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-製紙会社で秘書を務めるエリザベスの新しいボスは有名な企業買収家。しかし上司としての評判は最悪。昇級の直談判を試みたもののすげなく却下。毒づくエリザベスだったが、帰り道で事故にあい途方に暮れる彼を見かけ、思わず声をかけてしまう。以来ふたりの距離は一気に縮まった。エリザベスがシングルマザーと知った彼は、彼女のために手を尽くし、部下たちの信頼を獲得していく。しかしエリザベスは知らなかった。その裏で会社の売却計画が進められていることを…。
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-一躍スターダムにのしあがったトラヴィス・ファルコン。しかし彼の事務所は悩んでいた。彼が女性問題でゴシップ誌を賑わせるからだ。そこでボスは「世間体のいい淑女とつきあえ」と命令を下した。そんな時、売れない俳優を追ってスタジオにやって来たシャーリンに白羽の矢が立った。トラヴィスは、彼女と偽装の恋人契約を結ぶ。やがてふたりは互いに兄妹のような強い絆を感じ始めるが、ある夜を境にトラヴィスはシャーリンによからぬ思いを抱くようになり…。
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-姉夫婦の訃報を受け、キャリーはイタリアへと向かった。愛する姉の死とともに、双子の遺児のことが気になった。そして、義兄の弟パオロのことも。9年前、姉の結婚式でパオロと初めて会った。富と美貌に恵まれたプレイボーイの彼に誘われ、有頂天になった私はバージンを捧げた。ところが「愛している」と告げたとたん、パオロは私に背を向けたのだ。それが今、こんな形で、秘密を抱えながら彼と向きあわなければならない運命を、キャリーは受け止めきれずにいた。
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-歴史学者のリジーはボルタビア王国の本を書くため、訪英中の国王ダニエルに対談を申し込んだ。すると、舞踏会に招待され、ダンスをしてキスをされ、さらにはボルタビアに招かれる。宮殿の図書室に入れるなんて、歴史家としては願ってもないチャンスだ。だがダニエルは言った。「きみの本当の目的は違うんだろう? 妥当な値段を話し合おう」
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-クリスマスが近づいたある日、村一番の屋敷に新しい主がやってきたと聞き、獣医のドーンは喜んだ。これで、恵まれない子供たちのためのパーティーが今年も屋敷で開けるわ。ところが、新しい主は願いをはねつけたらしい。あきらめきれず、屋敷に乗り込んだドーンがそこで見たのは、かつて愛を捧げた彼女を冷酷に捨てた、富豪の姿だった。
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-特集は「とまどう親たち~こんなはずじゃなかった!」【収録作】幼い兄妹を抱えた母子家庭に入り込んできたのはアパート隣室の少女。祖父と二人で暮らしているが、近所の評判は芳しくない。どうもネグレクトされているようだが…[最高の日/長広洋子]。幼い息子を車内に放置して熱中症で死なせた…その罪の刻印は何年たっても心から消えることはない。だが、パート先のスーパーで一人でいる少年に声をかけた時から、心の中で何かが動き出した…[彼方のきみへ…/野妻まゆ美]。毎日家の中で幼子と二人きり…育児は孤独。そんな状況を打破するために公園へ出かけたのはいいが、いきなり知らないママさんたちに話しかけるのはハードルが高くて、なかなか仲間に入れない。別の公園なら受け入れてもらえるグループがあるかも…と公園を転々とするはめになってしまって――[公園ジプシー/くぼた美樹]。難産の後、1か月の実家暮らしを経て、3人の生活が始まったところで夫の会社が倒産の危機に。自分には前の職場から復帰要請が。じゃあ、いっそ会社を辞めて次が見つかるまで主夫をしたら、という提案から夫の育児・主夫生活が始まったのだが、はたして、うまくこなせるのだろうか…[愛が見えた時/関谷青子]。計4作を収録。
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-ブリオニーのボス、社長のカーライルは仕事の鬼だ。ハンサムで魅力的なのに、いつも冷淡で厳しい態度を崩さない。だがある日、愛らしい少女がオフィスにやってきたとき、カーライルの表情がこれまで見たこともない温かいものに一変し、ブリオニーは驚くと同時に彼から目が離せなくなった。少女はカーライルの娘エマで、亡き妻の忘れ形見だった。エマがすぐにブリオニーに懐いたのを見て取ったカーライルは、娘が重病にかかっていることを告げたうえで、こう切り出した。「結婚してほしい。余命僅かなあの子の願いを叶えてやるために」 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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3.0ローレルはひとり、美しく悲劇的なローレライ伝説の地を訪れた。ライン河畔の城には、祖母の元恋人である老男爵が住んでいる。若き日のふたりは深く愛しあい、結婚を約束しながらも、身分の差に引き裂かれて、ついに結ばれることはなかったという。男爵に祖母の形見を贈り、最期まで愛していたと伝えたい。庭にいた少年に声をかけ、導かれるまま城の中へ入っていくと、ローレルそっくりの女性が描かれた肖像画が目に飛び込んできた。これは昔の祖母……そのとき怒声が響いた。「なにをしている?」振り向くと、古い写真で見た男爵に瓜二つの男性が立っていた。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-ミラノの高級ホテルの寝室で、リーヴァはショックに凍りついた。別居中の夫デミトリオが勝ち誇った顔をして待ち構えていたのだ。激しい恋に落ち結婚したものの、分かち合えたのは情熱だけ。やがて喧嘩が絶えなくなり、支配的な夫から逃げ出したのだった。いまデミトリオは、伯爵家の子息との結婚を願う妹のために理想の兄夫婦として体面を保つ必要があるので戻ってこいと言う。無条件に慕ってくれる義妹はリーヴァにとっても大切な存在。断ることなどできないと思う一方、元に戻ることもできない……。板挟みの彼女をいたぶるように、デミトリオは返事を迫った。
