検索結果

  • 花嫁になれる日
    完結
    -
    ジリアンは窮地に陥っていた。おじの遺言で、警察署長のセオドアと結婚しなければ、今住んでいる牧場を手放さねばならないのだ。子供の頃から知っている彼のことは好きだけれど、恋人同士という関係を飛び越していきなり結婚なんて…。実は21歳だというのに、ジリアンは男性とつきあった経験がなかった。それに彼女には、かつておじの雇い人に襲われかけたいまわしい過去があった。男性に心の底から恐怖する私が、本当に花嫁になれる日なんて来るのかしら…。
  • 十八歳の許嫁
    完結
    2.5
    18歳の誕生パーティーでイゾベルの唇を奪ったラファエル。彼は傲慢で血も涙もない実業家。そして、家に強要された許嫁だ。「君は実に都合のいい花嫁だ」彼の狙いは家名だけ。ひきかえに彼が支払う大金がないとイゾベルの家は破産してしまうが――愛のない結婚なんて! イゾベルは家を捨て社交界から逃げ出し、パリでタンゴを教えながらつましく暮らし始めた。けれど、約束の21歳の誕生日。突然、教室に現れたラファエルは彼女の手をとり、ダンスをリードして…!?
  • 逃げた天使
    完結
    3.7
    トリシュの初恋の男性は16歳年上のアダム。でも彼に愛されるはずはないと、トリシュは身をひいた。4年後、彼の婚約披露パーティーでふたりは再会した。アダムはいっそう魅力的になっていて、寄り添う婚約者は彼に釣り合う大人の女性。あの時彼から逃げていなければ、今、隣に立っているのは私だったのかしら。トリシュは未練がましい自分を惨めに感じ、想いを断ち切るように故郷の島に帰る。だがひと安心したのもつかの間、アダムが彼女を追うように島にやって来て…!?
  • 愛の形見を胸に
    4.0
    婚約を一方的に解消したわたしの胸に、今も揺れるのは彼からの指輪。■幼いころに両親を亡くしたセリーンは、祖父母の屋敷で育てられた。祖父ジェラルドは友人とともに土地開発の会社をおこし、その友人の孫息子であるガイを会社の後継者とみなしていた。鋭いビジネス感覚を持ったガイはたちまち社内で頭角を現し、そんなガイを、祖父はお気に入りの孫娘セリーンと婚約させた。セリーンは心からガイのことが好きだった。しかし、ずば抜けて優秀な彼に自分はふさわしくないと思い、婚約を一方的に解消して祖父の家を飛びだしてしまう。そして三年後、自立して生活する彼女のもとに祖父の訃報が届いた。故郷に帰ったセリーンを出迎えたのは、独身を通していたガイだった。二人の仲を裂こうとする悪意ある者の存在も知らぬげに、セリーンの胸元には、今も婚約指輪がチェーンの先で揺れていた。
  • 涙の手紙
    2.0
    楽しく過ごしていた毎日を、一通の手紙が変えてしまった……。■ブライアナは養女だが、愛情深い養父母のもとで幸せに育った。二十一歳になったある日、弁護士事務所から手紙が届く。要領を得ない内容が気になったブライアナは、受付として働いている病院を抜け出して事務所を訪れた。現れたネイサン・ランドリスは、若いのに尊大な冷血人間。しかもはぐらかしてばかりで、何も教えてはくれない。さすが弁護士ね――でも、笑った顔は驚くほど魅力的!役に立てないと言うネイサンにブライアナはいらだつばかり。ここまで来たのに結局何もわからないなんて!いったいどんな用件なの? ネイサンは何を知っているの?ネイサンの父に実の母親のことだと告げられたブライアナは、やがて驚くべき事実を聞かされることになる……。
  • 誘惑は復讐のために〈愛を知らない男たち II〉
    完結
    -
    ギリシア人投資家ニコの個人秘書として、シャーロットは土地開発者ザンダーに連絡を取ろうとしていた。多忙なザンダーと電話連絡が取れたとき、彼女は我知らずときめいた。なんてすてきな声の持ち主なのかと。それからは彼との電話が、病気療養中の母親の介護を続けていた彼女にとって、いつしか唯一の救いになっていた。ある日、直接ザンダーと交渉することになった彼女は、彼の姿を見て驚く。なんと彼女のボス・ニコと外見が瓜ふたつだったのだ!
  • 愛を捨てた大富豪
    完結
    -
    兄夫婦亡きあと懸命に幼い甥マイケルを育てていたブリンの前に、突然現れたスペインの大富豪アレハンドロ。彼が傲慢にも実父として親権を主張したせいで、マイケルはブリンから奪われることになる。なんて卑劣なの! 昔つきあっていた義姉を捨てたくせに…。ブリンは彼を許せなかったが、マイケルの付き添いとして彼の豪邸で過ごしていたある日、互いに理性を失くす一夜が訪れた。けれどヴァージンを彼に捧げたことは、このうえなく愚かなことだった。
  • 置き去りの天使
    3.0
    華やかな双子の妹の影に隠れて育ったジェミニ。 1年ほど前、その妹に恋人を奪われた彼女は、 同じく裏切られた妹の婚約者ニックと、衝動的に結婚した。 以来ベッドをともにせず、良きパートナーを演じてきたが、 いつしかジェミニは彼を愛するようになってしまう。 でもニックにとってわたしは、妹の身代わりにすぎない……。 彼を求める勇気もなく、踏み出せずにいたある日、 ジェミニは家の入り口で赤ちゃんを見つけ、目を疑った。 妹がいつのまにか子供を産み、赤ちゃんを置いていったのだ!
  • 領主の口づけ
    -
    この人はわたしの母を悪女だと言う。でも、わたしのことはどう思うの?■テッサ・デイビスは、五歳のときに家を出た母から連絡を受け、二十年ぶりの再会を夢見てフランスの片田舎にやってきた。だが訪ねた家に母の姿はなく、書き置きだけが残されていた。〈借金取りから逃げなければならなくなったの。この家をあなたにプレゼントするから、あとはよろしくね〉家まで案内してくれたギイという魅力的な男性は、この村の新しい領主だそうだから、何か事情を知っているかも。そう思ったテッサは彼に会いに行った。ところがギイの口から語られたのは、とんでもない母の悪評だった。ギイ自身もひどくテッサの母を嫌っている様子で、理由を聞いたテッサは自分の耳が信じられなかった。母はギイの父の愛人で、彼の家庭を崩壊させてしまったのだと……。
  • 初恋の夢のあとで
    完結
    5.0
    すべてが煌めいていたあの夏。兄の死さえなければ、シャーロットは憧れていたローハンと初恋を実らせて結婚するはずだった。なのに、兄の死の責めを負い町を出たローハンの帰りを待てず、シャーロットは幼なじみのマーティンと結婚した。それでも不幸の連鎖は終わらなかった。夫は事故死し、実家は破産、広大な屋敷も人手に渡ることに。最後のプライドを打ち砕いたのは、屋敷の新しい持ち主が、彼女に裏切られたと信じ込んでいるローハンであるという事実だった!
  • 結婚式の夜の誘惑〈愛を知らない男たち I〉
    完結
    5.0
    その日、コニーは父親の決めた相手と、愛のない結婚式を挙げた。ベッドをともにする直前、彼から同性愛者であると告げられる。コニーが独り泣き崩れていると、結婚式に出席していたある男性に声をかけられる。男の名はニコ。ニコはコニーがこれまで見たこともないほどハンサムでセクシーだった。「僕と一緒に行こう」夢にみていた初夜にせめて女としての幸せを知りたくて、コニーはニコと1度だけの関係を結ぶ。その一夜が、コニーに何をもたらすかも知らずに…!?
