TL小説 - 夢中文庫作品一覧

  • 激重溺愛~転生した悪役令嬢ですが最強シスコン兄から逃げられません~
    3.2
    生粋のアラサーオタク女子が、乙女ゲーム世界の悪役令嬢・アンジェリカに転生してしまった。覚えている限り、このままでは悲惨な最期を迎えてしまう。今ならまだ間に合う、傲慢にならない! できれば推しの王太子と結ばれるルートを歩みたい! そうした幼いころからの努力も報われ礼儀正しく成長。けれど昔からアンジェリカにべったり甘々だった兄・ジェレミーの凄まじい溺愛も進化し、シスコンの度を超えた愛情表現に悩まされている。そしてとうとう、アンジェリカが王太子に思いを馳せるのに強く嫉妬したジェレミーは──「アンジェリカ、俺のものになれ」 駄目なのに……与えられる快楽に蕩け、激重な愛に打ちのめされ、呑まれて!?
  • 一日一回強制発情する私とちょい悪紳士な騎士隊長、忍耐の蜜甘旅に出ます
    4.6
    「今から触るからね。力を抜いて楽にして」――下級メイドのエミリーは仕事中、押収品の魔法薬をかぶってしまった。それは定期的な発情を促す強力な媚薬。はやくも熱い衝動に襲われたエミリーは、騒ぎに駆けつけた片想い中のイケオジ騎士隊長・テオに初めての刺激を与えられ昇りつめる。ふたりは、永続的に繰り返す発情を解くため、解呪薬を作れる魔法士のもとに旅に出ることに。テオは優しく紳士的で、最低限の接触で衝動を発散させてくれるのだが――「気持ちいいよな?」刺激を求めるエミリーに応えるようにテオの乱し方も口調もどんどん意地悪に!? けれどテオは涼しい顔で、エミリーが達するのを見届けるだけで……?
  • スミレの君に恋をした。~大好きで大嫌いな元カレの一途な求愛~
    4.0
    これからもずっと、君に恋をし続ける──。高校生のころ、真子は全校生徒の憧れの存在だった1つ年上の涼介と初恋を実らせた。なのに、夏休みのある日を境に彼の態度が急変し失恋。そしてあれから9年──。真子の勤めるフラワーショップで2人は再会。二度と会いたくなかったのに……。医師になり実家の病院で働く彼は何かと理由をつけて真子のもとを訪れ、ひたむきに気持ちをぶつけてくる。「今度こそ、ぜんぶ俺のものにしてもいい?」あのときの苦しさも戸惑いも、やっぱり胸が高鳴ってしまうその意味も、いまなら分かりあえる? ずっとこうなりたいと願っていた──真子の胸でくすぶっていた想いはふたたび色づきはじめて……。
  • 厳格CEOの過保護な甘やかしに溺れる
    2.0
    大事なプレゼンを前に心が折れかかった奈瑠美は、思いがけずオフィスに現れたCEOの有臣に慰められる。有名な大企業の一族でありながら、自らの力で起業し会社を成長させ続ける有臣を学生のころから尊敬し、認められたくてその背中を追いかけてきた。仕事に厳しい彼が差しのべてくれた優しさに励まされ、無事に成功を収めた奈瑠美。すると後日、有臣から食事のお誘いが!? 「僕の側にいるだけでいいんだ」 味わい尽くすように溺愛してくる有臣に毎夜乱され、奇跡のような同居生活が始まる。きっとこの関係に未来はない、溺れちゃいけない──そう思うのに、憧れだったCEOは奈瑠美だけ蕩けるほど甘やかしてきて……。
  • 離婚を前提に王子様と結婚しましたが、夫の執着愛が激しくてなかなか別れられません
    3.8
    こんなところまで敏感にして、困ったお姫様だね──サルディ王国の末姫エリーゼは、隣国プリンシア王国の第一王子アルフォンスとの政略結婚が不服で仕方ない。昔は優しくて頼もしくて大事にしてくれるアルフォンスを慕っていたけれど、彼の気持ちがエリーゼに向いていないことを知ってしまった。お決まりどおりに結婚したとしても一生愛してたまるもんですか! ──そんなエリーゼにアルフォンスは、世継ぎさえ産めばいつでも離婚すると提案。一日も早く彼の子を身に宿さなければ!と心に誓うが、初心なエリーゼはアルフォンスに日ごと身体を愛され可愛がられ──。離婚したくて子作りに励むはずが執愛に搦めとられて……!?
  • ループ令嬢は執着王子の積年の愛から逃れられない
    4.4
    ループし続けること七回目の人生を生きるエステルは、いつの人生でも起こってしまう一家断罪の阻止を願い孤軍奮闘していた。第四王子テオドールの『閨の相手』が選ばれる夜会。そこで愛しい妹の名が呼ばれた時、その断罪は始まる…はずが、会場に響いた名は妹ではなく『エステル』だった!――恐れていた断罪イベントもなく、テオドールのパートナーとなってしまったエステルは、閨の儀式後も甘々に愛される日々を送ることに。どの人生でもただ一人、一家の断罪に心を砕いてくれたテオドール。彼の惜しみない愛を受けたエステルは、彼への想いが淡い憧れから深みを帯びてゆくのを自覚するが…?――それでも俺は君を求めることをやめられない
  • 罪な男は海より私を愛してる?~本気の彼と二度目の恋~
    5.0
    不動産会社で営業を務めている奏は、ある日、元恋人の恭也と再会する。恭也は、数年前までプロサーファーとして海外で活躍していたが、プレー中の大怪我で引退し、実家の皇リゾートを継ぐため帰国していた。かつてのふたりは、彼が夢を追って海外に行くまでの期間限定の恋人。これはもう終わった恋なのに――「もう一度、はじめからやり直そう」そう囁く恭也は、記憶の彼とは真逆の寡黙な男性になっていた。その変化に驚きながらも、触れてくる熱は甘く……彼を忘れられなかった奏は胸を高鳴らせてしまう。離れていた時間を埋めるように、ふたりはゆっくりと想いを確かめ合っていくのだが……?
  • 心が読める人質王女はコミュ下手な冷酷皇帝陛下の寵愛に気づかない
    3.5
    ヒンメル王国・第三王女、レティシア・ダルトワは『魔女』である──それは、国民たちの間でまことしやかに囁かれている噂だった。人の心が読めるという特別な力を持つがために城から離れた塔に軟禁されてしまったレティシアだが、今では畑を作ったり、山羊を飼ってみたりなど悠々自適な生活を満喫中。そんな彼女が突然、巨大国家・アステリア帝国に嫁ぐことになる。帝国と和平交渉を進めるために人質として差し出されたレティシアは皇帝クロードの妃候補として迎えられるが、気性が荒く冷酷と噂の彼は確かに表情というものがほとんどなく、臣下からも恐れられているよう。しかし彼と接していくうちに、心の声は少し違っていることに気づき……?
  • 英雄騎士団長は『異世界からやってきた』ワケあり妻を愛してやまない
    3.0
    心優しい彼との新婚生活は、私にはじめて訪れた幸せ──親友に巻き込まれ異世界へきてしまった瑠衣は、ならず者に追われていたところを黒衣の騎士に助けられる。しかし彼こそ『異界人』を捕らえる命を受けた騎士団長・ギドゥだった。素性を隠しながら働く瑠衣は逞しく優しいギドゥに強く惹かれていくのだが、ある日突然彼から求婚されて……。『何があっても君を必ず守ってみせる。命が尽きるまで一緒だ』 ギドゥの与えてくれる甘く深い愛情にとかされながらも、抱える秘密の重さに悩み続ける日々。そこへ、瑠衣がこの世界にやってくる原因となった親友そっくりな女性が現れて……!?
  • 糸を噛む~死を待つ王女に捧げる仕立て屋の深愛~
    完結
    4.8
    「ダメだったら、一緒に死んでやる!」――叔父の裏切りにより、婚姻直前で塔に幽閉された王女レオノーラは、密かに想いを寄せる仕立て屋エドガーに『黒衣』の依頼をする。処刑が決まった王族は、指名した職人と共に、最期の衣装を仕立てるしきたりがあるのだ。一方、依頼を受けたエドガーは、死に直面してなお笑みを崩さず本音を見せない王女に言い知れぬ怒りを抱き、その甘く苦い想いを自覚してしまう。隣国の王太子妃になる彼女と自分が結ばれることはない。それでも――生きてくれているのなら、それでいい。 二人きりの塔で口づけを交わし、仕立て屋は王女を助け出す覚悟を決める。一度きり、命がけの恋の行方は――?
  • セレブ社長の雇われ婚約者
    -
    元彼が残した借金の保証人となってしまい途方に暮れるみよしの前に、とある企業の社長・君津が現れる。去年亡くなったみよしの父が専属運転手を務めていたという彼は「困ったことがあったら娘を頼れと言われた」と話すが、他人の相談に付き合っている余裕はない。こちらは借金の返済に追われているのだ。みよしは君津を追い返すが、数日後に借金取りが職場にまで押しかけてくると、再び彼が現れる。そして、借金を肩代わりすると申し出るのだが──「君は、借金の代わりに僕と結婚するんだ」代わりに課せられたのは婚約者のふり。さらになぜか同居まで!? ※本作品は過去に配信されていた作品を加筆修正したものです。書下ろしエピソード付き。
  • 甘やかし系社長と溺愛新婚ライフ
    4.0
    とことん甘やかしたいんだよ、あなたのこと──アラサーになって仕事はすっかりベテランの望未。けれど恋愛はうまくいかなくて、周りに急かされ婚活でもしようかと悩んでいた。そんな弱音を普段よく顔を合わせる若手イケメン社長の紘斗にぽろっとこぼしたら──「僕と結婚してくれませんか」突然のプロポーズ!? とことん優しく絶妙なアプローチを紘斗に仕掛けられ、望未は臆病になっていた心をほどかれて……。かわいいわんこで、情熱的な獣で、やさしい旦那様。蕩けるほど愛される激甘な新婚生活!
  • 騎士が仕掛ける甘くて強引な片恋と素直になれない魔女の理由
    4.3
    「オリヴィア、助けてくれ! また惚れられた!」今日もまた魔女の庵に飛び込んできたのは国一番のプレイボーイであり、ハーフエルフの英雄騎士・エルダー。彼は魔女のオリヴィアが作る薬を使い、自分に言い寄ってくる女性たちの恋を数えきれないほど消してきた。しかし今回の相手は隣国の王女。薬を使うことができず、助けを求めてきたのだ。正当な理由があれば断ることができるようで、オリヴィアは「婚約者のふり」をしてほしいと頼まれる。そんなの無理だと突っぱねるが、自分が作った薬のせいで他に協力してくれる女性は一人もいない。オリヴィアは彼への消せない想いを疼かせながら、一日だけ婚約者のふりをすることになってしまい……?
