検索結果

  • ホテル王の非情な求愛
    -
    彼をボスとは呼べない。かつて私の純潔を奪った放蕩者を。 大切なものを失うのはこれで二度目だ。イザベルの心は折れかけていた。また彼に奪われるの?スペンサー・チャッツフィールド──ホテル王一族の息子で、女性の噂が絶えない彼に、イザベルは身も心も捧げた。だがすぐに弄ばれただけだと気づき、自ら別れを告げたのだ。彼の子を身ごもっていたというのに……。あれから10年。父のホテルを継承するというイザベルの夢を、スペンサーはやすやすと横取りしていった。しかも彼が新しいボス。その命令に背くことは許されない……。 ■元恋人で、宿敵一族の御曹司であるヒーローへの憎しみと、消しがたい情熱との狭間で揺れ動くヒロインの心情をメラニー・ミルバーンが描きます。
  • さまよえる女神たち II
    -
    『アポロンの吐息』―なぜ彼がここに? テレビ局のリポーター、トーリーは驚いた。軍人の独占取材のため中央アメリカの病院に潜入したところ、友人の兄ベンにでくわしたのだ。ベンといえば、アメリカ有数の億万長者で社交界一のプレイボーイだ。だが、今は黒ずくめの姿で物騒な武器を構えている。次の瞬間、彼はいきなりトーリーを抱き寄せて唇をふさいだ。 『光と影のネメシス』―孤児として育ったサムはたぐいまれな語学の能力を買われてアテナ・アカデミーで学び、のちにCIA工作員となった。ところがある日二重スパイの嫌疑をかけられ、幽閉される。彼女がロシアの諜報機関と接触している、というのだ。わたしはやってない! サムはひそかに思いを寄せる同僚のライリーに訴えた。だが彼にむげに拒絶され、思わず……。
  • 不実なギリシア海運王
    -
    娼婦呼ばわりされても、裏切り者と罵られても、それでも、あなたの腕に戻りたい。 母に捨てられ、父にも死なれて、癒しの旅に出かけたホリーは、エーゲ海のサントリーニ島で世にも美しい男性──ギリシア海運業界の雄、テオ・ツォウカトスと出会った。ふたりはたちまち激しい恋に落ちて電撃結婚するが、プレイボーイの夫にいつ捨てられるかと怯える生活に疲れ果て、ホリーは結局、みずからテオのもとを去った。別居して4年後。彼女はある目的のため、夫に面会を申し入れた。テオが指定した場所はバルセロナ──甘く熱いハネムーンを過ごした思い出の地で、彼はホリーを待ち受けていた。「裏切り者の娼婦が、今さら何をしに来たんだ?」 ■プレイボーイのギリシア海運王と電撃結婚したホリー。しかし、幸せな結婚生活は長く続かず……。過去の呪縛に苦しむヒロインが真の愛に気づく過程に、思わず心が揺さぶられます。
  • 誘惑は蜜の味【あとがき付き】
    完結
    -
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】チェルシーは上司に関係を迫られ困っていた。解決策が見つからないまま、上司と取引き先の宝石商<ライダー・ジェム>のパーティーに出席した彼女だが、会場で偶然同じアパートの住人クインを見かけたとき、妙案を思いつく。プレイボーイだと噂の彼に今だけ婚約者のふりをしてもらおう! ところがクインは大げさに演じ、偽りの婚約を大々的に発表する。翌日、ふたりの婚約記事が新聞に掲載されチェルシーは仰天した。クインは<ライダー・ジェム>の会長だったのだ!
  • 遠い夏の秘密
    -
    あなたと愛し合ったあの夏に私は身ごもった。でも、この子の父親はあなたじゃない……。■一人息子のニックとテーマパーク巡りを楽しんでいたケイトは、かつての恋人パトリックと思いがけず再会した。七年前の夏、ケイトはパトリックと初めて愛し合った。ところがその二週間後、あろうことか彼のいとこに襲われ、彼女はニックを身ごもった。それ以来、ケイトはパトリックの前から姿を消し、女手ひとつでニックを育ててきた。あの夏の秘密を、彼に言うことは絶対にできない……。しかしパトリックはニックを自分の子と思いこんで、ケイトが否定しても動じず、これからも会うことを強く望んだ。つらくても、真実を告げなくてはいけないのだろうか?いつしかケイトは、彼を突き放せない自分の気持ちに気づいていた。
  • オフィスでの恋物語
    -
    ●『裏切りの花束』(エマ・ダーシー著)ケイトリンはデーヴィッドの仕事上のアシスタントであり、 同時に恋人だった。しかし彼はまったく心を開こうとしない。 バレンタインデーの朝、ケイトリンはついに別れを決意した。 だが出社してみると、デスクに赤い薔薇が届いていた。 デーヴィッドが私のために? ケイトリンの心に希望が芽生えた。 しかし、彼は薔薇の花など贈っていないと言う。 ●『秘書は天職』(ダイアナ・ハミルトン著)クレオは冷厳な独身貴族として有名な頭取ジュード・メスカルの個人秘書。 ある日、クレオは過去の恋人に呼び出され、すぐに大金を出さなければゴシップ紙に二人の関係を売ると言われた。 両親を亡くしたクレオをただ一人気にかけてくれた叔父が、 先日心臓発作を起こしたばかりだ。ショックを与えるわけにはいかない。 クレオは悩んだ末、ある行動に出た。★ “オフィスでの恋物語”――ただの秘書だけど、ひとりの女性としても 見てほしい……。オフィスを舞台に燃える、熱い愛の物語です。★
  • さよならの演技
    -