  • 寝室の花嫁
    完結
    -
    心理カウンセラーのリリーが主宰する“新しい一歩の会”に新しく参加してきたのはハンター・マイルズ。息をのむような美貌と圧倒的な財力をもつ投資家の彼が、なんの悩みがあってここに来たの? リリーは婚約者を親友に奪われて以来、愛を信じることができない。男性にも近づかないできたのに、彼がかもしだす濃密な空気に魅了されるまま夢のような一夜を味わう。翌朝、彼は莫大な報酬とひきかえに驚きの提案をしてきた。「12か月間だけ、ぼくと結婚してくれ」
  • 恋を演じて
    -
    ■見た瞬間から彼を惹きつけた女性は、披露宴を台無しにするつもりらしかった。■ブリスベーンの名家マッキノン邸で開かれた結婚披露宴に、見慣れない美しい女性がひとり交じりこんでいた。招待客のリストには彼女は入っていなかったはず。不審に思った花嫁の従兄アッシュは、彼女に声をかけた。クリスティと名乗ったその女性は、どうやら新郎の元恋人らしい。アッシュは愛する従妹のことを思いやり、とっさにクリスティを自分の友人だとみんなに紹介する。一方のクリスティは、富豪として有名なアッシュにつかまってあわてていた。自分とつき合っていたにもかかわらず、その裏で金持ちの女相続人に求婚したジョシュを震えあがらせようと、披露宴会場に押しかけてきたのだが……。
  • 偽りの思い出
    -
    ■愛がなければ、強くなんかなれない。■ものごころがついたころ、もうローラに母はいなかった。「おまえを捨てて男と逃げたんだよ」義理の叔母にそう言われ、母の罪をローラがあがないつづけるような毎日だった。ゆきずりの男と一夜を共にしたのも寂しさからだが、男はローラを捨て、あとには妊娠という現実が残される。非難され、虐げられ、びくびくしているうち、ローラは自分の気持ちさえわからなくなっていた。母のおびえは息子にも伝わり、まるで弱虫のひと組の親子が息をひそめるように暮らす日々――愛するもの同士が一緒にいながら、二人は幸せではなかった。そんな彼らの生活に、二人とは正反対の男が飛び込んできた。自由で自信にあふれた男、カシアン。だが彼の登場は、ローラに新たな悲しみをもたらすことになった。
  • 結婚できない理由
    4.0
    ■たとえどんな形で彼との関係が復活しても、結婚だけは問題外。なぜなら……。■朝の四時、ローラは昔の恋人マックスからの電話で起こされた。大事な話があるのでこれから行くという。なぜ急に来るのだろう?五年前に彼の子供を身ごもったとき、ローラは十八だった。ところがマックスの弟ダニエルと結婚している姉のフェイから、マックスとは情事を重ね、彼の子供ができたと自慢げに知らされた。自分の妊娠のことを秘密にしていたローラはひどいショックを受け、彼との唯一の絆である小さな命を流産で失ってしまう。マックスはきっと、自分がフェイの子の父親だと気づいたんだわ。彼によって、姉の結婚生活も子供の将来も危険にさらされる。わたしの人生はともかく、それだけは防がなければ。だが訪ねてきたマックスは、フェイとダニエルが逮捕されたので、二人の子供の面倒を見てくれ、と思いもかけないことを口にした。
  • ウェイド一族
    完結
    1.0
    母がカナダの牧場主ウェイド氏と再婚し、ブレナはウェイド氏の息子ネイサンと義理の兄妹になった。「黒のカウボーイだわ。この人は悪い男。悪魔みたいに――」それが彼の印象だった。それでもその恐ろしいまでの魅力に惹かれ、やがてブレナは彼と一夜をともにする。だが、ウェイド一族の真実に気づいた彼女は、英国に逃げすべてを忘れようとした。けれど1年後、彼が突然目の前に現れる。ブレナは再会に戸惑いながらも、かつてと変わらない彼の魅力に、心揺さぶられ…。
  • 奇跡に満ちた一日
    完結
    -
    ある朝、出勤しようと玄関のドアを開けたタジーは、戸口に置かれた差出人不明の贈り物を見つける。上司ロスは今日がバレンタインデーだからと言うが、タジーには贈り主にまったく心当たりはない。何よりロスにそんな相手がいると誤解されたくないのだ! なぜならば、彼はタジーがずっとひそかに片思いをしている憧れの存在。ハンサムな上にずば抜けた才能を発揮する彼の個人秘書としていられるだけでいい。そう思っていたタジーのもとにさらに続々と贈り物が届き…!?
  • 結婚コンプレックス
    3.0
    結婚して以来、ジェシカに幸福なときはなかった。夫にはいつも女性の影があったし、愛された覚えもない。冷えきった結婚生活にもかかわらず、ジェシカが別れなかったのは、ひとえに、最愛のひとり娘ペニーのため。だが会社主催のパーティに行く車中で、夫は突然、離婚したいと言い出した。新しい愛人と結婚するために……。打ちのめされ、蒼白になってパーティ会場にたたずむジェシカのもとへ、長身の魅力的な男性が近づいてきた。夫の勤める会社の社長マシュー・シンクレアだった。彼は熱く彼女を見つめると、“やっと出会えた運命の人”と言ったのだ。

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  • 運命のプロポーズ
    完結
    -
    19歳のナイリーは、大叔父さんの遺産、小さな家と農場を相続するため、農場のあるホリスターにやって来た。6年前、事故で両親を亡くしたナイリーは、両親の遺産を全て奪われ、寄宿学校に入れられた。校長ミス・エムは、そんなナイリーの将来の為、手を尽くしナイリーと親交の無かった大叔父を捜し出してくれた。町に着いてすぐ、ナイリーは圧倒的な魅力を放つ男性、ブラントと出会い、運命のようなものを感じるのだが、彼は農場を奪い取ろうとする大企業の後継者で!?
  • イタリア貴族の籠の鳥【あとがき付き】
    完結
    4.3
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】弟に誘われローマへやって来たリリー。迎えの車に乗せられ辿りついた場所にいたのは弟ではなく、ギリシアの彫刻のように美しい男性、ドミトリ・スカルレッティ伯爵だった! 冷たい蔑みの目でリリーを見据え、彼は衝撃の事実を告げる。ドミトリの個人秘書である弟が、彼の妹と駆け落ちをしたというのだ。さらに弟が連絡をして来るまでリリーを屋敷に留まらせるという。使用人も休暇に入り、誰もいない屋敷に危険な香りのするドミトリとふたりきりになったリリーは…!?
  • 伯爵の過ち
    3.0
    「目を開けろ! 飲んだくれの娼婦め!」どなり声とともに夫ダンテからシャワーの冷水を浴びせられ、ミランダは、ひどく重いまぶたをこじ開けた。いったい何が起こったの? 彼女は朦朧とした頭で考えた。翌朝、夫は姿を消していた。必死に捜していると、ようやく連絡が入る。「君はイタリアへ来なくてはならない。何がなんでも」彼は亡きおじから受け継いだコモ湖畔の別荘にいるという。ミランダは夫の仕打ちを問いただすため、イタリアに飛び立った。ありもしない不貞の嫌疑をかけられているとは、夢にも思わずに。

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  • 灼熱のプロポーズ
    -
    スキャンダルの嵐に耐えきれず、ブロンテはかつて一緒に暮らした大叔母のもとへ逃げ出した。大叔母は温かく迎えてくれるが、久しぶりに目にする先祖代々の土地はすっかり荒廃していた。その土地に開発業者のスティーヴン・ランドルフという男が目をつけ、共同事業で一大リゾートにしようと提案しているらしい。でも、世間知らずの大叔母をだまそうとしているのでは?ブロンテは不安を抑えられなかった。話し合いに現れたスティーヴンは、やはり傲慢な人物だった。なんと出会ったばかりの彼女にこう言い放ったのだ。「僕の気を引こうとしても無駄だ」

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  • 急ぎすぎた別れ
    完結
    4.0
    夫のアントニオのもとを去り、別居から5年。前を向いて生きていくために、クレアはついに離婚を決意した。若かりし頃、クレアの思わぬ妊娠によって結婚したふたりだったが、その子供を死産して以来、ふたりの仲は冷えきり、結婚生活はわずか1年しか続かなかった。弁護士を通した離婚の申し立てにアントニオは応じず、直接会って話しあいしたいと要求してきた。クレアはしぶしぶそれを受けるが、アントニオの口から、思いもよらぬ離婚の条件を提示され!?
