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  • 脱ぎ捨てた過去
    完結
    5.0
    僕の生活に女性などいらない――。建築家のマックは離婚したあと、幼い娘をひとりで育てている。会社では新プロジェクトをまかされる機会も訪れ、仕事も順調だった。だが会社から、妻同伴のパーティーの招待状が送られてきた。実はシングルファーザーと知られたら、せっかくのチャンスがふいになるかもしれない…。ふと、家の庭に来ていた女性庭師を見て、ひらめいた。そうだ、彼女に相手役を演じてもらえばいい。高い報酬と数時間のお芝居。ノーとは言うまい。
  • ハッピーエンドの続きを【ハーレクイン文庫版】
    -
    24歳のステラはある日、1通の手紙を受け取った。差出人はギリシア大富豪、テオ・パンテラス。ステラの生涯で唯一の恋人にして、最愛の息子の父親だ。当時交際を反対されたふたりは、妊娠を機に駆け落ちを決めた。だが約束の日、彼はいつまでたっても姿を現さなかった。おなかの子もろとも私を捨てたのに、また会いたいだなんて。6年間、たったひとりで息子を産み育ててきたけれど、どんなにつらくても、テオを恨むことはできなかった……。千々に乱れる心を抱えたまま、ステラは彼との再会を選んだ。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ハッピーエンドの続きを【ハーレクイン・セレクト版】
    -
    24歳のシングルマザー、ステラは1通の手紙を受け取った。差出人はギリシア人大富豪のテオ・パンテラス。生涯ただひとりの恋人にして、ステラの最愛の息子の父親だ。交際を反対されていた二人は、妊娠を機に駆け落ちを決めたが、当日、彼はいつまでたっても約束の場所に現れなかった。おなかの子もろとも私を捨てたくせに、今さら会いたいだなんて。6年間、たったひとりで息子を産み育ててきたステラは、千々に乱れる心を抱えたまま、テオに会う。どんなにつらくても、彼を恨むことはできなかったから……。そして、あの運命の夜の、恐ろしい秘密を知ったのだった。 ■感動のラブストーリーで多くのファンを魅了している大スター作家、R・ウインターズの再会ロマンスです。あの夜、テオが現れなかった衝撃の理由とは……? ご期待ください。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ハッピーエンドの続きを
    4.0
    “明日までに連絡が欲しい。息子といられる権利を求めて、裁判に訴えるようなまねはさせないでくれ”見覚えのある筆跡の手紙を読んで、ステラの体は凍りついた。テオ。六年たって、彼は再びわたしの前に姿を現した。貧しい家の出のテオとの付き合いは、父から反対された。それでも子どもができたと告げると、彼はすぐにも結婚しようとステラに言ってくれた。二人で逃げようと待ち合わせた教会……。だが、彼は来なかった。恋人に捨てられ、打ちひしがれたステラは、兄の助けで息子を産み、周囲の支えでなんとか立ち直れたのだ。そんなひどい仕打ちをしておきながら、なぜ今さら?やがてステラは、テオから当時の信じられない真相を知らされる。■ヨーロッパの国々を舞台にした作品で、多くの読者を魅了する作家、レベッカ・ウインターズ。今月は美しいギリシアの島々を訪れながら深まっていく、家族の絆のすばらしさを描きます。ご堪能ください。
  • 花嫁のルール
    2.0
    ケルシーは、祖父の法律事務所で働く弁護士。そこに有能な弁護士ブラントが、共同経営者として入ってきた。魅力的な彼の虜になるケルシーだが、プレイボーイぶりを見て、彼への想いを封じる・・・。しかし祖父の死後、開かれた遺言状には“ケルシーとブラントの結婚を条件に、会社をブラントに任せる”とあり――!?