    ボスのジェイクと契約結婚をした、秘書のクレア。だが迎えた2度目の結婚記念日、クレアの心は沈んでいた。先日、夫と令嬢の熱愛が新聞に取りざたされたのだ。二人は2年前、ある条件を交わしていた――どちらかが誰かを真剣に愛し、再婚を望んだときは、きっぱりと契約を終えて離婚しようと。きっと彼は記念日の今日、わたしに別れを切り出すつもりだわ……クレアの胃はよじれた。なぜならジェイクのことを、心から愛してしまっていたから。 *本書は、初版ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ハーレクイン・ロマンスセット 1
    -
    お得な価格でハーレクイン・ロマンス4作品収録『一夜の恋におびえて』-妹の結婚式で付添人を務めるゾーイ。式の最中、花婿の兄で付添人のアーロンの態度の悪さに辟易し、懲らしめようと近づくが、逆に彼の誘惑の罠にかかり……。『賭けられた花嫁』-父が賭で失った城を取り返すためアンジェリークは首長国に飛んだ。交渉相手レミーの部屋に忍びこむが、捕まって投獄されかける。すると彼からとんでもない提案が!『愛と偽りのギリシア』-ケイラはギリシアの小島でハンサムな漁師と知り合うが、彼はなぜか彼女の正体を疑っていた。それでも惹かれるケイラは、ある日、彼の驚く真実を知った。『希望と名づけた愛の証』―妊娠中のミアはおなかの子の父親の葬儀で、その兄である初恋の相手イーサンと再会した。彼はミアの不実をなじるが、この妊娠には誰にも言えない秘密があった。
  • かたくなな恋人
    -
    死んだと思っていた娘が生きていた!喜びもつかのま、彼女の苦しい恋が始まった。■妻の財産をかすめ取ることしか頭にない夫に耐えきれなくなり、クラウディアは娘ナタリーを連れて家を飛び出した。ところが、高速道路で悲惨な事故を起こし、自分が重傷を負ったばかりか、最愛の娘を失ってしまう。数年後、離婚して慈善事業にいそしむクラウディアの前に、イギリス金融界の若き実力者、タイラーが現れた。もとの夫のいとこで、離婚する前のクラウディアに、真実の愛をつかのま教えてくれた男性――あのときは、不貞は許せないと私をなじり、あっさり捨てたくせに、なぜ今ごろ現れたのかしら?いぶかる彼女に、タイラーは驚くべき告白をした。「きみの娘、ナタリーは生きている」クラウディアは息をのみ、その場にくずれおちた。
  • ほほ笑みは謎めいて
    -
    手を取っただけで猛反発するこの女性の過去に、いったい何があったのか。■ウェイトレスの魅力に引かれて、スターリングは三日続けてその店に通った。最初は外見に魅せられたにすぎなかったが、今は悲しげな目と思いつめたような表情が気にかかる。その彼女が下品な客に性的いやがらせを受けている!スターリングは激しい怒りがわき上がるのを覚え、彼女を救い出し、強引に店を辞めさせた。その女性――サラは、スターリングの傲慢さをなじったものの、行くあてもなく、結局、彼の経営するぶどう園で働くことに同意した。だが彼女は素性を明かそうとせず、スターリングが手を取っただけで暴漢に襲われたような反応を示す。サラはこれまでどんな人生を送ってきたのか。彼女を理解できるときがくるのだろうか?
  • 夫を信じない罰
    -
    あの男の魅力に再び屈したら身の破滅だ。彼女はアメリカ行きを決意した。■スコットランドに移り住んでいたケンダルは、半年ぶりに夫ジャラッドのいるロンドンに戻ってきた。幼い息子と共にアメリカに旅立つことを告げるために。夫ときっぱりと別れ、インテリア・デザイナーとして自立する決意だ。突然オフィスに姿を現したケンダルに、ジャラッドは海外へ行くのなら息子を置いていけと迫る。親権訴訟も辞さないと脅す裏には、断ち切れない妻への愛があった。「もう一度言ってくれないか、ぼくから去った理由を」「軟禁と浮気だけでは理由にならないの?」互いに不信感をぶつけ合っても、堂々巡りするばかりだった。果てしない対立――だがそれどころではない事件が持ち上がる。彼らの最愛の息子マシューが何者かに誘拐されたのだ。
  • 始まりはウエディング
    -
    友人のパーティーでハニーはグレアムと言い争っていた。以前からグレアムはしつこく結婚を迫り、愛してもいない彼と結婚する気のないハニーはうんざりしていた。いくら断ってもあきらめないグレアムは、そのときもまた…そこへ、ベン・クレアモントという男性が現れ、ハニーをさりげなくパーティー会場から連れ出してくれた。静かなバーでベンは彼女の話を親身になって聞き、最初は警戒していたハニーもいつしか彼との会話を楽しんでいた。翌朝、ベンから電話で食事に誘われたハニーは、グレアムとの問題を解決する“完璧な”方法を提案された。しかし、それは彼女にとっては信じられない方法だった。グレアムから逃れるために、ベンと形式だけの結婚をするなんて…。
  • 情熱のフーガ
    -
    3年前、休暇でアンダルシアを訪れた21歳のキャシーは、ハンサムな大富豪ロマン・フェルナンデスに見初められた。だが夢のような求婚のあとに待っていたのは、悪夢の結婚生活。“名家にふさわしくない”と使用人にまで蔑まれ、頼みの綱の夫もほとんど屋敷におらず、その隣には他の女性が。ついに耐えきれなくなり、キャシーはイギリスに逃げ帰ったのだ。だがあれから1年、弟がロマンの金を横領したことが発覚した――告訴はしないでと懇願するキャシーに、ロマンは条件を出した。君が3カ月ぼくとベッドをともにするなら考えてもいい、と。
  • 愛するのは禁止
    -
