あらすじ
待ちに待った映画デート当日! ニコがとある魔法をかけ、“感情”が表に出にくいモリヒトの素直な気持ちが明らかに…!? その他にも、カンシが速く行動できる魔法をニコにかけさせたり、モリヒトが生徒会メンバーから勧誘を受けたりと、慌しく過ごしてむかえた夏休みのある日、ニコの母から新しい予言が届く――!
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『SKET DANCE』、『彼方のアストラ』を描いた篠原健太先生のマジカルコメディ!
1話あたり20ページ前後で、ヒロイン・ニコちゃんの魔法を要として、物語が展開していきます。とにかく話がまとまっていて満足感がすごい! 特に、ギャグ回はこの作品の良さが顕著に出ており、1話の中でだれる場所がなく、オチへの着地がスムーズで素晴らしいです! さらに、ギャグ回と一口に言っても、お腹が痛くなるほど笑う回や、あるあるがおもしろい回、おもしろいけれどキャラクターが不憫で切なくなる回など様々な形の「おもしろい」が詰まっています!
話の構成、ネタの秀逸さを際立たせる「絵のうまさ」も忘れてはいけません。画力の幅が広い! ヤバい! マンガ家が描いたとは思えない破壊力のある絵も、ゲームのようなドット絵も、一昔前の少女マンガ風も、全部うまいし、それっぽいし、ありそう。
笑いたい方はもちろん、笑いたくない気持ちの方も、ぜひ読んでみてください!
感情タグBEST3
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オムライスがツボすぎる
いつも無表情のモイちゃんの表情が分かる回、素晴らしい👍
特に、モイちゃんが同居人のことを思い遣っていることがわかるオムライス!!
あのオムライスの絵をせっせとモイちゃんが書いていると考えると…😭
匿名
ミハル!
新キャラ登場いいね!ミハルいいね!つかお父さん可哀想でおもろいwwカンシのキャラ憎めなくて好きギャグ回だいたいいるからおもろい
息できないくらい面白い
電車の中で読んでいたら、カンシに速くなる魔法をかける話で堪えきれないくらい笑ってしまった…
すぐに電車の中で読むのをやめました笑笑
面白すぎて…もう最高
Posted by ブクログ
生徒会の件以外は、ああもう全力で夏だなという5巻。
モイちゃんとニコの初デート(?)回から始まり、試験対策に川遊び、お泊り。
合間に黒魔女との戦闘を挟みつつ、夏を楽しむニコとその下僕たち(笑)(見晴くん談)
浴衣に水着に、おいしいところを持っていく女性陣。
ネムちゃんも、しっかりお仲間に入ってるのが嬉しい。
そして、しっかり番犬してくれるウルフも。
カンシのバイト話は何度読んでも笑える。
Youtubeのコント動画も最高なのよ。
一番笑ったのは、最後の話。
回復の光景のカオスっぷりと、イノシシに吹っ飛ばされるオチが。
いのち、だいじに!
それにしても、圭護くんもかっこいいよね。
そこに気づいたネムちゃん。
順調にフラグを立ててますな。
カンシとのフラグを立ててくれる相手は今後登場するのかなあ。
Posted by ブクログ
ニコの魔法の表現が相変わらず面白いんだよ。
感情を表す魔法とか。それでも本当のところははっきりわかっちゃうとこととか。魔法と違うか。いやいいんだ。エモいわ。こういうの上手いと思うの。
生徒会やっぱり普通じゃなかった。必ず出てくるよね生徒会。スケダンのも良いけどさらに一癖。
「青空は限りなく真っ青なスカイブルー」ちょっと観てみたいような。ふわっとしすぎて途中で飽きるんだろうか。
新キャラの見晴くん。わかりやすい見た目と中身のギャップそして台詞がエグい。今後が楽しみ。
Posted by ブクログ
やっぱ面白いー!!安定ー!!今回好きだったのは無表情モイちゃんの感情が可視化してわかるミニモイちゃん!あれは可愛すぎた。あとはカンちゃんが高速化しちゃうところ笑った。
Posted by ブクログ
生徒会他、新キャラ登場で華々しい5巻である。
前半はベタだらけの生徒会との関わりが中心的に描かれていて、学校生活を基軸に物語が進んでいる。
そして後半では伊吹(ニコの母親)の新たな予言に誘われて、夏休みがてら神八矢山の霧生家を訪ね、霧生見晴という中学3年生の中性的な美形新キャラと対面を果たしている。
後半部はウォーロック(魔女)の物語が軸となる内容となっている
総じてストーリーはバランス良く進んでいる印象だ。
夏祭デートを描いた36「デート・ウィズ・ザ・ナイト」や田舎の夏の河原を満喫する42「夏の魔物ー①」といった若者感ある描写が目立つ一方、40「お願いモリヒト先生」のような期末テストのような学生イベントも描かれている。
何より、魔女にまつわる物語がきちんと進展しているのが印象的である。
コメディを基軸にしながら、物語がテンポよく進んでいる感触は非常に心地いい。
そして何よりコメディの質が高すぎる。
生徒会の出オチ感などは本当に最高で、彼らがどのような形で本編にこれから絡んでくるか非常に楽しみである。
また、新キャラの霧生見晴も良いキャラをしている。そのキャラ性が既存のキャラとの関係性においても良い味わいを出しているのだ。
完璧な一巻であった。文句の付け所がない。
文句なしに星五つ、もうちょっと言うと星七つ程度で評価したい一巻である。
次巻以降も楽しみである。