  • ハーレクイン・イマージュセット 1
    -
    お得な価格でハーレクイン・イマージュ2作品収録『愛と犠牲の花』-両親を早くに亡くし、妹たちの面倒を見てきた助産師のアビィ。彼女が勤務する産科に、ローハンという名のまばゆいばかりにハンサムなドクターがやってきた。見るも鮮やかな手つきで処置をほどこす有能な彼に、周囲の女性たちはまたたく間に虜になっていった。アビィもまた、彼に微笑まれるとどうしようもなく胸がざわついた。だが、ローハンは愛や結婚に否定的で、自己犠牲的な彼女の生き方をも非難する冷たい男性だとわかる。ショックを受けるアビィだったが、ある夜、突然ローハンが彼女の家を訪れ、思いがけない申し出を――。『スペインの情熱と絆』-1年前、スペイン人の夫サヴの運転する車が衝突され、アイラは4歳の息子ケーシーを失った。その後、サヴは罪悪感から心を閉ざし、彼女に冷たい態度をとるようになっていった。背中を向け合って眠りにつく日々が続き、やがてアイラは離婚しかないと考えるようになる。そのために仕事への復帰を決める彼女だったが、皮肉にも、サヴと同じ職場を選ばざるをえなかった。仕事場では気さくで、魅力的で、部下からの信頼も厚い彼。妻の自分には見せてくれない顔に、アイラの心はさらに沈み……。
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.326
    NEW
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    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「傲慢な公爵の陥落」「華麗なる憂鬱」「愛のため夜を駆けて」「謎だらけのプロポーズ」の4話をまとめて収録。
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.364
    NEW
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「契約結婚」「秘密を宿したダイヤモンド」の2話をまとめて収録。
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.290
    完結
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「プリンセスの隠れ家」「宮殿でささやいて / 情熱は嵐のように」「恋人を演じる一夜」の3話をまとめて収録。
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.238
    完結
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    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「禁じられた一夜」「美しき人質」「突然のプロポーズ」「秘書はかりそめの花嫁」の4話をまとめて収録。
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.276
    完結
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「過去を探しに」「純潔の囚われびと」「ボスにさよなら」の3話をまとめて収録。
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.228
    完結
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「いとしの花婿」「勝気なシンデレラ」「ジュリエットの街で」「恋人たちが帰る場所」の4話をまとめて収録。
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.181
    完結
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「思いがけない結婚」「悪夢のシナリオ」「嘘だらけの結婚」の3話をまとめて収録。
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.137
    完結
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「いつか愛して」「ひと月だけの愛の嘘」「禁じられた喜び」「ギリシア大富豪の哀願」の4話をまとめて収録。
  • ハーレクイン・ディザイアセット 1
    -
