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Posted by ブクログ
読み終えたら直ちに次巻が読みたくなる・・・、畠山健二さんの「本所おけら長屋(十二)」(2019.2)、今回も泣きと笑いの二重奏、しにがみ、ふうぶん、せいがん、おまもりの4話です。「しにがみ」はお咲、お奈津、お里、お染の長屋女性陣が大活躍、「ふうぶん」はちょっと箸休めかw、「せいがん」で私の大好きな黒石藩主、高宗(黒田三十郎)が登場、この殿様最高です。江戸家老工藤惣二郎の妹扶美もいい役どころでした。「おまもり」、八五郎とお里の娘お糸を中心にオールキャストの物語、著者に何度も泣かされてしまいました(^-^)
畠山健二「本所おけら長屋(十二)」、2019.2発行、再読。しにがみ、ふうぶん、せいがん、おまもりの4話。能書き、前置きが大嫌いなお咲、酒好きだが酒に弱く三合飲んだ後のことは全く覚えていないお里ら女性陣が活躍する痛快な話「死神」。工藤惣二郎の妹芙美にやり込められる高宗(黒田三十郎)、笑いたっぷりの「正眼・青眼」。「一度請け負ったものを放り投げることはできない江戸っ子の意地」を見せたおけら長屋の面々。涙、涙の「御守」。「おまもり」はシリーズ全体で一番好きかも(^-^)
畠山健二「本所おけら長屋」シリーズ(十二)、2019.2発行、再読、☆5つ。「死神」では、おけら長屋の女性陣が奮闘、男性陣の力は借りるも。「正眼・青眼」では、江戸家老工藤惣二郎の妹芙美が大活躍、藩主高宗もたじたじ(^-^) 「御守」は、泣き笑いの極致、ここに至れり!