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-イタリア人の恋人にプロポーズされ、ドナは幸せだった。トニは子供っぽくて少し頼りないが、私を愛してくれている。孤児だったドナの憧れ――家族を持つ夢がもうすぐかなう……。ところが彼の実家を訪れると、冷たい歓迎がドナを待っていた。傲慢そうなトニの兄リナルドが、手切れ金を提示してきたのだ。家業を継ぐ彼には、ドナが裕福な一族を狙う女に見えるらしい。憤って拒否したが、リナルドが次に放った言葉にドナは驚愕した。「トニはいつか君を忘れるが、僕たちはお互いを忘れられない」なんという人! 結婚を阻止するために、私を誘惑する気なの? *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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2.010年前――名門ドラモンド家の使用人ジョン・バクスターは、主人の孫娘イヴと許されざる恋に燃え、駆け落ちを決めた。だが約束の場所で待っていたのは、別れの手紙と暴漢たちだった。瀕死の重傷を負った彼を見て、祖母はショックのあまり他界する。そのとき彼はイヴと一族への復讐を誓い、悪魔と化したのだった。そして今――ルーク・ハーモンと名を変え、事業に成功した彼は、復讐を果たすに十分な金と力を手にし、計画を実行に移した。しかし、洗練された女性に成長したイヴと再会したとき、彼は瞬時に皮肉な運命を悟った。僕は今も彼女を愛している……。
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-■なぜ彼は私の前から消えたの?あんなに愛し合っていたはずなのに。 嵐の夜、ルースは雨に打たれて呆然とバグネリ邸の前に立っていた。一年前、ある事件に巻き込まれたショックで彼女は記憶を失い、婚約者のジーノがなぜ自分の前から消えたのか思い出せずにいる。彼がバグネリ家の一員だということを頼りにベネチアまで来たけれど。稲妻が一瞬ルースを照らし出す。その姿を窓から見たピエトロ・バグネリ伯爵は、ずぶぬれの見知らぬ女性をほうってはおけず、屋敷の中に入れた。ルースは記憶を取り戻して暗闇から抜け出したい一心だったが、そこにいたのは会いたかったジーノではなく、彼女と同じように心に闇をかかえた孤独な伯爵だった。
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-プレイボーイのジェレドと知り合い、バージンを捧げたケイ。だがその一夜で妊娠したと、著名人の彼に知らせるすべはなかった。ひとり子を産み、6年が過ぎたある日、ケイの前にジェレドが現れた。ケイには知るよしもない、ある計画を胸に秘めて……。
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-尊大な富豪が突きつける、不埒な要求! ウエディング・プランナーのゲイルは、何人もの花嫁を幸せへと導きながらも、自分の恋には消極的だ。そんなある日、担当することになった老富豪の結婚式で、ゲイルは、花婿の長男で敏腕企業家のアレクサンダーに出会う。彼は父親の再婚に反対で、花嫁は金目当てと難癖をつける始末。怒って反論するゲイルとのあいだには、火花が散った。だが、迎えた披露宴――二人でダンスを踊る最中、不意にアレクサンダーがゲイルの耳元にささやいた。それは、あまりに傲慢で気まぐれな、愛人契約の提案だった。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-あなたを想いながら、あなたの娘と過ごした歳月―― ピパとルークは、彼が英国を訪れたときに出会い、恋に落ちた。二人はともに暮らし、愛し合い、濃密な4カ月を過ごしたが、ルークがアメリカに帰る日が来ても、ピパは引き留めなかった。束縛を何よりも嫌う彼に、拒絶されるのが怖かったから……。「行かないで、あなたを愛している」と言えなかったのだ。直後に妊娠がわかり、ピパが一人で産み育てると伝えても、裕福な彼は金銭的な援助はしたが、会いには来なかった。時は流れ、ピパは今、ある決意を胸にアメリカに向かっていた。彼に伝えなければ――私にはもう、残された時間がないことを。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.7エリーは自分とは正反対の美しい妹が女優として成功するよう応援していた。家を売って父とシェアハウスで暮らし、さらに借金まで背負いつつも…。そんなある日、バイトで公園に行くとひとりぼっちの小さな男の子が。迷子? エリーが声をかけると保護者のルカが現れた。大企業CEOの彼は威圧的に「気にかけてくれてありがとう。御礼だ」と口止め料の小切手を渡してきた。あり得ない金額を拒否して、逃げるように去ったエリーだったが翌日、ルカが現れ…!?
