囲碁・将棋 - 講談社作品一覧

  • 考えて、考えて、考える
    3.8
    史上初の八冠達成に挑む、天才棋士・藤井聡太が自身で語る半生。 「死ぬまで努力」を掲げる稀代の名経営者との対話から見えてきた、異次元の天才の頭の中身とは――。 勝つ楽しさ、負ける悔しさを知って強くなった少年時代。 悔しさを乗り越え、負けをとことん分析することで、さらに強くなっていった奨励会時代。 将棋に出会った幼少期から、勉学の意味を考えながら通った高校時代、趣味の話、コロナ禍での日常生活、将棋AIの使い方、普段の研究方法、対局時の心構え、棋士になって変わったこと、これからの目標――。 次々と最年少記録を塗り替え、驚異的な勝率で勝ち続ける藤井聡太の強さの源を探る対談集。
  • 前人未到
    3.5
    史上初の八冠達成に挑む棋士・藤井聡太 × 日本を代表するノーベル賞受賞科学者・山中伸弥 常に挑戦を続ける偉才同士の熱量溢れる対談をたっぷり収録 まだ誰もみたことのない景色を見るために―― 日々努力を続けるすべての人へ贈る、白熱の対談集! 「iPS細胞という新技術をいかに多くの患者に届けるか」をミッションとする研究者。 「数字・記録よりも、自分自身としてどこまでも強くなりたい」と語る棋士。 分野は違えど、過酷な競争世界の最前線で前人未到の挑戦を続けるふたりが語り合う、 日常の準備、学び方、メンタルの持ち方、AIとの向き合い方――。 今必読の対談集! 『挑戦 常識のブレーキをはずせ』を文庫化にあたり改題しました
  • 教養としての将棋 おとなのための「盤外講座」
    3.9
    将棋は指さなくても面白い。「観るファン」のための初めての本格的将棋ガイド。羽生永世七冠、梅原猛氏らが将棋の魅力を語り尽くす!
  • あっと驚く三手詰
    -
    1巻880円 (税込)
    「たかだか三手詰なのだから解けないはずがない」という人も、何とかあっと驚かせてみせようというのが作者の魂胆である。棋力アップというよりも、個性ある駒の動きの不思議さユニークさ、そして詰みの迷路の楽しさを味わっていただけたらと願っている。(「はじめに」より)
  • 介護士からプロ棋士へ 大器じゃないけど、晩成しました
    4.3
    1巻1,265円 (税込)
    幼い頃から将棋を始め、中学2年生で一度はプロ棋士への道へ歩み始めるも、2度も退会を余儀なくされ、その度に類いまれな努力と忍耐力で復活を遂げて来た今泉健司さん。本書では41歳という戦後最年長でプロ棋士合格を果たした彼の生い立ちから2度の挫折、決戦までを綴ります。40歳をすぎて夢を実現させた「41歳のオールドルーキー」今泉健司さんの「大器晩成」の成功の秘密とは?
  • 木村一基 折れない心の育て方 一流棋士に学ぶ行動指針35
    4.0
    「観る将」という言葉が定着しました。将棋の細かな知識・技術はないけれど、棋士という人間の魅力にひかれ、温かく見守る人々が増えています。中高年にも若い女性にもファンが圧倒的に多いのが木村一基という棋士。40代を超えると棋力が落ちていくと言われる中、誰もがもうタイトル獲得は難しいだろうと思っていたその時に、まさにタイトルを46歳で初獲得したのです。 出世競争から脱落していくのがサラリーマンの世界。思うようにならないのが社会人の日常です。中高年が木村さんに共感し、応援しているのは、どこかで自分を投影できる人物だから、勝ち負けがはっきり出てしまう将棋というわかりやすい世界の人物だからなのです。 負けて泣き、勝って泣き、解説を担えば、ボケ・毒舌・ぼやき……、皆をひきこむサービス精神一杯の話を披露。「千駄ヶ谷の受け師」「将棋が強いただのおじさん」「おじおじ」「かじゅき」などのニックネームがつくのも人気の証です。 いかに将棋の世界を生き、史上最年長でタイトルを初獲得できたのか? 何を支えに試練を乗り越えているのか? そして何を信じているのか?  いかに将棋とプライベートの世界を両立させているのか? など、今まで語られてこなかった興味深い内容は、ビジネスや自己啓発にも役に立つ一冊。
