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妖狐の血を引く陰陽師の行親は、鄙びた邸で普段は隠している白狐姿でいるのを、敵対する宿曜師派の二の宮に見られてしまう。咄嗟に“夕星(ゆうづつ)”と名乗りあやかしの振りをした行親に、二の宮は宮中の尊大な姿とは違う優しい顔を見せる。夜が明けるまで星について語らい、距離を縮めた二人は、その後もその邸で落ち合う約束をし…? しかし、帝の一存で暦に陰陽道が採用されることに。落胆した二の宮を慰めようと行親は夕星として邸を訪ねるが、二の宮に不意に抱き寄せられて…? 【電子特別版】魚形青先生の書き下ろしショートストーリーを収録!
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【イラスト付き】傲慢なエリート商社マンだった高槻(たかつき)士郎(しろう)は失脚をきっかけに辞職し、虚飾に満ちた生活を終わらせ雪深い山奥のガラス工房へと引きこもっていた。そんなとき、離婚した妻が現れて「しばらく弟を預かってくれ」と言い出す。元妻に対する負い目から承諾したはいいが、心的トラウマからしゃべることができずホワイトボードに文字を書いて会話をする弟の凜に、人嫌いの高槻はどう接したらいいのかわからず戸惑う。ぎこちない同居生活を送るうち惹かれあってゆく高槻と凜だが……。電子限定書き下ろしSSを収録!!
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編集者の一彦は、ある施設で一緒だった季逸と再会する。新進気鋭の作家となっていた季逸だが、彼はかつて一彦の『秘密』を盾に体を弄んだ男だった。そして忌まわしい過去の口止めに、またしても体を要求してきた。屈辱を堪え、取引に応じた一彦だったが、不本意な快楽に溺れて再び彼に翻弄されまいと決意する。けれど、逆に季逸を利用してやろうと仕事を共にするうちに、彼の真摯さをしり困惑してしまう。暴君なはずの男が見せた思わぬ誠実さに一彦は…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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極東侠道会会頭の長男・蓮の恋人は、教育係を務めていた十歳年上の元構成員・吉良。組から離れて会社経営者になった吉良を蓮は想い続け、報われたのは二十歳の時。あれから二年。身も心も満たされて、その日も愛しい男の部屋で目覚めたはずだった。しかし、身体に感じる覚えのない痛み、思い出せない昨夜の出来事――蓮は三年分の記憶を失っていた。吉良が傍にいてくれれば記憶喪失の不安も乗り越えられると思ったものの、やがて蓮は辛すぎる現実を突きつけられる。自分の立場も状況もなにもかも変わってしまい、変わらないのは吉良への想いだけ。嘘と罪を重ねなければ守れない、かりそめの幸せと許されない恋の行方は──。
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フランスで少女モデルとして活躍する「プチ・リリー」は、実は日仏クォーターの男の子・梓。体格が変わるのを恐れて食事をとらず、栄養失調で倒れてしまった梓が目を覚ますと、そこにいたのは父の友人で高名なシェフ・オーギュストだった。梓の秘密を何故か知っている彼に、キスであたたかいスープを流し込まれ、心まで蕩かされて…。でも、梓には彼を拒まなくてはならない理由があって? 優しく包み込む、甘い甘い恋v
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男に襲われた暁生は、十数年ぶりに再会した清馬に救われる。かつて暁生がアルバイトをしていた施設にいた清馬。しかし、年下の彼に惹かれた暁生は、その苦悩から逃れようと、清馬の脱走を見逃していた。以来、恋する感情を閉ざしていたが、清馬に名を呼ばれた瞬間、封じていた想いが溢れてしまう。貪るように求めあうが、暁生は清馬が語らない過去、そして今の彼のことを知りたいと願っていた。そんな折、偶然にも清馬がヤクザになっていたと知り――。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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「好きな人の役に立ちたい―二度と会えなくても」極貧の底で震えていた紫音は、裕福な男爵家の次男、重巳に拾われ、何不自由なく育てられる。やがて紫音は重巳に寵愛されるようになるが、窮地に陥った重巳を救おうと無邪気な嘘をついた結果、離ればなれになってしまう。二度と会えないはずだった二人だが、六年後、思わぬ場所で再び巡りあう。かつての嘘の罰のように荒々しく奪われ囚われた紫音は、変貌した重巳の態度を哀しむが、愛しさは募って…。心が凍った貴公子×淫らで純粋な高級男娼。届かなくても貫き通す、一途で無垢な恋心の行方は。
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ルーマニア人の血を引く誠一は、銀座の画廊でいつも夢に出てくる風景の画を見かける。そこでニコラエという紫色の瞳に豪奢な金髪を持つ男と出逢い、自分にそっくりな肖像画を見せられた。肖像画の秘密を知るため、何度もニコラエの滞在するホテルを訪れるうちに、誠一はすべてが謎に包まれた彼の不思議な魅力に惹かれていく。しかし、己の牙で女性の血を啜るニコラエの姿を目撃してしまった誠一は彼に囚われ、彼と肖像画の人物の秘密を知らされるが…!? 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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超筋肉フェチの圭は、運命の相手を探すため勤務先のスポーツジムで目を凝らしていると、入会希望者の久万(くま)哲也と出会う。ラグビーやアメフト経験があるという彼は、圭の理想そのもの! なんとかお近づきになりたいと、積極的にアタックしようとするが、親友には「テンションあげすぎて自爆するな」とくぎを刺される始末。一方、久万は、通い始めたジムの楽しみがいつのまにか、インストラクターの圭に会うことになっているのを自覚してしまい…!? (実は)押し倒したい!(実は)押し倒されたい――両片思いな二人の顛末は!? 理想の筋肉攻×筋肉フェチ受。 ※本書は電子配信中の「小説b-Boy おバカなこ特集(2012年5月号)」に収録されております。
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