【感想・ネタバレ】伝説 新・剣客太平記(十)のレビュー

あらすじ

公儀武芸修練所の師範を請われるまでになった剣客・峡竜蔵。引き受けるかどうか悩みながら過ごしていたある日、路地で揉めごとに遭遇し、渦中の人が竹馬の友・助七だと気づいて声をかけた。助七の娘が行方知れずで、不安からむきになり、若い連中に絡んでしまったという。道場の師範として立派に暮らす幼馴染みの助けを遠慮する助七だったが、正義漢の血が騒いだ竜蔵は居ても立ってもいられず……。亡き父の放浪癖と暴れ者気質を持ち合わせた竜蔵が、真の剣客として求める生きざまとは──。大人気シリーズ、爽快に完結!(特別対談収録)

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「我が息 竜蔵 何卒 よしなに願い奉る 虎」蔵王堂に残した父虎蔵の願い事。
竜蔵の父の足跡を辿る旅の最後が、これか〜竜蔵じゃなくても、涙に暮れるわ。父が残した、古流「舞うが如く」も、確かに受け取り、でも、一生、師匠然とした、落ち着き払った生活は、しないのだろうな。

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2025年07月29日

Posted by ブクログ

山手線の30番目の新駅は高輪ゲートウェイではなく、高輪がいいと思うのですが! 高輪付近を舞台にした岡本さとるさんの「伝説」(2019.3)、剣に長じて侠気ある男、狭竜蔵の物語です。剣客太平記№1~№10、外伝虎の巻をはさんで、新・剣客太平記№1~№10、この「伝説」で完結です。長い間楽しませていただきました。有難うございます!新しいシリーズを心待ちにしています。

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2019年04月11日

Posted by ブクログ

新・剣客太平記ついに完結。

亡父・虎蔵の死と改めて向き合い、受け入れる竜蔵。
最終巻だけあって、懐かしいあの方々も登場します。
爽やかな読後感の、良いシリーズでした。

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2019年09月03日

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