あらすじ
新垣澪は、一流企業吉原不動産の子会社「第六リサーチ」の若手社員。
仕事内容は幽霊物件の調査で、憧れの丸の内OLとは程遠いが、気の合う仲間とそれなりに楽しく過ごしている。
リゾート開発を進めている本社からの依頼で、茨城県の海辺にある民宿に向かった一同は、泊まり込みで調査をすることに。
チーム唯一の女子として一人部屋を与えられた澪を訪ねてきた恐ろしい存在とは!?
オカルトお仕事物語、シリーズ初長編!
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Posted by ブクログ
長編、結果的には優しい人が多くて良かった。
けれど良かれと思って建てることにした慰霊碑が引き金だなんて切ない...。
東海林さんの過去が読んでいてとても辛かったです。
Posted by ブクログ
シリーズ初の長編は海関連の心霊現象でした。
広い建物とか以外のところで霊を調べるのも中々ないので、とても新鮮な気持ちで読めました。
舞台は茨城!事件が起こる前は「大洗の水族館行きたいなー」と呑気に思ってたり。
にしても海はやっぱり怖い!小学生の頃にたまたまテレビでついてたサメのパニック映画を少しだけ観てから、見る分には大丈夫なのですが入れないという。笑
なのでサーファーさんや海水浴に来ている方々は凄いなぁと毎年思っていました。
今回はそんなサーファーさんに関わる怪異です。
唯一の癒し要素のマメが滅多に出てこないので、ずっと怖いという。
なんだかんだまた澪が危ない目にあったのですが、マメがいないので不安で不安で…。間一髪で次郎さんが来てくれたけれど、やっぱり怖かったです。幽霊が怖いというより、澪が危なすぎて怖い。
でもサーファーのお兄さんが思った通り優しい人でよかったです。はやくマメ戻ってきてくれるといいな。不穏な空気の怪傑は次に持ち越されそうです。
東海林さんの過去はただただひたすらしんどかったです。短いのに心にずっしり重りが乗る感じ。澪ちゃんの言葉で少しでも救われたなら良かったな。