  • 恋は突然に
    -
    「君はわがままで非常識きわまりない娘だ!」十八歳のとき、スカイはフォークナー・ハリントンに出会い、無謀なふるまいを厳しくたしなめられた。 懲らしめるようなキスを浴びせたあと、彼は二度と姿を見せなかった。スカイの心を奪い去ったまま……。あれから六年。スカイは病院のベッドに横たわっていた。父親の運転する車に同乗していて事故にあい、彼女だけが生き残ってしまったのだ。打ちひしがれるスカイの目の前に突然フォークナーが現れ、信じられないことを口にした。

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  • 十年ののち
    3.0
    短大を卒業したばかりの二十歳のリーガンは、最初に紹介された仕事がとんとん拍子に決まり、コーンウォールの大富豪の屋敷に住み込みで働くことになった。だが、ロンドンの家を引き払い、断崖に立つ人里離れた屋敷に着いたとき、雇い主だと思っていた男性が従業員にすぎないと判明する。本当の雇い主はアンドレアス・ヴァティス――10年前、彼女の父親に破滅させられたギリシア人大富豪。彼は仕返しにリーガンを妻にする機会を狙っていたのだ!

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  • 薔薇のレディと醜聞 1
    完結
    -
    両親亡きあと、伯母夫婦のもとに身を寄せていたグレースは、社交界デビューのためロンドンへ向かっていた。道中、名門貴族だがハンサムな放蕩者として有名なルシアン・セントクレア卿と同じ宿に泊まることになるが、その晩、彼が間違えてグレースの寝室に入ってきてしまう。しかも、その現場を伯母に見られてしまったからさあ大変! 名誉のために、ほとんど見ず知らずの彼と婚約しなければならなくなり…。原ちえこが贈る19世紀ヒストリカルロマンス第1弾♪
  • 償いの結婚
    完結
    4.0
    「僕の要求を受け入れなければ、君の父親は牢獄に入ることになる」義理の祖父の隠し子ショーンの非情な通告に、フィリッパは言葉を失った。ショーンの目的はフィリッパの一族に復讐すること。祖父の葬儀の日に突然現れ、実子であることを盾に彼は遺産のすべて取り上げた。そして父親の窮地を救う代償として、フィリッパに結婚を強要した。なんて卑劣な男なの! 私が落ちぶれる様を見て楽しむつもりなのね。けれどどんなに屈辱的な要求でも、従わざるを得ないのだ!!
  • クリスマスは愛のとき
    4.0
    エリーは弟トビーの取った行動に唖然とした。職場のパーティーに姉をエスコートしてほしい、と尊敬する上司パトリック・マグラスに依頼したという。数日前、エリーは冗談めかして、理想のエスコート役はパトリックのような男性だと言ったのだが、どうやら弟はそれを真に受けてしまったらしい。パトリックにエスコートしてもらえたら、どんなにすてきだろう。でも、彼の厚意に甘えることはプライドが許さない。すぐさまエリーは断ったものの、翌週どうしても彼に頼らなければならない事態が生じて……。

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  • 白百合の令嬢【あとがき付き】
    完結
    4.7
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】彼女は何者なんだ?――デイヴィッドは彼の伯父の傍らにいる謎の女ソーニャに鋭い視線を向けた。若くて美しい彼女が、裕福な伯父と親しいなど、財産目当てに違いない。伯父を守るために彼女の正体を明らかにしなくては…。一方ソーニャは、友人の老富豪から彼の甥デイヴィッドを紹介され、その強烈な魅力に心惹かれた。だが、自らの宿命により故郷を追われ、素性を隠して過ごしている彼女にとって彼への気持ちは危険なものだった。今の私には恋など許されないのだから…。
  • それぞれの嘘
    -
    三週間前、大好きな父親を病気で失ったニコルは、遺灰を故郷にまいてほしいという遺言を胸に、はるばるイギリスのとある村にやってきた。生前父は過去を語ろうとはせず、死ぬまで帰郷しなかった。なぜ故郷を捨てねばならなかったのだろう。そんな疑問が渦巻く中、ニコルはブレイクと名乗る男性に出会った。心優しい男性で、ここクランフォードの領主だという。先祖代々この地に住むブレイクなら父について何か知っているのでは?彼の笑顔に背中を押され、ニコルは父の話を切り出す決意をした。数秒後、死ぬほど後悔することになるとも知らずに。

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  • とらわれたハート 悩める三姉妹 II
    -
    マーチは朝からついていなかった。雪のせいで勤め先の不動産会社に遅刻し、いつもの駐車スペースをよそ者の男に横取りされた。あげくに、そのずうずうしい男が会社にやってきたのだ。ウィルと名乗った男は、短期間借りられる部屋をさがしていると告げる。今朝の腹いせに、マーチがそしらぬ顔で自宅の離れを紹介したところ、なんとウィルは借りることに決めてしまった。しかも、マーチに興味を抱いていることを隠そうともしない。彼が何者で、なんのためにこの土地にやってきたかわからないのに、これから二週間、私の目と鼻の先で暮らすことになるなんて!■亡き両親が遺した農場を懸命に守るカレンダー家の三姉妹の前に、傲慢なヒーローが次々と現れて彼女たちを翻弄します。

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  • プロポーズは唐突に
    完結
    2.0
    望まぬ情事から彼女を救ったのは、イタリアの悪魔的大富豪だった――フェリシティが目を覚ましたのは、ホテルのスイートルームのベッドの上。一糸まとわぬ姿に戸惑う彼女は、隣に寝ている裸の男性に気づき声を失った。ルカ・サンタノ――フェリシティの父親から職を奪い、私の体を自由にする許しを部下に与えた男。昨夜はその部下と初めての夜を迎えるはずだった…。憎んでも憎みきれない大嫌いな男。それなのになぜ、私は彼と一夜を過ごしてしまったのかしら!?
  • 傷ついた妖精 愛と裏切りの大地 III
    4.0
    6歳のときに双子の弟を亡くして以来、シェリーは深い悲しみと罪悪感にさいなまれてきた。それでも、自らを奮い立たせ、家業を切り盛りしている。ある日、用事があって町に出かけたところ、少女のころ憧れていたブロックと5年ぶりに再会した。彼は一族を支配する独裁的な祖父にうとまれ家を離れていたが、その祖父の危篤に際して、なぜか呼び戻されたという。いきなりブロックからディナーに誘われ、シェリーはうきうきしたが、そんな自分を冷静に戒めた。彼が誘ってくれたのは私への同情からにすぎない、と。■M・ウェイの三部作〈愛と裏切りの大地〉もいよいよ最終話を迎えます。重い過去を引きずるヒロイン、シェリーに愛の救済は訪れるのでしょうか。最後まで目が離せない展開です。

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  • 永遠のアナスタシア
    完結
    3.8
    亡き祖母が希代の女スパイだった。そんな驚きの報道をされ、スタジーはマスコミに追われる身となってしまう。屋敷に閉じこもる彼女のもとを訪れたのは映画監督のジャクソン。祖母の人生を映画化したいと言う彼に水をかけ追い出そうとするが、まるでへこたれない。真実だけを撮ると言う彼の提案を了承し、スタジーは世間の誤解がとかれるのを期待する。しかし、一緒に祖母の人生の謎を調査するうち、彼の魅力にとらわれてしまう。お願い…あなただけは私を騙さないで!
  • 五時からの恋人
    完結
    4.0
    イヴは驚いてしまった。彼女は面接試験のためにTCR社を訪れ、会場に向かうためにエレベーターを待っていた。そして、ドアが開いたらなかで抱きあっていた男女が、さっと抱擁をといたのだ。しかも男性は社長のフォーサイス、女性は彼の父の2度目の妻であるレディ・フォーサイスだった。ふたりの関係を不倫と決めつけたイヴだったが、面接はフォーサイスのひと声であっさり採用になった。しかし、配属先は社長のアシスタント!!