  • 碁のうた 碁のこころ
    -
    1巻1,320円 (税込)
    紫式部と清少納言が打ったらどんな結果になるか、松尾芭蕉はどのくらい強かったのか。夏目漱石は? 正岡子規は? さらに杜甫は? 蘇東坡は? 残された作品(うた)だけが推理の材料。 ●こういうものが読みたかった! という一冊として躊躇なくこの本を挙げる。碁の対局をみるたびに、これは詩であり、哲学だという思いを深めるばかりだが、本書によって古今東西の囲碁の詩と出会い、囲碁のドラマに分け入る。詩人の心に湛えられた碁の真髄は勝・負の世界を少しく超えて永遠だ。盤上に生まれた味わいある詩の空間を共有するよろこびは、碁を打つ愉悦に劣るものではない。――馬場あき子
  • 島研ノート 心の鍛え方
    3.2
    1巻1,265円 (税込)
    著者は「島研」を主宰し、羽生善治、森内俊之、佐藤康光という三人の名棋士の成長を十代の時からつぶさに見守ってきた。トップクラスで戦い続ける三人の、長持ちする驚異的な技術と、それを支える精神構造の秘密を書ける人間は、著者を置いて他にはいないだろう。将棋ファンはもちろん、ビジネスマンにも参考になる「心の鍛え方」のヒントが満載である。
  • 証言 羽生世代
    4.3
    ■■■彼らはなぜ「強かった」のか?■■■ ■■■「一つの時代」は本当に終わったのか?■■■ 世代交代が進む中で 天才たちはいま、何を思い、考えているのか。 危機感と劣等感、痛恨と意地 敬意と憧憬、そして誇り―。 羽生善治・渡辺明・谷川浩司・佐藤康光 森内俊之・藤井猛・郷田真隆・久保利明・先崎学ら 計16人の棋士のロングインタビューを収録。 ・・ 将棋界において30年以上にわたり その頂点に君臨し続けてきた「羽生世代」。 しかし50歳が近づくにつれて 彼らの成績はゆるやかに下降し始めた。 そして近年は、藤井聡太ら精鋭たちに押され、 以前のような圧倒的な結果を残せなくなっている。 世代交代が現実のものになったのだ。  羽生世代の棋士だけでなく  羽生世代の突き上げを食らった年上棋士  羽生世代の牙城に挑んできた年下棋士たちが はじめて明かした本音とは。  「奇跡の世代」の深層に気鋭の将棋観戦記者が迫った。 【本書のおもな内容】 ■序 章 将棋界で起きた「31年ぶりの一大事」:大きな転換期を迎えた羽生世代 ■第1章 羽生世代はなぜ「強かった」のか:突き上げを受けた棋士の視点 谷川浩司 黄金世代と対峙してきた“光速流”の本音 島 朗   「55年組」やいまの若手と彼らは何が違うのか 森下 卓  世代の狭間で気持ちを崩した俊英の告白 室岡克彦 強豪たちに大きな影響を与えた先達の見解 ■第2章  同じ世代に括られることの葛藤:同時代に生を受けた棋士の視点 藤井 猛  棋界の頂点に立っても拭えなかった劣等感 先崎 学  早熟の天才が明かす同年代ゆえの「複雑さ」 豊川孝弘 奨励会入会が同じだった年上棋士の意地 飯塚祐紀 タイトル戦で競っていない奨励会同期の思い ■第3章 いかにして下剋上を果たすか:世代交代に挑んだ棋士の視点 渡辺 明  将棋ソフトがもたらした“世代交代”の現実 深浦康市 いまも忘れ難い「控室での検討風景」 久保利明 “さばきのアーティスト”が抱いていた危機感と憧憬 佐藤天彦 難攻不落の牙城を撃破した“貴族”の視座 ■第4章 羽生世代の「これから」:一時代を築いた棋士の視点 佐藤康光 人間の限界に挑んできたことの誇り 郷田真隆 定跡を一からつくってきた者たちの痛恨と自負 森内俊之 小学4年からの将棋仲間が「天才」だったことの幸せ 羽生善治 “年相応の難しさ”をどう乗り越えていくか
  • 筋場理論 囲碁400年の歴史を変える究極の打ち方
    -