    ロウィーナは若くして有名雑誌の編集長の座に就いた。果てしない野心をいだいて努力した結果だった。成功の味に酔いしれてもいいはずなのに、気分は冴えない。それもこれも妊娠してしまったせいだ。キャリアのことを思えば、結婚や出産など考えるのもつらかった。そんな悩みを胸に、ライターの女性と社内を歩いていたとき、通りかかった一室で、上半身をあらわにした男性の背中を目にする。長身の男が振り向いたとたん、ロウィーナは思わず声をあげた。「こんなところで何をしているの?」女性スタッフのみだらな視線にさらされているハンサムな彼こそ、大学時代の友人で、おなかの子の父親であるクインだった。彼には妊娠したことは秘密にしてあるから、何も知らないはず。それにしても、形成外科医の彼がなぜ半裸の姿でここに?
  • 偽りの彼方に
    -
    祖父が持ちかけた結婚話に、キャットは取りあおうともしなかった。相手は遠縁にあたる実業家アルド。会ったことさえない男性だ。おじい様には気の毒だけれど、丁重に断ろう。だが家を訪ねてきた彼を一目見て、キャットは考えを翻した。「チャオ、キャタリーナ」甘い声に荒削りながら整った顔立ち。室内を満たす官能的な雰囲気に、キャットは数分後には彼との結婚生活を想像さえしていた。あれから十一カ月…。トスカーナの豪勢な別荘で、キャットは失意の新婚生活を送っていた。夫はずっと愛人と一緒で、家には寄りつこうともしない。きっと彼にとっては、祖父の財産めあての結婚にすぎなかったのだ。初めて会った日、彼の瞳の奥にきらめいた炎はなんだったのかしら。
  • 億万長者の恋 億万長者に恋して
    -
    『初恋』と題された肖像画のモデルは驚くほどキャロラインにそっくりだった。彼女が働く画廊によって新たに発見された幻のその名画は今夜、早くも買い手がつきそうな気配だ。キャロラインも『初恋』が早く画廊の手を離れることを望んでいた。肖像画が呼びおこした悲痛な恋の思い出に苦しめられていたからだ。彼女のそれも初恋だった。十二年前の、十七歳のあの夏。野性的なベン・デクスターに出会った日がすべての始まりだった。裏切られ、冷酷に捨てられて、狂おしい恋は終わったけれど…。絵を買いたいという客を迎えるための準備をすませた彼女のもとへ画廊の経営者がひとりの男性を連れてきた―ベン・デクスター。十二年の歳月は彼をすっかり洗練された男性に変えていた。リッチで傲慢なヒーローの華やかな輝きと、隠れた素顔の魅力を描いた、ゴージャスな恋物語。
  • 復讐の楽園
    -
    エミリーはかつて一家が所有していたカリブの思い出の島へ旅立った。ところが空港で、身に覚えのない密輸容疑で逮捕されてしまう。そこへ突然、昔の恋人トリスターノが現れた。エミリーの家族を不幸に陥れた張本人で、復讐を心に誓った相手だ。とまどうエミリーに、彼は信じられないことを言った
  • 愛は苦しみの奥に パーフェクト・ファミリー IX
    -
    ケイティには大学生のときから思いを寄せている男性がいた。しかし彼が愛し結婚したのは、彼女の双子の姉だった。ケイティは失恋の痛みに耐えて慈善団体の仕事に打ちこんでいたが、妻子ある上司の誘惑を拒んだのがもとで、不本意ながら辞職し、故郷の町ヘーズルウィッチで父親の法律事務所を手伝うことになった。出勤第一日目、考え事をしながら歩いていたケイティは、あやうく車にはねられそうになる。運転していたセブ・クックは薬品の研究をする科学者で、この土地の国際的な薬品会社に引き抜かれて、やはり帰郷したばかり。二人はともに怒りを覚えるが、同時に互いの魅力に強い印象を受けた。後日、二人は偶然にも再会した――同じアパートメントの隣り合った部屋を買おうとして。★人間の愛と憎しみをあますことなく描くペニー・ジョーダンの傑作〈パーフェクト・ファミリー〉をお届けしています。続けて読んでも、一作だけ読んでも、どちらでも楽しめる作品です。★
  • 愛はかなわぬ夢に パーフェクト・ファミリー VIII
    -
    夢見てもかなわなかった愛――それを見つけるために彼女は旅立った。■「きみに子供を産ませたがる男がいると思うのか?」会社の同僚の男性からばかにした言葉を浴びせられ、笑って言い返したものの、サマンサの心は傷ついた。サマンサの長年の夢は、愛する人と結婚して子供を産むこと。でも、三十歳になった今もふさわしい男性が見つからない。もうこうなったら、双子の妹ボビーがしたように、イギリスに渡って愛する人を見つけよう。州知事をしている父親の補佐役として彼女の家に出入りし、ローティーンのころからサマンサを知るリーアムはそんな考えに批判的だったが、出発の日、空港まで送ってくれることになった。しかし空港で彼がしたのは……キス。それも恋人にするようなぞくぞくするほど悩ましい口づけだった!
  • トスカーナの花嫁 シンデレラに憧れて
    -
    大財閥の跡継ぎを産んだ彼女への周囲の目は冷たかった。■カフェで働いていたポーシャは、客のヴィトーに言い寄られ、熱意にほだされて結婚の約束をした。ところが、身ごもった直後、彼と連絡がつかなくなる。ヴィトーの身に何か起こったのだろうか――ポーシャは心配でたまらず、彼の仕事先のレストランに何度も手紙を出したが返事はなかった。数カ月後、ポーシャは新聞でヴィトーの事故死の記事を見て愕然とする。彼はイタリアの大財閥の次男坊で、妻までいた。レストラン開店を夢見て、貯金に励んでいる若者などではなかったのだ。かわいい男の子に恵まれたものの、祝福してくれる人もなく、両親の非難にさらされながら、つらい日々を送る彼女は、ある夜、冷たい目をした見知らぬ男の訪問を受けた。彼はヴィトーの義兄ルチェンゾと名乗り、軽蔑もあらわに言った。「きみと赤ん坊をイタリアに“招待”したい。父の意向だ」
