あらすじ
リコ、レグ、ナナチ、ファプタの4人は、呪詛船団と一時的に共同戦線を張り、ついに深層七層【最果ての渦】へと足を踏み入れた。
魂やアビスの本質についてスラージョと語り合う中、いつの間にか一行は感覚の逆位相へと陥ってしまう。
さらに、姿の見えない謎の存在から逆襲を受けることに――!?
尊崇と侮蔑が入り混じる大冒険活劇、第十三巻!!
★単行本カバー下画像収録★
秘境の大穴「アビス」で消息を絶った有名探検家である母親に会うために主人公の「リコ」が記憶を失ったロボット「レグ」とアビスの底を目指して旅するというお話です。
アニメ化もした本作品、とてもかわいい絵柄なのですが、その雰囲気に呑まれて舐めて読んでしまうとダークなストーリーに良い意味で期待を裏切られてしまいます!!
二人のアビスでの旅路には、原生生物や他の探検家、過酷な環境など、命を脅かす危険がたくさん存在していて、それらの敵との命のやり取りがあり非常にショッキングです!
しかし一度読んでしまったら、予断を許さない展開の連続で、目を瞑りたくなうような展開が続いても、読むことをやめられません!
骨太のダークファンタジーが読みたい方に是非おすすめです!
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
心臓に悪い…
公開されていた話に大幅に加筆されていて(ますよね?)
わくわくぎっしり確かな満足です。
いやまだ満足できる段階じゃない。不安は募るばかりです…
しかしもうほんとこれどうするの?って途方もない敵…
呪詛船団の皆様は未知数の能力持ってるからそこに期待しまくりつつ早く続きが読みたい!つくし卿だからグダグダにはならないはず!!どうなるのか皆目見当が付かないけど確かな満足は約束されている!!!信じて待ちます!!!!!!
Posted by ブクログ
ナナチーーーーーーー
リコが魂を実感してるという話は、例えば4巻でタマウガチにやられて意識を失っている時にミーティのことを感じている場面とかを指すのだろう。
星の羅針盤は複数ありそう。エターナルログポースみたいなものだろうか。
深く潜るほどに地上と体感時間がズレていくというのは、まんまウラシマ効果。つまり深層ほど空間が速く動いている。惑星の中に入るほど速く動くというのは奇妙だが、おそらくアビスの天地は逆さまになっているので、実際は惑星の外に向けて仮想的に突き出ている。深度はせいぜい1.5万メートルだが、時間と同様に空間も伸縮しているとしたら、7層の1mが地上の1kmに相当することも有りうる。
ナナチとシェルミ&メナエにフォーカスが当たる演出が印象深い。
双子の能力は、自身の欠損を視認した相手に押し付けること。そう思って読めば矛盾しない。
リメイヨさんは嫁入りのアナグラムだろうか。他の祈手はどうだったか。
4巻を見たらスラージョさんが降りたことをボンが説明するところがある。てかイドフロントの昇降機も目みたいなデザインだよね。
Posted by ブクログ
いやぁ相変わらず面白い。
カッチャバ(この略し方好き)のシーンが特に好きだ。初っ端に相手する原生生物の戦略が凄まじく、「七層」であることを緊張感を持って認識できる。
また、神秘卿との会話でアビス特有の魂とそれにまつわる現象について説明がなされていて、物語のクライマックスが近づいていると感じた。
単行本勢なので続きを読めるのはしばらく後だと思うが、とても楽しみだ。
んなぁああぁあぁ!
ナナチのナナ血はナナナナ血!
表紙裏なのか、巻末ページなのか…双子ちゃんの絵からただならぬエロスをビンビンに感じますよ
本当内容と絵柄のギャップが凄い作品やで!
絵柄が…
なんか少し変わった気が。
全ページ、カラーをモノクロに取り込んだ時みたいなぼやーっとしたはっきりしない線画になってるから、敵のモンスター?がどんな形なのか全く分からなかった…
読解力が足りないせいか、何か見落としてるんだとは思うけど、ナナチが的に捕まって、それを助けようとしただけで終わっちゃって、ストーリーの進行があまりなくて、今までに比べると面白さは少なかったかな。
黒笛の探窟家の正体は未だわからず。
ナナチどうやって助かるんだろ。次話に期待してる。