  • 当て馬令嬢は幸せになりたい~公爵閣下の不埒な執愛~
    3.6
    どうして私は、誰にも選ばれないの?──侯爵令嬢のリリーは貴族女性としての幸せである結婚を目標にたゆまぬ努力を続け、花嫁候補としての条件も申し分ないはずだった。なのに社交界デビュー以来振られまくり、恋人を他の令嬢に奪われ……ついたあだ名は『当て馬令嬢』。それを繊細な美貌を持ち女性たちから常に注目を浴びる幼馴染の公爵クリスフォードから揶揄われる日々。昔は優しくて頼りがいがあって大好きだったクリスフォード。なのにある時からリリーに冷たくなり、彼への初恋は今でも胸に燻ったまま。そんななか、偶然知り合った異国の貴族男性と急速に距離が近づくリリー。やっと運命の人と出会えたと喜ぶが──
  • 腹黒策士社長は没落令嬢に跪きたい
    3.0
    「これで、あなたは私のものね」──裕福な家庭に生まれた礼香がお嬢様と呼ばれ育てられたのは11歳までのこと。父親が起訴されたことをきっかけに今では一般的な庶民の生活を送っていた。しかし突然会社をクビになり、長年住み続けたアパートも立ち退きを言い渡され、立て続けに何もかもを失ってしまう。友人の紹介でとある会社の面接を受けに行くと、そこに現れたのは名前を変えたかつての使用人・棗(なつめ)だった。「お久しぶりですね。お嬢様」──礼香は棗の策に嵌まり、住み込みのハウスキーパーとして働くことになるのだが……「かつてあなたが俺にしたように、プライドも、尊厳も何もかもを奪い、あなたを俺のものにするためですよ」
  • 貴族嫌い令嬢は策士な公爵様に振られたい!
    4.7
    「俺をこんな男にしたのは君だ」──大富豪の令嬢・ユステナ。国内で流通している野暮ったいドレスが気に入らない彼女は自らがデザイナーとなり、女性を艶やかに見せるドレスを作っていた。ある日、商談に訪れた娼館で見目麗しい貴族男性が逃げている場面に遭遇。貴族嫌いなユステナだけれど彼を助けることに。狭い場所に身を隠したふたりはぴったり密着! 身じろぎが刺激になり快感に襲われ──彼の足で思わず絶頂を迎えてしまったユステナは悔しさからやり返し、名前も告げずに立ち去った。しかし数日後、彼がユステナの家にやってきた。名前はディードメルス。公爵である彼に交際を申し込まれ、断れずに承諾したけれど……!?
  • 私たち、付き合っていませんが……!~不器用な同期の甘い誘惑~
    3.4
    営業成績優秀な瑛斗のアシスタントを務める奈緒。言葉が少なく端的に指示してくる瑛斗と彼の意図を的確に汲み取る奈緒は、パートナー歴一年ながら、『付き合っている』と噂されるほど相性が良い。奈緒はその噂を否定しているが、実は一年前、傷心をきっかけに一夜を共にしてから、瑛斗とはひっそりと関係が続いていた。――「誰だってあるだろ? ひとりで夜を過ごしたくない時」そんな彼の誘いに甘え続け、瑛斗に優しくも情熱的に隅々まで暴かれていく奈緒だったが、ある日、彼に好きな人がいると聞いてしまい……。
  • 高嶺の花、恋に落つ。~いびつな約束から始まる、私たちの不器用な恋~
    4.0
    社内では「高嶺の花」と囁かれる仁那。しかし、家ではよれよれのルームウェア姿、冷蔵庫の中はほぼアルコールと、私生活はかなり雑。ある日の残業中、不摂生が祟った仁那は眩暈を起こして動けなくなってしまう。そんな彼女に声をかけたのは、総務部の冴えない眼鏡男・四条だった。彼の配慮はありがたい。ありがたいが、まずい。あの部屋を見られたら私のイメージが崩壊する──仁那の焦りなど露知らず、四条は彼女を送り届け、ゴミ箱状態の部屋にも動じず介抱を始める。彼の行動を訝しみ、何が目的なのか問いただすと、「僕の言いなりになってくれませんか」──四条の言葉に身構える仁那。ところが、彼が求めてきたのは……生活習慣の改善?
  • 甘い復讐のしかけ方
    4.9
    悪逆非道な大公に兄を殺されたセレスティア。ナイフ片手に一矢報いようとするが、通りがかりの吟遊詩人ヴァレルに間一髪で止められ、無鉄砲さを叱られる。しかし諦めがつかないセレスティアは、正当な手段での報復を勧めるヴァレルの説得を押し切り、閨で寝首を掻く方法を探り始めた。危なっかしい彼女の姿に折れたヴァレルは、男女のあれこれを教えることに。好色家な大公対策に〝無理矢理・手荒〟を希望するセレスティアだったが……「優位に立ちたいなら、最初に気持ちよさを知って、行為に余裕を持たなきゃだめだろ」ヴァレルに溺れるほどの快感を教え込まれ――?
  • 男装の軍人令嬢は研究者に一途な愛を捧ぐ
    4.2
    中性的な容姿で淑女をときめかせている軍閥貴族の長女アレーナ。ある日、若い未婚女性憧れのしきたり『銀器の誓い』を遂行する任務を受け、我儘お嬢様の婚約相手アースランと出会う。錬金術で作られた培養肢を研究しているという彼は真面目で頭が良く、ひょんなことから定期的な話し相手として望まれたアレーナは、いつしか彼との逢瀬を楽しみにしてしまう。しかし政略結婚とはいえアースランは婚約者のいる身。結ばれることはないと思いながら、何事にも真摯な彼に惹かれていってしまうのだが――この出会いは思いもよらないところでアレーナが処女を失った過去と繋がっていて……?
  • 犬ラブな公爵嫡男様との契約結婚~就活令嬢まさかの永久就職!?~
    4.3
    男爵令嬢のフェリシアは、将来を不安がった家族を安心させるため就職活動に精を出していた。……が、全くうまくいかず途方に暮れていた彼女の前に、風変わりな鳴き声の大型犬とその飼い主エドウィンが現れる。悩ましげな顔をした彼はなんと公爵家の嫡男様だった。お見合い話にうんざりしていると愚痴を零した彼は、愛犬ジョンソンに誠実な対応をしたフェリシアに「僕のところに奥さんとして就職すればいいよ」と提案してきて!? 半ば強引に公爵家に嫁ぐことになってしまったフェリシア。愛犬にしか興味のない子供のようなエドウィンにとりあえずは安心するも、彼はフェリシアに懐くジョンソンに張り合って、奥さん扱いをしてくるように……!?
  • 落ちこぼれ淫魔は退魔師の甘い支配に陶酔する
    2.8
    淫魔第四班四十九番──それが私の名前だった。クリミナ王国侵攻部隊の部隊長シャイラ様の下で働く私は、淫夢を操ることもできない落ちこぼれの淫魔。そんな私に突然、フランドの退魔師アルフォンソ・ウィシャートの討伐任務が与えられる。『フランドの救世主』の異名まで持つ凄腕の退魔師を篭絡などできるはずがないと思いながらも、彼の家へ侵入することに成功した私は、彼が眠っている間に討伐を試みるが……「寝込みを襲うなんて、随分大胆だな……?」──彼の精気に陶酔させられ、作戦はあえなく失敗に終わってしまう。退治されることを覚悟した私に彼は“レティ”という名前を与えると「君のこと、飼うことにしたから」と言ってきて……?
  • 無慈悲な皇帝の行き過ぎた純愛~前世は断罪された悪女でした~
    4.2
    「貴女との婚約は破棄することとなった」――ある時から、悪女として断罪された前世を、夢で追体験するようになった貴族令嬢のカティア。王太子の婚約者として我儘放題だった前世の行いを恥じ、今世では〝平凡に生きる〟と決意している。しかしパーティでも壁の花に徹していたはずが、なぜか隣国の〝冷血皇帝〟に見初められてしまって……!? 血のつながった家族さえも粛清したと言われている皇帝クリストフだが、しかし恐ろしい噂を感じさせない甘さで、カティアに情熱的に愛を注ぐ。――今度こそ、そなたを幸せにしたい。再びこの手をとってはくれないだろうか。
  • 転生愛(上)~一途に追い求める辺境伯から逃走中~
    完結
    2.8
    大好きな恋人の鈴音が突然姿を消した。彼を喪い絶望の日々を送る来花も突然暴漢に襲われる。そして目覚めた先は空の上に浮かぶ国、アークライネス。辺境伯リアムの婚約者・エヴァとして転生した来花。行方不明だったエヴァの帰還を熱烈に喜ぶリアムに、来花は困惑。リアムはエヴァの記憶を取り戻すため来花を無理矢理に抱くのだった。「俺は君が感じる場所を、誰よりも知っている」 鈴音を忘れられない想いとうらはらに悦んでしまう肉体。二度とエヴァを手放したくないリアムの情熱。悩んだ来花は城の迷路でリアムから逃げきれたら自由にしてもらう約束をし、必死に走っていたとき。ずっと昔に同じように誰かから逃げた記憶が蘇り……!?
  • 激甘彼氏は人気俳優~永遠に溺愛されてます!?~
    3.3
    モデルに演技に引っ張りだこのイケメン若手俳優・龍星。そんな人気芸能人の龍星と付き合っている琴は、新社会人として働き始めたばかり。春から同棲を始めたが、多忙なふたりの生活スタイルはバラバラで、顔を合わせることすら難しく、琴は日々綺麗な人たちと仕事している龍星が、目移りしてしまわないか不安になってしまう。しかし彼女にベタ惚れな龍星は、そんな琴を安心させるように、二人の時間は深い愛でたっぷりと甘やかす。会えないながらも充実した同棲生活を送っていたのだが、ある日琴は、龍星の新任マネージャーから、彼の未来のために別れるように言われてしまって……?