  • 白夜の大富豪
    -
    教えて……あなたが求めるのは、 愛人だけなの? 音もなく、滑るようにセルゲイ・マリノフの豪華なリムジンは、白夜のサンクトペテルブルクを疾走している。クレメンタインは夢見心地だった。美しい街、たくましい男性。ついさっきまでは、絶望のどん底にいたのに。仕事で訪れた外国の地で暴漢に襲われ、ハンドバッグを奪われた。駆けつけて彼女を救ってくれたのが、セルゲイだった。17歳の頃からずっと働きづめで、愛も知らないクレメンタインは、この束の間のシンデレラ・ストーリーに浸ろうと思った。セルゲイのプライベートジェットにさらわれ、ニューヨークで愛人にされてしまうとは、まさか知る由もなく……。■ハンサムでお金持ち。愛は求めないけれど、ベッドを温める愛人は欲しい……。そんな傲慢なヒーローの心を変えようと、心やさしいヒロイン、クレメンタインがいじらしい奮闘を見せます。新人作家L・エリスの個性が光る、日本デビュー2作目をお楽しみください。
  • 罪なき愛人
    -
    ぽっちゃりとして不器量な18歳のジョージアは、決して実らぬ恋だと知りつつも、母の再婚相手の息子――血のつながらない兄ジェイソンに想いを寄せていた。だがある日ひょんなことから、ひどい濡れ衣を着せられてしまう。彼女が義父を誘惑しようとしたというのだ!愛するジェイソンからも、実の母親からも信じてもらえず、蔑みの目を向けられたまま、失意のジョージアはNYへ……それきり、ジェイソンとも顔を合わせることはなかった。7年後に義父が亡くなり、帰郷することになるまでは。
  • 象牙の塔の愛人
    -
    無垢な子守り兼、 大富豪の愛人。 メイシーは、多忙な親友夫妻の息子コスチャを親代わりに育ててきた。 だが夫妻は突然の事故で亡くなり、遺児の後見人が引き取りに現れる。 アレクセイ・ラナエヴスキーと名乗る男はハンサムだが横柄で、 メイシーを一瞥すると“子守りも支度をするように”と告げた。 慌てて荷造りをし、シャワーを浴びてバスルームを飛び出すと、 いらいらと待ちくたびれ、急かしにきたアレクセイにぶつかった。 彼の目が見開かれ、タオル1枚に包まれた胸の上でぴたりと止まる。 メイシーの体はかっと熱くなり、肌に残る水滴が一瞬で蒸発した。 2人の視線が絡み合い……メイシーは子どもの声ではっと我に返った。 いけない。彼はコスチャの後見人、わたしはただの子守りなのに。■HQロマンスからデビューする期待の新人ルーシー・エリスをご紹介 します! “ロマンスは現代のフェアリーテール”と作家が語るとおり、 突然現れたゴージャスな大富豪に連れ去られ、豪華絢爛な世界で華麗 に変身するヒロインを描くシンデレラ・ストーリーです。
  • 愛は秘めたまま 思いがけない恋に落ちて I
    -
    アディソンはさる富豪の大物弁護士から土地を遺されたが、現地に赴いてみると、それは見るも無惨に荒れ果てていた。困ったアディソンは地元の名門一族ワイルド兄弟に相談し、その土地に詳しい末の弟ジェイクの帰郷を待つよう勧められる。ジェイクは地元の英雄とたたえられる人物で、その帰郷を盛大に祝うパーティでアディソンは息をのんだ。ハンサムだけれど、どこか彼は痛々しげで、陰を持っている……。だが彼から目を離せなくなったアディソンは想像もしていなかった。ジェイクもまたアディソンに惹きつけられながらも、彼が欲しかった土地を奪った彼女を憎んでいることを。■男っぽくて力強いヒーローを描くのが得意なサンドラ・マートンのミニシリーズが今月から始まります。名家の兄弟それぞれのラブストーリーです。
  • 届かぬ愛に傷ついて ウルフたちの肖像 I
    -
    ナサニエル・ウルフはある日、仕事場に現れた人物を見てパニックに陥った。なぜだ、20年も経った今になって――その男は、複雑な血筋で構成された名家ウルフ家の過去を知る人物。彼は通りがかりの仕事仲間ケイティの腕をつかみ、乱暴に言った。「僕をここから連れ出してくれ、早く」憧れのナサニエルからかくまってほしいと頼まれ、ケイティは戸惑いながらも彼を自分のアパートメントへ案内した。ふだん自信家で冷静な彼の瞳に、見たこともない絶望がある。すると翌日、ナサニエルはさらに突拍子もないことを言い出した。「パスポートを用意してくれ。ブラジル沖の島に一緒に行くんだ」■亡きウィリアム・ウルフと数人の女性との間に生まれた8人の兄妹たち。過去に秘密を抱える彼らが家族の絆を取り戻し、最愛の相手とめぐり合う作家競作8部作〈ウルフたちの肖像〉がついにスタート! HQロマンスの中心的存在S・モーガンがトップを飾ります。
  • 罪深きプリンス
    -
    これは……夢? わたしは幻覚を見ているの?ルアンヌは朝のまばゆい光の向こう側に信じられない現実を見た。そう、最愛の男性の姿を。かつて孤独と貧しさに疲れきった彼女は、ただ1人優しさを示してくれた異国のプリンスにすべてを捧げた。だがプリンス・アレクサンダーが愛をささやいたのはその一夜だけ。すぐに彼は町をあとにし、ルアンヌは1人取り残された。あれから11年――プリンスの恋愛スキャンダルを耳にするたびに胸をえぐる痛みをこらえつつ、必死で生き抜いてきたのだ。今ごろ姿を現すなんて、どうして……?険しい表情で歩み寄る男性に、彼女は思わず背を向けた。■本作の主人公は好評を博した「プリンセスの休日」のヒロインの兄プリンス・アレクサンダー。逆境に耐えるヒロインのけなげさが胸を打つ感動作です!