    お得な価格でハーレクイン・ディザイア2作品収録!『スイートルームの恋愛報告』-ルーシーは、探偵ヘイデンの滞在するスイートルームに来ていた。継父がオーナーを務める会社が起こした事件の聴取を受けるためだが、ドアが開いた瞬間、出迎えたヘイデンに一目で心奪われた――。陰のある端整な顔立ち、息がとまるほどの存在感。だが、ヘイデンが継父を黒幕だと疑っていると知り、一瞬のうちに、彼は愛してはいけない人となってしまった。彼を求める心の叫びを無視し、ルーシーは継父の無実を証明しようと、調査の協力を申し出る。やがてヘイデンと行動をともにするうちに、彼の瞳に揺らめく欲望の炎を見つけ、めくるめく夜をともにしてしまう。しかしヘイデンは残酷な言葉を放った。「この関係は一時的なものだ」『記憶をなくした億万長者』-別居中の大富豪の夫サムが事故で大怪我をしたと聞き、 ブリアは病院に向かった。 ところが、昏睡からさめた夫の言葉に驚く。 「今回は成功したのかな、スイートハート。 妊娠の兆候は?」 優しく彼女を気遣うサムの様子は、愛情深い夫そのものだった。 まさか……覚えていないの? 不思議なことにサムの記憶からは、5カ月前ブリアが流産したことも それが二人の関係を最悪な結末に導いたことも、消えていたのだ。 ブリアはサムが快復するまで、再び一緒に暮らすことを決める。 そして、仕事中毒ですれ違いばかりだった夫と過ごす新婚の頃のような甘く幸福な日々に、つかのま酔いしれるが……。
  • パリがくれた最後の恋【ハーレクイン・イマージュ版】
    -
    眼鏡の奥に本当の自分を隠しても、いまだ残る彼への愛は、隠せない。 ひっつめ髪に眼鏡をかけ、女看守と揶揄されながらも地道に働くキャシー。かつて彼女はトップモデルとして華々しく活躍していた十代の頃、金持ちの男たちには見向きもせず、マルセルという青年と恋におちた。だが嫉妬した金持ちが彼に瀕死の重傷を負わせたことで、悲恋に終わった。10年が過ぎた今も彼女の心はマルセルを求め、夢に見ることもある。そんなある日、経営に行きづまった雇主から次の仕事の面接を勧められ、キャシーはしぶしぶ面接の会場に指定されたホテルへ向かった。そして、バーで待つホテル王の顔を見て、彼女は卒倒しかけた――嘘よ、マルセル! 私のマルセル! いえ、もう私の彼ではない……。激しく動揺するキャシーをよそに、マルセルは彼女が誰か気づかぬまま、淡々と面接を進めて告げた。「結構。君は僕のアシスタントに適任だ」 ■“結婚しよう、ダーリン。そして全世界に知らせるんだ、僕が君のもので、君が僕のものであることを”悲劇的な別れの前に、そう口にしてくれたマルセルが、自分に気づいてさえくれないことを内心嘆くキャシーでしたが、彼は本当に気づいていないのでしょうか? *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • パリがくれた最後の恋
    3.3
    かつてキャシーはモデルとして華々しく活躍していた。だが今はジェイン・ヘンショーと名乗り、髪をひっつめて眼鏡をかけ、不動産会社で地道に働いている。ある日、彼女は経営に行きづまった雇い主から、次の仕事の面接をすぐ受けるように言われた。フランスのホテル経営者マルセル・ファルコンが、イギリスでの業務拡張のためにアシスタントを探しているという。一抹の不安を覚えながらタクシーを飛ばして面接会場に到着したとき、キャシーは凍りついた。あのマルセルが目の前にいる!破滅的な出来事のせいで10年前に別れを告げるしかなかった男性が。■イマージュの実力派ルーシー・ゴードンが描く、ファルコン家の5人の息子たちのロマンス。『波打ち際のシンデレラ』に続いてお届けする本作は、フランス生まれの次男マルセルの物語です。
  • パリの魔法は永遠に
    完結
    -
    父の経営するファッション・メーカーが売却された! パリ・コレを夢見るデザイナーのアマンダは、その知らせに茫然とした。しかも、買ったのはアマンダの元婚約者ドリュー。ホテル王の彼がファッションに興味をもつはずないのに。まさかこれは復讐なの? 1年前、アマンダは彼に夢中で出会ってすぐに婚約したが、裏切りを知り一方的に婚約破棄したのだ。――彼女は知らなかった。冷酷と言われる彼がアマンダへの愛を包み隠し、彼女を支えるためだけに戻ってきたことを。
  • プロヴァンスで恋を【あとがき付き】
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】ケイトリンは目の前の建物を見て呆然とした。看護師だった頃の患者マードに思いがけず別荘を遺贈されたけれど、電気も通っていない荒れ果てた家だなんて聞いてないわ! とても今夜から住める状態ではない。雨のなか荷物を抱えて途方に暮れていたその時、男性の声がした。マードの友人、レイだ。彼は親類でもないのに別荘を贈られたことを露骨に怪しみ、ケイトリンがマードの愛人だと決めつけた。それでも彼は、自分の屋敷で寝るようにと言ってくれた。