  • 涙の誕生日
    -
    夫の死後、七歳の息子と二人で暮らしてきた看護師のフルールは、友人の勧めもあって二年ぶりに職場に復帰する。そのころ病院は、新任のイタリア人医師マリオがいかに魅力的かという話で持ちきりだった。ところがフルールは、復帰一日目にして早くも失態を演じてしまう。蘇生室に運びこまれた患者の様子に夫の最期の姿を重ね合わせ、適切な処置もできないまま、部屋を飛びだしてしまったのだ。事情を知らないマリオは彼女に怒りの目を向けるが、彼がいかに優秀な医師であるかは、徐々にフルールにもわかってくる。欠点と呼べるのは、明らかに彼女を嫌っている点だけ……。■今作は思いがけないロマンスにとまどうイタリア人医師と看護師の物語です。情熱的な展開をお楽しみください。

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  • 凍てついた愛 愛と裏切りの大地 II
    -
    一家の女家長である高圧的な祖母の支配から逃れるため、クリスティンは九年前に故郷を捨てた。その後、世界に名を知られるファッションモデルとなった彼女は、祖母の急死の報を受けて、帰郷することを決意した。彼女の心は、祖母の死に対する悼み以上に、幼なじみのミッチとの再会の喜びに占められていた。ミッチ――心からの愛を捧げた初恋の男性。故郷を離れても、彼を忘れたことはない。だが、ようやく再会したミッチは彼女に冷たい言葉を浴びせる。「僕とよりを戻せると思ったら大間違いだ」

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  • 愛人のルール
    完結
    3.8
    キャットは親族の結婚式から抜け出した。離婚した両親は、ともに若い恋人を同伴している。そんな人たちがいる場で聞く愛の誓いほどむなしいものはない。退屈して庭にたたずんでいると、魅力的な男性が話しかけてきた。誘われるまま、キャットは素性も知らない彼と束の間の関係を結んでしまう。互いに素姓は明かさないベッドだけの関係――今までのキャットなら、それだけで充分満足なはずだった。なのになぜか彼には特別な感情が湧いてきて、彼女は大胆な提案をした!
  • 悲しい過去を胸に
    完結
    4.3
    往年の大女優フィオナの伝記執筆のため、大富豪キンロス家に滞在したレベッカ。しかし取材は一向に進まない。なぜならフィオナの弟で一族の当主スチュアートが激しくアプローチしてくるから。レベッカは彼にも財産にも興味がないのに、周囲に金目当ての女と誤解され、スチュアートの息子ブロッドなどはむき出しの敵意をぶつけてくる。この父と息子の間には古くからの確執があるようだ。けれどレベッカはブロッドの瞳に揺らめく欲望の炎に、抗えない魅力を感じていた!
  • 忘れ去られた恋人
    完結
    4.0
    マスコミを賑わすF1レーサーのクリスティアーノと、モナコで彼にインタビューしたケイト。ふたりは出逢ってすぐ熱烈に惹かれあい、身も心も深く結ばれた。しかし、彼はその日のレースで大事故に遭って重傷を負い、そのまま音信不通に。彼にとっては、ただ一夜の戯れの恋だったのね、と涙するケイト。4年後、再会を果たした彼は怪訝な瞳で「君は誰だ? あの日に何が起きたのか憶えてないんだ」と言う。記憶を失った彼に、ケイトはある秘密を打ち明けていいか迷い…!?
  • 愛していると言えなくて
    完結
    4.0
    元有名サッカー選手、現在はスポーツマネージメント社の社長、女性たちの理想の男性としても高名なライアン。そしてクライアントの彼のオフィスを週に1度訪れる地味な弁護士ローラ。プレイボーイとお堅い弁護士の人生が交わることはないはず、だった。ローラが病床の祖母に「運命の男性に出会った」と嘘をつかなければ。「では僕がその運命の男性を演じてあげよう」――ローラは彼の提案に愕然とした。本当は、彼を男性として意識していることを気づかれているの!?
  • ドレスを着た小悪魔【あとがき付き】
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】ラヴィニアは子供の頃に心に深い傷を負っていた。しかし現在、彼女が勤務している会社の新社長に就任したザカールは、それ以上に心に傷を負っていた。彼が就任した第1日目から遅刻してしまったラヴィニアだったが、ザカールはなぜかうわべだけは寛大なそぶりを見せた。だが、彼女が決定的なミスを犯してしまったとき、彼はまたしてもそれを黙認してくれた。いつの間にか彼の存在に心惹かれ始めたラヴィニアだったが、ある日彼の暗い闇の部分に気づいてしまった!!
  • ウェイド一族
    -
    ブレナは母と姉と3人で楽しく暮らしていたが、12歳のとき、母が大地主パトリック・ウェイドと再婚したため、故郷イギリスを離れてカナダへ渡った。それから数年――継父も母も亡くなり、姉はウェイド家の下の息子と恋に落ちて結婚した。一方、ブレナはイギリスの大学を選び、卒業した今も戻る気はない。すべてお金で解決できると思っているようなウェイド家の男たち。とりわけ長男のネイサンとは2度と会いたくない。愛してもいないのに、わたしにプロポーズしたりして……。彼はパトリックがわたしにも残した遺産を取り戻したいだけなのだから。 ■いまや現代物でも歴史物でも大人気のC・モーティマー。“話巧者”と評されるゆえんが随所に感じられる名作をリバイバルいたします。
  • 罪深き純潔
    完結
    4.7
    弁護士のジョーイは、義兄ギデオンにずっと憧れていた。同業者として尊敬もしていたが、男性としてもきわめて魅力的なのだ。セクシーなのに理知的なんて、まさに理想だわ。私はこんなにギデオンに夢中なのに、彼のほうは私を女性としてまったく認めようとしない。確かに私は女性としての魅力がまったくないのかもしれない――ジョーイが精一杯、大人ぶって恋多き女を演じると、ギデオンが思いがけないことを言った。「僕たちはいいセックス・フレンドになれるかもね」
  • 幸福の企み
    -
    キャサリンはイギリス郊外の小さな島で暮らしてきた。素朴な人々と大自然に囲まれる生活。贅沢なものはないけれど、この幸せは何ものにも換えがたい。だが、島の持ち主だった老女が突然亡くなり、島を譲られたのは資産家の男性だった。ビジネスのことしか頭にない都会の男性にとっては、なんの価値もない島だ。でも、ここを追い出されれば私は……。怯えを胸に、キャサリンは直談判に行くことを決意する。樹木の茂る庭を横切り、邸宅の前に立つと、鋭い男の声が飛んできた。「君はぼくの土地に無断で入っている」振り向いて驚くほどセクシーな顔を見つめ、彼女はただ言葉を失った。
  • 愛を拒まないで
    3.0
    ファルコン・ハウス――まるで城のように巨大な屋敷!親友モリーの招きで彼女の兄サムの家を初めて訪れたとき、クリスは茫然として言葉を失った。出迎えに現れたサムはひどく無愛想で気難しそうな男性だった。モリーが到着するまで、こんな人と二人きりで過ごさなければならないなんて……。サムは自分についてなに一つ話そうとしなかった。なぜ隠遁者のような生活を送っているのか見当もつかない。あまりにも謎めいている。クリスはその謎を解き明かしたくなっている自分に気づいた。■ハーレクイン・イマージュの代表的作家キャロル・モーティマーは、これまで100作以上を執筆しているロマンス小説の大家です。世界中にファンを持つ彼女の作品をどうぞご堪能ください。
  • やさしい魔法
    完結
    3.0
    検事キャロラインは順調にキャリアを重ね、毎日に満足していた。ある日、裁判所で彼女は思いがけない人物と再会した。ニック――出会って3週間で結婚し4日後に離婚した元夫。3年の時を経ていっそう魅力を増した彼は、弁護士として活躍していた。恋の喜びと愛の悲しみに激しく揺れた日々がよみがえり、彼女はまだニックを愛している自分に気づかされる。でも私はもう無邪気に恋をしていられた子供ではない。解決しなければならない大きな問題を抱えているのだから。
  • 許されない結婚
    完結
    4.0
    ジョージーは姉の結婚式で中東の王国ザラクを訪れた。そこで目をみはるほどゴージャスな男性イブライムと出会う。彼はザラクの王子だった。ひと目で彼に惹かれたジョージーだが、どうしても一線を越えられなかった。彼女は人に言えない大きな秘密を抱えていたのだ。その数か月後、再びザラクを訪れることになり、イブライムと再会したジョージー。彼に惹かれる自分を抑えられず、すべてを捧げようと決意した。それが、ある悲劇の始まりになるとは思いもせずに…。
  • 無垢な愛人
    完結
    5.0
    町の有力者の不動産王レスターの葬儀で、ケイトと彼の遺言執行人のジュードは出会った。ケイトは噂どおりハンサムな彼の笑顔に、ジュードは彼女の繊細な印象に、お互い強く惹かれあった――だが、次に会ったとき、ジュードの態度はひどく冷淡だった。不審に思ったケイトに彼はレスターの遺言書の驚くべき内容を告げた。レスターは顔見知りでしかないケイトに、莫大な財産を残したというのだ!ジュードはあきらかケイトがレスターの愛人だったと誤解している!?
