【感想・ネタバレ】ぼくたちは勉強ができない 21のレビュー

あらすじ

できない娘たちの教育指導的ラブコメ遂に完結! 「Route:if」真冬編では教師になった成幸が桐須先生に告白!? そして最後に語られる[x]なる物語とは…!?

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勤勉な高校生・唯我成幸(ゆいがなりゆき)が、どんなに努力しても敵わない2人の美少女、文系の天才・文乃(ふみの)理系の天才・理珠(りず)。
成幸は、ひょんなことからそんな2人の教育係に任命されてしまうのです。

それもそのはず、文乃は理系大学、理珠は文系大学と、それぞれの得意分野と真逆の大学を目指しており、しかもその成績は悲惨なもの。はたして成幸は、彼女たちの苦手分野を克服することができるのでしょうか!? 目が離せないラブコメ×お受験マンガです。

なんといっても、この作品の見どころは「一生懸命がんばる美少女たち」!

才能のある・なしに関係なく、誰がなんと言おうと自分の夢に向かってひたむきに努力する彼女たちの真剣な姿に、成幸じゃなくてもキュンとしないわけがありません! がんばる女の子はかわいくて、輝いているのです!

文乃と理珠以外にも、健康的なスポーツ少女や、クールビューティなのに実はドジっ子な先生など、さまざまなタイプの美少女たちが続々登場! 成幸と彼女たちの恋の行方は? 彼女たちの進学の結果は? ぜひ、ご自身の目で追いかけてくださいっ!

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Posted by ブクログ

本編完結後もIFルートが展開された本作もこれで本当に終わり。そう思うと感慨深いものがあるね


最後を飾るのは真冬。少年漫画のラブコメにおいて年上ヒロインとか女教師ヒロインなどは後から追加されることは有っても人気が出ることはまず無いと言っても過言ではないポジション
けれど本作の真冬はその慣例を打ち破って、本編では成幸と結ばれたうるかにすら大差をつけて人気投票1位を2度も勝ち取った。そうなれば自然と真冬と結ばれるIFルートには期待が集まってしまうのだけど、この巻で描かれた内容はその期待を裏切らないものだったね

というか、人気投票1位だからってラブコメにおける王道要素を次々とぶち込んでくる展開が凄い……
「家がお隣で窓から行き来できる」
「親戚を騙すために偽の婚約者」
「小さい頃に会っていた」
そういった要素が強く表に出ない時でも新人教師の成幸の教育係として真冬は常に傍にいる。
本当にこれでもかとラブコメ要素を幾つも投入している……

そんな真冬ルートで主に描かれるのは学生時代に真冬が残した悔恨だね
学生時代はフィギュア漬けでまともな学生生活を送ることは出来なかった為にそれが今の真冬にとって悔いとして残り続けていた。それが時には常識からズレた発言を繰り出すギャグ展開の素になっている場合もあれば、シリアス展開への導入になる事もあった
このIFルートでは早い段階から成幸が真冬への好意を明確にする事で学生時代に出来なかった異性との恋愛模様を今になって取り戻すかのように真冬の日常が変わりゆく様子が見えてくるね

そういった意味では本作の主人公は成幸である点は変わらないのだけど、このIFルートの主役は真冬なんだよね
真冬が取り零してしまったものを取り戻す物語
だからこの話における成幸の立ち位置は真冬と触れ合う内に真冬に恋する青年ではなく、真冬が出来ないと諦めている恋愛を出来るように手助けするヒーローとなる

となれば成幸の行動に迷いはない。そして成幸が迷いなき行動をすれば真冬は取り零してしまったものを再びその手にできるわけで
その最大の忘れ物が成幸父から真冬へ遺された言葉になってくる
成幸の心を捉えるためにはヒロインが父を早くに亡くした成幸の立場をどう捉えるかが大事になってくるのが本編終盤やIFルートの数々から見えてきたのだけど、真冬はちょっと違ったパターン
思い返してみれば真冬と成幸って成幸父から直接薫陶を受けた数少ない同士なんだよね。だから二人の間においては成幸父が居なくなった喪失を考える必要はないのかもしれない
二人の心に成幸父の薫陶は生き続けているのだから
成幸が真冬と向き合い続ける原動力となるのは父の教えだし、真冬の恋愛に対する意識が変わるのは成幸父の言葉によってなんだよね

いや、それにしても本編ではさらっと流されたあの台詞が再び登場するとは思わなんだ
あの時は始まっていたかすら判らなかった真冬の想い。それをこのように成幸の言葉に覆い被せるようにして直接伝えてくるとは……

学生時代に取り零したものを取り戻し、出来ないと思っていた恋愛を成就させ…
幾つもの後悔を乗り越えて幸せを手にした真冬の姿は本当に眩しいもの。この真冬ルートの形で本編が終わっていたとしても納得できるような本当に良い話でしたよ


最終話は……まさかの全部乗せ?あの状態で話が進行したら成幸の周囲は一体どうなってしまうのさ……?