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5.0
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-■運命を呪わぬように。幸せはすぐそこにある。■ジーナは弁護士。といっても、さっそうと法廷に立ったりはしない。地味な事務の下働きばかりだ。でも彼女は幸せだった。普通の暮らしもままならなかった以前に比べれば夢のようだから。かつてジーナは耳が聞こえなかった。いまだって障害がなくなったわけではない。皮下に埋め込んだ器具を外せば、すぐに聞こえなくなってしまう。ただ普段はなんの支障もないので、気づく人はほとんどいなかった。事務所の顧客、カースン・ペイジもそんな一人だった。なのに、出会ったばかりの彼にどうして話してしまったのだろう? 私に障害があると聞くとカースンは急に表情を硬くした。ジーナの心はふさいだ。彼もやはり偏見を持っているのだ。そのときジーナはまだ、この苦渋の表情の本当の意味を知らなかった。
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-■シェヘラザードのように機転をきかせて、謎めいた大公の正体をあばいてみせるわ!■突然、幸運がめぐってきた!ロンドンの一流カジノで、フランはルーレット台へと歩きだした。彼女は大金の絡むスキャンダルを得意とする金融ジャーナリストで、今夜の狙いはカマール大公国のシーク、アリ・ベン・サレームだった。その彼が、隣に来るよう、フランを呼んでいる。取材ぎらいのプリンスの秘密をあばく願ってもないチャンスだ。フランがアリの隣に腰をおろすと、今まで負けていたのが嘘のように、次々とアリの賭けた数字が当たりだした。「魔術だ。そして、きみは最高に美しい魔女だ」アリはフランのてのひらに唇を押し当てた。フランは反射的に引こうとした手を止めた。これも取材のためよ。でも、だめ。わたしのほうが彼の魔術にかかってしまいそう!■ミニシリーズ〈シークと見る夢〉。今作はルーシー・ゴードンが描く女性ジャーナリストとシークの物語です。砂漠にきらめくアラビアンナイトの世界を存分にお楽しみください。
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-別れの手紙を出したわけも、息子の存在も、 あなたは知らない―― 永遠に。ジュリーは仕事の依頼を受け、ローマの地に降り立った。 ここは8年前、想いを残したまま別れた恋人リコの故郷。 あの、めくるめくような幸せな日々を忘れたことはない。 彼との唯一の絆の息子がいるから。貧しかったジュリーは、 大富豪であるリコの祖父に脅され、彼の前から姿を消した。 その祖父亡き今、愛しいリコとの再会も夢ではないだろう。 はかない望みはしかし、予想だにしないかたちで叶えられた。 私を雇ったのは……リコ、あなただったのね。 なぜまるで別人のように、憎しみを込めて私を見つめるの……?
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-トップモデルのメガンは身に覚えのない殺人の罪に問われ、最愛の子供からさえ引き離されて、刑務所で3年もの月日を過ごした。証拠不十分で釈放されたメガンだが、帰る場所もなく行き倒れていたところをひとりの男性に拾われる。ダニエルと名乗るその男は、あろうことか彼女が一番恨んでいた刑事を生業にしていた。彼らに償ってもらう権利が私にはある…メガンは真犯人探しの協力をダニエルに求めた。彼が忌まわしき断罪者であるとも知らずに――。
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5.0グレイシーは風邪をひいた庭師の友人に代わり、豪華な邸宅の庭で薔薇に水をやっていた。そこへ屋敷の主ラファエルが現れ不法侵入を咎められてしまう。ハンサムな男性に見とれたのも束の間、彼は庭師をクビにしない代わりに今夜開かれるパーティーに同行するようにとグレイシーに命じてきた。あっという間に用意された白いドレスをまとい、夢のようなキスを交わすうち、情熱に溺れたグレイシーは気づけば薔薇園で純潔を捧げていた。これは彼の戯れでしかないのに――。
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-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!「マグダとの結婚はいつですか?」映画スター、アダムに芸能記者から相変わらずの質問が飛ぶ。そんなアダムの秘書を務めるスージーも記者達の餌食となり、ありもしないアダムとの関係が噂になった。恋人マグダとの間が上手くいかないアダムを助けるため、スージーは彼の恋人のフリをすることになるが…。
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-雪舞うその日、ピッパは車が故障して困っていたところを、ロスコーという、彫りの深い、精悍な容貌の実業家に助けられる。ピッパの美しさに惹かれたと臆面もなく言うロスコーは、“窮地にいる弟を誘惑してほしい”という奇妙な依頼をする。強引な彼に戸惑いながらも、ピッパは拒めない。なぜならピッパこそロスコーに惹かれ、気持ちを抑えられなかったから。だがピッパには、一方的に恋人に裏切られた過去があった。いまも心が癒えないピッパにとって、その傷のせいで、ロスコーへの愛を認めることがどうしてもできない……。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!アルプスで雪崩に巻きこまれ、壊れかけた山小屋に閉じこめられたマンディとガイドのレンゾ。生死のはざまで互いの愛に目覚めたふたりは結ばれる。ところが翌日、床が崩れ落ち、彼女をかばったレンゾが谷底に落ちてしまう! マンディはひとり救助されるが、彼はもう2度と戻ってこない。絶望に沈んだまま過ごした2年後、彼女はイタリアの新聞でレンゾが大会社の社長として活躍する記事を見つける。彼は生きていたの? それなら、なぜ私を捜してくれなかったの…!?