  • プレイボーイの恋愛指南
    完結
    3.8
    親の望みどおりに生きてきたお嬢様ジュリアナは、婚約者まで用意された人生にうんざりしていた。思いつめた彼女は独身男のオークションに参加し、危険なプレイボーイ、レックスと過ごす1か月間を競り落とした!彼となら刺激的な初体験ができるはず。期待に胸ふくらませるジュリアナだったが、レックスはいきなり拒絶の言葉を投げつけた。「お嬢さん、遊び相手は他で探してくれ」その言葉とは裏腹に、彼は彼女を舐め回すように見つめてから、信じられない行為に出た!
  • 罪深き結婚
    完結
    4.0
    ガブリエラは義理の兄ルーファスに恋していた。母がルーファスの父と再婚したその日から。だがその想いは、「金目当ての誘惑はやめろ」という酷い言葉で踏みにじられた。以来、ガブリエラは彼を憎んできたが、6年後、義父が亡くなり意外な遺言が明らかになる。ガブリエラとルーファスが遺産を相続するには、ふたりが夫婦となり、半年間一緒に暮らすという条件を満たせというものだ。なんてこと!私を財産目当ての悪女と信じている義兄と結婚ですって!?
  • イブの約束【あとがき付き】
    完結
    2.5
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】リリーはパーティーでシャンパンを飲みすぎて前後不覚に陥った。翌朝目覚めたのは見知らぬベッド。シャワーを浴びているのは、昨夜知りあったばかりの危険な香りのする男性パトリックだった! 驚きのあまり別れも告げず家に逃げ帰ったあとでリリーは彼の素性を知った。彼は、父の会社の取引き銀行の頭取だったのだ。さらにその夜、パトリックがリリーの前に突然現れて驚くべき提案をした。「僕と結婚するんだ。さもないと、経営難に陥っているお父さんの会社は…」
  • 悲しい誘惑【あとがき付き】
    完結
    4.3
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】亡き祖父の勲章がなくなった! カリーンの兄が遊ぶ金欲しさにオークションにかけたのだ。一族の家宝とも言うべき勲章を取り戻すため、彼女は落札者であるギリシアの海運王ザンテのもとを訪れた。が、思わぬ失態を演じてしまう。カリーンは宝石のついた勲章に手を伸ばし、泥棒と間違えられたのだ! しかし、ザンテはこの件で彼女を責めなかった。その代わり思いもよらぬ条件を示してきた。「どうしても、と言うなら勲章を返してもいい。ただし、君の体とひき換えだ。」
  • 愛と言わない理由
    完結
    1.0
    5年前、大企業の御曹司ラファエロとの身分違いの恋に、苦い終止符を打った庭師の娘グローリー。“まさか、こんな形で彼と再会することになるなんて・・・!”弟がラファエロの屋敷でしでかした不始末を詫びるため、屋敷を訪れた彼女に、ラファエロは冷たく言い放つ。「君の体が欲しい。代価はそれだけだ」・・・“愛人契約”・・・!こんな残酷な要求を突きつけられてさえ、私の心はラファエロを求めてしまうなんて・・・!
  • エンジェル・キス
    完結
    -
    ひと夏の間、少年の世話を頼まれたベビーシッターのテッサ。トラベル・ライターの父親マークは全てを自分の思いどおりにする男。その強引なやり方に反発を覚えながらも、急速に惹かれるテッサ。そして彼も・・・。そんな中、前妻が養育権を巡って訴訟を起こす。子供を守る為とはいえ、結婚を迫られたテッサは!?
  • 伯爵家の呪い
    完結
    4.0
    アンゼリカは26歳にして初めて実父スティーブンと対面した。スティーブンとは親子の絆を深めることができ、週末は大富豪である彼の領主館で過ごすようになった。ある日、スティーブンがウルフと名乗るシチリアの伯爵を館に招待した。希代のプレイボーイとして名をはせるウルフは、噂どおりきわめて魅力的だった。しかし彼はアンゼリカをスティーブンの愛人と思い込み、軽蔑のまなざしを向けてくる。アンゼリカは激怒した。絶対ウルフを許すものですか!
  • 秘書とボスの心得
    完結
    -
    「もう路頭に迷うしかない…」エマは社長秘書の面接を終え肩を落とした。病に倒れた父の借金と介護費用のためこの面接にかけていた。だが結果は不採用…。そんな失意の帰途、エマは社長ルカとすれ違う。「僕とパリに行かないかい?」はん、女と見れば甘く誘わずにいられない類の女の敵ね。エマはすげなく彼をあしらいエレベーターに乗りこんだ。だが、その様子を見ていた面接官からなんと採用との連絡が。女性キラーのルカの誘いを断ったのが評価されたと言うが――!?
  • 甘いささやき
    完結
    1.0
    「詐欺師め。いつか必ず復讐してやる!」恋人ヒュデに罵られ、一方的に別れを告げられたタズ。彼女とその父親がグルになって彼ら親子から大金を騙し取ったと思われているのだ。誤解が解けないまま6年後、ヒュデは再び彼女の前に現れた。タズの継母の婚約者として。まさか…復讐を果たすために利用しているの!?タズは継母と、亡き父親の病院を守るため、彼に立ち向かう。しかし年月を経た彼は魅力を増していて、その残酷に輝く瞳に魅せられ、一夜をともにしてしまい!?
  • シンデレラと呼ばないで 悩める三姉妹 I
    3.0
    さっきから熱いまなざしをそそいでいるあの男性はだれ?アルバイト先のバーで歌いながら、ジャニュアリーは気もそぞろだった。休憩に入ったとたん、案の定その男性が近づいてきた。彼はマックスと名乗り、うっとりした目をしていきなり言った。「君は一目惚れを信じるかい?」こうして見ると、自信に満ちた裕福そうな男性だ。でも……。今夜の仕事が終わるまで待っていると言うマックスに、ジャニュアリーは警戒心をつのらせ、彼をまいてさっさと帰宅した。ところが、マックスは翌日の夜も悪びれずにバーに現れた。私にしつこくつきまとうこの男性の目的はなんなの?■亡き両親が遺した農場を一生懸命に守るカレンダー家の3姉妹の前に、傲慢なヒーローが次々と現れて彼女たちを愛の渦に巻き込みます。
  • シークと籠の小鳥
    完結
    -
    高級スキーリゾート地でシェフ兼ロッジガールとして働くルーシーは、彼女の前に現れた、驚くほどハンサムで圧倒的な存在感をもつ「匿名」のゲストに強く惹かれた。そして彼の甘い誘惑にゲストとロッジガールの一線を越え、ひとときの恋に酔いしれてしまう。だが、別れの言葉もなく彼は突然姿を消した。何万ユーロもの現金と1枚の名刺を残して…。彼の正体が“闇より深く、はるかに危険”と謳われるシークとも知らずに、ルーシーは砂漠の国へとあとを追うが……。
  • 伯爵の過ち
    完結
    5.0
    夫ダンテが伯爵であることは知っていたものの、ミランダは身分について深く考えたことはなかった。幸せな日々を送っていたある日、突然ダンテはミランダを売春婦呼ばわりしたあげくに息子を連れ姿を消してしまった。理由もわからず彼女が途方に暮れていると、またもダンテが突然連絡してきた。今すぐイタリアの自分の別荘に来いと言う。夫の仕打ちを問いただそうと別荘を訪れたミランダは、そこで夫の裕福さを見せつけられ、自分の非力さを思い知らされるばかりで…。
  • 罪を忘れた恋人〈【スピンオフ】華麗なるシーク〉
    完結
    3.3
    サリムとグレイスはかつて恋人同士だった。しかし砂漠の王国の皇太子であるサリムとの身分違いを思い知らされ、グレイスは彼に黙って身をひいた。一方的に別れを告げられたことに腹を立てたサリムは彼女を追いつめるが、同乗した飛行機が事故にあい、孤島に流れ着く。事故のショックでグレイスは記憶を失っていた。それなのにサリムに触れられると、体の奥から甘い思い出が甦る。極限状態にあって、グレイスは改めて彼を失っては生きていけない自分に気づかされ…!!