  • 亡霊騎士と壁越しの愛を
    4.6
    「夫婦は両者が望まない限り、会話・接触(性交渉を含む)を強要せず、それぞれの生活を邪魔しない事」を条件に結婚した王女ミシェルと騎士のガウス。幼い頃に受けた呪いのせいで長い間孤独に暮らしていたミシェルは感情が顔に出ず、人と接することが極度に苦手だった。しかしそんな彼女があるとき結婚を決意する。なぜなら結婚相手として紹介されたガウスも人との接触を避けて暮らし、髑髏の仮面で素顔を隠す変わり者だったからだ。夫婦となってからも二人は隣り合った部屋で別々に暮らしていたのだが、壁越しに聞こえる音楽をきっかけに互いに興味を持ち始め……「君の顔を見て、ささやかな感情を見つけるのは楽しい。──今、喜んだだろう?」
  • 俺様御曹司の戦略的友情契約
    4.2
    とある事件の容疑をかけられたことが原因で、突然すべてを失ってしまった亜里紗。ことの発端は被害者のあいまいな証言によるもので、あるとき亜里紗のもとに被害者の息子である悠が謝罪に現れる。彼は亜里紗の人生を元通りに戻すことを約束すると、仕事や住居を用意し、さらに友人を失った亜里紗のために「友達」となってくれる。そして、友人関係が始まって二年。悠に惹かれていることを自覚しつつあった亜里紗は悠に友人関係の解消を告げるのだが、それを聞いた悠は亜里紗を押し倒して……!? 「二年我慢した。いつかおまえが俺を好きだと思ってくれるようにって、馬鹿みたいに願って」──贖罪から始まった、俺様御曹司との大人の恋。
  • お薬の時間です!~狼騎士隊長の担当看護師に任命されました~
    3.9
    街の診療所に勤める看護師ニーナは、医師ヤマトから患者の往診を頼まれる。新しく生まれる弟のためにと、謝礼につられて向かったお屋敷にいた患者は、街の女の子達がこぞって熱を上げる有名人、獣人騎士団の隊長だった! しかし患者である彼は何故か寝台の上で手足を拘束され、明らかに尋常ではない。こんな危険な状態だなんて、ましてや獣人なんて聞いてない。もしや噛まれるのでは……!? と後悔するニーナだが、睨まれたと思えば擦り寄られ、唸られたと思えば尻尾を振られ、獰猛かと思えば紳士的で――!?「……もう逃がせない」美形な獣人騎士としっかり者看護師の純愛ストーリー!
  • 永遠にあなただけを想い続ける~日陰の王女と愛を乞う騎士~
    3.4
    ラインハルク王国の第三王女リリアは「日陰の王女」と揶揄され王宮の誰からも蔑まれて生きてきた。リリアが15歳になり、その護衛に騎士見習いのアレックスが任命されると彼はリリアの心の支えとなり、二人は姉弟のように固い絆で結ばれる。しかし戦争が始まるとアレックスは戦地へと送り出され、命を落としてしまう。アレックスを亡くして7年、リリアは婚約者ブルーノのために生きることを決意するのだが、ある時、リリアの前に隣国デズウェルの辺境伯となったアレックスが姿を現す。「あなたにお会いすることだけを夢見て、生きてきました」──戦死したはずのアレックス。リリアは自身の気持ちが彼へと向いていることを自覚してしまい……?
  • ふきげんなご主人様と死にたがり聖女の幸せな結末
    2.7
    「純潔を散らし、処女を失えば、お前の力は格段に弱まるはずだ」確かにあの時、私は力を失いたいと言いました。でも、まさかこんな方法だなんて思わないじゃない? ──ある女のコピーとして生み出された18歳のホムンクルス、マリア。ある時、自身が持つ強大な魔力を都市が吹き飛ぶ寸前まで暴走させてしまう。そのことがきっかけとなり、マリアは魔導士・アガットの下で魔力の制御を教わることになったのだが、なぜか突然押し倒され唇を塞がれてしまい──……どうしよう。わけがわからないくらい、きもちいい。しかし、マリアとアガットの前には残酷な現実が待ち受けていて──「一ヵ月後、予定通り俺は死ぬ」二人が迎える幸せな結末とは……
  • 訳あり専務の溺愛~寝取られた私でいいのでしょうか?~
    3.8
    私達結婚するの。──ある日恋人に呼び出された綾音は、彼の隣で腕を絡めて立つ女性にそう告げられた。恋人を奪われた挙句、退職にまで追い込まれた綾音だったが、ひょんなことから大企業の専務秘書として新たな生活をスタートさせることに。専務の春彦はもさっとした長い前髪に、色のついた眼鏡をかけ、なぜかいつもネクタイが曲がっている。これまで何人も秘書を替えてきた癖のある人物らしいのだが、綾音には可愛く思えてしまうのだ。仕事にも慣れてきた頃、綾音は春彦から「付き合ってもらえないだろうか」と告白される。恋愛なんてと思っていた綾音だったけど、春彦の真剣な眼差しに見つめられ……──それは、俺に抱かれてもいいってこと?
  • 別人みたいなアイツと復活愛~俺様社長がグイグイ迫ってきます!~
    4.1
    二十歳の時、麻莉奈は修也から「終わりにしよう」と言われ、一方的に振られた。取り付く島もない態度にどれほど傷ついたことか。八年経った今も心の片隅でチクチクする痛い過去。それなのに会社が吸収され、新社長に就任したのが修也ってどういうこと!? さらにはいきなりの異動でまったく知識のない秘書に任命されて……これもまた修也の一方的な指名だった。おかげで社内では色目を使ったなどと後ろ指をさされ、大迷惑。そんな麻莉奈に修也が迫ってくる。「俺を好きになって……麻莉奈」冗談じゃないと思うものの、社長命令と言われて二人きりになれば、あの時のことが蘇ってしまって――お願いだから、そんなにグイグイ迫らないでっ
  • 欲情証明~今夜、鬼上司をお持ち帰りして誘惑します~
    4.0
    文具メーカーの企画開発部で働く千鶴は、恋愛をしたいと思うものの、男性に不慣れなあまり冷たく接してしまう天邪鬼な性格。男性に対して鉄壁のガードを崩さない姿から、いつの間にか『千鶴の恋愛対象は男性ではない』という疑惑が広がっていた! これじゃ一生恋愛できない!? 焦った千鶴が思いついた方法は……信用できる人ナンバーワンの鬼上司・天野に噂を払拭してもらうこと! ――「課長、うちに来ませんか」お酒の力を借りて、天野を逆お持ち帰りする千鶴だったが……「俺をその気にしてみろ」誘惑ってどうすればいいの!? 戸惑う千鶴を天野は熱っぽく見つめるばかりで――
  • 呪われた漆黒の王は満月の乙女と甘く淫らに契りを結ぶ
    4.4
    「我が乙女、そなたが欲しい。私の呪いを解けるのはそなただけだ」小国の王女ラーナは、駆け落ちした双子の弟に成り代わり、砂漠で強い力を誇っている大帝国イドリース王の即位式に出席することに。ところがラーナは、自国よりはるかに煌びやかな宮殿に好奇心を刺激されて、つい羽目を外してしまい――「そなたをずっと待っていた」宮殿の奥深くにある不思議な湯殿で、生まれたままの姿のラーナが出会ったのは、琥珀色の瞳を持つ逞しい男。……あなたは夢の中で私を求めてきた人? 自分を“満月の乙女”と呼ぶ男に導かれ、夢うつつのラーナは純潔をささげてしまって――
  • 不器用な将軍閣下の獰猛すぎる求愛
    3.8
    「一度ベッドを共にすればわかるさ」──夫を亡くしたばかりのフェリシアに持ち上がった婚姻話。今後は息子ジュリアンを立派に育て、教師の仕事に情熱を傾けていこうと決意した矢先だった。そして、なんと相手は将軍イザーク──亡夫の腹違いの兄。顔を合わせるなりまるで野獣のように唇を貪り求めてくるイザークにフェリシアは憤慨するが、精悍で逞しい彼は亡夫とまるで真逆。不器用だけれど深い愛情が溢れるイザークからの壊れるほどに獰猛な求愛に、フェリシアは葛藤し戸惑い……いつしか一途に愛される喜びに包まれるのだが──
  • 豹変した幼なじみの恋の罠!?~無敵御曹司の独占欲は想定外です~
    4.1
    「灯里を俺のものにするためならなんだってする。それこそ家の力だって利用するよ、俺は」――灯里と礼は生まれた時からずっと一緒の、いわゆる幼なじみという間柄。礼は京条グループの御曹司でいつも無邪気に灯里の後をついてくるような『わんこ』だ。彼女はそんな人懐っこい礼を弟のように思っていた。なのに二十歳の誕生日パーティで、灯里は礼から突然プロポーズされる。庶民の自分に京条家の嫁は無理と断ろうとするものの、実は気づかない内に花嫁教育をされていたのだ。しかも礼の『わんこ』がそのためのお芝居だったと知らされ、灯里は怒りのあまり彼を殴ってしまう。しかし本性を出した礼は灯里に怒涛のアプローチを開始してきて……。
  • 不動産王に愛された私~強引御曹司に攫われ溺愛生活~
    4.5
    大好きな古いビルが再開発で取り壊される!? 平凡なOL希恵子は黙っていられなかった。「あなた、見る目がないんじゃない? このビルの良さが分からないの」食ってかかった相手は、実は大手デベロッパーの御曹司・枢(かなめ)。「古いものより新しいもののほうがいい」と譲らない。「お前の考えを改めてもらう。洗脳といってもいいかな」 華やかな高層ビルを枢は自信満々に見せてまわるが、同調しない希恵子。なぜかそれを気に入った枢は希恵子に迫りはじめる。「賭けるか、一週間でお前は落ちるよ」──いきなり始まった同居生活は甘く眩しい毎日。真逆な二人が生み出すマリアージュ。枢が注いでくる愛情に希恵子の気持ちが傾いて……!?
  • 敵国王子との政略結婚は一途な初恋に染められる
    3.1
    ロアミール王国の王女・クリスチナは、モラヴィス公国との争いのなか身を潜めるためクラーラと名を変え、髪を染め身分を隠して場所を転々とし、ある村で暮らすようになる。そこで出会った端整で精悍な少年・ダミアンと心を通わせ――初恋だった。しかし互いに将来を誓った直後、突然終戦の報せが入り村をすぐに出なければならなくなる。ダミアンへの想いをおさえ、敵国の王子との政略結婚――王女として和平のため自らを捧げる決意をする。そして3年後、婚姻の日。目の前に現れたのは思いがけない人物! 喜びに包まれるクリスチナ。その晩、夫婦として肌を重ねるのだが、なぜか王子は素っ気なくすれ違いばかりで……!?
