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-シュザンヌが16歳のとき、大富豪だった父が亡くなった。父は再婚した若き後妻に骨抜きにされ、財産も底をついていた。それから3年、いまやつましく暮らすシュザンヌは、次なる獲物を探す継母に連れられ、高級ホテルに宿をとることに。そこで待ち受けていたのは、麗しのイタリア伯爵チェーザレ。シュザンヌはときめくが、しょせん叶わぬ恋だ。ところが、部屋に戻ると伯爵の姿が。さしものシュザンヌも混乱するが、さらに継母が、この娘には男を連れ込む悪い癖があると伯爵に吹き込み――当然、彼は蔑みの目でシュザンヌを見た。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.0“姉夫婦の乗る飛行機が墜落”そのニュースにモーガンは茫然とした。そして生存者はいない模様という報道が……。姉は出産のため、ロンドンからロサンゼルスに帰る途中だったのに。だが悲しみに暮れる間もなく、モーガンは思わぬ人物の訪問を受ける。アレックス・ハモンド! 姉の夫の兄で、一族の企業を経営する男性。姉の結婚式で会っただけなのに、傲慢さが強く印象に残っている。とっさにモーガンは問いつめた。「姉夫婦は生きているの?」アレックスはきっぱりと否定したあと、子供が生きていると告げる。墜落のあと、姉は息をひきとる前に息子を産んでいたというのだ。モーガンとアレックスを後見人に定め、二人に幼い命を託して……。 ■キャロル・モーティマーはハーレクイン・シリーズでもっとも人気のある作家の一人。1983年に原書が刊行された本作は、緊迫感あふれる言葉のやりとりと巧みな心理描写でいっきに読ませます。託された小さな命を巡るうちに芽生えるロマンスをご堪能ください。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-国立公園のレンジャーとして働くジリーは、最愛の夫を亡くして2年。ある日、公園のなかで素敵な男性と出逢い、心がときめく。夫を亡くして以来、こんな思いは初めてだった。数日後、その男性が彼女の職場に現れる。彼の名はアレックス、火山学者として赴任してきたという。彼は青少年更生プログラムとして少年をひとり預かっていた。ジリーはこの少年を通じて、アレックスと心を通わせていく。だが彼女の心のなかには、いまだ亡き夫への愛がくすぶっていた……。
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4.0ルーシーは取引先の重役から執拗な誘いを受けているところを、居合わせたアメリカ人男性、シンクレアに救われた。激しく惹かれ合った二人はその夜のうちに愛を交わしたが、行きずりの関係など持ったことのないルーシーは、ひどくうろたえ、さよならも言わずに部屋から逃げ出した。その夢のひとときで、彼の子を宿したとは思いもせずに……。数日後、ルーシーはいとも簡単にシンクレアに見つかってしまう。驚いたことに、彼はルーシーの勤め先を傘下に持つ経営者だった。昇進のためにぼくを誘惑したんだろうと決めつけられても、ルーシーは、震えながら吐き気をこらえることしかできずにいた。■HQロマンスを代表する作家キャロル・モーティマーが描く、ゴージャスなオフィス・ラブです。本当はシンクレアも、彼の腕をすり抜けていった美女を忘れられなかったのですが、富豪のさがで「はめられた!」と思い込んでしまったのでした。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-父を病で亡くし、暴君の夫も事故で失った今、ソフィーに遺されたのは破産寸前の会社と古びた屋敷だけだった。窮状にあえぐ彼女に援助を申し出たのはハビエル・バスケス、企業の買収と合併で頭角を現したスペインの若き実業家だ。条件のいい申し出にソフィーは戸惑う。なぜならハビエルは7年前、彼女が家業のために政略結婚することになり、涙ながらに別れた元恋人だった。貧乏学生だった彼は今や億万長者…逆転した立場と財力で屈辱を晴らすつもりなの?
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5.0親友たちと杯を交わした帰り道、公爵ザカリーは謎のレディと出会った。黒いベールで全身を隠した彼女は重大な秘密を告げに来たと言い、世間が知らないはずの、彼の“影の姿”も知っているらしい。屋敷に連れていき話を聞くことにすると、驚くことにベールの下から姿を現したのは10カ月前、彼との婚約を破棄して異国へ逃げたジョージアナだった。あの生意気な小娘が今さらなぜ? 彼女が真の目的を白状するまで、しばらく籠の鳥にして楽しんでやろう――。
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4.0
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-ナニー派遣会社に勤めるマギーは豪華なペントハウスを訪ねた。そこで待っていたのは会社経営者のジェイスンと生後1か月の息子ブレイディ。なんて美しい父子なの…。ドキッとするマギーだが過去の手痛い恋の経験から男性を警戒していた。しかも依頼主よ! そんなマギーに彼は驚きの提案をした。「僕と結婚して息子の面倒をみてくれたら、100万ドル支払う」マギーは自分が育った児童養護施設を経営危機から救うため結婚を承諾してしまうが――!?
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3.0人気映画俳優ホークは突然現れた赤毛の美女に驚いた。そして怒りを覚えている。付き人ドナルドがインフルエンザで寝込んでしまったため、急きょその美女、ロージーが代役を務めると言うのだ。ドナルドは40代…彼女は20代前半だろう。ふたりの関係は? ――ロージーは窮地に陥っていた。もし“あの人”に居場所が知れたらつれ戻されてしまう。だからどんなにホークに惹かれても決して身元を明かせない。ふたりの出会いはクリスマスの奇跡を起こし…!?
