あらすじ
季節は冬。恋人と過ごす初めてのクリスマスが近づく。当日、田中さんの部屋で一緒にケーキをつくることにしたふたり。初めて彼氏を部屋に招く。初めて彼女の部屋にあがる。互いに少し緊張しながら始まったクリスマス。そんな中、思い切って入江くんは尋ねてみる。「二度目のキスをしても、いいですか?」恋の熱が増していく、第8巻。
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アルバイトの面接で名前の「のぶこ」を「モブ子」と聞き間違えられても、「たしかにそうかも」と自分で思ってしまうくらい、脇役でいるほうが落ち着く田中信子、大学2年生。その面接で決まったスーパーでのレジ打ちのアルバイトも、1年ほど続けてやっと少しずつ慣れてきたところ。そして、アルバイトを始めたばかりの頃に困っているところを助けてくれた入江君のことをひっそりと心の中だけで好きでいる。そんな田中さんが入江君と距離を縮めていく様子を、アルバイト先のスーパーや田中さんが通う大学などでの生活と一緒に、大きな事件が起こったりはしないけれど、コツコツと描いているのが本作です。
お話の合間にちょいちょい書き込まれている「モブ子の習性」が、いろいろな場面を的確に表現していて、非常に納得させられます。また、ちょっと多めのモノローグが、田中さんと入江君という主人公2人が初恋に翻弄されながらもいろいろと考えたり悩んだりしている心の中を読者に見せてくれて、自分の初恋を思い出す人も多いのではないでしょうか。
個人的には、アルバイト仲間がみんないい人なのがすごく癒されます。特に、入江君に「誰かの事を考えてニヤニヤしちゃったら それが恋だよ」と言ってくれる金子先輩がいい人過ぎて、イケメンポジションなのにいい人で終わっちゃうのかなぁ…とちょっと心配になったりもしますが、そんな風に優しくてにぎやかな周りの人たちと一緒に、田中さんと入江君の恋の行方を見守りたくなる作品です。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
発売日即買い。推しの漫画。
相変わらず心温まるストーリーだよ、ホントに。
いつ”お泊り”するんだろう、、と思っていたが
案外早くそのシチュエーションが来た。
だけど、このカップルなら、何があっても大丈夫。
二十歳でこんなことがしたい人生だっ太
クリスマス回
今回の巻は付き合って初めてのクリスマス。まさかの2人ての部屋デート。今回はかなり積極的になっておりだんだん主人公がいい方向に変わっていって読んでてハラハラしなくなってきました。
次巻はうっかりプチ旅行ぽいので続きが気になります