  • 報復のカウントダウン ゴージャスな罠 III
    -
    テスは信じられない思いで、目の前に立つデイミアン・ザウアーを見つめた。愛する彼のもとを去ったのは、もう六年も前のこと。まさかこうして再会する日が来るなんて……。テスがうろたえていると、彼は平然とした口調で頼みがあると告げた。家の改装やパーティ・プランニングを職とするテスに、あるコテージの改修を頼みたいという。それはかつて、将来二人で住もうと誓った想い出のコテージ。息をのんだテスは、デイミアンの目に燃える炎を見て悟った。彼は私に復讐するつもりなのだ、と。★ミニシリーズ〈ゴージャスな罠〉もついに最終話です。ラストを飾るにふさわしい、切なくて甘い罠をどうぞご堪能ください。★
  • 星たちが流れ着く場所
    -
    パーティー会場で、華やかなドレスに身を包んだセレステは、父の会社の後継者が発表される瞬間をいまかと待っていた。娘のセレステが継げば、母の死後、娘を顧みなくなった父もきっとまた彼女を認め、絆を深め合うことができる。それがセレステにとっては何よりも大きな夢だった。ところが、発表された後継者の名は、ベントン・スコット。業界に名を轟かせている若手の投資家だという。いったいなぜ……?茫然自失のセレステを、男性がひとり、会場の隅から見つめていた。“きみが誰かは知らないが、ぼくは欲しいものは必ず手に入れる”射るような青い瞳で、まるでそう宣告するかのように。■父親に後継者に指名されなかったばかりか、新しい後妻まで紹介され、セレステは打ちのめされてしまいます。そんなとき、意外にも彼女を慰めてくれたのは敵であるはずのベントンで……。セレステとベントン、皮肉な巡り合わせで出会ったふたりの熱いロマンスをお楽しみください。
  • ボスとの熱い一夜の奇跡
    -
    ただの秘書としか見てもらえない私。彼の恋人になる夢が叶う日はくるの? 秘書として休みもなく働き、ボスに尽くしてきたアンディは、その日ついに覚悟を決めた。「辞めるわ。今日が最後よ」彼女はハンサムで魅力的な大富豪の社長、マックに恋していた。このまま想いに気づいてもらえず、オフィスの備品も同然に扱われ続けるのは耐えられない。永遠に会社を去ろう。愛する男性のもとを……。「さようなら」だが、傲慢で自信家のマックは目をぎらつかせて告げる。「きみを手放すつもりはない。きっときみは考え直すだろう」説得の場はいつしか親密な空気に包まれ、二人は体を重ねる。その夜、アンディが授かったものは……。■USAトゥデイのベストセラー作家、M・チャイルドが綴る、ボスと秘書の恋物語をお楽しみください。オフィスで二人きりのある夜起きた予期せぬ出来事。その日から二人の関係が変わっていきます。
  • ボスにさよなら
    完結
    5.0
    ルークのもとで秘書として働くニコール。エネルギーに満ち溢れる彼にひと目で惹かれるが、それが危険なことと予感していた。だから彼を避けていたのに…「ふたりの間にある何かを、無視できない」そう言って彼は身体だけの関係を求めた。誰とも深い仲にはならないと決めていたニコールだが、彼の魅力に抗えず昼は秘書として、夜は彼とベッドをともにする関係を始めてしまう。本気には決してならない――なってはいけない。彼との未来はあり得ないのだから…!!
  • ボスにさよなら
    3.0
    ニコールはボスであるルークと、体だけの関係を続けている。本来、気軽なつき合いをするタイプではないが、魅力的なルークとのやり取りは楽しく、彼女は満足していた。そんなある日、ささいなことがきっかけで、ニコールはとんでもない事実に気がついてしまう。なぜ今まで気づかなかったのかしら。私はルークを愛してしまった……苦しいほどに。もはやこんな関係は続けられないと、ニコールは別れを決意した。きっとルークも、終わりの日がきたとあっさり受け入れるだろう……。だが彼は、ニコールが予想もしなかった行動に出た。
  • ボスにさよなら【特典付き】
    完結
    -
    【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!ルークのもとで秘書として働くニコール。エネルギーに満ち溢れる彼にひと目で惹かれるが、それが危険なことと予感していた。だから彼を避けていたのに…「ふたりの間にある何かを、無視できない」そう言って彼は身体だけの関係を求めた。誰とも深い仲にはならないと決めていたニコールだが、彼の魅力に抗えず昼は秘書として、夜は彼とベッドをともにする関係を始めてしまう。本気には決してならない――なってはいけない。彼との未来はあり得ないのだから…!!