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-ヒービーは勤め先のオーナー、ニックに片思いをしていた。彼は数カ国に支社を持つ、ハンサムでエネルギッシュな実業家だが、女性を片っ端からベッドに誘っては捨てるという、非情な男性だ。それでもヒービーはある夜、彼の手管に堕ちてしまった。そこには愛も優しさもない――ただの悦びだけ。その一夜でヒービーが妊娠しても、何も変わらなかった。金目当てでわざと妊娠したんだろうとひどいことを言いながら、子どものための結婚を宣言し、ヒービーを自分の邸宅に住まわせ、彼女が拒めないのを承知で、夜ごと甘い誘惑に溺れさせる。だがある日、そんなニックも青ざめるような事件が起き……。■英国女王からも功績が認められている国民的ロマンス小説家キャロル・モーティマー。その巧みな筆致とストーリー展開で、世界中の女性ファンの心を虜にしています。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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3.5ダニーはロンドン郊外の大きな屋敷で庭師として働いている。屋敷の主は家のまわりに高い石塀を巡らし、つねにボディガードに囲まれて暮らしており、いまだ姿を見たことはない。きっと人間不信の哀れなおじいさんに違いないわ。ある夜、庭の芝を刈っていたダニーは背後からの声に驚いた。振り向くと、若くハンサムな男性が睨みつけている。彼こそがこの屋敷の主、ピアス・サザランドだった。謎めいたピアスの魅力に惹かれ、ダニーは身も心も捧げるが、彼の言葉は、あまりにも冷たいものだった。「僕が君を愛することは決してない。期待するな」■1987年に刊行された、人気作家キャロル・モーティマーの意欲作です。謎めいた過去を持つ人間不信の大富豪を愛してしまった、貧しく無垢なヒロイン。彼の心は固く閉ざされたままで……。
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4.0看護師のルイーズは、ロンドンの研修中に外科医ダニエルと恋に落ち、夢のような日々を過ごす。しかし、彼は「君とのことは一時の遊びだ」と言いはなち、ルイーズを冷たく捨てた。傷ついた彼女は母国に戻るが…子供を妊娠していることに気がつく。彼に知らせるわけにもいかず、少ない貯蓄を切りくずしながら子供を育てていた。そんなある日、担当の患者のなかにダニエルの名前を見つける。なぜ彼がここに!? しかも、彼は自分の子とは思いもしないようで…。
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-ある日、サビーナはブライスと名乗る富豪と出会う。その威圧的な態度に怯えつつも、男らしい魅力を放つ彼にサビーナはまたたくまに惹かれていき、ブライスと過ごしたひとときのあとにはもう、離れがたく感じていた。そして別れ際、彼のまなざしに射抜かれると、落ち着かない気持ちにさせられるのだった。そんな目で見られても、私はあなたを愛せない――そう、サビーナには、ある危険から身を守るために、権力者と婚約しているという“秘密”があって……。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.3マーケティ家の結婚パーティーに出席した弁護士のマディソンはその夜、マーケティ家の四男ルークとベッドをともにした。翌朝、彼にバージンだったことを問いただされるが、マディソン自身も自分の大胆な行動に困惑していた。私は誰ともつきあう気はないのに、なぜ? 後日、マディソンは依頼人の遺言状でルークの出生に絡んだ衝撃的な事実を知る。真実に打ちのめされ、家族にすら心を閉ざすルークを心配するマディソンだが、彼の子供を妊娠していることがわかり――!?
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-クロエは、今夜もファーガスに電話をしていた。一夜を過ごしたこの男性に、磁石のように惹かれ、思いもかけない情熱を抱いてしまったが、クロエには、政界に再び躍りでる父親のために、重要な使命があった。そのためにもファーガスに近づき、彼の“ある行動”を阻止しなくてはならない。ファーガスに誘惑のまなざしで見つめられるたびに、クロエは罪の意識に苛まれる。いつか真実を知られれば、この愛を信じてもらえなくなるのではないだろうかと。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-レストランを手伝うダーシーは、グラスを割って指にけがをする。居合わせた会社経営者のローガンに優しく気遣われ、無我夢中で彼の上等なシャツにすがって泣きだした。母親を亡くしたばかりなのに、父親の再婚話が持ち上がり、仕事中にもかかわらず取り乱してしまったのだ。悩んだ末、ダーシーは後日、新しいシャツを彼に送り届けた。すると血相を変えたローガンが店に現れ、若い娘が見知らぬ男に高価なシャツを贈るものではないと叱り飛ばした。ダーシーはなぜ怒られるのかもわからず、唇をわななかせた。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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3.0ミッチはハンサムでセクシーで腕のいい救命医。ところが容赦ない物言いが患者の不評を買い、勤務するメディカルセンターから解雇を言い渡されそうになる。免れるには対人関係改善のカウンセリングを受けるのが絶対条件…。担当することになったカウンセラーのサマンサは、ミッチの有能な仕事ぶりに感嘆した。彼は医師として非の打ち所がなく、さらに対人能力を身につけたら、完璧な男性になるはず――こんな感覚は初めてだわ、自分の職務を忘れそうになるなんて…!
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-ロンドンの社交界で最も注目を集めている画家ですって?大学生のソフィーは、継母が自宅に招いた男性を訝しげに見た。ソフィーよりもかなり年上のルーク・ビットリオは、美しくも傲慢そうな笑みを浮かべて彼女を見返した。ソフィーの父の頼みで、ルークが彼女の肖像画を描くことになったと聞かされ、ソフィーは身震いした。なぜ、こんなに胸騒ぎがするのかしら?案の上、アトリエでふたりきりになったとたん、彼女はルークに唇を奪われ、陶然としてしまう。だが数日後、継母が彼と密会しているのを偶然目撃して……。■人気作家キャロル・モーティマーが描く、1987年刊行のクラシックな魅力に溢れたロマンスをお楽しみください。謎めいた年上の画家に魅了された19歳ヒロインの揺れ動く心情に注目です。
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-伯爵未亡人マライアは、5年前に夫が亡くなってからというもの、妖艶な美貌を武器にあまたの愛人を作っているともっぱらの噂だった。そんな醜聞を信じた男がひとり彼女のもとを訪れた。ウォルフィンガム公爵ダリアンは、弟をたぶらかすのはやめろと一方的に彼女を咎めた。事実無根だわ! 本当の私は男性に愛されたことさえないのに……。だが、そうとは知らない彼からの傲慢な責め口調に耐えきれなくなり、思わず押しのけると、ダリアンはその場で気絶してしまい…!?
