あらすじ
ファプタの攻撃、さらには原生生物たちの侵入により、ついに崩壊した成れ果て村。
リコ、レグ、ナナチは様々な思いを胸に、その地を後にする――。
旅への覚悟を新たにし、再び奈落の底を目指すリコたち一行。
そんな中、メイニャがある探窟家の死体を見つける――。
勇気と杞憂が入り混じる大冒険活劇、第十一巻!!
★単行本カバー下画像収録★
秘境の大穴「アビス」で消息を絶った有名探検家である母親に会うために主人公の「リコ」が記憶を失ったロボット「レグ」とアビスの底を目指して旅するというお話です。
アニメ化もした本作品、とてもかわいい絵柄なのですが、その雰囲気に呑まれて舐めて読んでしまうとダークなストーリーに良い意味で期待を裏切られてしまいます!!
二人のアビスでの旅路には、原生生物や他の探検家、過酷な環境など、命を脅かす危険がたくさん存在していて、それらの敵との命のやり取りがあり非常にショッキングです!
しかし一度読んでしまったら、予断を許さない展開の連続で、目を瞑りたくなうような展開が続いても、読むことをやめられません!
骨太のダークファンタジーが読みたい方に是非おすすめです!
感情タグBEST3
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匿名
新しい冒険の始まりです
ファプタが加わったことでふわふわ感がましましになりました
地上の様子が久しぶりに出てきたり、新しい人や謎も増えてより楽しみが増えました
パワーが落ちない
現在進行中テレビで放映されてる『烈日の黄金郷』直後にお話。あれだけの情報量とむき出しの入り乱れた様々な人間像の描写のあとの話で、正規ルートに戻ってきた感がある。なんという力技…しかもワクワクが止まらない展開。
まさしく作品自体がアビス化してる気がする。これから先も楽しみすぎる。