  • 罪な一夜【あとがき付き】
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】看護師のアニーが勤める病院にロシア人医師ヨシフ・コロフスキーが着任してきた。近寄りがたいほどの美貌のもち主の彼は、たちまち看護師たちの憧れの的となるが、アニーにとってはただの傲慢な医師のひとりにすぎなかった。だがともに働くうちに、彼が時折みせるやさしさにアニーの心は揺さぶられる。そんなある日、貧血を起こしたアニーはヨシフに介抱され、彼にキスをされる! それは罪なほどにステキな瞬間だったけれど、どうして私なんかにキスしたの…!?
  • 無垢な愛人
    3.0
    町の有力者レスターの葬儀で、ケイトは彼の遺言執行人であるジュード・コンロイに出会った。噂どおりハンサムな男性で、その笑顔にケイトは強く惹かれた。ジュードのほうも彼女に興味をそそられたようだ。だが、次に会ったとき、ジュードの態度はひどく冷たかった。不審に思ったケイトが理由を尋ねると、彼は遺言書の驚くべき内容を告げた。レスターは顔見知りでしかないケイトに、莫大な財産を残したという。そのせいで、ジュードが誤解を抱いているのは明らかだった。ケイトがレスターの愛人だったと思っているのだ。■いわれなき理由からヒーローから目の敵にされるヒロインに、愛の祝福は訪れるのでしょうか。最後まで目が離せない展開です。
  • 取り引きされた愛
    2.0
    ジョージーは人生を立て直しつつあった。悲しみを乗り越え、今では仕事にも希望が持てる。しかし、親しい知人の家へディナーに招かれたとき、ジョージーの身に大きな災難が振りかかった。客の中に、ジェッド・ロードがいたのだ。漆黒の髪と厳しい顔が、相変わらず謎めいた雰囲気を漂わせている。女性たちの目を釘付けにしながら、自らの離婚について平然と語りはじめたジェッドを見て、ジョージーはひどいパニックに陥った。彼女は半年前までジェッドの妻だったのだ!■18歳の誕生日に憧れの男性から突然プロポーズされたジョージー。しかしその結婚には悲しい秘密が隠されていました。ハーレクインのシリーズをまたいで絶大な人気を誇る作家キャロル・モーティマーが、壊れかけた愛の再生をドラマティックに描いた感動の名作です。
  • 甘美すぎる罰
    完結
    3.0
    ジェンマの上司チェーザレが病に倒れ、その息子ステファノが社長代理を務めることになった。ああ、どうしよう!実はジェンマとチェーザレにはある秘密があった。「君は毎月、多額の金を父から受け取っているな」ジェンマをチェーザレの愛人と思いこみ、母の死の原因にもなったと信じているステファノは彼女に復讐を始める。追いつめられていくジェンマに彼はさらに冷酷な言葉を浴びせる。「金を返済してもらおう。さもなければ君は――僕の愛人になるんだ」。
  • 危険な隣人
    完結
    4.0
    キャットはいとこのケイトと祖母と3人で田舎町に暮らしている。若くて独身なのに男性の影がないと近所の噂になってもキャットは気にしていなかった。婚約していた相手に利用され裏切られて以来、男は信用しないと決めているのだ。住んでいる大きな家を保育園にして日々忙しく暮らしていたけれど、ある日転機が訪れた。ケイレブ・レイノルズ。「息子を保育園に通わせたい」と面接しに来た男性。彼からは危険な香りがする――!
  • 愛の花は夜ひらく
    完結
    -
    念願のお泊まりデートでついに“初体験”の予感! 彼の指が、唇が私の隅々まで…って、ちょっと待って! 実は私、生まれつき…毛深いんです(泣)。なのにどうして、そんなトコまでキスしてくれるの? (“素肌で感じて”より) 可愛い弟みたいな幼なじみが、いきなり豹変!? 彼のたくましくなった腕が、私を押し倒すけど…こんなムリヤリは、イヤなの…! (“年下BOYと発情LOVE”より)
  • 届かなかったラブレター
    完結
    4.0
    ドーラは母を亡くしてから大学進学も諦め、厳格で威圧的な父のもと、家事をこなし書店を手伝ってきた。父が満足するような男性と婚約し、幸せな人生を送るはずだった。だが婚約者を事故で、父親を病気で失いドーラはひとりになる。そんな時、婚約者の弟グリフィンが彼女を訪ねた。彼は地味に過ごすドーラをなかば強引にパーティーに出るように説き伏せる。しかも、自分のパートナーとして。兄の次は弟を狙っていると思われるなんて嫌!それに彼は忘れたの?あの夜のことを…。
  • ダンスはあなただけに
    3.0
    タビサは友人のエイデンに頼まれ、彼の従妹の結婚式に列席した。ゲイであることを隠す彼のため、恋人のふりをして。そして教会でエイデンの兄ザヴィアに初めて会い、その強烈な男性的魅力にひと目で心を奪われる。初めは冷ややかな目を向けていたサヴィアも、披露宴の会場となったホテルの一室でタビサに誘いをかけ、抵抗できずに二人はそのまま激しく結ばれてしまう。だが余韻に浸るタビサを、彼はなじった。サヴィアは、弟に対するタビサの愛情を試すためにベッドをともにしたというのだ!■ハーレクイン・ロマンスの作家キャロル・マリネッリのメルボルンを舞台にしたセクシーな恋物語です。お互いに惹かれながらも行き違ってしまった二人の恋の行方は?
  • 愛の形見を胸に
    完結
    -
    セリーンに届いた悲しき知らせ、それは祖父の訃報だった。一代で巨万の富を築いた祖父は、幼い頃両親を亡くしたセリーンにとって父親がわりの存在だった。しかしセリーンは3年前、地位も名誉も、そして愛さえも捨てて、祖父の元から逃げ出していたのだ。3年ぶりに戻った故郷、迎えに来たのはかつての婚約者ガイ。今でも独身を通すガイにセリーンは複雑な感情を抱いていた…セリーンの胸元には、ガイから貰った婚約指輪が、チェーンの先で、今も悲しく揺れ動いていた。
  • 恋に落ちた夜(再編集版)
    -
    ケイトリンは仕事先のホテルを辞めようとしていた。オーナーのラザロへの叶わぬ思いを断ち切るために。2年前、ほんのつかのま言葉を交わし、家まで送ってもらった――それだけの、キスさえなく別れた夜。冷徹と言われる彼の隠れた優しさを知り、恋に落ちたのだった。今、目の前にいるラザロは、しがない客室係の私のことなどまるで覚えていないようだけど。ところが、決意をこめて辞職を願い出たケイトリンに、彼は意外にも直属の秘書のポストを提示した。ボスと秘書が繰り広げるもどかしい恋愛物語!■本書は、2009年6月に小社より刊行された作品を再編集したものです。
  • 恋愛・処女・事情
    -
    顔やスタイルが悪いわけじゃない、と思う。男の人に好かれたことだってある。だけどピンと来る人はいなかったし、踏み出す事もなんとなく怖くて、いいオトナになるまで恋愛未経験のまま来てしまった。そんなエマが初めてときめいたのは上司として出会ったルカ。仕事ができて、ルックスがよくて、笑わせてくれて。でもそんな完璧な人と釣り合うはずないし……。そんな“恋愛後ろ向き大人女子”に贈る、希望とエールが込められた1冊!●本書は、2010年11月に小社より刊行された『秘書とボスの心得』を改題・再編集したものです。
  • バレンタインの夜に
    完結
    -
    バレンタインの夜、初めて訪れたロンドンのレストランで、ジョイは思いがけず大物スターのマーカスと出会った。探るようなブルーの瞳に見つめられ、ジョイの背筋に震えが走る……。彼からダンスに誘われジョイは思いきって承諾した。田舎暮らしの地味な司書だって、少しくらい楽しんでもいいはず。踊りつつ不意に唇を重ねられ、ジョイは我を忘れて激しく応えた。するとその直後、マーカスは彼女をふしだらな女性だと思い込み、けわしい顔で侮蔑の言葉を浴びせかけてきた―――!?