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-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!ロージーは教会で恋人の到着を待っていた。家族に黙って、結婚式を挙げるためだ。だが、彼女の前に現れたのは恋人ではなく兄の親友であるスティーブだった! 驚くロージーに、彼は信じられない事実を告げる。彼女が結婚しようとしていた男は財産目当てのぺてん師で、金で追い払ったというのだ。目の前が真っ暗になるロージー。その男の子供を妊娠しているというのに…しかし、あとに続く彼の言葉に、彼女は更なる衝撃を受ける。「ロージー、ぼくと結婚しよう」
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3.7画家のマックのアトリエは、再開発を予定している建設会社から、度重なる立ち退き要請にあっていた。辟易したマックの前に現れた完璧な男性――描いてみたいと思った彼は、最終手段としてやってきた建設会社のオーナー、ジョナスだった。マックは祖父から受け継いだ大切なものだからとつっぱねるが、ジョナスも諦めてくれない。いいかげんにかまわないでと伝えるために彼の自宅に押し掛けたはずが、魅惑的なジョナスの雰囲気にじょじょにのみこまれてしまい――!?
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-エリーは弟のとった行動に唖然とした。職場のクリスマスパーティに姉をエスコートしてほしいと資産家一族に名を連ねる上司パトリックに頼んだという。冗談めかして、エリーが理想の相手はパトリックだと言ったのを、真に受けてしまったらしい。ハンサムなパトリック・マグラス。彼にエスコートしてもらえたら、どれほどすてきだろう。ためらいながら一緒に行くと、思いもかけないことに、彼は「きれいだよ」と囁き、濃厚なキスを仕掛けてきたのだ。あまつさえ、デートに誘われて、臆病なエリーは恥ずかしくなる。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-「メリークリスマス! メリークリスマス!」ジェイドが勤める小学校に、今年もサンタクロースがやってきた。扮しているのは校長のはずなのだが、なぜだか様子がおかしい。サンタは大興奮する子どもたちから離れると、ジェイドの耳元でかすれ声でこう囁いた。「さあ、何が欲しいか言ってごらん」かすかなおののきを感じ、彼女は思わずサンタの頬を叩いた。驚いたことに、彼の正体は校長ではなく、その弟デビッドだった!しかも彼は悪びれもせず、ジェイドと結婚すると突如宣言する。いったい彼は何を考えているの? 絶対に無理よ、だって私は……ジェイドの脳裏に、ある忌まわしい事件の記憶がよみがえった。■クリスマスの季節にふさわしい、人気作家キャロル・モーティマーの隠れた秀作をお贈りします。真面目で熱心な教師ジェイドには、大企業社長デビッドの誘惑にこたえられない秘密があって……。
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3.6姉夫婦の乗る飛行機が墜落――そのニュースにモーガンは茫然とした。悲しみに暮れる間もなく、彼女は思わぬ人物の訪問を受ける。アレックス・ハモンド。姉の夫の兄で、一族の企業を経営する男性。姉の結婚式で会っただけなのに、強く印象に残っている。彼は、モーガンが尋ねた姉夫婦の安否を否定するも、生まれたばかりの甥は生きていると告げた。そしてモーガンとアレックスは甥の後見人に定められたという。そのうえ彼と結婚しなければならなくなってしまい…?
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4.0事故で大ケガを負ったジャッキーが望んだのは――「ここで死んで生まれ変わりたい。別人になりたいんです」整形手術で新しい顔を手に入れた彼女は過去の弱い自分を捨てることを決意した。夫レイフとは熱烈な恋に落ち、すぐにプロポーズされたのが幸せの頂点。上流階級の彼との結婚生活は冷たく、みじめなものだった。財産狙いの悪女として追い出されたのだ。ブルックという新しい名前を自分につけ、彼女は元夫の屋敷にもぐりこむ。最愛の息子と会うために。
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4.3シェフのフランのもとに、突然ハンサムな男性が訪ねてきた。彼はアレックス・マーケティ。親友の兄であり、レストラン・チェーン企業の御曹子でもある彼は、フランに自社の冷凍食品の開発を依頼してきたのだ。それだけでなく、これはお見合いだとも言いだした。いったいどういうこと!? どうやらロマンチストな親友が仕組んだようだ。結婚に夢をみられないフランだったが、仕事でアレックスと行動をともにするうちに、次第に惹かれていってしまい――?
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3.3交通事故で怪我をした大富豪の世話係として働くことになったサム。世界的実業家のスターン兄弟の弟であるザンダーは、光のように輝くブロンドの持ち主で超絶プレイボーイ。そんな美しすぎる彼を前にわたしの理性はふつうでいられるかしら? しかし、つらい過去を乗りこえシングルマザーとして生きるサムは、「億万長者のプレイボーイに恋して身を滅ぼすような愚かなまねはしないわ!」と誓った。でも、彼のやさしさや圧倒的な魅力を前にその決意はもろく崩れそうで…。
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-「なぜ、おとなしく彼の言いなりになっているんだ?」イヴがその声に振りむくと、見知らぬハンサムな男が立っていた。彼はどうやらパーティで、婚約者がイヴをほったらかしにして、ビジネスの話にうつつを抜かす様をこっそり観察していたらしい。イヴは腹をたてたが、男の名前がアダムだと知って驚いてしまう。――アダムとイヴ。まるで運命のいたずらみたい……。後日、アダムは、またパーティにやってきた。そして今度は、婚約を解消するように、自分の子供を産むようにそそのかすのだった。彼は何をたくらんでいるの?
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3.0ブリーは有名写真家ジャクソンのもと、住みこみの秘書として働いている。“仕事関係の人間とは恋人にならない”…そうハッキリと宣言する彼とは、あくまでも雇い主と秘書というクールな関係。だから、どんなに居心地がよくてもジャクソンのそばに居続けるためには、惹かれていることに気づかれてはダメ――ブリーはそうやって気持ちをひた隠しにしてきた。だがある日、ジャクソンの仕事関係の男性にディナーに誘われ帰ってきた夜、彼はいきなり熱いキスを浴びせて…!?