    試し読み

    フォロー
  • 名ばかりの結婚
    -
    まだ幼い姪を育てるため、キャシーはイラストを描いて、なんとか生計を立てていた。そんな彼女のもとを、ある日突然1人の男性が訪れる。見るからに高慢そうなスペインの名門一族の当主ハビエルは、自分が姪の父親の兄だと告げ、亡くなった弟の忘れ形見を、なんとしてもスペインへ連れ帰ると主張するのだ。しかも彼はキャシーを姪の母親と人違いしているらしく、脅迫同然に彼女の同行をも促した。悩んだ末、キャシーは正体を隠したままスペインへと赴いた。

    試し読み

    フォロー
  • 誘惑は蜜の味
    -
    広告代理店に勤めるチェルシーは困り果てていた。上司のマイルズが昇進の代償として関係を迫ってきたのだ。なんとか穏便にすませたいチェルシーは、あるパーティで同じアパートメントの住人クインを見かけたとき、とんでもない妙案を思いつく。陽気で気ままなプレイボーイだという噂の彼に頼みこんで、しばらく婚約者のふりをしてもらえばいいわ!かくしてチェルシーの願いを聞き入れたクインだったが、大々的に婚約発表をするや、驚くべき正体を明らかにして……。
  • 裏切りの夜明け
    -
    ステファニーは、友人たちと旅行に出かけたアフリカで、予期せぬけがを負った現地ガイドの代わりに滞在先の動物保護区で働くことになった。やり手の経営者フレイザーは、彼女を初日からこき使う。そんな彼に反発を覚えながらも、ステファニーは、大自然の中で暮らすすばらしさに目覚めていく気がした。だが、働き始めて間もないある日、フレイザーの侮蔑的な言葉が彼女の心を引き裂いた。「明日から君は夜も僕のコテージで過ごすんだ」次の瞬間、ステファニーの手は彼の頬を激しく叩いていた。
  • 危険な恋のドライブ 生涯に一度の愛を I
    -
    父の家を出たばかりのヤンシー・ドーキンズは、従兄の仲介で大企業の運転手として働き始めた。ある日、ベンツを走らせていた彼女はガソリン不足に気づき、給油しようと隣の車線を強引に横切った。とたんにクラクションがけたたましく鳴り響き、衝突しかけたアストンマーチンが追いかけてくる。車から降りて無茶な運転を非難する男性に、冷や汗をかきながらも、ヤンシーは言い放った。「何よ、うるさいおじさんね! 悪いのはあなたよ」彼は激怒し、あとで話をつけよう、と言い残して立ち去った。次の日、初めて社長室に呼ばれたヤンシーは、仰天した。あ、あなたはきのうの……!
  • 恋は嵐に似て
    -
    シドニーでジュエリー・デザイナーとして活躍するストームは、兄と妹のようにして育った男性ルークの不意の訪問を受けた。早くに母を亡くした彼は、幼いころにストームの父に引き取られ、それ以来ずっと父の事業を手伝っている。ストームは長いこと、父親の愛情をルークと競ってきた。嫉妬や悔しさのあまり、癇癪を起こしたことさえあるほどだ。わたしという娘がありながら、二人は本当の親子みたいだった……。その父親の健康が最近ひどく案じられるので、しばらくのあいだ家に戻ってほしい、とルークは言う。彼とともに故郷に急いだストームには、父が二人の結婚を望んでいるのがわかった。無理よ、ルークには愛と憎しみを同時にいだいてきたのだから。彼女の心に、かつてのつらい思いがよみがえった。
  • ゆがめられた年月
    完結
    -
    イタリアから来た御曹司カルロと初めて会った瞬間、令嬢ベネティアは確信した。この人こそ私の運命の男性!だが、ちょっとした誤解からその想いは無残に打ち砕かれた。そして6年後、父の葬儀で再会したカルロの言葉に耳を疑う。経営不振だった父の会社を救うために私と結婚するですって!?私をふしだらな女と軽蔑しているのに…。
  • ある日突然結婚
    完結
    -
    名家の娘・クリスタ。上流階級とはいえ、父は莫大な借金を抱えている。ところが、その借金を肩代わりしようという男性が現れた!「ただし交換条件は、娘・クリスタとの結婚」ですって!?獲物を狙う野獣のような眼差しで非常識なプロポーズをする彼は、青年実業家ロス・ドナヒュー。ヨーロッパ中にホテルやレストランをもつ大金持ち。でも、お金の代わりの結婚、しかも、実は上流階級の権力を得たいという野望のための結婚だなんて……絶対許せない!!この結婚に愛はない。痛いほどそれを感じながら、甘くとろける口づけに、冷静な判断を失っていく…。契約結婚から始まった2人の愛の行方は?!
  • 情熱のフーガ
    完結
    -
    ハンサムで情熱的な主ロマンに見初められ、シェリー酒造りの名門に嫁いだキャシー。しかしその結婚生活は悪夢のようなものだった。耐え切れず、イギリスに逃げ帰り1年。ロマンの金を横領した弟のため、キャシーは再び夫の暮らすスペインを訪れる。弟の罪の代償として、ロマンは彼女に3ヶ月の同居を求めるが…!?
  • クリスマスは特別に
    -
