【感想・ネタバレ】薔薇王の葬列 13のレビュー

あらすじ

エリザベスやエドワード五世という敵が消え去り、玉座まであと一歩のところで、民から拒絶されるリチャード。王になるため、彼は颯爽と立ち上がったが……!?

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「私の名を残せ 王の名だ」
1450年代のイギリスでは、ランカスター家とヨーク家が王位継承をめぐる「薔薇戦争」を繰り広げていた。ヨーク公爵リチャードの息子として生まれたリチャードは、実の母に「悪魔の子」と呼ばれながらも、父や兄たちと王冠をヨークのものにするため戦っていた。一方ランカスター朝ヘンリー6世は、戦いで血が流れることに苦しみ精神を病んでいた。そんな2人がただのリチャードとヘンリーとして出会い、友情とも愛情とも言えるものが育っていく。互いの運命を知ったとき、2人は何を思うのか。30年に渡る戦いの中を生きる2人から、一時たりとも目が離せない…!
「他の人と違う」リチャードにとって「父の名をもらった」ということが、心の支えになっていたのは間違いありません。しかしそれと同時に枷にもなっていたのだと思います。父を自分の光であり、生きる意味だと考える彼が、その父の亡骸に対面し口づけたシーンには鳥肌が立ちました。王の名を継いだ者は、必ずしも王冠を求めなければいけないのか、一人の人間としてただ生きていくことはできないのか、リチャードの幸せは何なのか、多くのことを考えさせられる作品です。

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Pen

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ベスがかわいい

ベスかわいいです
エドワードもかわいい
リチャードがついに戴冠式さえすませば王の座を手に入れるところまできました
王になっても不幸が続くんやろうなぁ…そう思うと鬱になる…

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2021年04月11日

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バッキンガムに救いを

幼少の頃から片手に算盤、顔に俺様仮面を装着していたバッキンガムの、それらを脱ぎ捨てた姿がなんとも痛々しい。彼の行く末は判っているけど、何か救いのようなものが欲しい。

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2020年09月26日

Q

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天下のリチャードⅢ世

天下のシェイクスピアの、醜い背むしの小男『リチャードⅢ世』を
両性具有の女性的麗人に変えてしまう大胆な発想。
良い!

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2020年05月02日

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今回は

バッキンガムから目が離せなかったです。
このあとのリチャードとバッキンガムの関係性がどうなってしまうのか、、次巻が待ち遠しいです!!

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2020年02月21日

Yun

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バッ………キンガム………!
そういうの大好きです。(いいぞもっとやれ)
やっとやっとリチャードが王になったんだけど、
王になってからのほうがやばそうでハラハラです。
アンにも女かと疑われちゃうし。
しかし女装姿は綺麗だったなぁ…そりゃバッキンガムもいろいろ本音漏らしちゃうよね。
というかバッキンガムのFNヘンリー…って。
ここまで来ても続きが気になる。

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2020年02月15日

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バッキンガムの弱い部分

これまで企みに長けたキングメーカーとしての冷静沈着な一面を見せていたバッキンガムの執着と情熱が描かれます。バッキンガムとリチャードの主従関係を超えた共依存的な関係がさらに進展しており、先が気になってしまいます。

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2020年07月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

性悪のエドワード兄弟が退場したのと入れ替わるように更に性悪のリッチモンド登場。本当にいやなやつ。バッキンガムもそろそろ退場時期なのが気にかかる。あの根性腐ったリッチモンドと小気味よいベスが結婚するのはなんかいやだわ。あのベスのことだから腐れリッチモンドをうまく操ると思いたいけれど、腐れより早く死ぬからなあ。
史実では腐れとの間に長子アーサーが生まれて、性悪のヘンリーは次男なのだが、この作者はなにかやらかしそうな予感がする。アーサーはなしにして、いきなりヘンリー、その父親は実はリチャードとかね。
けなげなミドルハムのエドワードはいつ見てもかわいらしい。いつもさめているマーガレットも脇役ながら面白いキャラだけれど、多くの人のイメージのこの人は父を亡くして泣き悲しむ幼児か、首切り役人から逃げ回る老伯爵夫人かの二択でその間が思い浮かばない。
本筋とは全く関係ないことばかりごめん。

0
2020年02月18日

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