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3.0彼との過去を捨てて、新しく生まれ変わるのよ! 夢だったティールームの開店が決まったドナは、かつての恩人であり恋人だったマーカスが経営するレストランでお祝いをした。自分の気持ちを清算して、新たな人生を歩むために…。けれど、現れたマーカスのセクシーな声に今もまた恋心に火がつきそうになる。9年前のつらい別れに、愛しあった過去などとうに消え去ったのだと思っていた。しかしマーカスは、「君と愛しあいたい」と復縁を迫ってきて…!?
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2.0生粋のお嬢様、20歳のララに言いよってくる男は数知れず、夜ごとのパーティーに明け暮れる日々を送っている。しかし、ロンドン社交界で話題の若き不動産王ジョーダンだけはそんなララに目もくれず、冷たくあしらわれてしまう。絶対、彼を落としてみせるわ! しかし、実はバージンのララは恋愛の手管など何も知らず、本気で叱ってくれるジョーダンに心を許していく。熱い一夜を過ごした翌日、彼にプロポーズされるが、その裏には悲しいたくらみが隠されていて…!?
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-レポーターのサニーは伝説の男性ストリッパー“シン公爵”を取材することに。謎だらけの彼を知る不動産王ライアンに情報を求めると、ライアンは不敵な笑みを浮かべながら答えた。「君を僕にくれるなら」唇を奪われ、足から力が抜けていく。ライアンは“公爵”同様、女性に人気のハンサムでセクシーな存在。つきあった女性は2週間で捨てられるという。この状況は危険すぎる。でも他にどんな手段があるの? サニーは彼の非情な申し出を受け入れるしかなくなり…?
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-友人の代わりに、フローラは期間限定で社長秘書を務めることに。上司マット・ダベンポートは暴君として知られるやり手の実業家。初日から気難しいわがままぶりを発揮してフローラを閉口させる。ある晩、友人たちと舞踏会に行く話をしていたとき、別れた恋人に既にガールフレンドがいると知って、フローラはみえをはって、社長のマットが恋人だと言ってしまう。勇気を振り絞って、舞踏会のパートナー役をマットに頼むと、意外や意外、社長もお見合い相手を断るために、母親の前で婚約者を演じてほしいと言ってきて……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.3舞台からの転落事故でバレリーナ生命を絶たれたアンディ。23歳の誕生日に姉夫婦と食事していたところ、大富豪ダリウスに声をかけられる。彼は暗い噂のある実業界の大物だ。以来、脅迫まがいなほど強引に食事に誘われるようになる。子供の頃からバレエにすべてを捧げてきて男女のことなんか何も知らない。身体に醜い傷跡のある今ではなおのこと。世慣れたセレブの彼とは住む世界が違うのに。1度だけと承諾するが、有無を言わせぬキスをなぜか終わらせたくなくて…!?
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-レクシーは身分を隠し、祖母を打ちのめした公爵家一族のひとり、ルーカン・セントクレアに近づいた。本当に彼が非情な男なのかどうか確かめたい。その一心で個人秘書になったのだ。だが、初日から窮地に立たされてしまう。突然命じられた出張先は、セントクレア家の公爵邸。その邸も村も、祖母がひどい目にあった場所だった。ここにいると、正体がばれてしまうかもしれない。レクシーは1秒でも早くロンドンに帰りたがったが、彼はふたりでここに泊まると言い出して…。
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3.0ベルベットは1年半前、新婚6カ月の夫と飛行機事故に遭った。夫は亡くなり、ベルベットは記憶をなくしたが、無事に生まれた夫の忘れ形見を、ひとりで大事に育てている。そんなある日、ジェラード・ダニエルズという実業家が訪ねてきた。ベルベットと恋人同士だったというのだが、何も思い出せない。過去を取り戻せないまま、ベルベットは彼に惹かれていく。結婚を申し込まれ、彼女は戸惑いながらも受け入れた。初夜、ベルベットは夫の脚に我が子と同じ痣を見つける。何かが彼女の記憶の扉を激しく叩く。女の直感が何かを告げる。わたしの息子の父親は、誰なの……? ■大御所キャロル・モーティマーが1982年に発表した、記憶喪失ロマンスの金字塔、それが『白いページ』です。取り戻せない夫の記憶。ジェラードへの愛。明らかになった真実とは――。
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3.5横暴な作家の秘書とは名ばかりの雑用係として取材旅行中のジャナは、コート・ダジュールのホテルで偶然に美しい男性と知りあう。傲慢そうな黒い瞳の彼は、砂漠の国エル・アマラの王子ラウルだった。彼はなぜか、彼女の素性を知っていた。その上、ジャナをディナーに誘うのだ。迷う彼女だったが一夜の夢と思い彼女は招待に応じた。その時は知るよしもなかった。この黒豹のように美しい砂漠の領主につれ去られ、彼の宮殿で愛なき婚約劇を演じるはめになろうとは。
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3.5出会いはマーケティ家の末妹が出産した病院。ジョー・マーケティをひと目見た瞬間、看護師のリズはそのやさしい瞳に見惚れてしまう。しかし彼女は、プレイボーイな父の浮気で家庭が崩壊寸前となったトラウマから、ハンサムな彼とのロマンスを期待しなかった。その1年後、ジョーが病院のボランティアに応募してきた。ハンサムな彼がボランティアなんて、何が狙い? リズは彼と一線をおいて行動したけれど、ジョーの真面目な態度と誠実さに次第に心を開いていき…。
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3.310年以上疎遠にしている父が亡くなった!? 元軍人のローガンは久しぶりにコーンウォールの屋敷を訪れるが、そこに美しい女性がいるとは思ってもなかった。「君は父の愛人なのか?」大学講師のエリザベスは蔵書の目録作りを依頼されて働き始めたばかりだった。しかし突然彼が亡くなり、その息子が現れたかと思いきや――なんて失礼なの! ロマンス小説に出てくるようなセクシーな彼に、一瞬でも心を奪われるなんて。続けたかったけど仕事は断ろう。そう思ったのに…。