    ★ひそかに思い続けた男性からのプロポーズはロマンチックな夢とはかけ離れて……。★マティーは学術書の翻訳の仕事に打ち込み、家に閉じこもりがちだが、控えめで穏やかな人柄は人の心を和ませる。それを知っているのは幼なじみのジェームズだ。父親の跡を継いでマティーの父と建設会社を共同経営する彼は社交界の花フィオナとの婚約でゴシップ欄をにぎわし、わずか二カ月後の破局で、またもやさんざん書き立てられた。ジェームズに同情を覚えていたマティーは、クリスマス休暇に押しかけるという彼を快く受け入れる。ジェームズは静かな数日を過ごしたのち、出発の朝、切り出した。「ぼくと結婚してくれないか」これは悪い冗談?それとも、フィオナへのあてつけ?少女のころからずっとジェームズを愛してきたとはいえ、こんなプロポーズをすなおに受け入れられるものですか!
  • アンダルシアの誘惑
    -
    「母は、妊娠した自分を捨てた父をずっと愛していた」 ロージーは父に亡き母の想いを伝えるため、父の館で家政婦の職を得る。しかし父はあいにく不在。 そんな時、ロージーの前にセクシーな男性セバスチャンが現れた。彼女は彼の優しい態度に初めてのときめきを覚え、気がつけば彼に抱かれていた。 私も母と同じ運命をたどってしまうの・・・?
  • 噂の花嫁 スキャンダル! I
    -
    ★前の夫を殺したうえにボスと不倫を・・・・・・。私はなんてひどい中傷の的になっているの!★オリビアとネイサンは、お互いの過去をほとんど知らないまま、劇的な出会いから三週間後に結婚した。ところがある夜、ナイトクラブで二人はとんでもない中傷を耳にする。オリビアは最初の夫を殺し、そのあとすぐボスの愛人になったのだと。悪辣な噂を振りまいているのは、オリビアの雇い主の弟ヒューだった。ヒューは、かつてオリビアに言い寄って拒絶されたことを恨み、また、兄が仕事で成功を収めたことにお嫉妬していた。ネイサンはヒューを告訴しようというが、オリビアは反対する。彼女は前夫の死に対してある罪悪感にとらわれていた。絶対人に言えない罪の意識に・・・・・・。そんなオリビアに不信をいだいたネイサンは、不倫の噂は本当ではないのか、仕事もすぐに辞めろと迫ってきた。
  • 初恋は永遠に 旅立ちの大地 I
    -
    富豪の夫との愛のない結婚生活に悩むララのもとに、十代のときに愛し合った相手リックが突然訪ねてきた。今や世界的な写真提供ビジネスで成功しているリックは、ララと夫の写った写真を偶然見かけたという。そこに明らかな虐待のしるしを見てとり、初恋の女性ララのために駆けつけてきたのだった。リックの助けを借りて、ララは夫の監視の厳しい家から逃げ出し、そのままセスナ機で奥地に飛ぶ。そこはリックにとって、苦い思い出のある土地だった。執拗な夫の追跡から逃れられるのかしら? ララの心は震えた。
  • 蝶になるとき
    -
    大富豪で、プレイボーイと名高いアンドレア・パスカーリ。マーシーは彼の屋敷で、家政婦として住み込みで働いている。男性慣れしておらず、地味で不格好なマーシーは、魅力的な雇主に心乱されつつも、その気持ちを隠して仕事に励んでいた。ある日、アンドレアが驚くべき依頼を持ちかけてきた。彼の広告代理店が作るコマーシャルに出演してほしいというのだ。聞いた話では、彼の会社は宝石などの高級品の広告しか手がけないらしい。この私が、美しく着飾ってコマーシャルに出るなんて……。彼は私の中に、隠れた魅力を見いだしてくれたの?だが撮影日に台本を渡されたとたん、マーシーは屈辱のあまり震えだした。
  • プリンセスになる条件 地中海の王子たち III
    -
    「気は確かなのか?」突然、男性の声がして、愛馬をねぎらっていたミリーはぎくりとした。高すぎる生け垣を馬で飛び越えるところを見られたんだわ。しぶしぶ顔を上げた彼女は、さらに仰天した。目の前に、マルディビノ公国の皇太子ジャンフェロが立っていたのだ。屋敷に滞在していることは知っていたけれど、堅苦しい席が苦手なミリーは会うのを避けてきた。それにしても、どうして彼は痛いほどのまなざしで見つめてくるの?もうすぐ姉に結婚を申し込む人なのに。★地中海に浮かぶ島国マルディビノ公国の三人の王子たちの恋を描く三部作〈地中海の王子たち〉も最終話を迎えます。いよいよ皇太子ジャンフェロの登場です。★
  • パリの夜に捧げて
    -
    祖父が亡くなり、天涯孤独の身となったバネッサは、悲しみを癒すため、憧れのパリへと旅立った。ところが、最初に訪れたノートルダム大聖堂で、何人もの男につきまとわれ、観光気分も消し飛んだ。そこへ思わぬ救い主が現れる。「男が寄りつかないよう、僕が君のボディガードになろうか?」不良たちを追い払ってくれたうえ、あくまで紳士的な彼に、バネッサは心を許し、パリの街を案内してもらう。マルコスと名乗った彼がギリシアの大富豪と知ったのは、それから一週間後、彼にすべてを捧げたあとだった。★10月刊「麗しき罪人」にも顔を出していたバネッサとマルコスの恋のゆくえをお楽しみください。バネッサを愛人としか見なしていないマルコス。それゆえ成就まではかなりの紆余曲折が……。★
  • 麗しき罪人
    -