2
2021年03月10日

isi

購入済み

完結

今更になって最後まで読みました。
昔と今では漫画を読んだときの受け取り方も違うため、感想も違ってくるわけですが……。
面白かった!
面白いものは色褪せない!

0
2022年10月29日

kj

購入済み

6/5

👍⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

0
2021年06月02日

ネタバレ 購入済み

まふゆ先生おめでとう!

最後の笑顔がたまらなく好き!
桐須先生しかかたん!

0
2021年03月23日

購入済み

なぜ1億部突破していない……?

「1番売れてる物が最も素晴らしいなら、この世の中で1番美味い食べ物はハンバーガーだ」という理論があります。
確かに、売れてなくても素晴らしい物はある。だが私はあえて断言したい。

「ぼく勉」が1億部売れていない世界線は間違っていると…………!!!

5人もいるヒロインの誰もが魅力的で、敗けヒロインに感情移入してしまう難病に罹患している身としては、「この内4人は恋に敗れてしまうのか……」と察し、心苦しくなった時期がありました。
だが先生は、慈しみ深き筒井大志大正義大先生神は、彼女ら5人全員をお救いなされた。
[x]= (読み: エックス イコール)という各話のタイトルが、まさかそんな意味を持っていたとは。そして「Route: 5/5」という、「ぼく勉」にふさわしすぎる「if」の世界への誘い。
先生は最初からこれを考えておられたのでしょうか?神なの?……そうです。神なのです。

巷では思慮浅き下々の愚民どもが
「敗けヒロインを作らないなんて『逃げ』だ」
「ご都合主義」
「ギャルゲーじゃないんだからさぁ……」
などと、あさましく陳腐な批判を繰り広げております。

ご都合主義……?


うるせぇッッッッッッッッッッッッ!!!!


俺達は!どんな時だって!
無限の未来の途中にいるんだよ!!!

……失礼。見苦しい姿をお見せしました。少々興奮し過ぎてしまったようです。
しかし「ぼく勉」の魅力はヒロインだけではありません。
『「できる」と信じ続けている限り、「できない」はいつだって「できる」までの途中』
など、このレビューの文字数制限下では語り尽くせないほど人生哲学における名言も多いのです。
そして何より、ハーレム系ラブコメ、いや全てのラブコメ史上、最も不快感のない主人公「唯我成幸」の存在こそが、この物語の核といえましょう。彼の名前の意味を知った時の感動たるや、私の知る浅はかな形容詞如きでは表現できません。

とにかく「最高」。
「史上最高」のラブコメです。異論は認めない。

そして、ファンが信じ、支え続ける限り……
どんな時だって「ぼく勉」は、
1億部突破への途中なのです……!
さぁ皆で信じ続け、共に向かいましょう。

[x]なる未来へ。

0
2021年03月18日

購入済み

最終巻!

待ってました、真冬先生ルートです。他の生徒の恋とは違った成行が見られます。先生ルートをとてもとても楽しみにしており、また満足な内容でした。

0
2021年03月13日

 

購入済み

 

 

0
2021年03月04日

Posted by ブクログ

真冬編。
やっぱり違和感の方が強い。
今まで何人くらいとつきあったことある?と言われて答えに窮する成幸、え、じゃあこれまで誰とも何もないままだって?それはないだろうとしか。

最後の話を読んだ時まあこんなラストが一番お似合いだよなと思った。
最初に予想していたのはこういう終わり方だった。
個別ルートはテーマの扱い方はともかく、やっぱり納得のいく話ではなかった。
結局この漫画はライバルがひしめきあっていた時が一番楽しかった。
結論を出しても出さなくても、誰かは確実に幸せを逃してしまう、漫画はゲームとは違うなやっぱり。

0
2024年12月30日

ネタバレ 購入済み

真冬先生ルート+α

真冬先生ルート+αでした。
真冬先生ルートも他のヒロインは出番なしでした。
まあ、何故彼女たちとくっつかないのかの説明が必要になるし仕方ないね…

今回のルートは成幸教師スタートで赴任先は母校で真冬先生と同僚に。
+αはほんの少しだけの完全にオマケなので期待なさらず…

いや、まあ、その二人のルートも見てみたいけどね…
特に水希ルートはどうなるのか…
何故だろう、カオスな未来しか見えない…

0
2022年12月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大学推薦を狙う高校3年生の唯我成幸はなぜが天才美少女の文乃と里珠の教育係を任される。
完全無欠に見えた二人だが、実は意外な欠点を抱えている。

最終的には、水泳の天才のうるか、先輩のあすみ、先生の真冬もからみ、恋の行方はどうなるのか的なお話。

後半の構成は当初からの想定なのか、長引かせるためだったのか。

0
2022年06月02日

無料版購入済み

高校生の時は、ちゃんと先生しろよって感じでイライラさせられることもあったけれど、同僚になったらそんなこともなく楽しめました。

0
2021年04月17日

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