あらすじ
直心影流の継承者を決める大仕合から四年。三田に剣術道場を構える峡竜蔵は幼馴染である綾を妻に迎え、その翌年には長男・鹿之助を授かっていた。順調に門弟も増え、賑わいを見せる峡道場。そんなある日、綾は、竜蔵が幼い頃から生活の面倒をみてきた内弟子・雷太の様子にどこか翳りがあることに気づく。いつもは明るく道場の人気者、雷太の変化の理由とは……。夫となり父となっても己が剣の道を生きる峡竜蔵が、今度は信愛する弟子たちを厳しく温かく育てていく――。大好評「剣客太平記」シリーズ、新たなる始動。
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何となく、そうなるかなと思っていたけれど、綾さんを妻にしたんだな。年齢を重ねても、性格は変わらず。相変わらず、事件を呼び、日々、賑やかに過ぎていて、面白い。大阪に行った人達のその後も知れたら、なお良いな。
Posted by ブクログ
直心影流の的伝を決めるための大仕合から四年、新しい物語の始まりとなった。
相変わらず読み終えた後にスッキリとした気分になれる。
娯楽時代小説としては最高に楽しめる。