    「ポケットの中身を出したまえ」主催者のレオ・マカリオスに言われて、アンナは凍りついた。ルビーのブレスレットが見つかったら、身の破滅だ。宝石の発表会にモデルとして参加したのが悪夢の始まりだった。数分後、ついにルビーがポケットから引き出された。身を震わせるアンナに、レオはある選択を迫った。「盗みを償う方法は二つある。刑務所に行くか、きみに飽きるまで、ぼくを喜ばせるか。どちらがいい?」私に性の奴隷になれと?冗談じゃないわ。だったら刑務所に……?翌日、アンナはレオの別荘があるカリブ海の島へと旅立った。★モデルと億万長者の華麗な恋物語です。スリリングな場面の連続をご堪能ください。★
  • 罪深きヴィーナス ダラスの三銃士 II
    -
    マシュー・ナイトは、兄弟とともに危機管理会社を経営している。その彼のもとに、ある依頼が飛び込んできた。依頼主は父の知り合いの陸軍大佐で、婚約者を捜してほしいという。婚約者の名はミア・パルミエリ。彼女は麻薬の密輸に手を染め、忽然と姿を消したらしい。マシューはすぐさまミアの足取りをつかみ、滞在先のホテルに乗り込んだ。写真でも美しかったが、実物のミアはさながら女神のようで、罪を犯した女性にはとても見えない。だが人は見た目で判断できない。彼は怯えるミアに言った。「いまから身体検査をする。壁に手をつけ」★ミニシリーズ〈ダラスの三銃士〉第2話です。今回は次男マシューがヒーロー。前作での出番はわずかでしたが、彼の登場を待ち望んでいた方も多いのでは?どうぞお楽しみに!★
  • トスカーナの憂鬱
    -
    ミリー・リーはウェールズのいなか町で行方知れずの双子の姉ジリーの帰りを待っていた。ミリーと正反対の派手好きでチャーミングなジリーは、母とミリーに借金を残してイタリアに行ってしまった。その後母が亡くなったのに、それを知らせることもできない。姉を捜す経済的余裕もないミリーのもとにある夜、美貌のイタリア人男性が訪ねてきた。彼は一緒にイタリアに来て、盗んだ金を返すようにと命じた。「姿を変えていてもごまかされない。きみには償いをしてもらう」どうしよう、わたしをジリーだと勘違いしているんだわ!
  • 幻のかなた
    -
    セリーナは幼いころ事故で両親を失い、母の年の離れた姉である伯母一家に引き取られた。伯父は血のつながった伯母よりもセリーナをかわいがってくれ、今では彼女は伯父の会社でやりがいのある仕事を任されている。その敬愛する伯父が、ある日心臓発作をおこして倒れた。アダム・チューダーという男が接触してきたせいだった。伯母と、その息子ドミニクの話によれば、彼は伯父が若いころ、よくない女性にひっかかってもうけた子供で、長年にわたって伯父にお金をたかり続けてきたのだという。そして、あろうことかチューダーはこんなことを言い出した。伯父さんを守りたければ、ぼくと結婚するしかない、と……。
  • 砂漠の炎に抱かれて 恋の冒険者たち IV 上
    -
    最高の結婚披露宴の終わりに花嫁が投げたブーケが、夕空に舞い、まっすぐセシルに向かって飛んできた。だが、取る気になれず、やり過ごそうとしたとき、背後にいた男性がブーケをつかんで彼女の肩越しに投げ返した。彼だわ。しぶしぶ受け取ったセシルは直感した。今日が初対面の異国の人、ラウル・モンタルバン。フィアンセがいながらも、セシルは彼に心を奪われていた。ラウルが投げてよこした美しいブーケは、新しい恋の始まりを告げているの?いいえ。そんなこと、周囲が許してくれるわけがない。◆オーストラリア上流社会の人々を描く四部作〈恋の冒険者たち〉もいよいよ大詰め。第四話は華麗な結婚式の場面で幕が開きます。下巻は6月20日に刊行。読み応えある長編をお楽しみください。◆
  • まぶしすぎる恋人 恋の冒険者たち II
    -
    「なぜ私のことが嫌いなの、ロス?」サマンサは尋ねずにはいられなかった。お互い友人の結婚式で新郎新婦の付添人を務めて以来、久しぶりに会ったというのに、ことあるごとにロスはサマンサに敵意を示す。オーストラリア奥地への撮影旅行に際し、カメラマンの兄はロスに道案内を依頼していたが、サマンサが同行するなら断ると彼は言う。私がいったいロスに何をしたというの?彼女は意地になり、秘境への旅に同行する覚悟を固めた。
  • 甘い蜜の罠
    -
    ケータリング業を営むアンナは、両親との生活を支えるため、妊娠七カ月になったいまも休むことなく働いている。いつものように依頼先の屋敷に赴き、コース料理を用意した彼女は、ダイニングルームに入ったとたん凍りついた。客のなかに彼がいる……おなかの子の父親、フランチェスコが。フランチェスコとはイタリアを旅しているときに知りあい、すぐさま強烈に惹かれあって結ばれた。だがある日、彼は嘲りの言葉を残し、突然アンナのもとを去ったのだ。二人きりになると、フランチェスコは険しい目を彼女に向け、問いかけた。「たまには本当のことを言ってくれ。僕の子なのか?」★人気作家ダイアナ・ハミルトンの新作は、情熱的なイタリア人男性との恋物語。すれ違う二人に、幸せは訪れるのでしょうか?★