  • この婚姻、異議あり!!
    4.0
    和平のため歳の離れた敵国の王へ嫁ぐよう命じられた王女シトゥルーナ。ところが国王はごく近い者にしか姿を見せないらしく、シトゥルーナは婚姻を進めてもらえないまま放置されてしまう。不安な王女を気遣ったのは、国王の親衛隊隊長レット。慣れない土地でその優しさに触れたシトゥルーナは、国王との結婚を控える身でありながらレットに惹かれはじめてしまう。……そんな時、目隠しをされ通された国王の寝室で、王女は視界を遮られたまま初めての悦びを教えられる。――「すべて、俺のせいにしろ」ついに王女が国王と結ばれたと話が広まっていく中、シトゥルーナは、王女としての責任とレットへの想いに揺れて……?
  • 魔法の媚薬と野獣たち~2匹の幼なじみに狙われてます~
    4.0
    「だったら、一度試してみる? 女のカラダの翼とオレたちのカラダの相性をさ」――大学のマドンナを射止めるために飲んだモテ薬のせいで、なぜか女の子になってしまった翼。しかも周りは翼を生まれたときから女の子だったと信じて疑わない。女の子になってから危ない目に遭ってばかりの翼を助けてくれたのは、幼馴染みの伊吹と翔悟だった。ある日翼は、二人から「ずっと好きだった」と打ち明けられ、さらにとろとろになるまで気持ちよくされてしまう。男だったことを打ち明けても「そんなの気にならない」と言う二人に、男に戻りたいはずの翼の気持ちは揺れ動いてしまい……? 二人の幼馴染みから愛される、甘い三角関係の結末は――
  • クールな同期がいきなり豹変して私を溺愛執着しはじめた件
    4.0
    梅は過去のトラウマから、自分に自信がなく恋愛を避け気味。それなのに、入社間もなく取引先でセクハラされているところを同期の孝成に助けてもらった瞬間、恋に落ちてしまった。見た目も良く、実力も十分な孝成は社内の美人たちがアプローチするもまったく見向きもせず。梅には気の合う親友という感じで接してくる。そんな態度に想いを諦めきれず、もう一年以上片思いをこじらせていた。ところが、どうやらカノジョがいるらしい…と耳にした梅は、いよいよもって諦めの境地。ちょうど取引先の担当者から食事にも誘われているし。ところが、なぜだか孝成が態度を豹変させ、梅が困るほど距離を詰めてくる。これは一体、どういうこと!?
  • 因襲御曹司の執着愛に溺れる贄(上)
    完結
    5.0
    アイドル級美人の姉と暮らす大学生の月出千晴。劣等感をこじらせて恋愛できなくなった自分を変えようと、一人暮らしを決意し、資金を稼ぐために料亭コンパニオンのバイトを始める。ところが初日、呼ばれた個室には見たこともないような美形のスーツ男、清宮俊介がいて、なぜか千晴の素性を知っている様子! しかも彼のもとでバイトをするように勧めてくる。そのバイト先とは、清宮ホールディングス最上階の個室だった! 俊介は清宮財閥の跡取りなのだ。その彼が千晴に結婚をせまってくる。だが、この清宮家、処女でないと嫁入りできないわ、秘密の儀式があるわと、因襲まみれで!? 知ったときすでに千晴は甘い世界に落とされていた――。

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  • 琥珀の鳥籠~偽りを蕩かす初めての恋と秘密~
    4.0
    成り上がりの平民・チェルニー家の庶子リディエ。病気という名目で幽閉されていた彼女は、我侭な異母妹の身代わりとして公爵家に嫁ぐことになる。ところが、身代わりは予見されていて……!? 到着早々、公爵本人に身体を検められるが――「リ、リディエ……?」告げていないはずの名を呼ばれ、彼女は自分が公爵の〝初恋相手〟だと知る。幼少時の病のせいで出会いの記憶を失くしているリディエは戸惑うが、公爵の真摯な愛と思いやりに触れ、次第に彼に惹かれていく。「僕が愛している人は君だけだ」――仲を深めていくふたり。彼とともに過ごすうち、やがてリディエは幼い頃の記憶をぽつぽつと思い出すように。また、この婚姻にはある目的が……?
  • 宮廷薬剤師の過保護な執愛~花開く幼馴染の煌めく祈り~(上)
    完結
    -
    宮廷でも評判のオートクチュールを扱うメゾン・アルバートル。先代の母のあとを継ぎ、クチュリエール(女性裁縫師)となったチャーリーはアトリエで多くのお針子を抱え、さまざまな顧客と向き合う毎日。そのメゾンを古くから贔屓にしてくれているブルーエ公爵家の子息・ジェラルドとは幼馴染。彼は士官学校に進んだが今は宮廷薬剤師となり、チャーリーの家に居候している。チャーリーの胸には彼への想いを閉じ込めた小瓶が──『貴族に深入りしては駄目よ』亡き母の言葉にとらわれながらも、ジェラルドに迫られ距離は縮まるばかりで……。その一方、メゾンではなにやら不穏な空気が流れはじめ……!?

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  • おはようからおやすみまで、変態王子に溺愛執着されています!?
    3.5
    ノイエンドルフ王国との戦争に敗れ、父王と同じく兄も目の前で処刑されようとしている。次は私だ。レニエ王国の王女アナイスが覚悟を決めていたところ、ノイエンドルフの第二王子フィオンが駆けつけ助けてくれた。それは次期国王となる第一王子の妻になることが条件の目こぼしだった。だが、耐えがたい扱いに追い詰められたアナイスが再び窮地に陥ったそのとき! 「その姫、俺にくれませんか?」ゆるっと現れアナイスを引き取ったフィオン。アナイスを待ち受けていたのは寝ても覚めても怒涛の溺愛攻撃──救ってくれた王子は基本優しいですがちょっとした変態でもあって!? 困惑のアナイス。しかしそんな様子すらフィオンにはご褒美……!?

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  • 冷徹専務の焦愛~恋に臆する私があなたに攫われるまでのこと~
    3.6
    「手放す気はないと言ったはずです」――欠員補充のため、総務課から秘書課に異動した知尋。ようやく仕事にも慣れてきたそんな頃、社長室に呼び出され……お見合いをセッティングしてあげる代わりに、気難し屋で有名な専務・成嶋の専属秘書に就いてほしいと告げられる。成嶋専務といえば、整った顔に厳しい表情。第一印象は怖いのひと言に尽きる人物。あの……私、婚活してません……。と否定できないまま、不安を抱えつつ専属の任を受け入れる知尋。周囲は口を揃えて「秘書として最低限の仕事をこなせば大丈夫」と言うが、ある日成嶋の目のくまが気になり、つい干渉してしまう。そんな知尋に、成嶋の態度は少しずつ変わり始め――?

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  • 捕らわれた巫女は冷酷軍人に執愛される
    4.2
    元公爵令嬢で巫女となったタビナは神託による予知の力で人々を支えていたのだが、突然、精悍な面持ちの将官・ディクソンが『国を欺く神託をした』という罪でタビナを捕らえに現れる。身に覚えはないが、どこか敵意が感じられないディクソンに抗わず、神殿を守るため王城へと向かうタビナ。そこに王の姿はなく、待ち構えていたのはディクソンの父である宰相だった。「巫女の力が無くなるまで穢し続けろ」とタビナの目の前で宰相はディクソンに命じるのだが、けして無理強いせず、優しく熱い視線を向けてくるディクソンに胸は高鳴り、彼を求めてしまうタビナ。しかし巫女の力で観えてしまったディクソンの関わる過去の光景に衝撃を受けて──

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  • 夜獣~ふたりの花婿と薔薇の聖女の繚乱~
    2.3
    孤児院育ちのローザは18歳まで両親が迎えにくるのを待ちわびていたが叶わず、“シスターマリア”となり神に仕える身に。ある日突然、体に聖痕を宿したことで異端審問官がマリアのもとに使わされることになる。彼らの一部は、昨今世間を騒がせている吸血鬼を狩る役目も担っていた。ひとり教会で過ごす夜、扉の向こうからマリアの名を呼ぶ男の声が。「お前のすべてをもらいに来た」吸血鬼・キースは彼女を熱く求め、襲いかかる。そのとき異端審問官として教会を訪れたジェラールに間一髪で救われるマリアだったが……。吸血鬼とヴァンパイアハンター、二人の男。それぞれの愛情は聖女の身体に深く熱く刻まれ、永遠に彼女をともに愛し続ける──

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  • 女子学生は多忙中!~秀才監督生との恋と勉強に大変なんです~
    3.9
    侯爵家の娘でありながら勉強が大好きなライラ。両親は女の子が勉強をするなどとんでもないと言ってくるが、探究心にあふれたライラは隣国の大学への留学を夢見ていた。ある日、そんなに勉強したいのなら国内にできる男女共学の大学に入学してはどうか、と父に勧められる。大喜びで入学したライラだが、いざ蓋を開けてみるとカリキュラムは男女別に分かれており、女子学生の授業は花嫁修業ばかり。なんとか男子学生と同じ授業を受けられることになったものの、待っていたのは他の学生からの嫌がらせ……。さすがに心が折れそうになったとき、ライラは謎めいた監督生レンドリックに出会う。秀才の彼に勉強を教えてもらうことになるけれど……?

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  • 極上執愛~策士な激甘王子の正体はドSで一途な腹黒社長様でした!?~
    NEW
    -
    「はは、逃げるなよ佐奈。余計盛るだろ?」──家庭の事情で幼少期に突然引っ越した佐奈。大人になり、仕事の都合で久々に地元に戻ることになったのだが、手違いで住む場所がないという憂き目に遭ってしまう。しかし初恋相手で幼馴染の秀弥と十年以上ぶりに再会。なんと彼からの提案で佐奈に新居が見つかるまでの同棲生活が始まる。昔と変わらず王子様のように優しく甘い秀弥に再び惹かれていくけれど……。彼の同僚からとんでもない話を聞かされた佐奈が激しくショックを受け家を出ると伝えると、秀弥は眼鏡を外し態度を豹変させて──「死ぬまで大切にする、もう逃がさない」その瞳に執着を宿し、欲を何度も奥に吐き出して……?
