【感想・ネタバレ】応天の門 17巻のレビュー

きっと誰でも学校の歴史や国語の授業で一度や二度は聞いたことがあるはずの歴史上の人物、在原業平と菅原道真。
かたや「伊勢物語はこのヒトが主人公だ!」と思われるほどモテた上に六歌仙にも選ばれたほどの歌人、かたや神童だったけれど晩年は左遷されて崇りで天変地異を引き起こしたと言われる学問の神様ですが、この作品はなんと、二回り近く歳の離れたこの二人が平安時代の京でさまざまな怪事件を解決していくクライムサスペンスコミックなのです。
業平の行動力と道真の頭脳で問題に挑む姿は、サスペンスとしても十分楽しめるのですが、非常に美しい画がまた素晴らしく、史実とフィクションの絶妙な混ざり具合も先が気になる気持ちを盛り上げてくれます。歴史好きの方にもそうでない方にもオススメです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年04月30日

高子姫と順子様、系統は違っても藤原の女。
中庸が絡め取られていく……ああ……
業平のごん狐と番外編に大変癒やされた。

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ネタバレ購入済み

謎解き少なめ

2023年03月28日

政についつい関わってしまうようになった道真。
業平殿の出番も少なめです。
高子様の気位の高さというか、入内して道具にされることへの反感というか、が胸に染みるポイントかな。
白梅の髪は笑ってしまったw

#ドロドロ

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