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4.5【特典付き】アナザー・ストーリー6Pを特別収録!マスコミを賑わすF1レーサーのクリスティアーノと、モナコで彼にインタビューしたケイト。ふたりは出逢ってすぐ熱烈に惹かれあい、身も心も深く結ばれた。しかし、彼はその日のレースで大事故に遭って重傷を負い、そのまま音信不通に。彼にとっては、ただ一夜の戯れの恋だったのね、と涙するケイト。4年後、再会を果たした彼は怪訝な瞳で「君は誰だ? あの日に何が起きたのか憶えてないんだ」と言う。記憶を失った彼に、ケイトはある秘密を打ち明けていいか迷い…!?※この作品の特典なし版は既に販売中です。重複購入にご注意ください。
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5.0【特典付き】アナザー・ストーリー6Pを特別収録!仕事をなくし、婚約者に捨てられ、不幸のどん底にいるキャロに届いた1通のメール。それは「どうか宮殿に来てプリンスの恋人になってほしいの」というとんでもないもの。差出人は親友であるプリンセス・ロッティ。彼女はまたいとこのフィリップ王子との結婚を強要されていて、その縁談を壊すため、キャロに彼の恋人のふりをしてほしいと言うのだ。平凡な私がプレイボーイとして名高い彼の恋人なんて!! しかし、傷心を癒すためにも協力して王国へ行くことに――。 ※この作品の特典なし版は既に販売中です。重複購入にご注意ください。
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-ドーラは厳格な父のために家事をこなし、古書店も手伝ってきた。父の意に沿うような男性と婚約もしたし、何不足ないはずだった。婚約者を事故で、父親を病気で失い、独りぼっちになるまでは――。そんな日々に、亡き婚約者の弟、グリフィンがしばしば古書店に顔をのぞかせてくるようになる。彼は、まだ地味な喪服を着ていると彼女をひやかしたうえに、ドーラと婚約していると母親に嘘までついて、彼女を混乱させる。なのに、ドーラはグリフィンをむげに扱えないのだった。兄の次は弟を狙っているとうしろ指をさされるかもしれないのに。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.0幼なじみに誘われてニューヨークにやって来た田舎娘シンシア。トップセレブが集まるパーティーにつれていかれるが、場違いな思いに打ちのめされるだけ。ひとりバルコニーに抜け出したところ、銀色に輝く瞳の男性に声をかけられる。男性は苦手なのに彼とは楽しくおしゃべりできるわ。また、彼もシンシアの反応を新鮮に楽しんでいるようだった。しかし、彼こそは主賓であるルシアン・スティールその人だった! 大富豪とウエイトレス、住む世界の違うふたりの運命の恋は今、鐘を鳴らし…!?
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-舞踏会でアラベラは、久しぶりに会う初恋のカーライン公爵ダリウスが気になっていた。金髪に碧い瞳が美しい彼は兄の友人。以前は親しく話ができたのに、今夜の彼はなぜか冷たくよそよそしい。なぜそんな寂しげな目をしているの? すると不意にダリウスは、手慣れた様子でアラベラのくちびるを奪ってきて――? 名門貴族セントクレア家の4人の兄妹の恋を描いた19世紀ロマンスもついに第4弾、最終話となりました! 原ちえこ先生が描く社交界の恋をお楽しみください。
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-妹の結婚式で不遜な態度をとるアーロンに、ゾーイは眉を寄せた。大富豪だからなんでも許されると思っているの? 彼を懲らしめようとしたゾーイだったが、ゴージャスな魅力に圧倒され、彼のベッドに招き入れられてしまう。それは単なる思い出で終わるはずだった。ところが彼女は妊娠していることに気づく。事実を告げると、アーロンは認めないどころか、中絶してくれと迫ってきた。あまりの衝撃にゾーイはその場を走り去るがアーロンが追いかけてきて…!?
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-同僚との恋に破れたばかりの秘書エリーは、職場のパーティーが憂鬱の種だった。出席でも欠席でもバツが悪い。こんな時、地位も名誉もあり背が高くてハンサムで完璧な男性がエスコートしてくれたらいいのに――その願望はあっさり叶えられた。弟トビーが理想どおりの男性、上司のパトリックをつれて来てくれたのだ。飛びつきたいくらいの相手なのに、エリーは素直に受け入れられなかった。なぜなら彼女とパトリックのあいだには、弟にも言えない秘密があるのだから!
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-貯金は底を尽き、イーヴァは途方に暮れていた。妹を亡くし、遺された双子の赤ん坊をひとりで育てていたがもう限界だ。彼女は子の父親を頼るため、パリの画廊<アークエンジェル>を訪れる。しかし、厳格なオーナーのミカエルは妹を知らないし、子供をもうけるような行為などしないと冷たく言いはなつ。それもそのはず、父親は彼の弟で今はハネムーン中だという。財産狙いと蔑まれながら、イーヴァは事情が判明するまで双子とともに彼の屋敷に滞在することに…!?
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4.5「大変! どうすればいいの?」突然停止したデパートの社員用エレベーターに閉じ込められたジュリエット。閉所恐怖症からパニックに陥った彼女は、気がつけばたくましい腕に押さえこまれ、強引にキスを奪われていた。彼女を落ち着かせるため、見知らぬ男性が唇をふさいだのだ。――やがてふたりは救出されるが、すぐにジュリエットは思い知ってしまう。頼もしいその男性ロブはデパートのオーナーであり、普段なら口もきけない雲の上の存在であると。
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4.0城主だった父を亡くして以来、男装して領地を守り続けてきたジュリアナ。母の遺した美しい貴婦人のガウンに袖も通さず、ささやかなレディのたしなみと言えば、香りのよい石鹸をそっと使うことだけ――。そんなジュリアナがある晩、危険を知らせる音を聞き森へ向かうとひとりの男が倒れていた。深手を負ったその男を塔へつれ帰るが意識を失ったままだ。でもほんの一瞬、目を覚ました彼の青い瞳に、彼女のハートは完全に射貫かれてしまう。なんて美しい男性なの…!
