あらすじ
流川から園宮製薬のリブランディングを依頼された光一。社内での最初の打ち合わせにやってきたのは、あかりの弟・アラタだった。彼は光一に27歳で死のうとしているあかりと結婚し、その天命を忘れさせてほしいと懇願して…!? そして迎えた園宮製薬での顔合せ。そこで思わぬ人物が同席することになり!?
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【ご注意】
『左ききのエレン』は正しい用法・用量を守って適切なペースで読み進めましょう。
この作品には
「才能という壁にぶつかりながらも、懸命に現実と向き合う大人たちの仕事姿」がこれでもかと扇情的に描かれています。
強烈な読後感により、仕事や勉強を必要以上に頑張りすぎてしまう可能性がありますので、落ち着いた気持ちでお楽しみください。
【効能・効果】
・美大や広告業界への理解
・プレゼンや営業など、社会人の仕事に対する拒絶感の緩和
・熱意への刺激による興奮作用
【以下のような症状でお悩みの方にお勧めです】
・ファンタジー作品に感情移入できない。
・夢や努力という言葉が信用できない。
・とにかく最近やる気がない。
感情タグBEST3
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匿名
アラタが面白い
あかりの弟のアラタがくせものでとても面白いです。
流川から園宮製薬のリブランディングを依頼された光一とのやりとりも秀逸でした。
Posted by ブクログ
真里と光一が再会するのはちょっと良いシーン。
学生時代の友達と仕事で会えるのは素敵だな。
お互い頑張っている証拠だ。
園宮令嬢から引き出す光一が最高に恰好良い。
昔の自分みたいだから意地悪をするのではなく
言えなかった言葉を言わせてあげる
というのが、どれだけ闇一と言われるほど
豹変していも結局は光一なのだなと思わされる。
働いていると後悔ばかりが思い出になる。
辛いけれど社会人は共感する部分が多そう。
どれだけ悔やんでも過去は変えられない。
昔に言われた時は納得できなかったろうに、
園宮を照らす側の人生を今選択した光一。
エンレイの家でなにげなく言われた、
「お金があって生活が安定してる人だけが夢を見れる」
は中々刺さる台詞。
光一がやってきて昔のことを
光一が悪い訳でもないのに謝罪し、
また仕事を頼みたいと話すのも偉いし
それを聞いた大竹が「待ってました」と言ってくれるところがぐっときた。