あらすじ
平安時代、稀代の魔術師と恐れられた陰陽師・安倍晴明。盟友にして管弦の道を究めた王子・源博雅と共に都の怪異に挑む。第1巻には賀茂忠行と共に、菅原道真率いる百鬼夜行に遭遇する少年時代の晴明を描くプロローグ「安倍晴明 忠行に随ひて道を習ふこと」、盗まれた唐伝来の琵琶・玄象にまつわる羅城門での凶事を描く「玄象といふ琵琶 鬼のために盗らるること」、僧・寿水のもとに夜な夜な現れる口の無い美女の謎を解く「梔子の女」の2編を収録。
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独特の世界観に引き込まれていく
安倍晴明そして親友の源博雅の2人の最強コンビが、平安時代に巻き起こる妖や怨霊たちの事件や出来事を次々に解決していく物語。妖や怨霊たちは、けっこう恐ろしく、エグい事件を起こしていくんですが、それを難なく解決していく安倍晴明。さすが‥ですけど、それ以上に妖なんかよりも晴明さんの方が怖いよ!?っと思わずツッコミを入れたくなるような読み始めたら、独特の世界に引き込まれてしまう‥そんな作品です。
Posted by ブクログ
5巻まで久しぶりに読み返しました。
内容も絵も素晴らしいです。どの巻にも息を飲むカット、考え込んでしまうストーリーがありました。
随分前に読んだ時は完結しておらず、おそらく10巻より前で止まっていたと思うので、今度は最終刊まで読んでみようと思います。
Posted by ブクログ
美しい。優美さとおどろおどろしさとが同居する、独特の世界観。この陰陽師は岡野先生にしか描けませんね。飄々とした晴明がにくらしいほど魅力的です。