【感想・ネタバレ】ブルーピリオド(2)のレビュー

あらすじ

成績優秀、世渡り上手なリア充高校男子が絵を描く喜びに目覚め、美大を目指す! 膨大な夏休みの課題を終えた八虎は、ついに「美大専門の予備校」に足を踏み入れるが、そこで初めて「天才」と出会う。自分の身の丈を思い知らされた八虎の決意とは。話題沸騰のアート系上昇志向漫画、2巻登場!

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スクールカースト上位のリア充高校生が、知識・経験ゼロの状態から美大を目指す青春物語です。
第1巻では、それまでやりたいことも情熱を注ぐようなものもなかった主人公が、絵を描くと自分の好きなものと向き合うことができる、と気づくシーンが印象的です。
彼は、美術の授業で「私の好きな風景」という課題を与えられ、「まどろみの中で青く見える早朝の渋谷」が好きだが、それを好きと言うことを怖がっていた自分を自覚します。
そして、完成させた絵を褒められたことで、彼は美術に関心を抱き、実質倍率200倍(!)の超難関大学である東京藝術大学を目指すことになるのです。
「好きなことは趣味でいい」とよく聞く大人の理論がありますが、それを言い訳にせず、好きなことに人生を賭けようとする主人公の若さとひたむきさが眩しい作品です。

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つるんでた子達がみんないい子で応援してくれてるのがめっちゃいい
みんな個性的ででもいい子ですごく心が温かくなる

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2025年04月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

お母さんの絵と気づきで、お母さんとちゃんと向かい合って、味方になる。

森先輩と八虎の関係性っていいよね。

追加
世田介がタイミングよく来て、八虎の嬉しそうな顔と世田介の嫌そうな顔が笑える

高校の美術の先生ほんとにいい先生だなぁ

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2025年03月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 一巻でするっと親の理解を得られ過ぎじゃないか、と思ってたら、ちゃんとお母さんを説得する話があったこと、その中で絵を描くという行為を通じて気づかなかったことに気づけたり、というのがあって良かった。
 また、新しいキャラクターが登場したり、既に登場していたキャラクターが掘り下げられたりしている点も良かった。特に世田介くんが好き。コンプレックスを抱えている感じがあって、とても刺さる。藝大の展示を観たときの反応が、主人公と否定/肯定で対照的なのも、貪欲に何かを得ようとする主人公と、ひょっとすると傷つきたくなくて見下しているような感じがする世田介くん、という風に見えて良い。反面、彼の主人公に対する態度は、(直截的な物言いは素なんだろうけど)あえて嫌がることを言って反応を伺うというか、下手すれば自分から傷つこうとしているように見えるのも好き。嫌いなやつには嫌なやつであって欲しい、みたいな感じなのかな...違うのかもだけど。
 一つ理解したら新しい課題が出てきて、がんがん新しい扉を開いていくところ、今度は見方にも言及があったところも良かった。
 あとは、俺の絵で全員殺してやる、辺りのシーンが熱量があって好き。

 少し気になるところがあるとすれば、森先輩の言葉からしても、才能による成果を全面的に肯定する作品ではないと思うのだけど、その割に主人公が(並外れた努力をしているとは言え)何年も先んじて努力を重ねて来たであろうキャラクターたちに対して、ここまで食らいついていける理由については、才能という言葉で説明するしかないように見えてしまった。
 それから、これはあくまで好みの話として、たとえありきたりではっても、ぐいぐい引っ張っていってくれるヒロイン(やライバル)が個人的にはやはり欲しいところ。ユカがそれでも全然構わないんだけど、今の所そういう気配はあんまりない。主人公とはまた別のところにドラマがあるサブキャラクターというか...。世田介くんに期待かも知れない。お互いに対する強力な感情で駆動する物語が読みてぇよ...。

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2022年11月13日

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面白かった。こういう情熱的な気持ち思い出したい。いや思い出すから、持ちたかったから泣けるのかな。とにかくなんとも言えない感動があって好きです。この作品。
続きも買います。

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2022年08月28日

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最大の壁

親を説得するのって最大の壁だなって思います。私も進学校から美大に行くって言うのにすごく勇気がいりました。頑張れ八虎!

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2021年10月27日

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ゴールが違う世界

受験は受験に受かったらゴールになりがちだけど芸大は点数が取れれば受かるというものじゃなくハマればというものなのでゴールがわからないの、確かにな〜と感じました

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2021年07月07日

mk

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グッとくる

美術の知識もちょこちょこ盛り込まれていて無知な自分も楽しめる。
また、お母さんと八虎が一緒に泣いているシーンにグッときた。

#感動する #深い #アガる

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2021年05月04日

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周りのもの全てが参考書

一般的な受験科目には参考書がある。そして美大の受験にも、参考書はあって、それは日常で触れるもの全てなんだと思った。美術館の絵は当然そうだし、普通のお店に並ぶ商品だってそうなりうる。そう思うと、街の風景を見る目も変わってきた。

#アツい

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2021年05月01日

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様々な要素が詰まっている。

親子の絆、先輩後輩の絆、藝大受験の難しさ、予備校の特殊な雰囲気、名画の特徴... 心に染みる人間関係の絆を描いたシーンから、美術の専門的な話まで、様々な要素が詰まっていた1巻でした。特に、藝大に行くことに反対していた母親を説得するシーンが非常に印象的でした。主人公の熱い想いが伝わってくる、心に残る場面です。

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2020年04月08日

M

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良い……

今巻から登場の新キャラがみんな味があってかわいい! 鮎川が泣くところがすごく綺麗で胸が締め付けられた。女装してることと美術の結びつけかたが天才です

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2019年11月24日

Sar

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とても面白い

とても面白い漫画これからも読み続けたいと思う
いつも飄々といている八虎が高橋に色々言われて泣いてしまったところがとても良いと思った

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2019年11月23日

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おもしろい

絵の世界は難しいですね。
何を持っていい絵なのか、うまいのか、、自分を信じる力が本当に必要。どんどん引き込まれてます。

#タメになる

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2024年08月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

金を出して貰うからといっても、自分の人生なのに
一番応援して欲しい親が障害になるのがきつい。
先輩の言葉が後押しになるのがありがたいし、
この母親は一応納得はしてくれたので良かった。

自分の絵を描く、というが
個性をアピールし過ぎて訳のわからないものになると
現代アートって煙たいものになってしまうので
なんだかなぁという気持ちになってしまった。
自分は個性を無理に押し出したものより、
事実に”誠実”な絵の方が好きだ。

橋田くんは好きなキャラかもしれない。

絵はどうしても感性のもので評価基準が曖昧だから
良いとか悪いとか言われても
それは飽く迄あなたの好みですよね、と思ってしまう。
受験絵画で奇を衒い過ぎるのはどうなのだろう。
絵だけでなく受験用の勉強が進学校のメインになりがちだが
本来の勉強からどんどんかけ離れていく気がする。
芸大に実際見学に行ってみて、「大した事ない」と感じてしまうのが
良いのか悪いのか。
八虎は得るものもあったようだが。

世田介くんの正直な気持ちが聞けたのは前進だったかもしれないが
嬉しくない内容ではある。
それを聞いて落涙しつつも
「俺の絵にもっと説得力があったらあんなこと言われなかった」
と思うのは強い。
武器が少ない分身軽というのは面白い言い方だ。

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2024年09月02日

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