悪い妻と呼ばないで

ロバータ・レイ / 荻丸雅子

リンジーとティムの新婚生活は薔薇色…のはずだった。両親を亡くし孤児院で過ごしたリンジーと、裕福な上流階級出身のティムは愛で結ばれていたのだ。いくらティムの母がひとり息子の結婚相手が孤児であることを受け入れられず、冷たい視線を向けてこようと、彼の愛に包まれ、仕事も順調な日々を送っていたリンジーは、愛がどんな障害をも克服してくれると信じていた。出張から帰った日、夫のティムが、我が家で金髪の美しい女性を抱いているのを見るまでは。

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 女性マンガ
• 出版社: SBCr
• 電子版発売日: 2016年09月23日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 39MB

[mitsuco · ★★★☆☆]

ストレート

ストレートではないけど、幸せになったならよかった。これも妻としての内助の功？なのかな。ちょっと一人の時間が長いけど。ヒーローが心広く一途だったから成り立つようなもの。こんなのはしたいとは思わないけど。

[ブクログ · ★★★☆☆]

リンジーとティムは、大学を卒業と共に結婚した。
上流階級の彼は情熱的に愛してくれるが、自分とは反対に落ちぶれていくのは自分のせいだと感じたリンジーは、ニューヨークへ行くと言って彼と別れ、離婚手続きのために２年後再びロンドンに戻ると…。
巻末に作者による原作話1ページ付き。

荻丸作品らしく、切ない描写もあって良いけど、ヒロインがいまひとつ感情移入しにくかったせいか、他作品と比べるとちょっとだけ星が低いかな？

[G · ★★☆☆☆]

イラッとしました。

お坊ちゃま育ちの夫と、孤児院育ちの妻の格差婚。
結婚後、夫は倒産やら転職等でほとんど主夫状態で妻の方がキャリアウーマンだけど、夫はお坊ちゃまのせいか、のほほーんって感じ。

妻は格差婚という事で夫の両親、特に義母から内心では結婚に反対してるのでは？や、夫のセレブな親戚の輪になかなか入れないのに夫はその事を気づいてくれているのか？と不安な時に見てしまった夫の友人の妹とのキスシーン。

夫は｢ただの挨拶だから誤解しないで｣と言ったり、その後にその友人妹から詫びの電話での会話もいちいちセレブ感むき出しの会話もムカつくし。
終いには夫からの｢君は自分を卑下し過ぎている！｣と責められたりしたけど、でも妻からしたら義母や友人妹からは見下されてたから卑下もしたくなるわ！と思いましたけどね。

ラストらへんでは夫のセレブ家族にとある変化があって、あんなに冷たい義母だったが180度コロッと変わった態度だったし、彼の周りは勝手な人ばかりだった。

全くウットリ出来ない内容でした。