原理」。 第1章 音楽界のファーストペンギン 第2章 ウィーン・フィルとは何者か 第3章 ウィーン音楽文化と自主運営の歴史 第4章 戦争が落とした影 第5章 王たちの民主主義 第6章 アート・マネジメントの先駆として
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4.2なぜ彼らの歌は色褪せないのか? シュガー・ベイブや竹内まりや、加藤和彦、フリッパーズ・ギター、そして忌野清志郎+坂本龍一の「い・け・な・い ルージュマジック」など……、数々の大物ミュージシャンの音楽プロデュースを手掛け、今日まで40年以上業界の最前線で活動を続けてきた伝説の仕掛人が、彼らの素顔と、長く愛され、支持され続けるものづくりの秘密を明らかにする。 ■本書に登場するアーティスト YMO 伊武雅刀 忌野清志郎(RCサクセション) 大滝詠一 加藤和彦 小室等 坂本龍一 サディスティック・ミカ・バンド ザ・フォーク・クルセダーズ シュガー・ベイブ 鈴木茂 センチメンタル・シティ・ロマンス 高橋幸宏 竹内まりや 細野晴臣 吉田拓郎 ほか多数
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3.5チャリティ・ソングの金字塔が アメリカン・ポップスの青春を終わらせた? 1985年に発表された〈ウィ・アー・ザ・ワールド〉は、全米のスターたちが飢餓救済のために集ったチャリティ・ソングの金字塔として名高い。しかし、もしこの曲がアメリカン・ポップスを「終わらせた」張本人だとしたら……。映画音楽に始まるポップスの歴史をやさしくひもときながら、奇跡の楽曲が生まれた背景、その後にもたらされた「呪い」の正体を検証する。 80’sの語り部・西寺郷太が放つ渾身の一冊! [内容] はじめに──1985年。アメリカン・ポップスの青春が、終わった。 第1章 アメリカン・ポップスとは何か 第2章 ディスコとMTVが、世界を混ぜた 第3章 〈ウィ・アー・ザ・ワールド〉徹底研究 第4章 華やかな夜の影で 第5章 〈ウィ・アー・ザ・ワールド〉の呪い あとがき
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