  • 天才魔術師の義弟が毎朝プロポーズしてきます~淫らな魔術になんて絶対にかかりません!~
    NEW
    -
    「あなたが僕のものになるまで……諦めませんよ?」 独占欲剥き出しな執着系義弟の猛愛から逃げられない――! 天才魔術師で次期公爵の義弟クラウスに毎朝プロポーズされているアンジェラ。公爵家のため良家に嫁がなければいけないし、なによりクラウスは義理とはいえ弟――と、いろんな理由を並べてたてて熱い求愛を受け流していた。しかしクラウスの想いはアンジェラの想像を遥かに超えて募り、限界まできていて!? 「姉としてのあなただけではもう……満足できない」手段を選ぶことをやめたクラウスに、魅了や淫らな興奮を誘う魔術を巧みに向けられるアンジェラ。絶対にかからないよう、どうにかクラウスを説得するけれど!?
  • イケない聖騎士さまから、らぶらぶえっちを切望されています
    3.5
    「言葉で言ってくれ。感じて気持ちが良いと」――聖女のなかでも桁違いの神氣量を持つリナ。粘膜接触で神氣を回復してもらうため、力が釣り合う王族の聖騎士オスターとペアを組んでいるが、彼は高級な薬は簡単にくれるのに、キスさえしてくれたことがない。そんなある日、魔の根源である邪竜討伐で力を使い果たし、リナは倒れてしまう。そして初めてキスで回復されたのだが、消耗が激しく間に合わない、とさらに『抱く』宣言をされる。するとオスターはリナを高めることにやたら執着してきて、いつものカタブツが嘘のような甘々豹変ぶりにリナは大混乱。もどかしくて耐えきれずおねだりすると、もっと求めてほしいと「いちゃらぶ」を要求され…?
  • 押しかけてきた将来の夫(自称)と同居がはじまりました~二十年ぶりに再会した彼の豹変が甘すぎます!~
    3.0
    「俺なしじゃ生きていけなくしてあげる」 期間限定で和菓子屋を営業するため、思い出の島に来た和菓子職人の波南。そこに突然、幼い頃に一週間だけ島で仲良く過ごした慶丞が現れた。超美形に成長した彼は、波南との結婚の約束を果たしにきたと言い、さらには一緒に住むと宣言。同居はやむなくはじまり、公私とも慶丞の完璧なサポートのなか甘くも清い生活だったけれど――「ふにゃふにゃになっちゃって……可愛い」ある出来事をきっかけに、身体も隅々まで甘やかに溶かされていく。普段は優しい慶丞の欲を孕んだ姿が波南の心を掴んで離さなくて……そんな毎日を幸せに思う一方で、慶丞が自身の仕事について誤魔化し続けることが気になっていて?
  • 秘書キラーな堅物御曹司は、軽率に惚れない鉄の女を甘やかしたい
    4.5
    桜井彩華は上司からの急な求婚を断り、その腹いせに事実無根の噂を流され秘書業務から外される憂き目に遭ってしまう。一方、同社の御曹司で常務の椎名智之は担当につく秘書全員に惚れられ辟易していた。仕事に専念したい智之に、有能で恋愛に興味のない彩華はまさに適任! 智之のもとで遺憾なくスキルを発揮する彩華。そんな彼女の身体を気遣いお弁当まで作ってきてくれる智之の優しさに心が揺れ──恋してしまったら期待に背いてしまうと罪悪感がつのる彩華は、彼の将来の邪魔はできないと気持ちに蓋をするけれど……。「おまえのことになると、冷静でいられなくなるんだ」堅物御曹司の溺愛は生真面目秘書を甘くとかして……。
  • 氷雪魔術師の暗殺計画~仮初の花嫁は一途な愛に蕩かされる~
    5.0
    「ひさしぶりだね、僕の花嫁」――北の小国アルデリア。その最北にある領土ソリスの民は百年以上降り続く雪に悩まされていた。そんな土地で美しく成長したニーナは18歳の誕生日に雪の元凶である魔術師ローデリヒの暗殺を命じられ、花嫁としてもぐり込むことに。寒さに苦しむ病気の親友のためにも覚悟を決めて屋敷へ向かうと、そこで待っていたのは若く美しい一人の男だった。「こんなに素敵な女性に成長したんだね」「淫らなきみもかわいいよ。全部を僕に見せて」――やさしく甘い彼の声。彼を殺さなくてはいけないのに、深く愛されて淫らにひらかれていく身体……どうやら彼はニーナのことを昔から知っているようで……?
  • 愛なき政略婚のはずが強引社長に甘い執着を注がれました
    -
    君に触れて良い権利は僕だけが持っている──社長令嬢の優華は父の経営する会社が倒産の危機と突然知り困惑。久遠寺グループの若き社長の拓真から、優華と自分の結婚を条件に融資を提案される。自分も勤めるこの会社を守りたいと願う優華は、社内で交際中の恋人と別れ、拓真と結婚すると決める。そうして元恋人への想いが整理できないまま優華は拓真と入籍。これは政略結婚で表面上だけの夫婦のはず、なのに。強引に連れられたベッドで献身的な愛撫を与えられ、はじめての強烈な快感を覚えさせられた初夜。新婚生活でも拓真の潜ませていた深い愛情を浴びて──「僕に愛される覚悟はできているの?」 優華は身も心も攫われるしかなくて!?
  • こっそり妖精と会話していたら極上王太子の愛され妃になりました~真摯な殿下は溺甘で熱烈です!?~
    2.7
    グラフトン公爵家の一人娘オーレリアは妖精と会話ができる。これは珍しい力であったため周りから変人扱いをされ、引きこもりがちになっていた。そんなある日、王太子ダグラスがオーレリアのもとを訪ねてきた。突然の訪問に驚いたのもつかの間、ダグラスから求婚されるオーレリア。この国の安寧には妖精との対話が必要なのだという。自分に王太子妃など務まるはずがないと考えたオーレリアは、ダグラスに侍女として仕えることを提案するも、すぐに却下されてしまう。しかしそこには彼なりの真摯な理由があって……? そして一緒に過ごしていくうちに、二人は強く惹かれあっていき――「優しいきみのことを……もっと知りたい」
  • 美貌の伯爵令息は訳あり鉄壁令嬢の笑顔を独り占めしたい
    4.1
    とある理由で周りから〝鉄壁令嬢〟と揶揄されている侯爵令嬢フィノーラ。そんなフィノーラを早く結婚させたい父親の意向で婚約者に金一封が渡されることになり、無理やり近づいてくる者が後を絶たない。この状況に辟易としていたフィノーラの前に、ある夜、遊び人と噂の伯爵令息ルーウェンが現れた。彼はフィノーラの父親に自分と仲を深める許可を得たと言う。心の通った結婚は諦めてもう従うしかないと覚悟したフィノーラだったが、意外にもルーウェンはあの手この手で楽しませてくれる。彼と過ごす時間を心地よく思うたび、ルーウェンが近づいてきたのはお金のためだと言い聞かせ――それでも彼のふるまいは優しく甘やかに加速するばかりで?
  • 惑溺蜜夜~クールな御曹司は捨てられ彼女の傷心を甘い愛に閉じ込める~
    -
    「きみが僕を受け入れてくれたら一生愛するし、絶対に手放さないよ」――寝具メーカーに勤務する和佳奈。婚約が決まり、幸せの絶頂だった。しかし、突然婚約破棄を言い渡される。相手はあろうことか自分の後輩と浮気をし、妊娠させてしまったらしい。婚約指輪を川に投げ込んだところを、通りがかった祐樹に身投げと勘違いされ、話をきいてもらうことに。気が付いたら軍神のような彼の身体に組み敷かれ、容赦なく快感の果てに連れていかれていた……数日後、会社に行くとなぜかそこには祐樹がいて、自分が彼を指導する立場に……!? 公では冷静沈着な彼が自分の前でだけは甘く優しい。愛を信じきれない和佳奈に、祐樹はある秘密を囁く……
  • 急募! 完璧な独身貴公子!~王妹は最愛のお姉様にふさわしい婿殿を求めて奔走中~
    4.6
    【急募:女王にふさわしい婿殿! ──お姉様を支えてくれる理想の独身貴公子を探しています!】 リリーは完璧な女王と賞賛される姉を陰で支えてきた。けれど、隣国の王子と姉が急接近し、下手すればこれまで姉妹で頑張った努力が台無しに。それを回避するため〝女王の婿候補〟の選定を密かに開始したリリーは、姉たちの様子を盗み見ているところを不審がった辺境将軍のヴィンスに声をかけられる。文武に長けた彼は王配の資質に文句はなくリスト入り。けれど、他の候補を観察しに潜入した仮面舞踏会でヴィンスの優しさに触れ、距離も縮まり──「君は俺の隣で花開けばいい……」 恋を知らない王妹が熱い愛に身も心も攫われるラブストーリー。
  • 俺様猛犬は強気なご主人様に可愛がられたい
    -
    広告代理店の営業事務として働きはじめた花音。ある日、社の花形であるクリエイティブチームの打ち上げに誘われた。俺様系カレシに浮気され別れたばかりの花音はこれ幸いと楽しく飲み、最後は社内イチの人気を誇る京介に送ってもらうことに。「俺とヤレるってのは、すげぇ名誉だろ?」とホテルに誘ってくる京介の偉そうな態度に腹が立ち、一泡吹かせてやろうと花音はついていく。一方的に京介のカラダを悦ばせ、これで終わり……と思っていたのに、数日後には「たった今から俺のオンナだ」と迫られ――俺様はもうこりごりだけど、ベッドの中の京介はなんだか可愛くて? ※本作品は過去に配信されていた別タイトルの作品を加筆修正したものです。
  • 買われた悪女は敵国将軍に永久飼育を命じられる
    4.5
    ウェルスヘイグ王国の王女・カミラは、かつて捕虜となった敵国の将軍・ロルフを、残虐な父兄から守るため「愛犬」へと堕とし辱めていた――ウェルスヘイグの敗戦後、カミラは敵国の奴隷オークションに出されてしまう。下卑た男のものになると身を震わせたそのとき、カミラを落札したのはロルフだった。復讐される恐怖とそれを受ける覚悟を決めたカミラだったが、ロルフから予想外のことを命じられる――「あの頃と同じように、私を可愛がれ」 戸惑いながらも命令に従い、以前と同じようにロルフを犬として可愛がるカミラ。不思議な熱を湛えたロルフとの歪な関係の行く末とは……?
