【感想・ネタバレ】左ききのエレン 10のレビュー

あらすじ

【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】2004年、憧れの広告代理店に就職し、クリエイターとしての道を歩み始めた光一。しかし、現実は甘くなく、デザイナーになったからと言って、これまでと何かが変わるわけではなかった。配属された沢村チームへの不満が募っていく中、上司の久米田が撮影現場へ来れず、光一が仕切る事になり――!?

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【ご注意】
『左ききのエレン』は正しい用法・用量を守って適切なペースで読み進めましょう。

この作品には
「才能という壁にぶつかりながらも、懸命に現実と向き合う大人たちの仕事姿」がこれでもかと扇情的に描かれています。
強烈な読後感により、仕事や勉強を必要以上に頑張りすぎてしまう可能性がありますので、落ち着いた気持ちでお楽しみください。

【効能・効果】
・美大や広告業界への理解
・プレゼンや営業など、社会人の仕事に対する拒絶感の緩和
・熱意への刺激による興奮作用

【以下のような症状でお悩みの方にお勧めです】
・ファンタジー作品に感情移入できない。
・夢や努力という言葉が信用できない。
・とにかく最近やる気がない。

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匿名

ネタバレ 購入済み

ドキドキハラハラ

配属された沢村チームへの不満が募っていく中、上司の久米田が撮影現場へ来れず、光一が仕切る事になっていくなかであわてふためくシーンが現実にもありそうでハラハラしました。

#ドキドキハラハラ

0
2024年01月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これで本当にOKなのか判断基準もわからないまま
判断を迫られる光一の状況には同情する。
過去のカタログを参考にしようと思いつけたのは偉いし
現場の人たちも新人であることは分かっているのだから
わからないことは教えを乞うて理解できてから判断するのは正しい。
できなかった、という自覚も大切だ。

久米田さんの態度がちょっと不思議だったが契約社員とはなるほど。
どれだけ仕事ができても定額使いたい放題で正社員にしてもらえることは
大抵ないだろう。
新人がやる仕事は誰かが築き上げた大事な仕事を分けてもらうしかない。
それに気がついてから大事なスニーカーを履き始めるのが好きだ。

初登場時からなんとなく好きではいたが八谷さんも良いキャラ。
エンドロールは作品を照らす者たちの光。
その作品に関わった多くの人に、そして作品そのものに僕らは照らされている。
素敵な言い方だ。

「どうしてここまでやる?」
「こんなにこだわっても人には伝わらない」
「これくらいで十分だろう」
何かをかけて一生懸命やっている人はどこかでこう思って
一体何をしているのだろうと思ってしまうことが実際あると思う。
そんな時にあの人ならここで妥協しないと自分を励ます
その名前に自分があげられているなんてなんて光栄なんだろう。
仲間がいるということは、一緒に旅をするということではなく
自分と同じように孤独と戦う仲間がいることから勇気をもらえるということ。
エレンがジェイコブスに最後まで一緒にいると言ったのと近い気がする。

親が子供に対して夢なんてあるだけ荷物だと言ってしまうのは辛すぎる。
佐久間はそこから立ち上がったのか。

デザインが上手くなったんじゃない、仕事に慣れただけ。
それは事実だろう。とても厳しい言葉だと思う。

0
2025年04月13日

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