あらすじ
アニメ化決定!話題沸騰、京都お台所物語
京都のど真ん中、花街にある屋形でまかないさんとして暮らす少女キヨを主人公に、華やかな花街の舞台裏、普通の日のごはんを通して、温かな人間模様が描かれるお台所物語。
新年を迎え、気持ちも新たに始まる京都での日々。
舞妓さんとしてさらに飛躍していくすーちゃんと、それを台所から支えるキヨちゃん。そして、洋食屋の見習いとして懸命に働く健太。
それぞれの生活を送る中、健太の働く洋食屋さんで、思いがけない事件が発生。幼なじみ3人の想いが、京都の街を駆け抜ける17巻。
京都と言えば舞妓さんですが、舞妓さんは、仕込みとして修行期間を乗り越えなければならないし、なりたい少女たちは全国から集まってくるけれどオンでもオフでも京言葉で話さなければならないし、しかも、なってからも芸を磨き続けなければならないという厳しい職業。このお話は、青森から舞妓さんになるために京都へやってきた2人の女の子、仕込みからあるきっかけでまかないさんになったキヨと舞妓になるためにひたすらがんばるすみれの奮闘記でもあり、ふんわりしたグルメ(?)マンガでもあるという稀有な作品です。でもこれが本当に美味しそうで可愛くて、読んでいてたびたびほっぺたがゆるみます。舞妓さんや花街に関する小ネタも満載で、お作法が大変そうだけど、一度くらい舞妓さんを呼んでみたくなるかも。
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幼なじみの連携にほっこりでした
ひとつのスマホをめぐる幼なじみ3人の素敵な可愛らしい連携が描かれていました。
京都でそれぞれ別の道を歩く3人ですが、お互い理解し合うのは凄いなぁと思います。
いもコレが個人的にくすっとし、職人魂をシェフに感じました。
次の巻も楽しみです。
Posted by ブクログ
こちらの料理の絵がすごくおいしそうなんです。15歳で自分自身の進路を考えて、青森から京都に出てきて、それぞれ自分のできることをしっかりといっぽずつ進めています。3人の幼なじみの人間関係も気になりますが、自分が10代の時にこういう風に真摯に向き合ってきてなかったなぁとちょっと反省しながらでも、肩に力を入れすぎずに、自分のペースでそれぞれ向き合っているところがこの作品の魅力かな。あとおいしそうなまかない。今日のご飯は何かな。誰かが作ってくれるって言うことに感謝してって言うふうに書かれていたのがちょっといいなと思いました。
全巻全ておいしそうな食事なので、しかも家庭の味です。郷土料理も紹介されたりで、もうこの漫画を読むとすごくお腹が空きます。つい食事って忙しくて周りが見えなくなってくるとつい後回しになってしまうんですが。結局それで体の調子を崩したり、良い仕事ができるかというとそうでもないんですよね。ちょっと反省。