  • 課長、これ以上はダメですっ!~クールな鬼上司は激情を抑えられない~
    -
    同期の圭介くんに惚れている牧瀬琴子は、彼をよく叱りつけている隣の課のエリート課長・伊東聖也を敵対視していた。ある夜遅くまで残業をしていると、奥さんの待つ家に帰宅したはずの伊東が現れる。優しく手を貸してくれた彼のおかげで仕事は終わり、その流れでご飯に行くことに。しかし伊東にバレたらマズい話題を振られた琴子は、ごまかすかのようにお酒を飲み……気がつくとラブホテルのベッドの上!? 離れたソファで目を覚ました伊東は、琴子を見るや否や「こんなの我慢できるわけがないじゃないか!」と切羽詰まった様子で迫ってきて――? ※本作品は過去に配信されていた別タイトルの作品を加筆修正したものです。
  • カレシの浮気現場を目撃して泣いていたら、一途な弊社社長にキスされました
    4.0
    社長がこんな激情を隠していたなんて、想像もしていなかった──。西野梓は同僚でもある恋人の浮気現場を社内で目撃、あげくに別れを告げられ呆然とするしかなかった。しかし、その場に居合わせた社長の久岐柊真に梓は慰められる。気づけば柊真の力強いその腕に抱き寄せられ、唇を奪われていて……!? 「何倍も、何十倍もおまえを愛して、大切にするから」 愛おしさに満ちた柊真の一途な想いに心を震わせ惹かれるしかない梓。「おまえ、その顔――もう金輪際、だれにも見せるな」 ブレーキの利かない独占欲を溢れさせる柊真の溺愛に甘やかされていって──。
  • スパルタ元指導医の失恋特効薬~過保護な溺愛がはじまりました~
    3.0
    「俺は本気でもない相手にこんなことはしない」――新米・消化器外科医の恵は、片想い中の同期に告白すらできず失恋してしまった。ひっそりと傷心が癒えるのを待っていた恵は、親友の結婚パーティーで酒を飲み過ぎてしまい、元指導医の大浜に介抱される。人一倍小柄な恵は、がっちりした身体の大浜を苦手に思っていたのだが――「俺ではダメか……?」大浜に口づけられた恵は、熱烈に口説かれて餌付けされて、どんどん意識していってしまう。失恋したばかりなのに……と戸惑う恵を、大浜は大きな身体で甘く包み込み、一途な愛で貫いて……?
  • 天使な契約夫の甘やかしに逆らえない
    5.0
    「私と結婚してくれないかな?」──浮気をした恋人と別れ、衝動的に購入したマンションで新たな生活をスタートさせた直後、見合いをするから実家に帰ってこいと命令されてしまった頼子。何としても断りたい彼女は行きつけのカフェで働く小説家志望の青年・達樹に勢い余って逆プロポーズをする。戸籍を貸してもらう代わりに生活の安定と快適な執筆環境を提供するという提案を達樹はあっさり受け入れ、二人は夫婦に。といっても、その実はルームシェアのようなもの。頼子は同居人として適切な距離を取ろうとするが、天使のように整った顔立ちで微笑み、優しく世話を焼く達樹に甘やかされる毎日……好きになったりしないと決めていたはずなのに!?
  • 押し強完璧ドクターの包囲愛は高嶺の花をじわじわ堕とす~うっかり餌付けされました~
    -
    「休みの日に先生なんて呼ばれたくないな」――『高嶺の花』と自負する小児科医・前橋初美がライバル認定するのは、小児整形外科医の森下充。優秀で礼儀正しく、親子から大人気な彼には欠点が見当たらない。干物女子なプライベートを『高嶺』と装い隠す初美からすれば、その完璧すぎるところが苦手だった。そんな彼が、実は隣人だと発覚! 「一緒に食べよう」そして初美は、思いがけず彼の手料理の虜になってしまった。充の部屋で時々ご飯を一緒に食べる、友人関係。その距離感に心地よさを抱きはじめていた初美は、ある夜、充に熱烈に口づけられて……!?
  • 悪役令息(だった)お義兄様は、モブな私を過保護に愛する~解釈違いな推しも好き~
    3.6
    乙女ゲーム世界のモブ……いや、前世の推しである『悪役令息バスティアン』の義妹に転生したマリアンナは、「推し様には幸せになってほしい!」と彼の死亡フラグを叩き折ることを決意した。悪役化は彼が孤独であったことから始まる――ならば孤独にさせまいと彼について回わっていると、なぜか過保護に溺愛されるように!? 「マリー、君を愛してる」シスコンな推しなんて解釈違い! だけどそんな推しも悪くない……とマリアンナは葛藤するが、彼のそれは家族愛ではなかったようで!? ――バスティアンの求婚を受け、晴れて婚約者となった二人は、甘々で幸せな日々を送る――が、二人の愛を阻もうとシナリオの強制力が働きだす……!?
  • 異世界に召喚された聖女ですが、滅びの魔王(と愛犬)と幸せに暮らしています
    4.3
    気がつくと、魔法陣の中心に座りこんでいたリサ。腕の中には愛犬コットン、そして背後には闇色の長い髪と真紅に輝く瞳、渦巻き状の角を持った男──魔王がいた。召喚と同時に魔王とエンカウントなんて……。魔王を打ち倒す聖女として召喚されたことを魔王本人から聞かされたリサは、コットンだけでも助けてもらえるよう懇願する。しかし彼が告げたのは「ここに……私のそばにいてくれ」──魔王・スピロと城で暮らすことになったリサを待っていたのは拍子抜けするほど平和な毎日。さらに「あなたの特別になりたい」と乞われ、彼と“特別”な関係を結ぶと、翌朝から彼の態度が甘々恋人モードに切り替わって──こんなの想定外なんですけど……!?
  • 夜伽役を命じられた没落令嬢は騎士王子との初恋に殉じたい
    4.4
    どうか一夜でいいから夢を見させて。――「夜伽役」を命じられた元伯爵令嬢シーラは、初恋の相手である元婚約者アランの元を訪れる。今はただの家庭教師でしかないシーラが王族であるアランと結ばれることはない。それならば歪な形でも初恋を成就させたいと夜伽役を引き受けたのだった。しかし、ただの夜伽役であるはずのシーラをアランは毎晩情熱的に求めてくる。「……また、今夜」――まるで恋人との別れを惜しむような甘いキスをアランから贈られ、シーラは瞳を潤ませる。ずっとこんな日々が続けばいいのにと願ってしまうほどの幸せを感じながら、自分は夜伽役でしかないのだと言い聞かせる。けれど、アランへの想いは加速していき……
  • 溺甘な極上旦那様は愛妻のすべてを守りたい
    3.8
    高瀬香澄は夫に大切にされてる――優しくて仕事もできて、ちょっと心配性な夫の千歌との新婚生活は、情熱的に甘く蕩かされ愛し合う、かけがえのない幸せが詰まった毎日。けれど香澄は千歌に心配をかけたくなくて、とある悩みを打ち明けられずにいる。「俺をもっと頼ってくれ。必ず守るから」 本当の自分を見せ合って、もっと深く愛し合いたい──千歌も香澄のために秘かな努力を続け、最愛の妻にもっと甘えられる男になろうと頑張っていた。そんななか、二人が生活する古民家の売却を親族から迫られるようになって……!?
  • モブ女子ですが、観察していた最推しの上司に攻略されました。
    -
    生産管理部で働く真理の日課は、一日15分、最推しの上司・名倉課長を観察すること。自他ともに認める存在感の薄さをフル活用して、彼の姿をじっくりと目に焼き付け――毎晩、趣味で書いているTL小説に活かしていた。真理の描くヒーローのモデルは、名倉課長。モブ女子として、こっそり観察できるだけで幸せ!――と思っていたのに、ひょんなことから、名倉課長の方から急接近!? 「今からきみを独占しようと思ってる」遠くから見ていた最推しに、甘く強引に迫られて……!?
  • 蘇った国王は最愛の妻にもう一度愛を伝えたい
    3.8
    「私のこと、愛していましたか?」──婚礼式から二年。そして、夫の喪に服して一年。国王だった最愛の夫・グラントの死をようやく受け容れ始めたベルには未だに、一つだけ知りたいことがあった。夫は自分を愛してくれていると思っていた。だが、それならばなぜ指一つ触れなかったのか。いにしえの魔術師の血を引くベルは魂を迎える儀式を行い、グラントと再会を果たす。「……愛している。過去なんかじゃない。死して今もなお、ベル。お前が愛しい」──グラントと二人、甘い生活をやり直すベル。しかし彼と過ごすうち、事故で亡くなったはずのグラントの死に不審な点があることを知り──夫の死に隠された真相。そして、ベルが下した決断は……
  • 執愛をくすぶらせた軍人さまは、サキュバスを身も心も堕としたい
    3.0
    淫魔の正体を隠して参加した夜会で、ロニーの童貞を食い散らかしたマリア。ロニーは濃密な夜を過ごした彼女を探し続け――10年後にマリアの正体を知る。とある夜会で二人は再会したが、昔より若い彼女は今度はクロエと名乗り別人を装う。その様子からロニーは自分がただの『食事』だったのだとショックを受け、そんな彼をクロエは再び誘うが――「俺以外から食事をしないように、な」気づけばクロエは、プロポーズで外堀を埋められ、婚約を結ぶことに! おまけに『魅了』の力を封じられ、浮気も禁止された。強い執着、だけど普通の女の子みたいなエスコート。何百年も生きてきたのに初めての経験で、クロエは身も心も乱されていき……?
  • 推し活侍女は、ご主人様の溺愛に気づかない
    3.9
    「別に俺は、おまえがいればいい」「そりゃ、私はずっと坊ちゃんにお仕えしますけれど」マラスカーナ伯爵家に仕える侍女リィンは、嫡男ラーヴィルに舞い込んだ婚約話を断るための偽恋人役を、『推しの舞台切符』に釣られて引き受けてしまった。――婚約は白紙に戻り、無事任務完了!……のはずが、なぜかラーヴィルは恋人のフリをやめず、リィンを『婚約者』と紹介しはじめた!? 嘘がバレるのではとひやひやするリィンだが――「おまえのことが好きなのに、どこまでつれないんだ。鈍感女」主人からの突然のキスで、初めて彼の甘ーい言動の数々に気がつきはじめ……?
  • 異国の王子様をお買い上げ!? 畏れ多いので返品してもいいですか!?
