【感想・ネタバレ】後宮の烏6のレビュー

あらすじ

寿雪の銀髪が、衆目にさらされた。その銀髪こそが、前王朝の血を引く証だった。高峻が策をもって隠してきた寿雪の秘密がしられてしまったのだ。同時に、柳寿雪は化け物を退治した美しき巫婆だという評判も城下に広がり始めていた。だが寿雪本人の魂は何処かへと去ってしまい、その肉体に宿り動かしているのは“烏”だった…。

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後宮の奥深くに住みながらも夜伽をしない特別な妃、「烏妃」。彼女は不思議な術の使い手で、頼まれれば依頼者の差し出す代償と引き換えに、呪殺、祈祷、失せ物探しと何でも引き受けてくれるという。そんな彼女のもとへ、あるとき皇帝がやってくるところから始まる、中華風ファンタジー兼ライトミステリー小説。
コバルト文庫出身の作家だからなのか、少女小説のような雰囲気もあってとても読みやすいです。硬質な烏妃の姿と言葉が非常に印象的で、美しい表紙イラストと相まって、あっという間に本の世界に引き込まれます。また、どの巻も連作の短編で構成されており、いずれのお話も謎解き短編として充分楽しめますが、共通して描かれる烏妃と皇帝のささやかな交流が二人の孤独をかえって際立たせているようで、大きな伏線と思われる二人の関係とそれにまつわるさまざまな謎とともに、先が気になってつい読み進めてしまいます。個人的には、衣装や風景を表現する作家の文章力を強くアピールしたい! ぜひ読んでみてください。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

予想外だったのが烏が思った以上に幼子じみてたところ。アニメでの見た目の印象はちょっと怖い系のもあって想像してた斜め上だった。

寿雪が前王朝の遺児って部分は最後辺りに引っ張られるのかと思っていたら、案外あっさり解決できて良かった。

一番ヤバいのがコウショウ。相互理解は行えなさそうで、思いっきり黒幕感ある。

サナメ家…というより朝陽もなかなかのヤバさだった。

6巻は色んなことが明らかになってめちゃくちゃ楽しかった。このまま一気に最終巻にいきます

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2025年04月05日

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ネタバレ

きょうだいの絆が様々に描かれた巻でした。
神話や寿雪の秘密が明らかになって、物語もクライマックスに近いですが、そんななかで、きょうだいの伏線を回収し、驚きの事実が次々に明らかになります。次巻も期待です。

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2023年02月18日

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ネタバレ

寿雪の魂を呼び戻すために、衛青はもっと意地悪するかと思ってました。寿雪と衛青、犬猿の仲だけど、やっぱりどこかで繋がってる部分があるのかもしれないですね。
賀州の沙那賣家の長男の晨、割と好感を持っていたのですが、彼は自分の出生にまつわる事実を知って大丈夫か心配です。

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2022年05月11日

ネタバレ 購入済み

読み応え有り♪♪♪

面白くて一気に読みました。登場人物はそれぞれ個性が有り魅力的。
唯一、烏と白亀の性格がかなり子供っぽく・・・???でもまぁ、神様が作為的な筈も無く、日本は八百万の神の国ですからね☆☆☆
話の筋も淀み無く、とてもしっかりしていて引き込まれました。続編が楽しみです♪♪♪

#カッコいい #深い #ドキドキハラハラ

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2021年10月28日

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ネタバレ

寿雪の心がはじけ飛びどこかへ行ってしまった。そんな雰囲気で始まるから、絶望したが次の章であっさり戻ってきたので驚いた。寿雪が初代烏姫である香薔に会ったり、衛青と寿雪が兄妹だと皆にバレたり、海底火山について千里と之季が調べたりと忙しい巻だった。

1.血の縁
寿雪と衛青が血縁者であると温螢にバレるところが良かった

2.冬の咎人
香薔があまりに幼くてびっくりした

3.海より来たりて
海底火山が噴火した!

