【感想・ネタバレ】放課後カルテ(15)のレビュー

あらすじ

運動会を目前に控えた学校内は慌ただしい。練習にいそしむ児童たちの心と体のケアに追われる学校医・牧野もまた、教員リレーに駆り出されることが決定した。ダンスができない発達性協調運動障害の低学年男児、走ることがプレッシャーとなり過呼吸を起こしてしまう高学年女児など、運動会は波乱の幕開けとなる。出産育児休暇中の養護教諭・岩見も現れ、牧野は小学校での任期……自らの役目が終わりに近いことを悟る。

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不器用さ

・発達性協調運動障害:検査結果では、筋肉や骨に異常は認められない。
協調運動とは、なわとびで手と足を同時に動かすように、手と手、目と手など、
それぞれの個別の動作を同時にする運動のこと。
身体能力に問題はないのに、日常生活での協調運動が、本人の年齢に比べ、著しく遅れや困難がある障害。
赤ちゃんの時、ハイハイが苦手だったり。
・適切なリハビリで不器用さは改善できる。
・「やれと言われたり、怒られたら子供はやる気にならないが、自分で決めた目標なら頑張れるはずだ。」
・不器用さの原因:両手がうまく使えない…鋏が苦手、ご飯茶わんを上手く支えられない
        感覚の未発達…ブランコや滑り台を怖がる。糊やご飯などべたべたしたものを嫌がる 
        力のコントロールが苦手…おもちゃを力任せに壊す。卵を上手に割る動作が苦手
        物を見る力が弱い…キャッチボールがうまくできない。動くものを上手に見られない
        身体イメージが捉えにくい…体操やダンス、手遊び等が不得意、道具の扱いが苦手
・不器用さは、発達障害の有無にとらわれない。
・一つの苦手な行為にもさまざまな要因があり、何が苦手かを分析して、段階をつけて練習していく
・粘土や折り紙、物をつまむ遊びで強化する。手首の安定性を高めるためにジャングルジムやうんていの遊びも良し。
・いろんな環境で体を動かすことで、身体イメージを育てる。
・ダンスは、見本の人と鏡で動きを確認しながら練習してみるとよい。
・なにより楽しくで自信を持ってできるように、周りがサポートすることが必要だ。

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2022年09月30日

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