    1巻1,595円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ベストセラー『依田ノート』から10年、ついに完成した新理論は、日本のプロ棋士制度400年の歴史を変える新発見! 「筋」=「石が動いている形」……これを言葉で表現するのは、実は、至難の業。それを歴史上初めて、名人4連覇を果たした達人が、具体的に、明確に定義づけた! 「この法則を理解すれば、初心者から高段者まで誰でも筋良く打てるようになります。私が3目強くなることをお約束します」(依田紀基)
  • ストーリーでわかる! はじめての将棋ナビ☆
    -
    みなさんは、将棋について、どのようなイメージを持っていますか?「なんだか難しそうで、とっつきにくそう」 そんな声が聞こえてきそうですね。 将棋は、ふたりで遊ぶボードゲームです。 将棋盤の上で、駒をたたかわせ、先に相手の王様をつかまえたほうが勝ちです。「考える力」を育むことができるといわれています。 ルールがわかると、とってもおもしろいゲームなのですが、難しいイメージがあるためか、ふれることがないまま、「食わずぎらい」になってしまう子が多いようです。 とくに女の子は、男の子に比べて、始めるきっかけが、つかみにくいかもしれません。 そこで小学生の女の子に向けて、将棋の魅力を伝えたいと思い、この本を作りました。 ごくごくふつうの女の子が、プロ棋士を目指す転校生との出会いによって、将棋に夢中になっていくストーリー編と、将棋のルールをわかりやすくお伝えするレッスン編に分かれており、どちらからでも、また、どちらかだけでも、楽しむことができます。 将棋のルールがまったくわからない子でも、ストーリー編の主人公・永長陽菜といっしょに成長でき、この本を読みおえるころには、対局ができるようになっているはずです。 老若男女だれでも楽しめる将棋のおもしろさを、ぜひ知ってみてください。

    試し読み

    フォロー
  • なめたらあかん三手五手
    -
    1巻880円 (税込)
    もともと私は詰将棋版、街の似顔絵作家になりたいと思っていた。大きな志はないが、小さなプロ意識は徹底しているつもりである。超短編の世界は、作者と解く人が瞬時に競う小さな勝負の場かもしれない。「三手や五手なら解けるはず」そんな人向けに、あっと驚かせようという魂胆が作者の一貫したテーマである。(「はじめに」より)
  • 並べるだけで強くなる 虎丸の自選自解好局集 十代名人への軌跡
    -
    1巻1,595円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 昨年の囲碁名人戦では、史上初の十代名人が誕生しました。さらに、芝野虎丸新名人は、その勢いそのままに、国民栄誉賞受賞者である井山元七冠を破り、王座も獲得しています。いま、一番注目されている日本の棋士であり、中国韓国のトップ棋士と渡り合える棋士の一人でもあります。 囲碁将棋ともに棋譜並べは上達の秘訣の1つであり、初手から石を並べ、解説と想定図を読むことで、序盤の布石感覚から石の攻め方守り方など、プロの感覚が学べます。また、実戦での攻防にはドラマのような面白さがあり、悪手を含めプロの実践を自分が打っているような感覚で楽しめます。 本書では、虎丸名人の入段から現在までの、井山裕太四冠、張栩名人、趙治勲名誉本因坊、一力遼八段、大竹英雄名誉碁聖などの大棋士から新進気鋭の棋士を相手に、大石を殺した対局や、逆転に次ぐ逆転の対局、名人獲得の対局を厳選。虎丸新名人の青春の棋譜として、成長を追体験できます。 また、大事な局面では今までの棋譜並べの本にはない、「次の一手」の問題を入れ、楽しみながら学べるようにするほか、棋譜にAIの評価値を掲載、AIの評価と棋士の意識の違いも興味深いところです。さらに、 「上達が早くなる! 虎丸流棋譜並べ法」を解説、初心者向けに囲碁の歴史や用語も説明しています。なお、棋譜はヨセを割愛せず、最終手まで掲載しています。
  • 不屈の棋士
    4.4