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-スキャンダルから逃れロンドンを訪れたプレイボーイのゲイブは従兄弟と久しぶりに再会した。城や領地の維持のため働きづめだという彼を見かね、ゲイブはしばらく立場を交換することを提案。伯爵家の後継ぎである従兄弟の所有する城を訪れると、管理人だという女性フレディが現れた。未亡人で子供の世話に追われる彼女は、ゲイブがつきあってきた女性たちとはまったくタイプが違ったが、なぜか気になる魅力が…。実はフレディには、哀しい愛の過去があって…。
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5.0【特典付き】アナザー・ストーリー10Pを特別収録!交通事故で重体となったフェイ。悪夢のような状態から回復した彼女に、医師の言葉は冷たい衝撃を与えた。「一生、子供は産めない」ショックを受けた彼女は、会社を辞め婚約も解消し、家族の元に引き込んでしまった。そんな時、彼女を心配する兄の親友カイと知り合い、フェイの心は次第に癒されていくのだった……。
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-セリーナに従姉は、娘は夫の子ではないと告白して死んだ。従姉の別居中の夫は、怜悧な美貌の実業家カルロ・ヴァレッティ。カルロの悪い噂ばかりを吹き込まれていたセリーナは信用できず、迎えに来た彼に娘を返さないと宣言するのだった。だが言葉巧みに誘惑され、抗いがたい魅力に引き込まれ……。セリーナはやがて、カルロに抱かれてしまう。甘い感傷とともに。しかし、目覚めた翌朝、カルロは冷然と言い放ったのだ。「僕の娘はどこにいる?」と――自分を誘惑した理由を知って、セリーナは瞬時に青ざめた。
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4.0マンディはあこがれのアルプスでの登山中、雪崩に巻き込まれ、ガイドの魅力的なイタリア人男性――レンゾと山小屋に取り残された。生死のはざまで愛が芽生え、マンディは彼と結ばれる。だが悲運にも山小屋の壁が崩れ落ち、レンゾは谷底へと消えた。一人で救出され2年が過ぎたとき、彼女は信じられない新聞記事を読む。レンゾが生きていて、大企業の社長として活躍している、と。では、なぜ連絡がないの?マンディはレンゾの住むミラノへ飛び、驚愕の事実を知る。九死に一生を得た彼には当時の記憶がないというのだ!そんなレンゾに息子の存在をどう伝えるか、マンディは途方に暮れ……。 ■栄えあるRITA賞の受賞作家ルーシー・ゴードンはヨーロッパを舞台にした物語で大人気です。今回の作品はフランスのシャモニーやイタリアのミラノを舞台に愛の奇跡を描きます。とびきり魅力的でセクシーな富豪との心震えるロマンスをお楽しみください。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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5.0
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-ダルシーは仕事のため、ロンドンからヴェネツィアへ飛んだ。ゴンドラの船頭をしているフェデリコという男について、調べてほしいと依頼されたのだ。ダルシーはさっそく旅行客を装い、彼のゴンドラに乗り込んだ。予想に反して、フェデリコはとても魅力的な男性だった。太陽のように輝く笑顔と高貴な佇まいに、ダルシーはすぐさま心を奪われてしまった。なんてすてきな人なのかしら……。ダルシーは知る由もなかった。このハンサムな船頭の正体を。彼はある理由で友人のフェデリコに成りすましている、イタリア名門伯爵家の後継ぎ、グイード・カルヴァーニだった。■1980年代にHQディザイアで日本デビューを果たし、現在はイマージュを代表する人気作家となったルーシー・ゴードン。今作は2004年にイマージュから刊行され、人気を博した3部作の1話目。テンポのよい、爽やかなロマンスです。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.5
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3.08回目の結婚記念日の今日が、離婚記念日になるなんて。夫ジェイクとの離婚が成立したケリーは自宅に友人を招き、ささやかなパーティを開いていた。むろん、当の夫の姿はない。世界中を股にかけて活躍するジェイクは、今日に限らず、8年の結婚生活の間、ほとんど家を空けていた。ケリーが流産して、悲しみの底で苦しんでいたときでさえ……。彼に愛を求めても虚しいだけ。そんなケリーの心の声に呼応するように、ふいにジェイクがさよならを告げに現れた。最後のキスは熱を帯び、それはふたりの体を燃やし尽くした。数週間後、妊娠したケリーのもとに、耳を疑うような凶報が届く。■数多の感動作を世に送りだしている実力派作家ルーシー・ゴードン。彼女の作品のなかでも、とくに再版を望む声が多かった人気作をお贈りします。別れたふたりが物語の最後に下す決断とは?
