あらすじ
スマッシュヒットを飛ばした『サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻』シリーズ第2弾となる短編集です!相手のしぐさから噓を見破る美人刑事・楯岡絵麻。元教え子を8年間監禁した容疑をかけられる美術教師(「イヤよイヤよも隙のうち」)、他人のパソコンを遠隔操作して殺人予告を書き込んだ容疑がかかるプログラマーと、彼についた人権派弁護士との対決(「トロイの落馬」)、そして、絵麻の恩師を殺害した犯人との直接対決(「エンマ様の敗北」)など、数々の難事件に挑む!
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ブラックコール
楯岡さんが警察官を目指したきっかけとなった事件が幕を下ろした。時効を過ぎた事件に決着を付けるために1人の刑事が刑事人生を無くしてまでも犯人を処罰させたかった。被害者の遺族は長年の悲しみに区切りをつけられただろうか。
Posted by ブクログ
絵麻が15年前の殺人犯を追い詰める。
殺人犯を追い詰めるのはシリーズを通じて、時間と労力をかけて追い詰めるのかと思っていたところ意外な感。
犯人から心理学的に真実を引き出すというのは今回も面白かった。
Posted by ブクログ
前作のサイレント・ヴォイスでは、楯岡絵麻は主に取調室で容疑者の嘘を暴いていくが、今作は行動的で、取調室外での足で稼ぐ捜査をしている。
絵麻が慕っていた女性教諭が15年前に殺害された事件が時効となった。
別事件で15年前の犯人の遺留品(髪の毛)が発見された。
それは絵麻を誘い出す為の、犯人の罠だった。
前作と比べて、グロい表現が出てきて、シリアルキラーの犯人の極悪さが際立つ。
後半は一気に読めた。
Posted by ブクログ
楯岡絵麻シリーズ第2弾。恩師の事件の真相が気になり本書を手にとったものの、まだしばらく決着はつかないと思っていたので結末には驚いた。
このシリーズは、ドキドキしながらも、最後は必ず主人公が真実にたどり着いてくれるはずだという安心感のようなものを持ちながら読むことができる。
次の作品も読みたいと思う。
Posted by ブクログ
絵麻が刑事を志すきっかけとなった、恩師殺害事件がこの巻で解決します。残忍で恐ろしい犯人ですが、そうくるか!と意表はつかれましたが、絵麻があっさり真相を導いてしまうのが、ちょっと拍子抜け。でも犯人の末路が予想外でした。
Posted by ブクログ
前作からの続き。
やっと見つけた犯人が二重人格であり。頼りにしていた先輩刑事の犯してはならない過ちもあり、絵麻にとってはスッキリ解決とはならなかったのが残念であった