【感想・ネタバレ】千石の誇り 本丸 目付部屋9のレビュー

あらすじ

『肥後政談』の写本騒動、「葵の御紋」瓦への冒瀆、幕府に危機が迫る?

馬が逃げ、まず追う目付と、中奥への報告が先の目付。
目付筆頭の十左衛門は言う、「おのれが最善に突き進め、後は儂が必ず戦う!」と。

『肥後政談』なる文書が大名家の間で取り沙汰され、老中部屋でも話題になる。上方からの諮問に、巷に出回るらしい写本を求め目付方が動いていると、今度はあちこちの寺で葵の御紋の入った飾り瓦が割られる事件が起こる。二つの事件にきな臭さを感じた目付筆頭・ 妹尾十左衛門は配下の者を使いつつ、内密に調べを進めるのだった。はたして、事件は幕府に弓引く者たちが?

目付筆頭の家禄は千石、大人気シリーズ第9弾!

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Posted by ブクログ

江戸市中では野良馬、野良牛がいたそうだ。
生類憐れみの令関連と、幕府で調教する名馬ばかりが逃げた事件と、そこで起こった殺人事件。

番かたに新しく入った二人をめぐる事件。

寺の葵の御紋を狙って壊した御家人風のグループ。
貧しい藩、熊本肥後。それが藩主自らの大改革で、上向きに。その顛末を書いた本があるという。「肥後政談」は誰も本物をみたことがないのだが話題に登り、高値をつけるまでに。
どうも写本をめぐり、何やら犯罪の匂い。

今回も目付衆の活躍が潔く清々しい。

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2021年10月05日

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