  • 愛にとらわれて
    -
    秘書派遣会社を経営しているセイラのもとに、ある日、いきなりスペイン人男性が押しかけてきた。フランシスコ・ガルシア・カサルス――黒い瞳に鋭い光をたたえた三十代半ばの男。彼は横柄な口調でセイラに父親の居場所を教えるように迫った。なんと彼女の父親がフランシスコのまだ十八歳の妹を誘惑し、どこかへ連れ去ったというのだ。絶対に何かの間違いよ! 父親の居所に心当たりがあったので、セイラはとっさに嘘をついてフランシスコの追及をかわし、翌日スペインのアンダルシア地方に足を運んだ。ところが、ひそかにあとをつけてきたフランシスコの罠にかかり、巨大な城の中にとらわれてしまう。■昨年五月多くのファンや作家仲間に惜しまれつつ亡くなった人気作家ダイアナ・ハミルトンの名作をお届けします。
  • スペインからの復讐者
    -
    ★純粋な愛を捧げた報いが、愛人にされることだなんて。★リーザは十八歳のとき、スペインで出会ったウエイターのディエゴを全身全霊で愛した。だが美女とたわむれる現場を目撃し、侮蔑の言葉を投げつけて彼のもとを去った。身を焦がすような恋は二度としないと誓ったリーザは、五年後のいま、父の経営する雑誌社で編集者を務めている。だが平穏な日々は、復讐に燃えるディエゴの出現で激変した。大企業の社長となった彼は、父の雑誌社をつぶしにかかった。取りやめる唯一の条件は、リーザが愛人になり、飽きるまで快楽を提供することだと言う。彼は残酷にこう続けた。「スペインの男のプライドを傷つけたら、必ず報復される」
  • 愛は幻でなく
    -
    チャーリーは忌まわしい過去を清算して新しい人生を歩もうと決め、四年前に別居した夫セバスチャンのいるスペインの町にやってきた。ずっと音信不通だったにもかかわらず、セバスチャンはそのあいだのチャーリーの生活や仕事についてまるで見ていたように知っていた。すみやかに離婚の手続きを進めようとする彼女に、セバスチャンはある条件を出した。かつて二人が暮らした屋敷にこれから一カ月滞在すれば、喜んで離婚に応じるというのだ。理不尽な条件を出す夫の真意をはかりかねながらも、チャーリーは従うしかなかった――過去の悪夢を消すために。■昨年五月多くのファンや作家仲間に惜しまれつつ亡くなった人気作家ダイアナ・ハミルトンの名作をお届けします。
  • 蝶になるとき【ハーレクインSP文庫版】
    5/15入荷
    -
    冴えない家政婦はある日、大変身した。 広告代理店を経営する、イタリア屈指の大富豪アンドレア――家政婦のマーシーは雇い主の彼に、密かに想いを寄せていた。そんなある日、“君にぴったりの役だから”と頼みこまれ、マーシーはアンドレアの会社が制作する広告に出ることになる。彼の会社が手がけるのは、美しい宝石や高級品の広告ばかり。戸惑いつつも、抜擢された喜びにマーシーの胸はふくらむが、撮影当日に言い渡されたのは、垢抜けない不格好な女の役だった。やっぱり彼の目に、私はそう映っているのね……。屈辱と悲しみに頬を染めながら、マーシーはある決意をした。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。

    試し読み

    フォロー
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.426
    6/19入荷
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「砂漠のナイチンゲール」「愛は幻でなく」「古城のウエディング」「きまじめな情事」の4話をまとめて収録。

    試し読み

    フォロー
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.403
    6/12入荷
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「さよならは言わないで」「禁断の芽ばえ」「招待状のない結婚式」「秘書の小さな秘密」の4話をまとめて収録。

    試し読み

    フォロー
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.367
    5/29入荷
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「大富豪の密かな弱み」「魅せられた伯爵」「赤いセンセーション」の3話をまとめて収録。

    試し読み

    フォロー
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.325
    5/15入荷
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「花嫁にプロポーズ」「幻のかなた」「シンデレラの純真」「指環はロシアンゴールド」の4話をまとめて収録。

    試し読み

    フォロー

最近チェックした本