【感想・ネタバレ】師弟 新・剣客太平記(二)のレビュー

あらすじ

直心影流一の暴れ者・峡竜蔵が剣術道場の師範になって十年。長男・鹿之助の成長を見守るとともに、多くの門人、弟子たちとの稽古に精を出す日々を送っていた。ある日竜蔵は、夜分に突如現れ、“井中剣峰”と名乗り、差料を賭した立会を挑んでくる剣客が現れたとの噂を耳にする。剣を交えた者たちは皆名だたる剣士にもかかわらず、ことごとく力を奪われたという。“田舎者の剣法”と洒落つつ、縦横無尽に使いこなしてみせる遣い手に興味を抱いた竜蔵は、刀狩の理由を問いただすべく近づくのだが……。ひとすじに剣の道を貫く男を描く、味わい深きシリーズ第二弾!

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お才と、眞壁清十郎の、話が出て来た。息災に暮らしているようだけれど、こっちも、よろしくやってるんだから、そっちもと、思ってしまうのは、どうなのかなぁ。放っておいてくれかな?(笑)それにしても、竜蔵の側に居たら、人生が楽しい。

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2025年07月24日

Posted by ブクログ

剣客峡竜蔵が、それなりに道場主として落ち着きを見せつつも、義侠心から争いに乗り込んでしまうお話。母親と離れて暮らす少年の家出話、昔助けた夫婦の危機、父の墓参りで出会った訳あり女性の話、道端で果し合いをし剣を奪う男の話。テンポも人もいい!

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2015年08月02日

Posted by ブクログ

竜蔵の年上の一番弟子竹中庄兵衛の行きつけの茶店の茶汲み女が預かる少年の母親から便りが届かない。何かあったかと、文を代筆すると、、、勤め先をやめたと言う返事。良きことでやめたのならいいのだがと、調べてみると。

昔仇討ちのために剣を教えて助けてやった人が、郷里での仕事ぶりに藩主から上京を許され、農学の勉強に励むことになったが、何か表情が浮かない。

剣俠の人、竜蔵の父親「虎蔵」は生涯道場も持たなく弟子もいなかった。あるとき父親の墓参りをするとそこには、誰かが墓参りしたらしく、、、。密かに探索すると。

ある時から、刀袋で立会いを申し込む輩が現れた。もし負ければ、刀をもらうと言うのだ。剣技の油がのる30代の、しかも評判の武士ばかりが狙われすでに五人打ち負かされた。
なぜ自分に申し込まないと竜蔵は探る。その男は百姓家にいた。

明るく快活な竜蔵の活躍は痛快そのもの!

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2019年03月21日

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