  • 捨てられたシンデレラ
    完結
    3.0
    旅行代理店に勤めるケリーは、入ってきた男性を見て驚愕した。ギリシアの不動産王、テオ・ディアコス。十四カ月前、わたしを紙くずのように捨てた男が、今さら何をしに来たの?おののくケリーに、テオは言った。「きみの手を借りたくて、連れ戻しに来たのさ」身勝手な彼に憤りつつも、ケリーは安堵した。どうやら秘密がばれたわけではないらしい。翌日、脅しまがいの彼の要求に屈し、彼女はアテネに発った。テオとの間にできた我が子、ルーカスを身内に託して。
  • 領主の口づけ
    完結
    3.0
    テッサは5歳のときに家を出た母から連絡を受け、20年ぶりの再会を夢みてフランスの片田舎へやって来た。だが訪ねた家には置き手紙があり、<借金取りから逃げなければならないの。あとはよろしくね>とだけ書かれていた。事情のわからないテッサが、村の領主ギイ・ド・トゥレーヌに話を聞くと、村中の人間から憎まれていたという母の悪評を聞かされてしまう。さらに、身持ちの悪い女の娘として、彼はテッサのことも冷たい瞳でみつめてきて…!?
  • 砂漠の夜の誘惑【あとがき付き】
    完結
    3.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】あの日私に触れたあなたを、今はこんなに遠く感じる――助産師の職を求め中東ザラクの大使館を訪れたフェリシティは、開かれた就職説明会で印象的な男性に出会う。スクリーンだけが光を放つ室内で、暗闇のなかでもはっきりとわかる美貌、周囲に漂う甘い香り…。フェリシティは異国の見知らぬ男性と、生まれて初めてベッドをともにする悦びを知った。夢のような一夜の間、まだ彼女は知らなかったのだ、純潔を奪った美しい男が、まさか砂漠の王国のシークだなんて…。
  • 億万長者の贈り物【あとがき付き】
    完結
    3.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】「なぜ僕の招待を受けないんだ?」罪つくりなほどハンサムな億万長者ニックにせまられ、ベスの胸はざわめいていた。彼とベスは、ほんの数日前に出会ったばかり。ニックの運転する車にベスがぶつかってしまい、その後、強引にクリスマスに招かれたのだ。ベスは2年前に事故で夫を失って以来、人にもロマンスにも背を向けて生きている。でも危険な香りのするこの男性のそばにいるだけで、心が拒否してもからだが反応してしまう。もう恋などしないと決めたのに…。
  • 千一夜におぼれて
    完結
    3.8
    玄関のドアを開けて、カルメンは息をのんだ。憎しみに満ちた目でファルークが自分を見下ろしていた!1年半前、国際会議で砂漠の国の王子ファルークと出会い、恋に落ち、そして妊娠した。けれど身分違いの彼と結婚などあり得ない。カルメンは妊娠を隠して身をひいた。今、事情を知ったファルークは娘をひき取りに来たと言う。抵抗しても無駄だった。腕をとられ荒々しく唇を奪われると、体中から力が抜けていく。彼の圧倒的な魅力に抗える女などいるはずがないのだ。
  • 涙のウエディングベル 悩める三姉妹 III
    -
    一日の仕事を終え、メイは疲れきっていた。土地を売れという手紙をよこした開発業者のことも悩みの種だ。ちょうどそこへ、見知らぬ男性が訪ねてくる。洗練されていてハンサムだけれど、セールスマンかなにかだろう。メイはすげなく追い返そうとしたが、男性は彼女の疲労を見て取り、コーヒーをいれてくれるという。魅力的な申し出を断れず、メイは彼をキッチンに通した。それにしても、この人は何者なの?メイの疑念を読み取ったかのように、彼は言った。「君のよく知っている男だよ」その瞬間、メイは憎むべき敵を家に入れてしまったことを悟った。■カレンダー家の三姉妹の長女メイに幸せは訪れるのでしょうか? 驚きの展開にご注目ください。
  • 愛の奇跡〈炎のハート-愛と情熱の物語VI〉
    完結
    -
    周囲の人々に幸せが訪れる中、ジェマとネイサンの結婚生活は暗礁に乗り上げていた。複雑な少年時代が原因で深刻なトラウマを抱えるネイサンは、未だ「愛情」に懐疑的な態度を崩さない。「絶対に彼の心を取り戻してみせる!」堅い決意を胸に、密かに行動に移るジェマ。揺るぎない愛情が二人の関係に奇跡を起こす…!!
  • 真実よ、今こそ〈炎のハート-愛と情熱の物語V〉
    完結
    -
    パーティーの夜に威風堂々たるバイロンの姿を目にして以来、セレストの心は乱れていた。敵対する二つの会社の社長として、二人の反目は有名だ。しかし、セレストの好戦的な態度は彼への復讐でもあった。21年前、彼女を地獄へと突き落とした男への。今、バイロンの再婚の噂を聞き、彼女の心は一層かき乱された…!!
  • 夢色の未来〈炎のハート-愛と情熱の物語IV〉
    完結
    -
    30歳にしてバージン、いつもロマンチックな空想の世界に浸っている。そんなアーバに夢のようなチャンスが訪れた!後任の芝刈り職人は、彼女の永遠の憧れであるイタリア男性のビンス。今、夢にまで見た王子様さながらの彼を目の前にアーバは心をときめかせる。それは、彼女の大変身が幕を開けた瞬間だった…!
  • 過去に別れを〈炎のハート-愛と情熱の物語III〉
    完結
    -
    「もう二度と、人を愛することはない…」。辛い過去が原因で固く心を閉ざした未亡人・メラニー。偶然通りかかったホィットモー・オパールの店先で、ロイスは彼女に目を奪われた。悲しみを湛えた美しい横顔。その儚げな姿に。彼は一瞬にして虜になる。なんとかして近づけないものか。彼は巧妙な作戦に移るが…!?
  • 疑惑の向こうに〈炎のハート-愛と情熱の物語II〉
    完結
    -
    玄関の扉を開けた瞬間、衝撃的な感情がジェイドの身体を貫いた。「…なんていい男!」。だが、彼女の父を訪ねてきたその男・カイルには動じる気配もない。大胆な髪型と服装のため、彼女は軽い女と思われてきた。しかし、ジェイドの父親の会社に赴任したカイルが彼女を助手として雇ってから事態は急展開して…!?
