あらすじ
子供たちのことを給食を通して見つめている栄養士の左保田。言いたくても言えない子、食べたくても食べられない子。児童が抱える問題に"食"で向き合う彼女に対し、学校医・牧野もサポートする。父子家庭の羽菜、給食を食べずに捨てている木倉、感覚過敏の彩恵。いつしか児童の心と体にも温もりが宿り、その変化の兆しが周囲を変えていく――。子供たち自身が選び取る食が、未来の彼らを作り出す!
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匿名
すばらしい
どんどん読み進めたくなります。
本当に学校に小児科医がいたら、けっこう心強いと思うのですが、実際には難しいのでしょうね。
いつかそんな時代になってほしいです。
いただきます
・朝ごはんを食べると、集中力と体力がつく。良い排便でおなかがすっきりする。
・一回の食事で足りてない栄養は、他の食事で補う必要がある。
・給食は1日の摂取量率の1/3を目標に作っているけど、給食を食べればいいという話でもない。
・人は人生の最後まで、何かを食べ続けている。それはいろんな生き物の命の上で成り立つもの。
・成長期に必要な栄養素を摂らなければ、健康でも綺麗でもなくなってしまう。
・命を頂くから「いただきます」という
・「みんなが頂くのは大切な命です。
命って目に見えないし、出来上がった食品ばかりを目にしている現代人はそのことをつい忘れてしまいます。
では、私たちは何のためにごはんを食べるのでしょうか?
私たちの体は食べたものでできています。
この体が動くのは、頂いた命が、今度は、私たちの中でもう一度生きるからです。
「いただきます」はその命へ、「ごちそうさま」は食材を育て、集め、調理してくれた人への感謝の言葉です」
Posted by ブクログ
一冊丸々給食の話。
感覚過敏で給食が食べられない子の話があったことに驚き。作者は「発達凸凹なボクの世界」という絵本を参考にしたとあったので、その絵本も読んで見たいなと思った。
Posted by ブクログ
給食ねぇ〜。私も苦手だったな。
好き嫌いはそうでもなかったけど
とにかく量が多くって。
今は個人に合わせて
無理強いしなくなっていいと思う。
それにしても、給食の時間だけで
感覚過敏とか愛着障害とか
食料と命の問題とか
いろいろな問題が隠れているものですね。
勉強になりました。