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3.0友人の邸宅で開かれるハウスパーティーに招かれ、1年半ぶりに社交界に復帰した未亡人ジュリエット。けれど周囲の冷たい視線を浴びて、やはり来なければよかったと後悔し始めていた。彼女には、「夫殺し」という身に覚えのない噂が立っていたのだ! そこへ、あたかも彼女をかばうように、若い男性が声をかけてきた。彼の名は、セバスチャン・セントクレア卿。大貴族の一員で、社交界の重要人物である彼がなぜ私を? 噂のある女には何をしてもいいと思ってるの?
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-常夏のカリブ海にあるビーチで、ミリーは1週間のバカンスをもてあましていた。大切な家族を失い、心に負った傷を忘れようと仕事に没頭しすぎたせいで休暇を命じられたのだ。そんな時ひとりの男性が声をかけてきた。彼はチェイスと名乗り、気軽な調子で彼女をデートに誘う。ミリーは彼を追い払おうとしたが思い直した。今、私は笑っていた? 絶望の底に突き落とされて以来、感情を封印してきたのに…。気づけばミリーは、彼と1週間をともに過ごすと約束していた。
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-ホリーは作家ジェイムズの秘書になれて幸せだった。ところがジェイムズの美しい妻マクシーヌときたら、度々ロンドンに出かけてはほかの男に愛想を振りまいているらしく、今日も3週間ぶりにジェイムズの弟ザックと恋人きどりで帰宅した。その無神経さにたまりかねたホリーはザックにつめよったが、彼はホリーの言い分を一笑に付すと、思いがけない提案をする。「きみとぼくで、“愛の罠”を仕掛けないか?」本当は愛し合っているジェイムズ夫妻の目を覚ますため、熱々の恋人同士を演じて二人を刺激しようと言うのだ。ホリーは、罠を仕掛けられているのが自分だとは気づきもせず、ジェイムズのためならと、無邪気にうなずいたのだった。 ■10代のころから作家として活躍していたキャロル・モーティマー。日本デビューは1981年ですが、今もその筆は衰えを見せることなく、常にロマンスの第一線を走り続けています。純粋なヒロインと、一枚も二枚もうわての伊達男。甘い罠にかかったヒロインの行く末は?
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5.0大富豪の令嬢ニーナは幼い頃から24時間監視される不自由な生活を送っていた。母が誘拐され、命を落とした日から…。父のことは愛しているけれど私はこのままずっと閉じこもった人生を過ごすの? そんなある日、画廊<アークエンジェル>で父の宝石コレクションを公開することになり、そこでオーナーのレイフと出会う。強い自立心をもつ彼の、君が欲しいとうったえる情熱的な瞳に貫かれ、ニーナは自分の本心に気づいてしまう。籠の鳥の私をここからつれ出して…!
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5.01年前に決闘で夫を亡くしたパンドラは、そのせいで男を手玉にとる魔性の女と社交界で噂され傷ついていた。そんな時、親友に気晴らしに誘われたパーティーで社交界の悪魔と呼ばれる公爵ルパートと出会う。不届きな殿方と聞いていたのに彼は紳士で、卑劣な男に襲われたパンドラを助けてくれた。その後、いくら断っても彼は熱烈なアプローチを仕掛けてくる。でも彼女は知らなかった。都合のよい花嫁を必要としている彼が、未亡人であるパンドラに目をつけたとは…。
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3.0ブライアナは手にした封筒をじっと見つめた。これこそ実母が私に遺した、ただひとつのもの。愛情深い養父母のおかげで、私は幸せに暮らしてきた。自分を捨てた女性については考えたことさえなかった。それなのに、実母が弁護士に遺書を託していたなんて。これを読んだら今までの平穏な生活が、あっという間に崩れ去ってしまいそうな予感がする。思い悩むブライアナを、冷血弁護士として名高いネイサンが、気遣うような青い瞳で見守っていた。 *本書は、初版ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-アビーは18歳で両親を亡くして以来、妹のために青春を犠牲にして働いてきた。唯一の身近な異性と言えば、雇い主のレストラン経営者ニックだけ。彼とは公私ともに友情を育んできたが、ある時、ふたりの関係が一気に変化することに。それは、妹の誕生パーティー。余興でキスをしそうになったのだ。その日からニックの態度が変化し、恋愛経験ゼロの彼女は、彼の圧倒的な男性的魅力に気づかされることになる。こんなのダメよ。彼には恋人がいるのに…。
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4.3いいかげんな女のふりをしてほしいですって? ディジーは親友のとんでもない頼みに驚いた。親友が遺産を相続するためには厳格な叔父に真面目さをアピールしなくてはいけない。ディジーが無責任であればあるほど親友である自分がいかにすばらしいか伝えられると言うが…。気乗りしないままディジーが古城へ向かうと、目に飛びこんできたのは湖で優雅に水浴びをするギリシア神のように見事な肉体をもつ男性! まさかその男性が親友の叔父ザカリアだったとは――。
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4.0両親亡きあと、ジェーンは遠縁のサルビー卿にひき取られ、召使い同然にこき使われている。ある日、邸でパーティーが開かれるが、招待客の大貴族スタワーブリッジ公爵がジェーンを気にかけ、エスコートしようなどと言い出したことから思わぬ窮地に立たされることに。公爵に色目を使ったと決めつけられ、「ふしだらな母親そっくり」と罵られたのだ! ショックでその場を飛び出したジェーンは、ちょうど邸から立ち去るスタワーブリッジ公爵の馬車の荷台に隠れるが?
