【感想・ネタバレ】ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 9巻のレビュー

第二次世界大戦時、ペリリュー島は日本軍にとって大切な軍事基地だったそう。「楽園のような南の島が昔は戦場であった」そのことは史実として知っていましたが…。
主人公は漫画家志望でありながら、兵士になってしまった気の弱い青年。 武田一義先生のホッコリとした絵柄はとても親しみやすいのですが、それが戦場という悲惨な場所とのコントラストを強めている感じがしました。
日を追うごとに減っていく食糧、日本とは違う温度と湿度。なんとしても敵を攻撃しようとする上官、そして戦友たち…極限の中での人間関係の描写が胸に刺さります。
読後は「あ~、現代日本に住んでてよかった…」と思うこと間違いなし!ホント平和が一番!!

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圧倒されます

戦争が終わっても、ペリリュー島に残る兵士達にとって戦いは終わっていない。その中で投降するか否か、銃を向けられた主人公が選択を迫られるシーンがすごく良かったです。

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2022年09月29日

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