  • ボスにだまされて
    -
    ルーシーはベッドに横たわり、思い悩んでいた。知り合ったばかりの男性とベッドをともにしてしまうなんて!しかも相手は、彼女の勤める会社を買収した企業から、視察のために派遣された人物だ。リック・コナーズ――ハンサムで、どこか威厳を感じさせる彼に、たちまち惹かれ、その魅力に屈してしまった。かつてオフィス内の恋愛で心をずたずたにされたことがあり、職場の男性とは二度とかかわるまいと決めていたのに……。でも、視察が終われば彼は本社に戻る。顔を合わす機会もなくなるわ。ルーシーはむりやり自分にそう言い聞かせた。
  • ボスに恋愛レッスンを
    -
    メアリーは仕事でとある大企業のパーティに出席していた。ふだんはお世辞にもおしゃれとは言えない彼女が、慣れないハイヒールのせいで滑って転びそうになったとき、スーツを着こなした長身の男性が支えてくれた――彼こそが、一代でこの企業を築き上げた社長のタイラーだった。10年前ここで働いていたメアリーは、彼の傲慢さをよく知っていたが、それでもなお人の心をわしづかみにする魅力に圧倒される。話をするうち、タイラーの口から意外な言葉が飛び出した。「君に頼みたいことがある。僕は結婚したいんだ」思わずイエスと答えたメアリーの胸に、彼の返事が突き刺さった。「君なんかと結婚するつもりはない。恋愛コーチをしてほしいんだ」

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  • 水の都に魅せられて
    完結
    -
    パーティーの帰り道、ひったくりにあったキャサリンは美しい男性に助けられた。この人は…パーティーの間ずっと私を見つめていた男性だわ。まるで獲物を見定めるような眼差しで…。ニコラスと名乗る彼は有名ホテルのオーナーで「ひと目見た瞬間から、君とベッドをともにしたいと思っていた」と甘くささやいてきた。こんな危険な男性にかかわるわけにはいかない。けれどニコラスの圧倒的な魅力を前に、キャサリンは身をゆだねてしまった。彼の胸に宿る復讐心に気づかずに。
  • 水の都に魅せられて
    3.0
    「君をひと目見た瞬間、ベッドをともにしたいと思ったんだ」同僚の結婚披露宴に参加していたキャサリンは、知り合ったばかりの男性にそう告げられて、狼狽した。パーティの間じゅう、彼にじっと見つめられているのは知っていた。まるで……獲物を見定めるようなまなざしで。彼の名はニコラス・ゼンテナス。披露宴会場であるこの有名ホテルのオーナーだという。浅黒い肌と黒髪、そして端整な顔立ちが危険な雰囲気を醸し出している。警戒しつつも、キャサリンはニコラスの魅力に陶然となった。彼が残酷な復讐心を胸に秘めているとは、もちろん思いもしなかった。
  • 魅惑の黒い瞳
    4.0
    なんてこと! 突然、正面に飛び出してきた黒猫をよけようと、ローラはすぐにハンドルをきり、急ブレーキを踏んだ。次の瞬間、金属同士がこすれ合ういやな音がした。こちらの車を追い越そうとしていたBMWと接触してしまったようだ。彼女は震えながら、車から降りてきた魅力的な男性を見つめた。今日は利益優先の鬼のような新社長がやってくる日だというのに……。ローラがインテリア・デザイナーとして働いている会社は、アメリカの多国籍企業に買収されたことから、人員削減や部門閉鎖の噂まで飛び交い、みんなびくびくしているのだ。先を急ぐから補償の件は後日話し合うと約束し、彼女は会社に戻った。ところが先ほどの男性がオフィスに入ってくるではないか!彼が新しい社長だと紹介されてローラは愕然とした。■“オフィスでの恋物語”―ただの秘書だけど、ひとりの女性としても見てほしい……。オフィスを舞台にした熱い愛の物語。同じテーマの「ブエノスアイレスの別れ」はハーレクイン・ロマンスより発売中です。
  • 魅惑の黒い瞳
    完結
    3.5
    なんてこと!飛び出した猫をよけようとしたローラの車が、高級車と接触してしまった。相手はハンサムだけど失礼な男性。頭にきたローラはつい、言い返してしまった。--ついてないわ。今日は鬼のような新社長がやって来る日だというのに。ローラの会社は最近、買収されたばかり。利益優先と噂の新社長の来訪に、皆びくびくしていたのだ。しかも会社に着くと、さっきの男性がなぜかオフィスに現れた。彼こそが新社長だと紹介されてローラは愕然とするが?
