【感想・ネタバレ】異世界料理道12のレビュー

あらすじ

リフレイアの元から助け出されたアスタは、戻ってきた日常の中で、森辺の民だけではなくジェノスの人々との絆も実感する。そして、サイクレウスとの会談を数日後に控えながら、屋台を再開させるアスタだったが、ドンダ=ルウから会談前夜の晩餐を任されることになり――。

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未知の土地と食材でトライ・アンド・エラー!
現代の見習い料理人アスタがある日異世界に飛ばされて……と、物語はタイトルを読んで字の如く。
しかし「現代知識で異世界人を楽々と驚かせる!」とならないのが本作。
全く楽々じゃない。
もちろん現代の料理法を強みにはしますが、成し遂げるまでえらい苦労します(;^_^A
初めて見る食材、道具も調味料も限られ、文化の違いから「人々が何が良しとするのか?」を察するのも一苦労。
普通なら投げ出したくなるようなハードモードですがそこは主人公、超頑張ります!
そしてそれこそが本作の魅力!
分からないながらも努力して、手探りながらも試行錯誤して、苦労を重ねた末に作られる渾身の料理……!
美味しそうと感じるだけでなく主人公の奮戦を応援したくなる所がポイントです!
成功しても課題が残り、でもその課題を解決しようとまた試行錯誤を繰り返す……だからこそ「次は何を作るんだろう?」と期待感が高まるんですねー。
やり甲斐と苦難に満ちた異世界での料理道、ぜひご賞味あれ!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

前回、アスタたちを助けてくれた貴族が自分の料理人を使って出店を出したり、盗賊の嫁がやってきたりと話はいろいろ。ルウ家の兄弟姉妹の様子やスン家の人々にアスタの料理が振舞われて食を通じての心情の揺れが語られる。サイクレウスとの対決はまだまだでじれったいが、それなりに読ませる。

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2022年10月01日

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