【感想・ネタバレ】コウノドリ(10)のレビュー

あらすじ

妊娠38週の山崎さんは心臓に持病があるため、負担がかかりにくい無痛分娩での出産を予定している。ところが出産前に、自然分娩で出産した友人から「お腹を痛めて産んでこそ母親」と言われ、無痛分娩をすることに引け目を感じてしまう。果たして「母性」と「痛み」には関係があるのか? 他シリーズ【長期入院〈前編〉】を収録!!

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出産は、奇跡である──。

出産には、保険がきかない。なぜなら、出産は病気ではないから。
しかし、絶対に安全な出産など、この世には存在しない。
産む側も産まれる側も常に命懸けで、2020年には全世界で20万人以上の妊婦が出産で命を落としている。

そんな“命を授かる奇跡”と“命が誕生する現場”に関わる人々を真摯に描いた『コウノドリ』。
主人公のサクラは、生まれてすぐ母を亡くし、乳児院と児童養護施設で育ちながら「生まれてきたすべての赤ちゃんに”おめでとう”と言いたい」と願う愛情深い産科医。その一方で、情熱的な演奏をする謎多き天才ピアニスト・BABYの一面も持ち合わせた人物である。
そのミステリアスなサクラが、出産のリスクやアクシデントに直面しながらも、お母さんと赤ちゃんの命のために奮闘して、真剣に寄り添う姿に何度も心が揺さぶられる。

2015年、2017年のテレビドラマ化でも話題を呼んだ、奇跡の物語。
母から生まれたすべての人に、読んでいただきたい。

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mac

ネタバレ 購入済み

無痛分娩

・無痛分娩は麻酔しての出産。麻酔のため、しっかりとした管理が必要。
痛みが和らぐ代わり、足がしびれた感じに。力も入りにくくなる。
いきみにくくなるため、吸引分娩になることも。
・麻酔管理の間は、基本的にベッドの上から動けない。トイレは尿管に管を入れる。
まれに血腫などができて、しびれや麻痺が残ることもある。
・妊娠→子宮と赤ちゃんへの血液維持が必要→循環する血液量が1.5倍に→心拍数も20%増える
・陣痛の強い痛みや、いきみは心臓に負担がかかる→心疾患などの場合、そのままの分娩は危険→無痛分娩にする
・「出産には優劣も勝ち負けもないんですね。
お腹を痛めて産んだからこそとか、無痛分娩で楽だったとか。アホらし。
この子は私の子供で、母親は私だけなのに。
生まれたてのこの子に教えてもらいました。赤ちゃんって…すごいなあ」

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2022年09月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶりに、本棚から引っ張り出しての、コウノドリ。10巻はワタシにとって思い入れが強くなったなぁ。息子を産んだ時の事が鮮明にリンクする。出産は本当に人それぞれ。サクラ先生の、『母性や愛情は僕らではなく、赤ちゃんが教えてくれますよ』その通りすぎる。

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2020年08月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【あらすじ】
妊娠38週の山崎さんは心臓に持病があるため、負担がかかりにくい無痛分娩での出産を予定している。ところが出産前に、自然分娩で出産した友人から「お腹を痛めて産んでこそ母親」と言われ、無痛分娩をすることに引け目を感じてしまう。果たして「母性」と「痛み」には関係があるのか? 他シリーズ【長期入院〈前編〉】を収録!!

【感想】
どんなお産も不安は付き物で、それをフォローする側もさせる側も、すごく大変なんだなと思った。自分のことに置き換えて考えることなんてできないほど、お母さんってすごく強いんだなあと、ただただ感心させられた。

0
2017年07月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

無痛分娩、2ヶ月以上入院で絶対安静となり家がシッチャカメッチャカで職場でも居づらくなるが宅食延長保育など使う

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2022年03月19日

ネタバレ 購入済み

子育て、お父さん

仕事をしながら、
2人の子供の面倒みながら、
家事もしながら、
サポートが全くなしで、
いきなりのお父さん。

ホント、きっとこれ以上に、
大変だろうと思います。

この物語中は、
子供が風邪ひいてないからね(ーー;)

ファミリーサポートとか、
いろいろ、楽に出来る方法を
とらないと、虐待に繋がります。😔

#タメになる

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2023年04月17日

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