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-あの日バカンスを楽しんでいたのは、聖夜を待つ天使だったのかもしれない。■思いきりリラックスして、傷ついた心を癒したい。シーアはただそのためにクレタ島にやってきた。しかし、隣のヴィラで休暇を過ごす男性から、思いがけない話を持ちかけられた。知り合いのお節介から逃れるために、今だけ婚約者のふりをしてくれないかというのだ。リースは親切だし、とても魅力的な人だ。ちょっとしたお芝居を楽しむのも、悪くないかもしれないわ。だけど彼の隣にいると、なぜか本当に胸が高鳴る。このときめきが終わらなかったらどうしよう?
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-母を亡くし、養父に家を追い出された19歳のイーリンは、実の父親のもとへ身を寄せるため、生まれ故郷のカナダを訪れた。だが、すでに新しい家庭がある父は迷惑と言わんばかり。仕方なく宿泊施設で住み込みの仕事を始めたものの、今度は理不尽に働かされ、オーナーには色目を使われる始末だ。八方ふさがりで希望を失いかけていたイーリンは、ある日宿泊しに訪れたすてきな男性客、ジョシュと出会う。ジョシュは彼女の身の上を知ると、救いの手を差し伸べた――彼とベッドをともにするという条件つきで。
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-キャットは、ケイトと彼女の祖母と三人で暮らしている。住んでいる大きな家を保育園にして、毎日忙しく過ごしていた。若くて独身の女性二人が男性の気配もないのはおかしいと、近所の人々はいろいろと噂をしているらしい。だがキャットは気にしなかった。以前、婚約していた恋人に利用され裏切られて以来、二度と男性は信じないことにしたのだ。ところがある日、保育園に子どもを通わせるために、ケイレブ・レイノルズという、一人の男が訪ねてきた。たくましくてハンサムだが、危険な雰囲気をただよわせている彼に、キャットはたちまち警戒心を抱いた。そんな彼女をあざわらうようにケイレブは……。
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-養父のもとで幸せに暮らすブライアナに、ある日、今は亡き実母レベッカからの手紙が届けられた。父親の名も明かさず幼い私を捨てた母の気持ちなど、知りたくもない。そんなブライアナを説き伏せたのは、レベッカの悲しい事情を知る弁護士ネイサンだった。ブライアナはレベッカを不幸に追い込んだ実父を捜す決意をする。力になってくれたネイサンに強く惹かれるブライアナだが、真実を探るうち、ふたりの間に思いがけない障害があることに気づかされ…!?
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4.0父親と婚約者を同時に亡くした令嬢アンディ。父の会社は倒産、多額の負債が残される。どん底の彼女はなりあがりの実業家ライナスに屋敷を売却することに。血も涙もない辣腕ぶりで知られる彼がさらに提案してきたのは――私と母に住まいを用意するかわりに、秘書になれですって!? 彼がそばにいるとなぜか落ち着かない気分になるのに…。しかし、他に選択肢なんてなく、屋敷の片隅に住むことになる。彼の目的は上流階級の世界をアンディもろとも手に入れることで!?
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-明かされた真実を頭では理解できても、心で受け止めるのは難しかった。■今後の仕事のやり方について考えるため、生まれ故郷のマン島に戻っていた人気歌手のトーリーは、友人のマディソンに頼まれて、彼女の兄を空港まで迎えに行った。到着ロビーで名前を書いたボードを掲げて立っていると、百八十センチはかるく超える男性が目の前に現れた。「ジョナサン・マクガイアーだが」日に焼けた男らしい顔立ち。広い肩に引き締まった体。はっとするほど魅力的なのに、ひどく無愛想でそっけない。家まで送ったものの、トーリーは彼の態度にだんだん腹が立ってきた。なんて尊大で失礼な人なの!だがそういった振る舞いは彼がかかえている悩みのせいだった。トーリーはなんとか力になろうとするが、彼の心の壁は厚く……。
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-衝撃が走る。看護師として北アフリカで医療活動を続けるハナーは、傷を負いながらも救援物資を村に届けてくれた美しい男性の姿を見て驚いた。ハナーの祖国の英雄、アーリム・エル・カナールだったのだ。彼は国にすばらしい繁栄をもたらしたシーク……だけど、今は祖国を捨て失踪中の身のはず。なぜこんなところに…? もし本当にあの人なら、ここにいるだけで危ない。ハナーは背後から忍び寄る魔の手に、大きな決意をした。
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4.5ブリンは意を決して画廊<アークエンジェル>に足を踏みいれた。画家を目指すが、美大を出てから持ちこむ画廊という画廊に断られ、食べるのにもままならない。この展覧会が最後のチャンスとは言え、ここにだけは近づくまいと思っていた。なぜなら5年前、ブリンの父が詐欺行為を働いた画廊だったからだ。オーナーのガブリエルに憧れ、淡い初恋を抱いていたが、その彼の手により父は刑務所へと送られた。姿も名も変えて私に気がつくはずがない…そう思っていたが!?