  • 誘惑の輝き〈炎のハート-愛と情熱の物語I〉
    完結
    -
    オパール採掘師だったジェマの父の死により遺された、千カラットはあるブラックオパールの原石と、ジェマの出生に謎を投げかける1枚の写真。やがてオパールの魅惑的な輝きに導かれるように、ネイサン・ホイットモーと出会う。天涯孤独となったジェマは、ネイサンの包容力に魅せられ、心惹かれていく…。
  • 恋は嵐に似て
    -
    シドニーでジュエリー・デザイナーとして活躍するストームは、兄と妹のようにして育った男性ルークの不意の訪問を受けた。早くに母を亡くした彼は、幼いころにストームの父に引き取られ、それ以来ずっと父の事業を手伝っている。ストームは長いこと、父親の愛情をルークと競ってきた。嫉妬や悔しさのあまり、癇癪を起こしたことさえあるほどだ。わたしという娘がありながら、二人は本当の親子みたいだった……。その父親の健康が最近ひどく案じられるので、しばらくのあいだ家に戻ってほしい、とルークは言う。彼とともに故郷に急いだストームには、父が二人の結婚を望んでいるのがわかった。無理よ、ルークには愛と憎しみを同時にいだいてきたのだから。彼女の心に、かつてのつらい思いがよみがえった。
  • 永遠の恋の魔法
    -
    アレックスは三年前、バレリーナとしてのキャリアを積むために、最愛の人であるスコットのもとを去った。つらい思い出を抱え、バレエ団のプリンシパルとして頑張ってきた。ところが彼女は、練習中に脚に大怪我をしてしまい、再び踊れるかどうかもわからない。誰にも知らせず、ひとりで病院にいたアレックスのところへ、スコットが意外な申し出をしに現れた。退院後、彼の住むアウトバックへ静養に来るようにというのだ。なつかしいふるさとへ帰りたい。そう思っていたアレックスだが、スコットは彼女を憎んでいて、決して許してくれそうにない。戻ってもきっとお互いが苦しむだけだ。アレックスは断ったが、スコットはあきらめようとはしなかった。
  • 永遠の恋の魔法
    完結
    -
    魅力的な笑顔とあふれんばかりの才能で“天使”とうたわれるバレリーナ・アレックス。彼女を襲った突然のけが!再起が危ぶまれ傷心の彼女の前に現れたのはかつて命を焼き尽くすような情熱で愛し合ったスコットだった。3年前、夢のために自らその愛を断ち深く傷つけた人…。「私もつらかったのよ。あなたを愛していたから。」「きみは愛の意味さえわかっていない!」憎しみの狭間に見える消し去れない情熱…。再会を果たした2つの魂は愛という永遠を見つけ出すことができるのだろうか?
  • 二百ポンドの報復
    完結
    -
    人気肖像画家として脚光を浴びるダニエルのもとに規定報酬の10倍もの大金を支払うという男が現れた。--7年前、少女だった私が運命を感じ初めての夜を共にした魅力的な男性…。そしてその純潔の代償に二百ポンドで応えた男こそ注文主の大富豪、ニコラス・アンドラカスだったのだ!あの日の記憶をなくしたように、再び焼けつくような眼差しを向けるニコラス。私は1日だって忘れたことはないのに……。この怒りと屈辱を彼にも味わわせてやりたい!--訪れた復讐のチャンス。愛を奪うか?それとも奪われるか!?「危険なゲーム」が今、幕を開ける!!
  • 悲しい嘘を重ねても
    完結
    3.4
    夫から一方的に離婚されたダイアナは、傷心を癒すため、ずっと気にかけていた実の母を捜す旅に出た。母は南フランスの小さな村にいると聞き、しばらくそこに滞在することにした。ここで母を見つけられるのだろうか--不安気なダイアナ。と、見知らぬ男が声をかけてきた。男は実業家で、アントン・ド・バロア伯爵と名乗った。悪い人ではなさそうだけど、なれなれしい態度には不審を覚える。何か魂胆があるのではないかしら?でも、拒絶するには、彼は魅力的過ぎて…。
  • ダンスはあなただけに
    完結
    -
    ダンサーのタビサは、絵描きの友人エイデンに頼まれ、恋人のふりをして彼の親類の結婚式に出席した。しかしそこは上流階級の人々が集まるきらびやかな世界。叔母の借金を背負うタビサは居心地が悪かった。だがそこで出会ったエイデンの兄、ザヴィアにひと目で心を奪われる。最初は冷ややかな視線を向けていた彼も、タビサを誘いそのまま激しく抱いた--しかしザヴィアはタビサを試したのだ。「君は弟を愛していない。すべては金が目的で近づいたんだ!」
  • 取り引きされた愛
    完結
    4.0
    児童作家のジョージナは婚約者とともにディナーに招かれていた。その席で彼女はもっとも会いたくない人物と遭遇してしまう!彼の名はジェッド…ジョージナが18歳で結婚し、半年前に別れたばかりの元夫だ。パニックに陥った彼女は早々に会場から立ち去るが、ジェッドは自宅まで追いかけてき……!?
  • 恋は嵐に似て
    完結
    -
    美貌のジュエリーデザイナー・ストームの元に、兄妹のように育ったルークが不意に訪れた。ルークが両親を亡くして彼女の父親にひき取られてから、彼とは父の愛情を競ってきた。父の具合が悪いと言われ故郷に戻ったストームは驚愕する。病床の父の望みが、愛と憎しみを同時に抱いていたルークとの結婚なんて…!!
  • 永遠の愛
    完結
    -
    6年前、エリート医師マーカスと相思相愛のまま別れた看護婦オリビア。未だ心に深い傷を残す彼女の元に、ある日彼が事故に遭ったとの報せが入る。…視力を失った苛立たしさから心を閉ざし自暴自棄になるマーカス。以前の彼に戻ってほしい!自らの愛の大きさを痛感したオリビアは彼の専属看護婦になる決意を…!
  • 恋を生みだす銀貨 エメラルド色の誘惑 I
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    「銀貨を払ったら美女との出会いを予言してくれるかな?」突如現れたハンサムな男性の言葉に、バザーで女占い師を演じていたハリーは顔をしかめた。数時間後、彼女は父親の会社の弁護士として、その男性と再会する。彼の名はクイン・マクブライド、銀行の頭取だという。スキャンダルに巻き込まれそうな妹を救うため、新聞社を経営する父ジェロームの助力を仰ぎに来たらしい。彼はなぜかハリーをジェロームの愛人と勘違いして軽蔑の視線を向けてくる。クインのそんな態度に、彼女はいらだちを覚えた。そのいらだちは、クインが妹を脅迫する新聞記者の名を口にすると、驚愕と怒りに変わった。彼が名指しした記者はハリーの恋人だった!
  • 24時間見つめてて
    完結
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    元CIA捜査官のラングは警備部長の職を得て、5年ぶりに故郷に戻った。つらい思い出が甦る。ブロンドの髪、緑の瞳のキリー。育んできた愛は親友の罠で崩れ去った。彼女を信じられなかった自分が腹立たしい。彼女への想いを抱えながら、ラングは警備で広告会社を訪れる。そこで一層美しくなったキリーに再会し…!!
  • 凍てついた薔薇〈ハリウッド・光と影III〉
    完結
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    完璧なまでの美しさと冷静な仕事ぶりから“氷の女王”の異名をとる敏腕プロデューサー、クレア。映画界の名門キングストン家の末娘として栄光の中で育ちながら、ある事件をきっかけに心を闇で凍らせてしまった…。私を溶かす「何か」をこの映画でつかみたい!本当の自分を取り戻すため新作映画を製作することにしたクレアは、監督に実力派として名高い新人ラファエルを起用する。氷の下に隠された情熱の炎を見つけ出したラファエル。彼の鋭い感性と駆け引きのない誠実な想いに支えられ次第に心を開放し、幸福な愛に満たされるクレア。そして迎える過去との決別のとき…。キングストン最高の栄華を手に恋の結末は!!
  • 天使がくれたクリスマス
    完結
    4.0
    クリスマスの数日前、オリビアは隣人のプレイボーイ、イーサンに赤ん坊の世話を頼まれた。“きっと、別れた女性に子供ができて押し付けられたに違いない”と思っていたオリビアだったが、一緒に彼と過ごしているとそんな男性には見えず、惹かれてしまう。しかも、本物の天使がキューピッド役をかってでて--!?
  • 春の妖精
    完結
    3.8
    下宿屋を営むペイシェンスは、由緒ある銀行の頭取ジェームズに会うため彼の元へ赴いた。下宿人のジェームズの母が病気なのだ。必死に説得をするが、彼は母親との対面を拒否。冷たい態度の裏には何か原因があると感じとったペイシェンス。彼女は深い愛情をもって、氷のような彼の心に近づこうとするが--。

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