名称未設定さんのレビュー一覧

遥ちゃんは最初嫌な子かな？と思ったけどそんなこと無かった。ちょっと強気なだけで良い子。今後あかりと仲良くなるのかな？

青嵐不在だと律が襲われ放題なことが証明された。蝸牛おじいちゃんや開さんが言うように青嵐の危険性もわかるが、青嵐不在の方がより危険だろう。青嵐の今後の処遇や如何に。

「おじいちゃんはもう何の力も無いんだよ」の言葉が切ない。青嵐をどうにかしろと言われてもね…律本人がもう一度契約結ぶしかないのでは？青嵐は開さんとはともかく、律となら契約結んでもいいと思っていそう。

「まつとしきかば」は世にも奇妙な物語っぽい。たかしくんとは結局誰だったのか…。
あの婚活妖怪がまさかの再登場。

前巻の最後で開さんがやっと帰還…するも更に一波乱。律の見え方と司ちゃんの見え方が違うのは何となく分かっていたけれど、今回は徹底的に違う。ただでさえ恐ろしいものが見えるのに、自分と見え方が違ったなら「司ちゃんが怖い」と言ってしまうのも仕方ないかも。開さんは土地神様やら幽霊やら、人外の女性にモテるから一生結婚できないだろう。可哀想に…。

律と青嵐の関係が変化したように、八重子おばあちゃんと青嵐の関係にもちょっぴり変化が。蝸牛おじいちゃんと八重子おばあちゃんの過去話が遂に婚礼まで到達。

開さんが再び行方不明になってしまう。自分から厄介事に首突っ込んで行くからとはいえ気の毒に…。晶ちゃんと八代さんの今後の展開も気になる。

護法神を失ったことで妖魔たちにちょっかいを出される律、契約が切れてもボランティアで助けてくれる青嵐。蝸牛おじいちゃんの式神とはいえ、今までは律の方が少し立場が上だったのに完全に形勢逆転、青嵐が好き放題で制御不能。律を取り巻く世界が変わっていく。変わらざるを得ない。

今まで何かと死にそうな目に逢いつつも、どうにか難を逃れてきた律だが、最後の話でとうとう一度心臓が止まり青嵐との契約が切れてしまう。

1話目の子狐視点で物語が展開されるのが新鮮でよかった。子狐には開さんが普通に見えていたけれど、それは霊力のある人間だからなのか、それとも彼が妖怪に片足突っ込んでいるからなのか…。
それにしても三郎さんがだいぶ不憫。あのまま成仏していた方がよかったんじゃないかな。今後報われますように。

「襖絵の女」でカエルが突然登場したのが意味わからなかったんですが、開さんのいつも連れてる式神とは異なる《かさばるけどシンプルで影響を受けにくい》お供がカエルで開さんと律を助けてくれてそのまま襖絵に…と解釈しました。…これで合ってるかな？前巻からちょっと分かりにくい描写がありますが、相変わらず面白いです。

律が開さんに対して段々遠慮がなくなってきて、伯父と甥というより兄弟のような感じになってきました。
余談ですが、読み込まないと分かりづらい描写が一部あります。

三郎さんに会いたいが為に行動する晶ちゃんが危なっかしい。晶ちゃんもいつか開さんみたいに異界に行っちゃいそう。

今巻では青嵐と三郎さんに大きな変化が起こり、一話完結型でありつつも前後の話に繋がりがある今までの百鬼夜行抄シリーズにはない描かれ方です。

まさかあの人の霊が登場するとは…もう逢えないのだろうか。ダッシュは妖怪に育てられた人間ということでいいのかな？もう一度登場して頂きたい。

環さんが開さんをお見合いさせようとするも、ことごとく失敗し挙句トラブルに巻き込まれてゆく。「鬼の嫁取り」は蝸牛おじいちゃんと八重子おばあちゃんの最初の出逢い。

百鬼夜行抄第10巻

「闇は彼方に佇み」で開さんと律が実質的な初対面。この時は、律に色々教えてくれたりする良い相談相手になってくれるものだと思っていた。

百鬼夜行抄第9巻

「返礼」は8巻収録の「魔の咲く樹」の後日および前日譚。律の結婚相手は司ちゃんしかいないと思わせられる話。
「隣人を見るなかれ」で開さん初登場。

百鬼夜行抄第8巻

「魔の咲く樹」の初めと終わりは未来の話。30過ぎの律がどんな人になったのかめちゃくちゃ気になる。前日譚は9巻収録の「返礼」。

百鬼夜行抄第7巻

蝸牛おじいちゃんがあの赤間さんをどうやって封印したのか気になる。その話読みたい。無理なら将来律が修行した後赤間さんを封印する話でもいい。赤間さんにはやられてばかりなのでいつか打ち負かして欲しい。

百鬼夜行抄第6巻

数ある百鬼夜行抄のお話の中で「人形供養」が一番恐ろしい話だと私は思います。赤間さんが一枚噛んでるせいで救われようがない。

百鬼夜行抄第5巻

蝸牛おじいちゃんの旧友妖怪が登場し、律にちょっかいを出してきます。というより律が振り回されると言ったほうがいいのかな？受験勉強に専念したくてもさせてもらえずお気の毒に。それにしても初期の晶ちゃんの話は重々しい･･･。

百鬼夜行抄第4巻

「雪路」「花盗人」「封印の家」の3話収録。3話とも殺伐とはしているけれど、私には儚く美しく感じられる。

百鬼夜行抄第3巻

今巻より晶ちゃん登場。晶ちゃんが絡む回は重めの話が多い印象だったけど、初登場からこんなに重たかったのね。

百鬼夜行抄第2巻

久しぶりに読み返しましたが、三郎さんと住職の登場がこんな初期からだったことに驚き。晶ちゃんよりも早かったんですね…。最近ははほのぼのとしたエピソードが多いですが、この辺りはまだ殺伐とした話が目立ち、苦手な方もいるかもしれません。

母の影響で知り、現在も新刊発売を心待ちにしています。文庫版を持っていますが、改めて電子で購入し直しました。最新刊を読み終わり、また一から読み直すと多少矛盾があることに気づきますが、それもまた一興。

前巻に引き続き

前巻から登場した海君が今巻も登場。水脈さん側の親戚とはどうしても会いたくない律。なのに何か大きな力が働いて関わらずを得ないようで…。
こちらとしては、早く律に海君を助けてあげて欲しい！

読みやすい

無料キャンペーンで1巻を読み、続きが気になりクーポンでお安く2巻を購入しました。絵がきれいで読みやすいです。

新たな血縁者登場

蝸牛おじいちゃんのお姉さんである水脈さんの血縁者が今巻より登場。交流が完全に断たれていたので、水脈さん関係のお話が描かれるとは正直思っていなかった。今後の展開が楽しみ。