島地勝彦作品一覧
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3.4今東光、開高健、柴錬仕込みのワザとは? 「大物」たちをその気にさせた伝説の超処世術。見事なまでに他人を舞い上がらせる技術とは!? 元『週刊プレイボーイ』編集長による、自分の短所ですら武器に変えて、相手を自分のファンにしてしまう、究極の「人たらしコミュニケーション」の技術が満載!
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5.0お洒落極道。 30代、40代の男性を中心に熱狂的ファンを抱える作家、島地勝彦氏の『MEN’S Precious』誌上での連載、『お洒落極道』が、待望の単行本になりました。NHKのドキュメンタリードラマ「全身編集長」、朝日新聞連載インタビューなどでも話題を集め、新宿・伊勢丹メンズ館内のセレクトショップ「サロン・ド・シマジ」店長として熱狂的ファン層を抱える、島地氏の“男の洒落心”をテーマにしたエッセイ本です。 連載『お洒落極道』と、『お洒落極道の仲間達』と題して島地氏が行った対談インタビュー(資生堂名誉会長福原義春氏、サンモトヤマ会長茂登山長市郎氏、壹番館洋服店会長・渡邊明治氏、三越伊勢丹ホールディングス・大西洋社長)も収録します。また、すべての写真撮影は巨匠・立木義浩氏という豪華版。大人の男に取って何が必要か、そしてまた“お洒落”の本質とはなにか。そのすべてを、島地勝彦氏の豊富な知識と慧眼で解き明かす、現代の伊達男、必携の一冊です。
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4.5柴田錬三郎「キミはやれ、俺がやらせる」、今東光「極道辻説法」、開高健「風に訊け」――。人生相談の三大名作を企画・担当したシマジが、三文豪から受け継いだ人生の奥義と、自らの遊戯三昧から編み出した愛の必殺技を悩める男女に伝授する。 著者は言う。「人生は深刻になってはいけない。愉しめ。もっと快楽を追え、モームが『人間の絆』の中で喝破したように、人生の意義とは『生まれ、苦しみ、死ぬ』ことだけかもしれない。今東光大僧正が言ったように『人生は冥土までの暇つぶし』だ。みんないずれは死ぬ。ならば、脳みそを振り絞って死に至る一瞬一瞬を少しでも愉しめるように工夫しなければもったいない」。 ふっと肩の力が抜け、じんわり幸せな気分になり、ちょっと冒険をしたくなる人生相談の決定版。日経BPネットの大人気連載を精選して書籍化。 人生は冥土までの暇つぶし。だからこそ極上の暇つぶしをしなければいけない。男女の激しい恋情もやがては冷める。だからこそ目の前にいる恋人を深く愛さなければいけない。著者シマジが悩める男女に語るのはそういうことだ。人生はままならず、悩みのタネはつきない。ため息をつき続けても一生。それなら笑い、愉しんだほうがいい。その方法なら俺が教えてやるというのがこの本である。
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4.0
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-1980年代に、集英社の「週刊プレイボーイ」を100万部雑誌に育て上げ、その黄金時代を築いた伝説の名編集長、シマジこと島地勝彦氏が、有名無名の快人物・怪人物たちの名言をモチーフに描いた珠玉のエッセイ。痛快にして洒脱なシマジ節の真髄をご堪能あれ――。 編集者、集英社役員など経てからは、文筆業に転身。今や熱狂的ファン層を抱える著者シマジが、2012年から7年間続けた伊勢丹8階のセレクトショップ「サロン ド シマジ」店長から身を転じ、西麻布4丁目に小さなバー「Salon de Shimaji」をオープンしたのは、2020年の4月7日のこと。今やれっきとしたバーマンとなった。翌日から2カ月間の第1回緊急事態宣言が発令された。そこからのコロナ禍の日々。その翌年には傘寿を迎え、2024年には83歳となって、4度目の大病にも見舞われた。その波乱万丈の人生模様やユニークな見識は、時に捧腹絶倒、時にジーンと心にしみる。 塩野七生、瀬戸内寂聴、柴田錬三郎、開高健………らとの出会いを描いた華麗なる人物交遊録。名著や名画、グルメやファッションへの蘊蓄。世相・社会の裏側を見通す慧眼。そして編集者としての数々の武勇伝を基に、男の嗜み全般を綴った本書は、その道を極めた「極道」たちの名言集でもある。 著者は言う。「バーではウイスキーを極めた人にも満足してもらえるようなレアモルトを用意している。だから、客もその道を極めた“極道”が来る。そんな愛すべき“極道たち”との会話の中から、人生の名言・至言が生まれ、こぼれ落ちてきたりする。人の生きざまの機微は、バーのカウンターで学ぶものも多いのではないか」と。 シガーとシングルモルトとゴルフを愛する著者自身も、もちろん “お洒落極道”としての顔を持つのは言うまでもないが、本書は、上記のようにしてこぼれ落ちてきた、「道を極めた者たち」からのメッセージの数々を紹介している。例えば――。 「人生は運と縁と依怙贔屓」 「健康そうに見える、金持ちに見える、モテそうに見えることが肝心」 「今日の異端は明日の正統」 「物には限度、風呂には温度、俺には節度」。 「人生でいちばん愉しいのは年老いてからの勉強である」 「人脈を広げるためには、直当たりに勝るものはない」 「離れ離れの家族の絆ほど尊いものはない」 「お互いが敬語で話していれば夫婦喧嘩はあり得ない」 「豪華絢爛な夢を見るときは元気一杯の証拠である」 「遊戯三昧に生きてみよ」 ……嗚呼、道を極めし者たちよ! さあ、ウイスキーを傾けながら、秋の夜長に読みふけてみよう!