    羽生善治は将棋ソフトより強いのか。渡辺明はなぜ叡王戦に出ないのか。最強集団・将棋連盟を揺るがせた「衝撃」の出来事、電王戦でポナンザに屈した棋士の「告白」とは? 気鋭の観戦記者が、「将棋指し」11人にロングインタビューを敢行。プロとしての覚悟と意地、将来の不安と葛藤……。現状に強い危機感を抱き、未来を真剣に模索する棋士たちの「実像」に迫った。
  • 藤井聡太はどこまで強くなるのか 名人への道
    3.7
    「負ければニュースになる」ほど強い藤井聡太五冠。果たして史上最年少名人記録は更新されるのか? 現記録保持者にして第十七代永世名人となった著者が、さらなる進化を続ける藤井将棋と過酷さを増す将棋界のいまに迫るとともに、棋士・将棋界にとっての「名人」とはなにかを自らの経験も含め明かす。 構成 第一章 最高峰を極める     既成概念を覆す強さ、偉大な記録が才能を育てる、名古屋将棋対局場という追い風 etc. 第二章 王道の将棋 番勝負での圧倒的強さ、読みの速さと深さで「二度負ける」、棋士のピークは二十五歳か etc.  第三章 過酷な戦い     長く活躍できるのが名人の条件、ネット中継が将棋を変える、クラスによって変わる戦い方 etc.     第四章 「打倒藤井」戦略 王道に勝つための戦い方、藤井さんが強いから勝てた、若手ホープの追い上げ etc. 第五章 史上最年少名人への道  弱かったら負けたらいいんや、中原先生との挑戦者決定戦、弱い名人から並の名人に etc. 第六章 巨星の軌跡    木村義雄名人宅への訪問、大山康晴という巨大山脈、羽生世代という大きな塊 etc.   第七章 最前線の攻防    将棋が面白くなっている、すべての駒が守り駒と攻め駒になる、終わりのないAI研究合戦 etc.
  • 藤井聡太論 将棋の未来
    4.0
    「天才は天才を知る」。レジェンドが迫る巨大な才能の秘密。 AIの登場以降、大きく変貌する将棋界。そこに現れた若き天才・藤井聡太。 14歳2ヵ月・史上最年少のプロデビュー後、衝撃の29連勝から始まり、史上最年少でのタイトル獲得など、次々と記録を塗り替えていく彼のすごさとは? 人間はどこまで強くなるのか? その謎を、史上最年少名人位獲得の記録を持つレジェンドが、自らの経験を交えながら、さまざまな角度から解き明かすとともに、多士済々の頭脳集団が切磋琢磨し、進化しつづける将棋の魅力を伝える。 第一章 進化する藤井将棋     ケタ外れの「頭の体力」・棋士も経験する「ゾーン」状態・時間配分をコントロールする etc. 第二章 最強棋士の風景      谷川・羽生の両方を持っている・トップ棋士の研究量・シビアな勝負師に徹して etc.      第三章 不動のメンタル     負けん気と平常心の両立・記録ではなく、強くなること・最年少名人記録は破られるか etc.  第四章 「将棋の神様」の加護     羽生世代が起こした序盤革命・苦手意識をどう克服するか・恐ろしいほどの強運 etc. 第五章 「面白い将棋」の秘密     勝った相手に楽をさせない・将棋は学業にも役に立つ・盤面をイメージせず読む・強さの源泉は詰将棋にあり etc.  第六章 AI革命を生きる棋士     人間と異なる形勢判断・強さとAIは関係ない・自分で考えなければ強くなれない・一局で一手研究が進む時代・五十代の戦い方 etc.   第七章 混沌の令和将棋 堅さよりもバランス重視・トップ棋士に求められる受けの力・美学に反した手を見直す etc.
  • 米長将棋勝局集
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 さわやか流──米長の棋風に冠された形容詞だ。しかし一歩退いて、その摩訶不思議とも言える棋譜を見るとき、妖しいまでの粘着力に気づくはずだ。さわやか流どころか、底無しの泥沼流と極言できるかもしれない。正々堂々の本格大軍陣、機略縦横の魔法陣など、鬼才の恐るべき神技の冴えを、存分に堪能していただこう! 大山康晴、中原誠、加藤一二三ら強豪を相手に、正攻法でまたは機略縦横の妙手で堂々勝利する、米長将棋の真髄を紹介する。

最近チェックした本