あらすじ
魔族の英雄の異名を持つ少女・宝珠(ほうじゅ)は、ぼろぼろの身体をした魔王サルドニュクスと対面する。予想外の魔王の行動に当惑する宝珠。一方、トードリア。ジオとダイヤの肉体がとじこめられた琥珀楡に集う、オニキス、サファイヤ、魔法使いたち。「世界の律がずれている…」リオ・アースは、子どもたちに笑いかけた。世界はまさに滅しようとしていた! 子どもたち編、クライマックスへ!
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Posted by ブクログ
絶対に大団円を迎えると思っていたので、想定通り。
だからちょっと長かったな。
世界の破壊を止めるために、最高クラスの魔法使いやマジックマスターが必死で頑張っているのはわかるんだけど、頑張れば頑張るほど人間臭くなってスケールダウンしてしまう。
で、大人が頑張っちゃってるから、子どもたちができることもあまりなく…。
それでも、少しでも自分たちにできることがあれば、と、待機する。
「やればできるだなんて絶対嘘でさ。だって出来ない事って絶対あるもん。やればできるんじゃなくて、やらなきゃ出来ないだけでさ」
それでも子どもたち編は面白かった。
ジオとダイヤはチート過ぎるので、物語としての深みにかけるんだよね。
宝珠については煽るだけ煽って、魔王をどう害したのかちょっとわからんかったな。