【感想・ネタバレ】宇宙兄弟(7)のレビュー

あなたの幼いころの将来の夢は何ですか?もし叶わなかったのなら、その夢をあきらめたのはいつですか?「夢を持ちなさい。」、「夢を簡単にあきらめるな」と人は言うが、そう簡単に誰しも夢が叶うわけではない。一度現実を見てしまうと人は、夢を追いかけることを捨て「どうせ無理だ」とブレーキを踏んでしまうものである。
 宇宙飛行士の弟・日々人を持つ兄・六太は、幼いころにした「二人で宇宙飛行士になる」という夢を果たせず、また一人先に宇宙飛行士になってしまった弟に対し嫉妬心を抱いている・・・。そんなある日、六太のもとへ新規宇宙飛行士選抜試験の書類審査通過の通知が届く。六太は兄として日々人に引っ張られることを嫌がりながらも、忘れたふりをし続けた「宇宙飛行士になりたい」という思いを抑えられずにいた。
 立ちはだかる数々の試験を突破し、六太は無事宇宙飛行士になるという夢を叶えることができるのか!?挫折と苦悩が入り混じる、31歳無職の男の挑戦に目が離せない。

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匿名

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感動しました。日々人の月面着陸を地球で見る兄ムッタの気持ちが丁寧に描かれていてすごく良かったです。そしてだれよりも喜び感動するムッタが素敵でした。

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2023年05月07日

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ついにヒビトが宇宙に行ったことが感動です。しかも宇宙や月ですぐに順応しているとこが、面白い!ムッタの最終審査が気になる!

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2019年11月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

絶対宇宙飛行士になる、と真っ直ぐな日々人が
羨ましくもありうざったくもあり
という兄の気持ちがとてもリアルです。
そんな夢かないっこない、という方が”大人”だから。
それでも日々人は、
「そうだな 世の中には〝絶対〝はないかもな
でもダイジョブ
俺ん中にあるから」
と言って真っ直ぐに宇宙飛行士を目指してきたし、
お兄ちゃんが宇宙飛行士になることも諦めていなかった。

日々人の打ち上げをすっきりした気持ちで見送れたむっちゃん。
そんなむっちゃんに会った吾妻さんが
まず言った言葉が「打ち上げ成功おめでとう」なのが
吾妻さんの恰好良さがこの短い中に強く伝わってきます。

突然騒ぎ立て、自分の思い込みを相手に押し付ける
メディア。
周りの変化に対処できない吾妻さんに
ブライアンが重圧を背負わなくていい、と日々人を推した
という事実もここで明かされます。

ずっと知りたかったことがある
”日々人が月に降りた時-”
私の顔は笑っているだろうか
それとも泣いているだろうか
それがどっちか今わかった-
両方だ

このシーンもすごく恰好良いです。
兄として人として男として、むっちゃんは恰好良いなと思うのです。

折角の第一声が考えた台詞ではなくて
感情の赴くままの歓声というのも日々人らしいし
月野うさぎは彼だったんですねというコメンテーターは
中々うまいことを言うなと思います。
日々人を馬鹿にしたり茶化したりするのではない、
良いコメントです。

JAXAからの合否結果の電話をどきどきしながら待っている嫁に
「ごめん」から入って、忙しくて迷惑かけそうと言うケンジ、
個人的にはちょっとイラッとしますが、とてもケンジっぽいです。
主役だけでなく全部のキャラがよく練り込まれていて
人間ドラマがとても深いです。

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2019年08月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

世の中には"絶対"はないかもな
でもダイジョウブ
俺ん中にあるから

「空」と「人生」の一番の違いはなんだか知ってるか お?
「空」はだれのもんでもない
「人生」は自分のもんだ
「人生」はコントロールが効く

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2017年01月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