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-ロージーは教会で恋人の到着を待っていた。家族に黙って、結婚式を挙げるためだ。だが、彼女の前に現れたのは恋人ではなく兄の親友であるスティーブだった! 驚くロージーに、彼は信じられない事実を告げる。彼女が結婚しようとしていた男は財産目当てのぺてん師で、金で追い払ったというのだ。目の前が真っ暗になるロージー。その男の子供を妊娠しているというのに…しかし、あとに続く彼の言葉に、彼女は更なる衝撃を受ける。「ロージー、ぼくと結婚しよう」
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-アラベラは出版社で働いている。担当作家の一人マーリンは、美貌の青年ポールフリーを主人公にしたシリーズで人気を博していた。マーリンは隠遁生活を送っており、連絡はすべて手紙で行われている。だが、どうしても本人に会わなければならない用件が生じ、彼の自宅に赴いたところ、アラベラは驚いた。マーリン―ロバート・マーリンは想像していた老人などではなく、ポールフリーが本から抜け出したような魅力的な男性だったのだ。ところがロバートは用件に耳も貸さないうえ、ポールフリーを死なせてシリーズを終わらせると言い放った。説得に努めるうち、彼女はロバートを愛してしまうが懸命に自分を戒めた。六年前、絶世の美女と賞賛された人との結婚が破局に終わり、彼はもう誰も愛せなくなっている。私の愛が報われることはないのだ。
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3.0理学療法士ステファニーに突然舞い込んだ仕事。それは、歩けなくなった弟を診てほしいというさる大富豪の依頼だった。まさかその相手が、せつないほどに憧れた俳優、ジョーダン・シンプソンだったなんて! 仕事中の事故によるケガ以来心を閉ざした彼は、暗い目をして壮麗な邸にひきこもっていた。それでもハっとするほど美しい。…だめよ! この想いは押し隠さなければ。なのに彼は、ステファニーをからかうためだけにすべてを奪い尽くすキスを仕掛けてきて…。
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-ブルックはコンピューター会社の受付嬢。きわめて平凡な毎日だが、ブルックには楽しい職場だ。というのも入社以来、社長のジャロッドに夢中だから。しかし、挨拶を交わすだけだった二人の関係が、ある日の新聞記事で大発展する。なぜか、ジャロッドとブルックの婚約が発表されたのだ。
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-イベントプランナーのジェニーヴァは、開発業者マイケルと情熱の一夜を過ごし、妊娠した。結婚を決めた矢先、彼女は流産してしまう。子供がいない今、愛されてもいないのに結婚していいの? ジェニーヴァは式場から姿を消した。それから1年、気持ちの整理もつきかけた頃、マイケルが新しいボスとして目の前に現れた。彼は過去の醜聞すらビジネスに利用しようとする。冷酷な計算のできる彼に、まだ惹かれている自分に気づかされ、ジェニーヴァは激しく動揺するが…?
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-秘書であるマディのボス、ジャック・ヴァレンタインはプレイボーイの億万長者。彼女は自信溢れる有能な彼の姿しか見たことがなかった。けれどクリスマス直前、ジャックに無理矢理つれて来られたロンドン出張で、彼は別人のように変わってしまった。長く疎遠だった家族との再会が原因のようだが、今の彼は傷ついて心を閉ざした孤独な少年のように見える。こんなジャックを前に、今までどおり冷静に振る舞えるかしら? マディは不安と同時に胸の高鳴りを感じて――。
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-閉店後の美容院を訪れたひとりの客。その戸が開いたとき、運命の扉も開く。■ジョーイは小さな美容院を経営し、つつましくも幸せな毎日を過ごしている。ある日、閉店後の美容院に、ひとりの男性がやってきた。ほこりまみれの様子からして、隣の建設現場で働いているらしい。ジョーイはひと目で、彼の優しい笑顔と温かいまなざしに惹かれ、忘れかけていたときめきを感じながら、髪をカットする。彼は、財布を忘れたと言い、お金を払わずに帰っていった。ジョーイの人生には、これまでも予期せぬ災難が多かった。今回も結局、時間を無駄にしただけ。もうあの人に会うことはないだろう。ところが翌朝、きれいな服装で散髪代を持ってきた彼は、ニックと名乗って、ジョーイを強引に昼食へ誘う。いったいどういう人なのだろう? 仕事を休んで平気なのかしら?そのときすでに、ジョーイの平穏な生活は、大きく変わりはじめていた。
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-ギリシア大企業の社長ドラコンに、ジェミニは必死の思いで面会を求めた。彼女の父が半年前に亡くなり、歴史あるロンドンの屋敷が義母によって彼に売却されようとしている。父が愛した屋敷がホテルに改装されるなんて…。小さな花屋を営む彼女は勇気をふりしぼって交渉するが、彼は冷徹さと鉄の意志を感じさせるまるで皇帝のような男性。その存在感と魅力に、無垢なジェミニは思わず圧倒される。だめよ、どんなすばらしい男性でも彼は義母の新しい恋人なんだから…!
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3.5【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】インテリア・デザイナーのエバは、大富豪マルコスから摩天楼をのぞむNYタワー最上階の改装を依頼される。しかし、プレイボーイと名高い彼は興味をもった女性を追いかけるが、ものにしたとたん残酷になるという噂だ。現にエバの従妹がそんな仕打ちを受けたばかり。女性の敵だわ! 打ち合わせを2度キャンセルするが、逆に彼の挑戦欲に火をつけてしまう。過去の傷から恋愛を拒絶するエバだったが、たくみにベッドの罠に誘われ、身体が溶けるような甘いキスをされて!?
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-エーゲ海に浮かぶヘレニカ王国の第2王子のステファノは、娘に手をやいていた。そこで、ニューヨークからセラピニストを呼び、娘のゾーイを診察してもらおうとした。そして、やってきたセラピニストは、若くて美しい女性だったので驚いた。彼女はドロシーと名乗った。彼女は、たちどころにゾーイと仲良くなり、治療は順調に進んでいるようにみえた。だが、彼女には生きていればゾーイと同じ年頃の息子がいた。ゾーイと重なる思いは、彼女の心に重くのしかかって…。
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-忘れたい過去が、私を見つけだし、追いつめる。■ケータリングサービスを営むジェーンは、ある夜、ずっと避けてきた男、ガブリエルに出会った。三年前……ジェーンの夫とガブリエルの妻は不倫関係にあり、二人はともに交通事故で亡くなった。そして間もなく、ガブリエルがジェーンを捜しているという噂が立った。責めるべき唯一の人間がいなくなり、正気を失った彼が、どういうわけかジェーンに復讐を企んでいるらしい。それ以来彼女は、ヘアスタイルや髪の色ばかりでなく、名前まで変えて、世間の好奇の目からも逃れ、ひっそりと生きてきた。それほどまでに彼と顔を合わせることを恐れていたのに。ところが、彼はジェーンの正体に気づいていないようだった。花束を贈ったり食事に誘ったり、しきりに彼女に交際を求めてくる。必死に彼を遠ざけようとしながらも、ジェーンは……。