【感想・ネタバレ】ダンス・ダンス・ダンスール 13のレビュー

あらすじ

主役の座は!?「スクール公演」編決着!

生川バレエ学校で2年に一度行われるスクール公演会。今回の演目は『眠れる森の美女』!
迫るNYでのYAGP(ルビ:ユースアメリカグランプリ)本選を前に、初となる全幕を踊るチャンスを逃すまいとオーディションに参加する潤平(じゅんぺい)と夏姫(なつき)。
しかし、彗星のように現れた天才少女・響(ひびき)が、桁外れの存在感と才能で周囲を圧倒する。
さらに響きの才能に呼応するかのように彼女と組む海咲も魅せる!!
経験と技術、そして特性……圧倒的不利な状況で潤平は「夏姫の王子になりたい」と奮闘するが―――

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青春×バレエ!??
淡く繊細な心理描写と心震わす情熱が合わさった異色バレエマンガ!!

主人公は男子中学生の村尾潤平。
潤平は、幼い頃に観た男性バレエダンサーの演技に魅了されるも、父が急逝してしまい、“男らしくない”バレエの道を断念してしまう。
その後はアクション映画監督である亡き父の意を汲み、“男らしくある”ため、格闘技・ジークンドーを習い始める。
しかし、バレエへの未練は消えず、その熱い想いは延々と潤平の中で燻っていた。
そんな彼の前に、ある日、転校生である美少女・五代都が現れる。

都は、教室で男性バレエの大技である「540」を披露した潤平を見て、潤平がバレエに興味を持っていることに気づく。そこで、彼女の母が営むバレエスタジオへ誘ってみるが・・・。

本作は、『溺れるナイフ』のジョージ朝倉先生の十八番である、少年・少女の繊細な心の機微とバレエに対してどこまでも真摯に取り組む熱い想いが描かれています。

また、その美しさと力強さが感じられる絵は、キャラクターをより魅力的にしています。
特に舞台シーンでは、心震わせるピアノの音やダンサーの鬼気迫る踊りがまるで現実かのように感じました。

舞台に至るまでの血の滲むような努力や各々が抱く苦悩と情熱、そして迫真の演技に何度も何度も鳥肌が立ち、感極まって思わず涙を流してしまったときもありました。

男女問わず、感動したいあなたにオススメの作品となっております!

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ネタバレ 購入済み

理解しあっていく姿

それぞれのペアがオーディションを
勝ち取るために歩み寄て行く姿がよいです

最後に響さんから海咲くんに
バレエでやっていくことを伝えられます。

若いからこそお互いに影響が強く
刺激しあえ時には人生を変えることが
あるんだと思いました

#アツい #感動する

0
2022年09月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

夏姫ちゃんが潤平のダンサー人生のことを考えてくれているのが尊い。
潤平が舞台に自我は必要ないと言いつつ、持ち込んでいるのは自分かもと思うところなど
どちらの考えも正しくて正解はたくさんあるのではと思わされる。
ロミジュリだったら潤平と夏姫がありだというのも
分かる気がしてしまう。

指導をしてくれる中村先生は本当に良い師に恵まれたと思う。
融通もきくし生徒の目線にもなってくれるのがありがたい。

配役の決定結果も納得がいくものだった。

0
2023年07月30日

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