おすすめ度:90点

着陸まであと2日。
食堂で偶然にも吾妻とその家族をみかけた。意を決し話しかけようとする六太。すると吾妻は、六太に力強く手を差し出してきて――。
「打ち上げ、成功おめでとう」と、素直な気持ちを表現してくれた。吾妻と固い握手をし、その家族と話しをしたことで、彼の本当の気持ちがわかったような気がした六太だった。
2026年3月8日――日々人が月面着陸する日の朝。
南波父と母の寝室では、午前4時にセットされた目覚まし時計が、けたたましく鳴り響いていた。だが、この時間に目覚まし時計が鳴ったのは、南波家だけではなかった。日本中の人々が、日々人の月面着陸する瞬間を生放送で見るため、一斉に起きだしたのである。
日々人は宇宙服を着こみ、月へ降り立つ直前、六太から送られてきた映像を思い出す。その内容は、『吾妻は日々人を妬んでおらず、日々人の月面着陸をとても楽しみにしている』――という良い知らせだった。
心のつっかえがなくなり、身も心も軽くなった日々人は、一気に月に降り立ちジャンプ。
そして叫んだ「イエーイ!」と。
その軽やかな姿はまるでウサギのようで、日々人は月面で最も高く跳んだ男と呼ばれるようになったのだった。
一方、六太は発表までは運を使いたくなかったにも関わらず、くじ引きで当たったり、半額シールを貼ってもらったり、さらには財布を落としても美人に拾ってもらえたりと幸運続き。意に背いて少しずつ運が消費されていくことに、たいそう焦りを感じていた。
六太はJAXAからの電話を待っていた。
そしてケンジもまた、家族と一緒に合格発表を待っていた。
宇宙飛行士を目指すまで、ケンジは仕事にいつも物足りなさを感じていた。ケンジの仕事は光化学研究所の職員。毎朝目覚ましが鳴る前に起き上がり、いつも同じバスに乗って会社に向かう。いつも同じメニューの食堂、グレーの地味な作業服、どこか向上しようとしない同僚たち。
ケンジはずっとモヤモヤを抱えていたのだ。
『俺はあの場所を飛び出したい。だだっ広い施設の、ほんの一角から――俺のモヤモヤをぶっ飛ばせるほどの場所へ――!』
そして、ケンジはJAXAから合格発表の電話を受けた。

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2015年01月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

日本人初の月面着陸の第一声が「イエ~~~~~イ」に笑ってしまった。
重圧も「気にしな~い」な日々人のような性格の人って意外と軽々と夢をかなえてしまうのかもしれないないと思った。

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2014年05月18日

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ネタバレ

ロケット発射から月面着陸という大きなイベントから結果発表へ、という巻。発射して途中から加速する際を発射時以上に盛り上げたり、月面着陸時の世間の盛り上がりだったり、作中の凄い出来事を「本当に凄い」と思わせる演出が非常に巧い印象。世間の反応をここから視野に入れ、吾妻の心情に繋げるのも面白い構成。弟が尊敬しているからこその兄の接近を巧く持って行く。無重力の軽やかさに気持ちの晴れやかさを合わせたり、大きなイベントへの人間関係の絡め方も非常に巧い。
なお前巻では気になった六太の日々人への心情変化は以前の天候の話と巧く絡めることで良い話に仕上がっている。出来ればこの発射後の話まで前巻に入れて一続きで読みたかった。

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2012年10月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ヒビトくんがついに月面着陸した時は「やったー!」と叫びたくなるくらいうれしくなった。
ブライアンと吾妻さんの影の支えがあってこそなんだよなと思うと感動する。
あと南波一家が月見うどん食べてるシーンのお父さんが面白すぎる。

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2012年09月27日

Posted by ブクログ

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月に向けて出発する日々人。そして最終試験の結果を待ちながらロケット発射を見守る六太。その表情がたまらない。

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2011年09月08日

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人物描写が面白い

日々人は、六太より一足先に月へ。
日々人に先を越された吾妻の本当の心境とは。
六太は、ずっと知りたかった、自分が月に降りる日々人をどのような気持ちで見守るのかをついに知る。
そして、六太は最終試験の結果を待つ。

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2023年05月06日

Posted by ブクログ

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宇宙ってロマンだね。大きな世界を見るって、すてきなことだな。宇宙飛行士に憧れる気持ちがだんだんわかってきました。きれいな星空や宇宙から見た地球を見たい気分になりました。

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2014年10月31日

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