あらすじ
<警視庁犯罪被害者支援課――犯罪被害者の家族などの心の支援を行うセクション>ブラック企業として知られるハウスメーカー社長の娘が殺害された、二年前の事件。意外な犯人の自供で捜査が急展開するなか、怒りを爆発させる被害者の父・大崎と村野は再度向き合う。執拗に取材を続ける記者と部下の不審な接触。悪名高き男は守られるべきか? 疑念が支援課の根幹を揺さぶる。<文庫書下ろし>
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Posted by ブクログ
途中で犯人わかってしまったけれど…
まぁ楽しめたかな。
でも支援課からはみ出しすぎて話の作りがよくわからなくなってしまってる。
ちょっと無理があると言うか…
Posted by ブクログ
読んでいるだけでイラっとする大崎。
長住は初出からやる気がなかったが、最後は仲間として活躍するのかと思っていたら…もうこれっきりなのだろうか。
ちょっと性格が変わって戻ってきたらいいのに。
やっぱり何だかんだで主人公が犯人逮捕の瞬間に絡んでくるところが痛快。
今回のタイトルはあまりピンとこなかった。
Posted by ブクログ
物語の結末がではなく、感情移入してしまいもやもやする結末だった。
被害者家族を守ると言えば聞こえはいいが、その人が加害者に近い人だったら、善人とは言えない人だったら守る価値はあるのか。
この仕事に価値があるのかと問われ続けている一冊だった。
1世代で作り上げた会社を継ぐのは誰か。
身内での殺し合い。
被害者家族であり、加害者家族であり、被害者。
どこに視点を置くべきかむずかしかった。
長住さんは戻ってくるのか。