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-歴史上に名を残す100人の偉人、賢人、そして悪党まで、その人のなかに棲む“怪物性”を見事にえぐり出す。 開高健、柴田錬三郎から薫陶を受け、80年代には編集長として鋭い嗅覚で時代を切り取り、「週刊プレイボーイ」を100万部にまで育て上げた島地勝彦が、リスペクトする歴史人物たちへ宛てた100通の弔辞。 登場する人物は、アル・カポネからチャーチル、カエサル、シャネル、ヒトラー、ゴッホ、吉田茂、ジョブズなど、偉人、賢人、奇人に悪党まで。 クスリと笑えるエピソードや男のロマンを感じさせる武勇伝を語るユーモアに富んだシマジ節が心地よい一冊。
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5.0幻の名著が四半世紀ぶりに復活! 『サントリークォータリー』22~31号に連載され、1989年にTBSブリタニカより刊行された「ジョーク対談集」の復刻版。 いまだ人気衰えぬ文豪・開高 健と、週刊プレイボーイ元編集長で現在はエッセイスト&バーマンであるシマジが、世界のジョークをエンエンと繰り返す。 怒濤のジョーク・ストーリー174篇を掲載!序文を『サントリークォータリー』元編集長の谷浩志氏が執筆、連載当時の秘話を初めて明かす。 読めばワカる。 読まねばオクれる! 文筆家・小泉武夫氏推薦 「ユーモアとは何か、ジョークとは何かを知りたかったら 本書を読みなさい。そうすると、この本から湧き出てくる笑いの中から、自然に明るい心が開けてきます」
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5.0本番の恋愛を経験するには、スポーツと同じように数々のウォーミング・アップが必要である。/オッパイの大きい女は決してバカではない。/おしゃべりな奴ほど口が堅い。/ノータッチ以外のゴルフは真のゴルフではない。/酒は飲めないより飲めたほうがいい。飲めなければ話術で人を呑め。/プレイボーイには巨根がいない。/編集長は、寿司屋のマグロと同じでそのときの時価である。/男と女は誤解して愛し合い、理解して別れる。/青春時代の大風呂敷は大きいほど美しい。………他、真摯哄笑上半身下半身高貴俗世ウィットユーモア縦横無尽の情念あふれた言葉と文章の数々に酔え!
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4.2
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-あまたと世の中に本が出てくる一方で、売れ行きが落ちれば、すぐに書店から消えていく。その先の本の運命は絶版だ。しかし、本当に本が好きな人たちの熱意と、電子書籍の発達などによって、この状況が変わりつつある。入手しづらくなった本を新たな形で読者へ届ける動きをリポートした。 本書は週刊エコノミスト2015年8月11・18日号で掲載された特集「よみがえる絶版本」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次 はじめに ・残し、読み継ぐ 復刊ビジネス最前線 「絶版」と「品切れ」はどこが違うか ・インタビュー 島田潤一郎・夏葉社代表取締役 ・異業種からも参入続々 電子書籍は絶版を救うか ・目利きの復刊リクエスト 時代の空気まで描く良書で戦後史をたどる=黒木亮 芸を尽くした名著よ、息を吹き返せ=島地勝彦 ナチスの背景、恐慌の帰着 時代を想像し今を見通す=片山杜秀 街歩き、文学散歩に最適 昔の風景が見える地図=今尾恵介 ・古本屋で大人気の絶版本 春陽文庫が売れる理由