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4.0ジュリーは仕事の依頼を受け、ローマの地に降り立った。ここは8年前、想いを残したまま別れた恋人リコ・フォルツァの故郷。あの、めくるめくような幸せな日々を忘れたことはない。彼との唯一の絆であるかわいい息子、ゲイリーがいるから。貧しかったジュリーは、大富豪であるリコの祖父に脅され、別れの手紙だけを置いて彼の前から姿を消したのだった。その祖父亡き今、愛しいリコと再会することもあるかもしれない……はかない望みはしかし、予想だにしないかたちで叶えられた。ジュリーを雇ったのは、ほかならぬリコ本人だったのだ!彼はまるで別人のように、憎しみを込めてジュリーを見つめ……。 ■イタリアを舞台にしたロマンスなら、ルーシー・ゴードンがおすすめです。作家本人が、ヴェネチア旅行中に出会った地元の男性と、たった2日で結婚したというロマンス武勇伝の持ち主。本物のラテンヒーローを描く作家です。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-姉夫婦の訃報を受け、キャリーはイタリアへと向かった。愛する姉の死とともに、双子の遺児のことが気になった。そして、義兄の弟パオロのことも。9年前、姉の結婚式でパオロと初めて会った。富と美貌に恵まれたプレイボーイの彼に誘われ、有頂天になった私はバージンを捧げた。ところが「愛している」と告げたとたん、パオロは私に背を向けたのだ。それが今、こんな形で、秘密を抱えながら彼と向きあわなければならない運命を、キャリーは受け止めきれずにいた。
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5.0看護師のエリノアは、偶然テンビー家に派遣された。火事で重症を負った当主、ジェイソンの看護をするために。彼はエリノアにとって、憎んでも憎みきれない敵だった。6年前、恋人だったジェイソンの弟に連れられこの地を訪れたとき、「君は弟にはふさわしくない」と、むりやり別れさせられたのだ。私の育ちが貧しいから、名門一家にはふさわしくないというのね。18歳のエリノアは、涙にくれながら恋人の元を去ったのだった。そして彼女は、因縁のテンビー家に再び戻ってきた。ジェイソンはひどい怪我で歩けず、目も見えないという。憎くて仕方ないはずの男と、昼夜をともにする日々が始まった。 ■自らの素性はむろん明かさぬまま、職務に徹しようとするエリノア。看護師としての献身は傷ついたジェイソンの肉体を癒やしますが、エリノアからおのずと溢れ出る女性としての愛も、彼のすさんだ心をほぐしてゆきます。ついに眼帯を外し、真実を知った彼は……。 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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5.0ディーリアはある企業の重役補佐だが、美貌を武器にのし上がったと噂されていることは知っていた。ある日、ディーリアはカーブを曲がりきれず、盲導犬をはねてしまう。犬は無事だったものの、飼い主は許してくれず、見えないはずの漆黒の瞳を向けると、鋭い洞察力で言い切った。「きみはいつもその美貌を武器に、窮地を乗り切ってきたんだろうな」常につきまとっていた劣等感を見抜かれ、ディーリアの心は重く沈んだ。目が見えない人にまで、そんなふうに思われるの?一刻も早く忘れてしまいたい彼と、思いがけない再会が待っていた。新しい取り引き先である有名広告代理店の取締役が、あの盲導犬の飼い主――クレイグ・ロックスレイだったのだ。 ■誰よりも鋭く彼女を見透かす盲目の富豪に、日に日に心を奪われていくディーリア。しかしクレイグは自分の障害がやがてディーリアの重荷になるだろうと、彼女を遠ざけようとします。この愛の深淵は、文字どおり光も届かないほど深い……L・ゴードンの名作です。 *本書は、初版ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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3.0ベストセラー作家ドレイク・ダニエルズ――担当者ですらメルアドしか連絡の手段のない彼の私生活は謎に包まれていた。憧れのドレイクと出版パーティーで知りあったケイトは思いがけず意気投合し、互いをむさぼりあう情熱的な一夜を過ごす。その後も彼からの連絡を待ち続けるケイトだったが、体内に新たな命の存在を感じたとき、ドレイクの隠れ家を探し出すことに成功する。しかし、そこで彼女が見たものは、美しい女性と、ケイトを無下に追い払うドレイクの姿だった。
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-次々と降りかかる不幸。そのどん底で、あなたの懐かしい瞳に出会えたけれど……。■外科医志望のハンサムな青年アンドルーと出会ったとき、エリーは十七歳になったばかりだった。誕生日パーティーで酔った男に絡まれていたところを威厳あふれる態度で助けてくれたのだ。彼女はたちまち恋に落ち、アンドルーの深い愛情に包まれた。だが、しだいにアンドルーのあまりにも一途な愛を窮屈に感じ、挙式直前に別れてしまった。あれから十二年。エリーはシングルマザーになっていた。娘ヘッタが重病にかかり、暮らしはますます苦しい。そんな中、ヘッタの医師としてアンドルーに再会し、エリーは思わず彼の腕の中で泣きじゃくった。
