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Posted by ブクログ
戦闘シーンは本当に秀逸。個人的に「ダークハート」中のキドさんを見てみたい。
今回で架見崎の本当の姿に近づく。今までミクロにしかみてこなかった世界をマクロ的に俯瞰するきっかけとなった。
再読
今までの根底を覆すような設定の恐怖。ヘビの恐怖。なんだか、それまで行っていた命懸けの戦争さえ少し平和に見えるほどのメタな恐怖。生身の人間だと思っていたのに実はAIの一部だったと知った時の恐怖。冬間美咲は現実では死んでいないということには少し安堵した。だが、現実の300倍で時間が進むほど今まで見てた世界がこんなにちっぽけだったと知ると、そのマクロ的俯瞰にちょっとクラクラした。
私がアポリアを使ったら、アポリアで満足して仕舞えば現実の生なんてどうでも良くなって自殺してしまうかもしれない。それを防ぐための架見崎ならば、生命のイドラにどんな答えを出すのかは結構気になるところ。
Posted by ブクログ
何が食い違ってると違和感を思いながら読み進めてようやく真相にたどり着いた。もやもやが解消されて一安心。
ホントに仮想現実で生きられたら、どちらが現実の世界と言えるのか。どちらで生きたいと思うのか。そんな事を考えさせられる5巻でしたね。
コロナで引きこもってる生活が続いてる今だからこそ、もういっそうのこと、仮想世界で生きるのもありなのではと思った。まぁまだ技術が追い付いてないので夢物語だけど。
Posted by ブクログ
自分がどのように捉えていたかの記録の意味でのメモ。
架見崎は一体なんなのか。
AI感を出さないように意識されている気はしたが、仮想世界なのではという仮説はあった。しかし、微妙な知識の食い違いは何を意味するのかわかっていなかった。
(並行世界とかいうSF的な話なのか?と思いつつそれは安直なアイディアとも思っていた)
一部の登場人物たちは特別な役割と持っている様子なのも運営という安易な発想しか持てていなかった。
まさか、ほとんどが作られたデータだったとは、そして命を失ったと思われていたヒロインが生きていて、むしろ主人公の命がなかったとは。。
驚きつつ、ほとんど生きた人間が存在しないこの世界の話を、今後今までのようにワクワクしながら読み進められるのかは疑問に思っている。
新たな能力をベースとした戦闘描写はとても面白かった。