  • 遺言と結婚のゲーム
    -
    結婚生活は破綻したはずでしょう。それなら離婚届にサインしたくないのはなぜ?■父の遺言はこうだった――エリザベスが造船所を相続するためには、七週間以内にジェイと結婚しなくてはならない。エリザベスはこの遺言を口実に、父の右腕だったジェイにプロポーズした。ビジネスの申し出だと言い訳したものの、実はひそかに彼を愛していたのだ。意外にもジェイはすんなりプロポーズを受け入れる。だが彼の浮気が発覚し、半年で結婚は破綻した。絶望したエリザベスは、九歳のとき以来暮らしてきたジャマイカから、ロンドンに戻ってひとり暮らしを始めた。一年後、突然ジェイから離婚届と思われる封書が届いた。エリザベスはなんとなく気が重くて開封する気になれなかったが、ある日、突然ジェイが現れ、書類にサインするよう彼女に迫った。
  • 遺言と結婚のゲーム【2分冊】 1巻
    完結
    -
    ずっと片思いだったジェイに、父の遺言を利用して結婚をもちかけたべス。素直になれない自分には、彼の心をつかむ方法はこれしか思い浮かばなかったのだ。しかし1年後、ふたりは別居していた。原因は彼の浮気だ。相続のための結婚とは言え、いつか心も結ばれると思っていたのに…。そんなある日、ついにジェイから書類が届く。離婚届だと恐れ、開封せず返事をしないべスにしびれを切らしたジェイが現れた。その時、ふたりの抑えきれない感情と衝動は止められず…!

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  • 夜ごとの夢をシークと
    -
    「僕の名前はアミール。タラカールのシークだ」そんなばかな。キャシーは驚きに目を見開いた。彼女は昨日、アミールの国を旅してまわったばかりだった。ところが途中で山賊に誘拐され、この野営地に連れてこられた。あられもないアラブの踊り子の衣装を着せられ、男たちの元を訪れたアミールに貢ぎ物として差し出されるために……。でもまさか彼がこの国のシークだとは思わなかった。その彼がどうしてここに? キャシーを決して傷つけることなく、慎重に事情を尋ねてくる態度にはオーラが漂い、つい惹かれてしまう。同じテントで過ごすシークとの夜に、キャシーの心はざわめいた。
  • 罠にかかったプリンセス 愛の国モーガンアイル III
    4.0
    モーガンアイルの王女ソフィーの姿を久々に目にしてアレックスは内心でほくそ笑んだ。相変わらず凛として美しいが、彼女が気まぐれな裏切り者だということは十年前にわかっている。ソフィーの兄と交友関係があったため、かつてアレックスはモーガンアイルに休暇で遊びに来た。そのときソフィーと親密な仲になり、結婚の約束までしたのだ。だがソフィーは、いざとなるとアレックスをあっさり捨てた。ビジネスでこの国を再び訪れることになったのは、恐らく神の思し召し。今度はソフィーが味わう番だ――愛する者に捨てられるつらさを。◆ヨーロッパの小国を舞台にした三部作〈愛の国モーガンアイル〉最終話をお届けします。三カ月間、ご愛読ありがとうございました。

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