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-正反対の生き方なのに似ている……。そんな二人が夜空に夢を打ち上げた。■若くして銀行の支店長を務めるジェーンは、仕事で認められることを生きがいにしていた。その日、いつものように銀行のオフィスに向かうと、花火師のギルが待っていた。トレーラーハウスで旅をしながら、イギリス各地で花火のショーをしているという。ショーの規模をもっと大きくしたいと願う彼のローンの申し出は断ったものの、ジェーンはギルの自由な生き方まで否定しきれなかった。夜、ジェーンはギルに誘われるまま、花火を見に行った。そして夜空をキャンバスに花火を打ち上げるギルの姿を見たとき、ジェーンは自分のなかにも、きらめく火がつくのを感じた。わたしは世間の常識ばかり気にして、大切なものを忘れていたのかもしれない。黄金の光が降り注ぐなか、ジェーンは夜空を埋めつくす花々の魔法にかかっていた……。
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-太陽のようにまぶしい笑顔、艶やかな黒髪。留学先のイタリアで、出会った瞬間ジョアンはフランコに恋をした。でもフランコにとってその頃のジョアンはただの年下の女の子。妹のようにしか見てくれない。それでも幸せだった。あの運命の夜、いとこのローズマリーがジョアンを訪ねてくるまでは……。フランコとローズマリーは一目で惹かれあい、結婚したのだ。――あれから8年。久しぶりに再会したフランコは、ローズマリーを病気で失い、別人のように暗く沈んでいる。ジョアンはよく似たいとこの身代わりでもいいと思った。それでフランコを癒やせるならば。■愛する彼が目の前でいとこと恋に落ち、結婚するのを目の当たりにしたヒロインの胸の痛み。亡き妻そっくりの女性の存在そのものに戸惑うヒーロー。もどかしい恋を、故人の手紙があと押しする感動作です。
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3.0ロンドンのデパートの香水売り場で働くヘザーのもとに、ある日、魅力的なイタリア人男性がやってきた。彼は香水よりもヘザーに関心を示し、大金を餌に誘惑しようとした。失礼なその客が、実は彼女の恋人の兄、レナートだったとは!弟ロレンツォの花嫁候補としてひそかに素性を調べられ、財産狙いではないかと疑われたと知ったヘザーは、激怒した。「あなたのような兄がいるなら、ロレンツォとは結婚しないわ!」だが一族の跡継ぎを望むレナートの希望により、結局二人は婚約した。皮肉なことに、その日からヘザーの心にはなぜか、傲慢なのにどこか寂しげなレナートの面影がちらつきだして……。
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-嵐の夜、海の向こうから君主を救うために美しい娘がやってきた。■“アメリカの石油王の娘メリル・ウインターズ嬢、イギリスのジャービス・ラーン卿と結婚か?”世界中の新聞の社交欄をにぎわせた報道の裏には、しかし、驚くべき真実が隠されていた。メリルは友人を助けるためにまとまったお金が必要だったが、結婚しない限り父親の遺産を相続できないと管財人に告げられた。そこで、名目だけの夫を求める新聞広告を出したところ、イギリスの子爵であるジャービスから応募があったのだ。さっそく彼の住む中世さながらの古城を訪れると、メリルはひどく冷淡な応対を受けて戸惑った。それでもメリルはビジネスとしての結婚を申し出たが、どういうわけかジャービスはその話題を嫌悪し、にべもなく彼女にアメリカへ帰れと言い放つのだった。
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-あなたに出会うために私は生まれてきたの。あなたの愛を勝ち取るためならとことん闘うわ。■研修医として多忙な日々を送るアンジーは、仕事の合間をぬって次から次へと気ままな恋愛を楽しんでいた。そんなある日、親友のヘザーがシチリア人と結婚することに決まり、アンジーは花嫁付添人として彼女に同行することになった。雨のロンドンから太陽の光あふれるシチリアへ。久しぶりの休暇に、アンジーの心ははずむ。幸運にも、ヘザーに紹介された花婿の異母弟ベルナルドは、休暇中の短いロマンスを楽しむにはうってつけの相手だ。ベルナルドのほうも一目でアンジーに惹かれたらしい。周囲の心配をよそに、アンジーとベルナルドは急速に親しくなる。だが、このとき二人はまだ知らなかった。二人の間には容易に越えられない深い溝があることを。
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-【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】アルプスで雪崩に巻きこまれ、壊れかけた山小屋に閉じこめられたマンディとガイドのレンゾ。生死のはざまで互いの愛に目覚めたふたりは結ばれる。ところが翌日、床が崩れ落ち、彼女をかばったレンゾが谷底に落ちてしまう! マンディはひとり救助されるが、彼はもう2度と戻ってこない。絶望に沈んだまま過ごした2年後、彼女はイタリアの新聞でレンゾが大会社の社長として活躍する記事を見つける。彼は生きていたの? それなら、なぜ私を捜してくれなかったの…!?
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4.5【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】つきあう男性に次々幻滅させられるリーは、ふと目の前の人物に目を留めた。トレバー。大学時代からの親友だ。彼とベッドでの相性がよければ最高のパートナーになれるわ! リーは彼に親友とベッドメイトの両立を提案した。最初は抵抗したトレバーだが、結局、一夜をともにすることに。けれどすっかり気を許していたトレバーの、男性としての顔を初めて見せつけられ、リーは急に怖くなって逃げ出そうとした。すると彼はさらにリーを驚かせる予想外の行動に出た!