    4.0
    「俺はお前への“贈り物”だ」 国一番の貿易商を父にもつルシリアーナ。娘を溺愛する父親は望むものを何でも手に入れてくれていた。ある日いつものように父から何が欲しいか問われたルシリアーナは──「わたしだけの王子さまが欲しいの!」 困惑しながらも愛しい娘のため、その願いをきっと叶えてみせると父親は約束してくれた。それから12年──18歳になったルシリアーナの前に砂漠の国の王子様・サイードが父に連れられ現れた! 一生懸命、彼について知ろうとするうち自然と恋に落ちてしまったルシリアーナ。サイードもまた彼女の初心な反応に心が奪われて……。にぎやかで甘く刺激的な毎日がはじまる!?
  • ハワード夫婦の蜜月事情~きまじめ夫は年下妻の誘惑に我慢の限界です!~
    4.6
    「私を縛ってください!」「縛っ……!?」騎士クリス・ハワードの妻シルフィは、新婚初夜の直前、寝室でえっちな小説を見つけ、まじめな夫の隠れた性癖――緊縛好きであることに気づいてしまった! それなのに、シルフィを押し倒したクリスは、あくまで丁寧に触れてきて縄を持ち出すそぶりもない。それを見たシルフィはピンとくる。――クリスさまは、私を縛る気がないんだわ……! 年下の妻に遠慮していると理解したシルフィは、我慢させたくない一心で『縛ってほしい』と願い出て――「君を、酷く乱暴に抱いてしまいそうになる」勘違いから始まるちょっぴり過激で初々しい夫婦の新婚ラブコメ!
  • くちづけは媚薬~冷徹Dr.の独占欲はズタボロ研修医を甘く癒す~
    4.4
    経営者一族に生まれたお嬢様の雛子。容姿も家柄も恵まれているが、彼女はひたむきに医師を目指す三年目の研修医。忖度なしで厳しい医師たちの指導に食らいつく毎日で、雛子は多忙による不眠に悩まされ、敏腕ドクター四宮の診察を受けていた。彼も厳しい指導医の一人だが、処置も判断も飛び抜けて一流で、雛子は『あんな医師になりたい』と憧れを抱いている。そんなある日、雛子は自分に想いを寄せる先輩医師に絡まれていたところを四宮に助けられ、突然口づけられてしまう。――「誰にでも、簡単にキスをさせる人?」熱を孕んだクールな瞳に、じっと見つめられたら……。
  • 転生したのに、前世の恋人に忘れられています。
    2.0
    「生まれ変わったら、今度こそ幸せになりましょう」一国の姫だったルチアは護衛騎士のレイと身分を越えた禁断の恋に落ちた。敵国に攻め込まれる前の最後の夜、二人は愛し合い、そして命を落とした。ルチアは記憶を残したまま現代の日本に生を受け、レイを探し続けてきたけれど、気づけば28歳。これ以上はもう待てない──そう思い始めた頃、勤務先で一際目立つスーツ姿の男性と出会う。全身の毛が逆立つような感覚。胸の奥が熱くなって身体中が細胞レベルで歓喜する。一目でわかった、レイだ! やっと出会えた。私の運命の人! しかし……「誰だ?」──レイともう一度会うために生まれてきたはずのルチア。それなのに、忘れられてる……!?
  • 騎士様と今宵甘美なおしおきを
    1.3
    この瞬間から君を私のものにする──酒癖の悪い父、それに言いなりの母、という不遇な環境で育ったミランダ。ある夜の仕事帰り、酔った男たちに乱暴されかかったところを騎馬隊隊長のテオドアたちに助けられた。身体の傷から虐待をさとられ、そのままミランダはテオドア邸に保護されることに。寡黙だが心を尽くしてミランダを世話してくれるテオドア。ふたりは不器用に惹かれあい、触れ合ってしまえば止まらず、毎晩のように求め合い快楽の虜になっていく。「君は私だけのものだ」 テオドアの溢れる独占欲はミランダを優しく甘く激しく支配していって……
  • 離縁するはずだった陛下に(媚薬を使って)溺愛されています
    3.3
    「君と離縁する」──突然、夫のローランに離縁を言い渡されたセシリア。六年前にとある事情から形だけの『白い結婚』をした二人だったが、実はずっとローランを慕っていたセシリアはどうしても別れたくないと媚薬を盛ることを決意する。しかし彼を騙すことはできないと直前になって計画を中止した彼女が媚薬を入れた果実酒を取り戻そうとしたとき、階段から転落し大怪我を負ってしまう。目を覚ますと、そこには心配そうにこちらを見つめるローランの姿が。「そんなに可愛い顔をするな。去りがたくなる」離縁を求めていたはずの彼の態度が甘く豹変していて──!? 愛される幸せを知ったセシリアは媚薬を使ったことを隠し通そうとするけれど……
  • 隻眼の用心棒と癒し姫の秘めたる願い~切なくあたたかな逃避行の果てに~
    4.5
    不思議な力を持つライラは、母の死後、家に帰らなくなった父が引き入れた女と、その娘たちに虐げられながら一人孤独に生きていた。だがある日、町のろくでなし男との縁談をまとめられそうになった彼女は、逃亡を決意する。そしてその夜、幼馴染のサイラスと偶然街で再会を果たすことに。屈強な体に眼帯を着け、用心棒をしているらしい彼は、事情を聞くとライラの護衛を買って出たのだった。渋るライラに彼は「朝晩二回のキスと、ライラを抱きしめて寝ること」を報酬として提案し……? 条件を受け入れ、二人は逃亡の旅に出る。――報酬という名のあたたかで甘いひと時。身を寄せ、抱き合って眠る逃避行の果てに二人が見つけたものは?
  • 鋼鉄秘書ですが、女嫌いなCEOの恋愛教育係を拝命いたしました!(上)
    完結
    3.5
    目標にまっしぐらに向かう性質の鉢谷まどか。ある日、勤める会社の会長夫人をテキパキと助けたら会長夫妻にまどかのきっちりした性格を気に入られ、子会社のCEOを務める孫の神宮司時生の女嫌いについて相談を持ちかけられた。『時生が女性に慣れるようレッスンしてほしい』事情を鑑みてその心配する気持ちを理解したまどかは、交換条件をのんでもらいその任務を引き受け、時生のもとで第三秘書として働くことに。そんなまどかを渋々受け入れる時生だったが、女性が苦手になるのにはそれ相応の理由があるわけで……。依頼通りレッスンを進めるまどかに少しずつ心を開き始めるが──「俺がすべてを許したと思うなよ」
  • 亡霊王子の策略は攫われ花嫁を淫らに咲かす
    2.0
    侯爵令嬢ディアナは、政略結婚で8つも年下の第二王子に嫁ぐことに。しかし体が弱いという第二王子は結婚式に姿を見せず、初夜もディアナ一人きりで過ごしていた。「幸せになりたかったな」モヤモヤした気持ちを鎮めようとお酒を嗜んだディアナは酩酊してしまう。いつの間にか現れた逞しく麗しい男に組み敷かれ、激しく抱かれ……すべて酔いが見せる夢──そう思いディアナは快感に溺れ乱れてしまうが、目覚めると事実だと思い知らされる。不義密通してしまったことに頭を抱えるディアナ。しかしその男は行方不明になっていた初恋の相手ヴァルトルで── なぜ彼は身を隠すのか。ディアナも彼のたくらみに協力して姿を消すことになって……!?
  • 恨みます!?憑りつかれた伯爵令嬢の恋の行方
    2.0
    伯爵令嬢のフィオリーナは、魔法を使って空間を歪め、隠れ住んでいたジャンに恋をするが、ジャンは身分の違いからフィオリーナを受け入れようとしない。ただ二人、傍にいて同じ時間を過ごすだけ。それでもフィオリーナは秘めた想いに苦しみながらも通い続ける。そんなある日、女遊びがひどいと有名な国王が視察にやってきてフィオリーナを見初めてしまう。国王命令には背けないと従うものの、嫉妬深い王妃の放った刺客に殺されかける。そこに現れたのは幽霊のベアトリーチェだ。命を救ってくれたのはいいが、彼女は男すべてに恨みを持っていて、フィオリーナの体を使って男達を誑かすと宣言。その最初の相手をジャンにすると言い出し――
  • 寡黙なイケメン主任から甘く愛されまして
    4.7
    諦めてしまった夢にもう一度挑戦したい──大学卒業し就職したけれどハラスメントに遭い人間関係に疲れて退職した鹿野灯里は、学生の頃に追いかけていた絵本作家になる夢を叶えようと再び動き始める。しかし働かないことには生活もままならず、期間限定で派遣の仕事をすることに。派遣先で出会ったのは、寡黙だけれど灯里が困っているとさりげなく手を差し伸べてくれる主任・猪岡陽介。彼と触れ合い灯里はしばらく忘れていた恋心を自覚。芽生えた想いは止められず自然と惹かれあう。彼との時間は穏やかで心地よくて──「声を出せばいい。むしろ、もっと聞かせて」甘い囁きに蕩け、幸せ。けれど、職場で陽介を巻き込む事件が発生して……!?
  • 押しかけ花嫁に捧げられた伯爵の深愛
    3.9
    従順な妻になります。私と結婚をしてくださいませんか──突然の逆プロポーズ。家では虐げられ、辛い未来しかない現状を変えるため子爵令嬢アデラインは祖母が遺してくれた道筋、グレゴリー伯爵ジルベルトとの結婚に縋るしかなかった。そんなアデラインをジルベルトは温かく迎え入れ、彼女の意思を尊重し思いやりを注ぐ日々。「私がどれだけ我慢をしたか、教えたい」 優しく激しい初夜を迎え、アデラインも彼に強く惹かれていくのだが、ジルベルトに面倒をかけてしまっているという負い目が拭いきれず素直に想いを伝えられなくて──過保護な伯爵がみせる独占欲に心がほどかれていくラブストーリー。
  • 気高き公爵の寵愛は男装麗嬢を逃がさない
    4.6
    圧倒的な美貌を持つ男爵令嬢レイシアは、長身のため男性から避けられていた。社交会から足が遠いてしまったが、男装姿で参加してみると一躍大人気に! 楽しくなったレイシアは、レイという偽名で男装生活を満喫する。そんなある日、臣籍降下して公爵になったばかりの王弟エルヴァンダーが社交界に姿を現した。レイシアに負けず劣らず麗しい彼。身長の低さを気にすることなく王族としての威厳に満ち溢れるエルヴァンダーに、レイシアは好感を抱く。レイとして公爵の国内唯一の「男友達」となったレイシアは、彼と親交を深めていった。しかし、男爵令嬢としての自分にエルヴァンダーとの婚約話が持ち上がり……!?