4.血の鎖
サナメの長男が可哀想すぎる。。

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2024年10月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

寿雪、災難でしたね。
烏も登場し、サロメの次男も初登場しました。三男はどうしたんだろう?蚊帳の外かな?
出そろった感じ。
寿雪もそうですが、コウシュン、コウショウも幸せになってほしい。コウショウの出番はないだろうな~。
衛青の血縁に対する葛藤が面白かった。

このシリーズ全体に言えるけど、展開が早すぎる気がする。
もう少しゆっくり読みたい気分。

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2022年11月02日

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ネタバレ

5巻の内容に比べあっさり解決してしまったので、嬉しい反面物足りなさも感じた。
内容は変わらず面白い、今回も一気読みしました。

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2022年07月04日

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ネタバレ

結界は破ったが寿雪の魂は体から離れ、回廊星河というこの世に生まれる前の魂が集まる空間に飛ばされる。そこで香薔が登場したのには驚いた。皇帝鸞夕への独りよがり過ぎる行動がそもそもの原因である事が判明したのにはすっきりしたけど、死んでも恐れられるって香薔何しでかしたんだ。血縁者がいないと魂は呼び戻せない、という条件、忘れていたからどうするんだ?と思っていたらあー、いたわ。とあっさり終了したのはちょっと拍子抜け。寿雪の体を使って烏と対話がなされ、半身を取り戻すため界島に行くという展開が確定した矢先に海底噴火が起き、半身が白雷の手に。という事は対立している鼈の神の手に?寿雪の出自が白日の下に晒され、彼女を守ろうと奮闘する人々がいる中暗躍を始める人物も。これあと一巻で本当に終わってる?(本屋で最新刊は見たけど)

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2022年05月21日

ネタバレ 購入済み

どうなってしまうのでしょう?

まだまだ続きます。
大きな転換期なのでしょうか?
今までのお話とはだいぶ 違ってきてます。
なので、ワクワクしてきました。

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2021年08月31日

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ネタバレ

わたしがすべきことをするだけ。

烏が表に出ている状態の寿雪。寿雪を取り戻すためには身内の助けがいるという。衛青の出した答えは。界島に向かった千里と之季がそこで見たものは。一方、故郷に戻った晨。信じられるのは父か、弟か。

衛青の決断、不器用だけどこれが衛青らしいと思う。千里と之季はなかなか名コンビなのでは。行方不明になっていたイシハが界島に白雷といるのはいいことなのか。海底火山が噴火して、イシハと千里たちは出会えるのか。ラストの晨の動揺が心配。次男・亘は味方になるのか?

登場人物それぞれが自分の「居場所」を守ろうとする物語として感じられる。

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2024年10月13日

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ネタバレ

ラストに向けて着着と話が進んでいる。決して激動ではないけれど、それぞれの背景が整理されていく。
衛青の気持ちや行徳、花娘、子季、明冘といった脇役でもしっかりとした背景や思惑が感じ取れる。
兄妹の女の方が死ぬ。
女難の相で死ぬ。
これらの伏線が最終巻でどう回収されるのか。楽しみ。
羽衣のおっちゃんにまた会えたのでなんか嬉しい。出番少なかったけど。

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2023年02月05日

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ネタバレ

前回の気になる終わりからスタート。
寿雪、儀式のあと目を覚まさず。意識は表紙で書かれている星河にあった。ここで初代烏妃と対面。
想像よりとんでもな人物だった。
その間に衛青との兄妹問題が解決?し、寿雪が目を覚ます。個人的に衛青がどんな感情を抑えてて、どんな風にこの事情が明らかにされるのか気になってたから、まさか老人の首を締めるくらい隠していたかったとは驚き。伏線の1つだったものが回収された。個人的には今後温鎣の寿雪への感情も回収されるのでは、と期待している。
烏も意外と理解あるやつで、あっさり協力者に。
そして白雷が烏の半身である刀を見つけたよう。
なんだか情報量多い割に短くまとめられてたから急にまとめてきたな,って感じが否めなくもない。
次回完結だなんて。楽しみ。

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2022年08月23日

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ネタバレ

衛青の葛藤全編かなと思って読み始めたら思ってたよりあっさり解決、寿雪も早めに帰ってきた。それから、海底火山の噴火で流された之季と海岸にいた白雷がどうなるのか気になるし、その後の晨のエピソードにびっくり。

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2022年05月31日

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