【感想・ネタバレ】うちの旦那が甘ちゃんで9のレビュー

あらすじ

船強盗が横行しているという話が持ち上がった。遊山船を専門に狙う強盗である。遊山船というのは、芸者や遊女を乗せて「座敷を まるごと船に積み込んで川を下る」と言う贅沢な船である。乗っているのは金持ちが多いから結構な稼ぎになる。おまけに川を使って逃げてしまうので追いかけようがない。また、遊女を乗せているとなると岡場所扱いになるから奉行所に届けることもできない。盗賊からするとやりたい放題である。しかも奉行所には遊山船を守れない事情があった。遊山船は吉原の商売敵である。吉原の利権を守る立場の幕府としては遊山船を守ることができないのだった。そこで町奉行筒井は、月也に捜査を命じる。 遊山船に沙耶と月也が芸者一行として潜入して、犯人を捕まえることに。そして、音吉、牡丹、沙耶、おりん、おたまに加え、鰻屋のさきも加えて「音吉芸者組」として船に乗り込むことになった。やがて、船に乗り込んできた盗賊団と対決することに……。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

甘ちゃん旦那九作目。

前作で立ち回りがほしいなー、と書いていたら、
ちょっとだけ立ち回っていた。

前半は、遊山船を襲う盗人を捕まえるお話。
もはやシリーズ名が「沙耶組」でいいんじゃないかと思うほど、
女性たちが大活躍で罠をしかける。
月也は料理のために鮑をすりおろしたぐらい?

後半は富岡八幡の歳の市にあらわれた、
巾着すりのお話。
祭礼方同心って本当にいるの?という感じだが、
無事お正月を迎えられて良かった。

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2021年06月21日

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