  • 氷の貴公子なのに過保護すぎです!~ひとりでキャンプしていたら異世界で山の神になってしまった件~
    3.4
    休日にゆっくり過ごそうとソロキャンプをしに山へ出かけた恵。そこでマナーの悪いキャンパーに絡まれ逃げようとして崖から転落!? 奇跡的に無傷でキャンプを再開させるけど、どうも様子がおかしい。「ここはどこなのよ……」 現代にあるべきものがない違和感で不安に駆られるなか、恵はこの世界では“邪神”とみなされ山狩りに追われていた。その先頭に立つのはスペア人生に振り回され感情の起伏を失った“氷の貴公子”第二王子のジェラルド。しかし成敗される恐怖に震える恵をジェラルドは保護してくれた。イケメンでジェントルな彼に好感を持つ恵。そしてジェラルドも無邪気な恵に惹かれ、独占欲を隠せず過保護になっていって──
  • 覇王の甘く淫らな躾
    4.0
    お前の望むものを与えてやる。その代わり、私のものになれ──煌びやかな夜の六本木。ある目的を果たすためラウンジに勤めていた小山内萌々。そこで多くのビルを所有し飲食店も手広く経営する『覇王』と呼ばれる男、藤堂彰と出会う。萌々の望みは彼の絶大な力で叶えられ、その代償として藤堂の住む高級マンションへ──彼の絶対的な自信と強さ、溢れる男の魅力に呑み込まれすべてを委ねてもいいと思う萌々だったが、藤堂は萌々へ強引に手を出そうとはせず気持ちの準備が整うまで待つと言う。そのまま藤堂の部屋に住まい、女として磨かれ溺愛され、萌々の初心な体は淫靡な行為で少しずつひらかれていき……
  • エリートな初恋彼氏との再会で純愛が甘くとかされます
    3.0
    「もし、俺たちが離れることがあっても、すぐに巡り会えると思うんだ」──十二年前、不器用に終わらせてしまった竜一との初恋。外資系コンサルタント会社に勤める里菜はその想いをずっと忘れられないまま。海外に留学した竜一とはきっともう会えないと諦めていた。そろそろ新しい恋を……と思い始めた矢先、竜一がヘッドハンティングされ目の前に現れる。色気のある甘い大人の男性になった彼に動揺するけれど、竜一はまるで昔のことなどなかったかのような素振りで里菜は落胆。しかし偶然社内で二人きりになった時、彼の本心に触れ初恋が再び熱く鼓動を打ち始めた──大人になった竜一の手で純愛が甘く溶かされ、溢れる独占欲に包まれて……。
  • 悪役令嬢なのに攻略対象から溺愛されています
    3.6
    目覚めたら、夢中でプレイしていた乙女ゲームの悪役令嬢・アデルに転生!? どの攻略対象、どのルートでもバッドエンドを迎えるキャラだ。最悪、死亡エンド。それだけは避けたい、誰とも結ばれなくていい、悲惨な結末だけは回避したい! 今はヒロイン降臨前、まだなんとかなる! 穏便に過ごそうと必死なアデルだったが──「私から逃れられるなんて思わないことだ」 我儘だったアデルが急に大人しくなったら、攻略対象で婚約者の王太子・ノアが急接近! ヒロインの邪魔をすれば、破滅が――。悪役令嬢のままでいるわけにいかないのに、独占欲を隠そうともしないノアから愛され求められると、アデルも幸せになりたくなってしまって……
  • 侯爵令嬢の初恋を灼く義兄の蜜愛
    3.5
    「おまえの純潔をよこすんだ」──侯爵令嬢のエミーリアは兄のアルトゥルを秘かに恋い慕っていた。しかし屋敷が不審火で焼けたとき、自分を救うためにアルトゥルが大怪我を負ってしまったことに心を痛め、介抱する日々。ようやく傷が癒えた頃、怪我が原因でアルトゥルが後継者から外されたと聞き自分を激しく責め、そして消せない恋心にも思い悩むエミーリア。しかしある夜、助けた報酬を払うかと問うアルトゥルに寝台に押し倒され強引に甘く抱かれてしまう。禁断の関係──だが、彼と結ばれることに障害がないと分かり想いを通わせるが、アルトゥルに言い寄る積極的な令嬢に振り回され、家督争いに巻き込まれて……!?
  • 華鎖(第一部)~氷帝は偽りの妾妃に跪く~
    完結
    -
    【第一部 氷帝は偽りの妾妃に跪く】とある事情で毒婦と蔑まれている迦陵。己の主・祇嗣国王がかけられた謀反の疑いを晴らすべく迦陵は“氷帝”白刀の前に立つ。実親までも斬った情け容赦ない白刀の前で服を脱ぎ、体内に隠した親書を渡し真実の調査を訴えるが、「私に尽くし、信用を得られるように努力してもらおうか」毒婦を警戒した白刀に妾として所望された迦陵は、有無を言わさず初めてを散らされてしまう。それでも主のため必死で白刀に尽くすうち、彼の孤独や葛藤に触れ惹かれはじめる。一方白刀は、主にひたむきで強固な想いを向ける迦陵に、強い苛立ちを覚えていき……?※過去にWEBサイトで配信した内容に加筆修正を加えたものです。
  • 麗しき孤独の王子は温泉迎賓館で転生令嬢を愛しむ
    4.0
    アイリーンの夢は温泉迎賓館を経営すること。公爵令嬢なのに、なぜそんな望みを持っているのかというと、アイリーンには前世の記憶があり、そこでは愛莉という名で家族で温泉旅館を営んでいたからだ。このスプリンガレ国でも同じようにしたいと思うのだが、なかなかうまくいかない。そんなアイリーンに救いの手を差し伸べてくれたのが第二王子のオスニエルだった。オスニエル様はどうしてこんなによくしてくださるの? 彼を好きだと思うけれど、王子であるオスニエルでは家族で温泉迎賓館を営むことはできない。そんなある日の夜、アイリーンはオスニエルと二人きりになる。するとオスニエルはアイリーンのドレスを解き、肌に触れてきて――
  • ふしだら社長の初恋~臆病な私たちの普通じゃない関係~
    4.0
    「それじゃ、普通の幼馴染みじゃないことしようか」──12年ぶりに再会を果たしたのは、ずっと想い続けてきた6歳上の幼馴染み・惣一朗。長く勤めた会社を辞めた愛生は次の仕事が見つかるまでの間、彼が代表を務める職場で働かせてもらうことになった。本命の相手を作らず適当な女性と遊んでばかりいる惣一朗に、愛生は「それなら、私でもよくない?」と身体の関係を持ちかける。一夜でも構わない。遊びと思ってくれていい。でも本音を言えば、今日という日をきっかけに彼が本気になってくれればという僅かな期待があった。毎夜、仕事終わりに身体を重ねるだけ。あの夜をきっかけに、二人は“普通じゃない”幼馴染みへと変わっていく。
  • ご褒美に甘いキスを~こわもて領主はお世話係を独占したい~
    3.2
    貧乏な家の長女・ルシールは、家族を支えるためアラバリエ領主のお世話係として館に出稼ぎへ。領主・サイラスとの出会いは最悪だったけれど、ルシールの持ち前の明るさで暗く沈んでいた館の空気が変わっていく。ある休日、ルシールは家族に会えない寂しさを紛らわそうと街へお菓子を買いに出かけ、店先でサイラスと遭遇。彼はいかめしい面立ちに似合わず甘いもの好きだったのだ。しかしそれを他言するなと高級チョコレートで口止めされ、共犯者に。次第に親密になりサイラスの独占欲も顔を出し始めてきて……。一方でサイラスが不正をしているという噂が……!? さらには突然降ってわいたルシールの結婚話にサイラスも巻き込んで……!?
  • 冷徹将軍の熱すぎる愛に寒がりメイドは戸惑い中
    4.4
    後宮メイドのフィーナはとても寒がりで、媚薬で体を温めるのが常。長く勤めた甲斐あって、念願の温暖な場所に異動できることに! しかしそこは冷徹将軍と呼ばれ、周囲から恐れられているシルヴェリオが治める南の砦だった。お互いの第一印象はまさに最悪……だったけれど、後宮で鍛えたスキルを砦でいかんなく発揮していくフィーナにシルヴェリオも一目置くようになる。ある日、重要な仕事を頼みにフィーナの部屋を訪れた彼は、ちょっとした手違いでフィーナが常用している媚薬を口にしてしまう。止まらない火照りと熱い昂ぶりに襲われるシルヴェリオ。見かねたフィーナに鎮められるが、それ以降シルヴェリオの独占欲が露わになっていき!?
  • 今日こそ義兄を誘惑します~十年越しの初恋と一途な溺愛~
    3.5
    十年ものあいだ、義兄に片思いし続けている美弥子。彼からは妹としか思われていないことはよく分かっている。再婚した両親が事故で亡くなってからも、年頃の男女がずっと一緒に暮らしながら、清々しいほど何も起こらなかったのだから。──もういいかげんこの関係を変えたい。どうしたら義兄の特別な存在になれるのか。思いつめた美弥子はある夜、義兄を誘惑しようと決意する。でもちょうどその頃、一度は諦めた夢が叶うチャンスが美弥子に巡ってきて……。 ※過去に公開していたweb小説を加筆修正し、電子書籍化したものです。《書下ろし番外編》も収録!
  • 悪役令嬢に転生したら鬼畜でドSな冷徹宰相閣下の調教花嫁ですかっ!?
    4.4
    アラン王子との婚約発表に臨む公爵令嬢エレオノーラだが、現れたアランは子爵令嬢のマリエを従え、彼女を虐めた罪だとエレオノーラに婚約破棄を言い渡す。その時エレオノーラは唐突に覚醒する。「これは乙女ゲームの舞台、私は乙女ゲームの悪役令嬢に転生した!」断罪は続き、アランはエレオノーラの国外追放、公爵家取り潰しを宣言。だが、この場でエレオノーラと結婚するという男が現れれば恩赦を与える、とも。そこに名乗りを上げたのは冷徹と名高いヒューバート・カーライル宰相。なぜ助けてくれたの? 疑問を抱くエレオノーラにヒューバートは冷酷に告げる。今からあなたを私のものにするため、一晩中かけて調教する――と

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