あらすじ
ある日突然やってきた豊満な女性、白魔女(ウィッチ)のモモチ!! ニコのお世話をするために引っ越してきた新顔の来訪で、管理人(モリヒト)不在の乙木家はダメ街道まっしぐら!? ジキルが勘違いでまさかの展開に巻き込まれたり、影響されがちなケイゴがモリヒトからデニム道を伝授されたりする中、オシエシニッシがついに“うろミラ”即売会に向け本格始動――!?
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『SKET DANCE』、『彼方のアストラ』を描いた篠原健太先生のマジカルコメディ!
1話あたり20ページ前後で、ヒロイン・ニコちゃんの魔法を要として、物語が展開していきます。とにかく話がまとまっていて満足感がすごい! 特に、ギャグ回はこの作品の良さが顕著に出ており、1話の中でだれる場所がなく、オチへの着地がスムーズで素晴らしいです! さらに、ギャグ回と一口に言っても、お腹が痛くなるほど笑う回や、あるあるがおもしろい回、おもしろいけれどキャラクターが不憫で切なくなる回など様々な形の「おもしろい」が詰まっています!
話の構成、ネタの秀逸さを際立たせる「絵のうまさ」も忘れてはいけません。画力の幅が広い! ヤバい! マンガ家が描いたとは思えない破壊力のある絵も、ゲームのようなドット絵も、一昔前の少女マンガ風も、全部うまいし、それっぽいし、ありそう。
笑いたい方はもちろん、笑いたくない気持ちの方も、ぜひ読んでみてください!
感情タグBEST3
おもしろい
新魔女モモチ登場。この女破壊力抜群。守り手4人衆はその誘惑に耐えられるのか。モモチ、ネム、ニコのパジャマパーティー等爆笑エピソード盛りだくさんの一冊。
Posted by ブクログ
癖が強い登場人物が1人増える今巻、相も変わらずおもしろくて良かった。
急に始まるデニム講座がタメになるような、やっぱりならないような……。
あまりにも次巻が気になる終わり方で10巻が楽しみ。
Posted by ブクログ
モモチ登場。普段着の生徒会。ドーナッツ。デニム道再び。喋るパン。女子会覗き。大天狗カンシ。同人活動。の9巻。
まあ、いろいろとある9巻なんですが、モモチの登場が一番ダメなやつ。
もうこういうのは、ある一定の少年の性癖を歪ませることになるからダメです。歪むじゃなくて、方向性を決定づける、です。自分は、すでに決定づけられているので、問題はないのですが、まだ進む方向を選択していない少年には、これは毒。よくないぞ。
作者さんは、平気でコメディの皮をまとった性癖ガチャを容れてくるから困る。まじで。師匠のゴリラは、前面に出しすぎていて警戒色満々だったのですが、こちらは気づく人だけ気づけばいいよ、みたいな態度で、その実めっちゃアピールしてくるから困ります。本当にね。
コマちゃんより、洗練されてるのよチャーミングさが。
「科学監修:くられ」がコメディの担保になっているのが、じわじわくる。
無駄遣いじゃないか、と思うけど、空想科学読本を楽しむ感じで見ていればいいのかな、これは。「科学監修:なし」もあるので、もう構成に入れ込んでいるんだろうな。細いとこまで作ってあります。
そんな作者の作品だから、方向性が決まってしまうんよ。いけないぞ。
Posted by ブクログ
新キャラ・モモチは単体だと「話を面白く展開させる」には特性的に難しい(女性キャラだし)ところがあるけど笑ゥせぇるすまんとか「空気読めないですから空気読まずに行ってきます」みたいな随所随所の小ネタと台詞のセンスでいつものお笑いクオリティが保たれてる技術
ジキルも「鬼太郎茶屋の目玉のおやじ饅頭」みたいな台詞があるだけでだいぶいい空気感に
なんだかんだで「超インドア漫画」最高
Posted by ブクログ
平和な日常回オンリーの9巻。
モモチさんの諸々のやばさ。
彼女を前にすると、誰もがダメ人間になっちゃう。
甘やかしの天才か。
モイちゃんのジーンズ道リターンズも面白かったし、女子会の監視の仕方にも笑った。
個人的にシキが活躍してくれたのも嬉しかった。
有能すぎる。