【感想・ネタバレ】ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 4巻のレビュー

第二次世界大戦時、ペリリュー島は日本軍にとって大切な軍事基地だったそう。「楽園のような南の島が昔は戦場であった」そのことは史実として知っていましたが…。
主人公は漫画家志望でありながら、兵士になってしまった気の弱い青年。 武田一義先生のホッコリとした絵柄はとても親しみやすいのですが、それが戦場という悲惨な場所とのコントラストを強めている感じがしました。
日を追うごとに減っていく食糧、日本とは違う温度と湿度。なんとしても敵を攻撃しようとする上官、そして戦友たち…極限の中での人間関係の描写が胸に刺さります。
読後は「あ~、現代日本に住んでてよかった…」と思うこと間違いなし!ホント平和が一番!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

仲間がバラバラになり、別のグループと合流してまた亡くなる。
まだ生きてる仲間がいるよって教えてあげたい。

現地の取り残された子供と癒しのひと時。
最後が気になりましたが、無事に保護されてよかった。

日本人は葬ってもやれないのに、米軍はちゃんとお墓を建てていた。
でも、連れて帰るのは難しいんだろうな。
戦争が終わった後、お墓が作られていた場所に住んでいた現地の人はどうなるんだろう。

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2022年05月30日

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