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4.5ローレルはひとり、美しく悲劇的なローレライ伝説の地を訪れた。ライン河畔の城には、祖母の元恋人である老男爵が住んでいる。若き日のふたりは深く愛しあい、結婚を約束しながらも、身分の差に引き裂かれて、ついに結ばれることはなかったという。男爵に祖母の形見を贈り、最期まで愛していたと伝えたい。庭にいた少年に声をかけ、導かれるまま城の中へ入っていくと、ローレルそっくりの女性が描かれた肖像画が目に飛び込んできた。これは昔の祖母……そのとき怒声が響いた。「なにをしている?」振り向くと、古い写真で見た男爵に瓜二つの男性が立っていた。
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-狭くみすぼらしいアパートメントで暮らすレイは、昼間は会社秘書として働きながら、夜は寝る間を惜しんで学位を取るための勉強に励んでいる。貧しい生活を支えるために、エスコートサービスのアルバイトをしていたある晩、彼女は弁護士のジャイルズ・ブレークと再会する。8年前、レイの父を死に追いやった憎むべき男――ところが成功者となったはずのジャイルズの目に、苦悩の影を見つけて、レイは戸惑いをおぼえた。
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-安心できる男性と、どきどきさせる男。どちらを選べばいいの?■その夜、ジェニファーを迎えに現れたのは、圧倒的な存在感で彼女をたじろがせる、スティーヴンという男だった。恋人のデイヴィッドと喧嘩したジェニファーは、今夜開かれる企業家たちのパーティーに行くため、仕方なくエスコートを雇ったのだ。それでもパーティー会場にデイヴィッドが現れると、ジェニファーは我に返った。彼と仲直りをしなければ。誠実な彼との心安らぐ生活を望むなら……。パーティーの帰り、スティーヴンは強引に彼女の唇を奪って言う。「きみは一週間以内にぼくに連絡してくる。次のキスに賭けよう」いったい彼は何を言っているの? わたしは恋人とよりを戻すのに。ところが翌日の新聞には、スティーヴンとジェニファーの記事が、写真つきで大きく載っていた。大企業の重役と実業家の孫の一大ロマンスとして……。
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2.0十年前、何より大切にしていたものをあなたは忘れてしまったの?■フェイとガースは、結婚して十年目の夫婦。しかし、二年前から別居している。結婚当時、貧しかったガースは、今では大きな建設会社の経営者だが、仕事に夢中で家庭を顧みないことに、フェイは耐えられなかったのだ。別居後、恋人もできた彼女は、離婚を望んでいた。だが、そんな妻の気持を知って、ガースは取り引きを持ちかけてきた。新しい住宅シリーズの売り出し用の広告に、結婚十周年を迎えた自分たち夫婦を使いたいが、そのためには再び家族で暮らす必要がある、その代わり、PRの仕事が終わりしだい離婚に応じよう、と。フェイは離婚を前提に、子供たちと共に再びガースと暮らしはじめた。そして、改めてガースを身近に観察する機会を得た。離れてしまった家族の気持を取り戻そうと奮闘する彼に、やがてフェイは……。
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3.5彼と愛し合った日々……。あの日々は、もう取り戻せないの?■ジュリーはイギリスの売れっ子クラブ歌手。あるとき、思いがけず、ローマの一流クラブに引き抜かれた。ローマはかつての恋人リコの生まれ故郷だった。ジュリーはリコと深く愛し合い、子供まで身ごもっていながら、銀行家である彼の祖父に結婚を反対され、別れさせられたのだった。その後生まれた息子は七歳になる。でも、リコはそれを知らない……。複雑な思いでローマに到着したジュリーを待っていたのは、人を愛する心を失い、冷酷な人間に変わり果てたリコだった。彼がジュリーを引き抜いたクラブのオーナーだったとは。リコはジュリーに捨てられたと思いこみ、彼女を目にするや冷ややかに宣言した。「君をここに呼んだのは復讐のためだ!」
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3.7夫ビートと別居して3年。愛する息子サーントは物心ついてから両親が一緒にいるところを見たことがない。息子とのたまの面会を心待ちにする夫だが、彼の新しい恋人は息子の存在を快く思っていない。心ない言動で深く傷つけられたサーントを守るため、ビートはもう1度家族3人で暮らすことを提案してきた! 過去の傷は癒えず、壊れた愛は冷えたままなのに、彼に触れられると体が熱くなる!! この同居はサーントのため、ただそれだけなのに……。
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-ロンドンの小さなカフェで働くドティは、店に現れた場違いなほど洗練された客に強引に招待され、エルリア王国へ向かう機中にいた。そこで明かされた彼の正体はプリンス・ランドルフ。出生時の手続きの不備から王位継承権を剥奪されたばかりの“元”王子だ。唖然とするドティに彼は告げた。「きみはプリンセス・ドロテア、エルリアの王位継承者だ。国を救うためにきみが女王になるんだ」驚きながらも、彼のやさしい微笑みに胸がときめき……。
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-ウエディング・プランナーのゲイルは、 何人もの花嫁を幸せへと導きながらも、自分の恋には消極的だ。 そんなある日、担当することになった老富豪の結婚式で、 ゲイルは、花婿の長男で敏腕企業家のアレクサンダーに出会う。 彼は父親の再婚に反対で、花嫁は金目当てと難癖をつける始末。 怒って反論するゲイルとのあいだには、火花が散った。 だが、迎えた披露宴――二人でダンスを踊る最中、 不意にアレクサンダーがゲイルの耳元にささやいた。 それは、あまりに傲慢で気まぐれな、愛人契約の提案だった。
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-■人を愛するのに、時も場所も関係ない。顔を合わせた瞬間、恋に落ちることもある。■ダニエルとの出会いは、互いの車が衝突したときだった。彼は五分で恋に落ちたと言ってくれたが、リーには男性のそういう言葉をうのみにできない過去があった。十六歳のとき、スコットランドの小さな町に駆け落ちして結婚した。その町では、十代でも親の承諾なしに結婚できるのだ。だが、その結婚は破綻し、それ以来、男性不信に陥ってしまった。男性の言葉を信じて裏切られるのはもうたくさん。ダニエルは女性の見方を売り物にしているコラムニストでありながら、自分の娘がリーの弟と恋人同士になったのを知ったとき、世の父親と変わらない態度で認めようとしなかった。若い二人はかつてのリーのように、北の町に駆け落ちしてしまった。リーは複雑な思いを抱いたままダニエルと一緒にあとを追ったが、それは彼女が、愛する気持を再び取り戻す旅でもあった。
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4.5ジュディスは障害のある息子を抱えたシングルマザー。失業して無一文になった矢先、息子がケガをした。途方に暮れて整骨医を訪れると、医師ヒューは想像よりずっと若くてハンサムだった。こんな素敵な人に恥をさらすのは死ぬほどつらい。でも…。「お金はないけど治療してほしいんです!」必死の訴えは予想に反してすんなり受け入れられ、その上、受付係の仕事まで手に入れた! ジュディスは自分の幸運を手放しで喜んだ。それが新たな不幸の始まりとも知らずに…。
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-ドナは、年下のイタリア人の恋人にプロポーズされ、幸せの絶頂にいた。少し頼りない彼だけれど、孤児だったドナの憧れ――家族をもつ夢がようやく叶う。ところが結婚の挨拶に訪れた彼の実家で、ドナは意外な事実を知る。そこは住む世界の違う、由緒正しき名家の大豪邸だったのだ! そして彼の兄リナルドは、傲慢な態度で手切れ金を提示してきた。金目当ての女と思われたのだ。さらにリナルドは、金でドナが追い払えないと知ると今度は誘惑を仕掛けてきて!?
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4.5私は大富豪ファルコン家の次男に弄ばれたの? ――彼、マルセルとキャシーは以前つきあっていたが、その頃彼は、わざわざ貧乏なふりをしていたようだ。そして今、大富豪とその使用人として再会したが、マルセルはキャシーに気づかないふりをしている。確かにキャシーも彼と別れてから変わった。つきあっていた頃は、モデルとして華やかに活躍していたけれど、今はひっつめ髪に眼鏡の地味な会社員だもの。でもだからって、過去をなかったことにしたくはないのに…。
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3.5冷徹な実業家ダリウス・ファルコンは最近疲れを感じていた。彼が事業の失敗の末に降り立ったのは太陽が輝く自然美しい島。公私ともに人生最悪の日を迎えたはずのダリウスだったが、救命隊のボランティアをつとめるハリエットと出会い、いつしか心が軽くなるのを感じはじめる。島での高揚した空気のなか「恋人になってほしい」と請うダリウスに、喜んで受けるハリエットだったが、実はその願いにはファルコン家の事情が深く絡んでいて…。現代のシンデレラストーリー!
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-アレックスは大叔父の葬儀に参列するためにフィレンツェへ飛んだ。大叔父は彼女に債権を遺していた。借金の取り立て先は、この地で農園を営むファルネーゼ家の兄弟だ。葬儀の席で顔を合わせた兄弟は、恨みのこもった目をアレックスに向けてくる。とくに兄のリナルドは憎悪の塊だった。どうして私がこんなに憎まれなければならないの?愕然とするアレックスに、兄弟はある企みをしかける。兄弟のどちらかが彼女をものにして、借金を相殺しようというのだ。コインを投げ、誘惑する役に決まったのはリナルドだった。
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4.8【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】あのガリ勉のちびが、どうすればこんな長身でハンサムな男性に変身できるの!? ローズマリーは13年ぶりに元同級生のウィリスと再会して死ぬほど驚いた。高校時代モテモテのローズマリーは彼を勉強しか能のないダメ男と見なしていた。それが今や有名大学の教授で、近々訪れる彗星の研究のためにこの町に戻ってきたのだ。しかもその間ローズマリーの家に滞在するというのだ! この家でふたりきりなんて無理! だって彼はあまりにも魅力的に変わってしまったんだもの…。
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3.3今日はケリーの8回目の結婚記念日。そして、すれ違いばかりだった著名ジャーナリストの夫ジェイクとの離婚がやっと正式に成立した日でもある。世界中を飛び回る命知らずの夫は、いつも家にいなかった。私が流産した悲しいあの日も…。ケリーは過去を断ち切るため、美しく長かった髪を切り、家で離婚記念日のパーティーを開いた。ところが、突然現れたジェイクはまったく離婚に同意を示さず、パーティーの客を手荒に帰すとケリーの唇を奪ってきた!?
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4.0秘書ブリオニーは、仕事マシーンと名高い社長カーライルの下で働くことになる。至急の仕事をあげた彼女がひと息ついてると、「パパ!」オフィスに、彼がひとりで育てている娘エマが現れる。傲慢なボスの別人のような笑顔に驚くブリオニー。父娘と一緒に遊園地に行くことになるが突然、エマが苦しそうに倒れる。なんと彼女は心臓の病気で余命数か月だというのだ。そして、エマの最後の夢として彼に頼まれたのは――「僕と結婚して、娘の母親になってくれないか?」
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4.3【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】“財産目当ての女”“まるで娼婦”――裕福な老人ラルフと結婚したばかりに、サロメに対する世間の目は冷たかった。突然離婚されたときも、周囲はサロメを悪者と思い込み容赦ない言葉を投げつけた。ある日、彼女はラルフと通ったレストランの経営者マイケルと再会する。世間の噂を鵜呑みにした彼は、露骨な軽蔑を示していたが、ラルフを思って涙する様子を見て食事に誘ってきた。不審に思うサロメ。すると彼は痛烈な言葉を吐いた。「男は皆自分を見て欲情するとでも?」
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5.0シーリアは盲人というハンデに屈することなく、ダイビングや会社経営に挑戦し、好奇心旺盛に人生を楽しんでいる。恋人のフランチェスコはそんな彼女が心配でならなく、彼なりの愛で縛ろうとする。「わたしは不自由でもかわいそうでもない。どうして生き方まで否定するの?」燃えあがった無防備な情熱はお互いを心底傷つけあい、ふたりは決定的な別れを告げる。愛だけで生涯をともにすることはできないの…? イタリアの名門6人兄弟の大河ロマンスとうとう完結――!!