あらすじ
都内で一人暮らしをしながらアパレル企業で働く麻里子は、朝食が大好きなOL。高校時代の友人 リサ・典子・栞と今も友情を深めている。忙しい日々の中、身体の不調や手術、転職も経験した麻里子は、元同僚の菅谷が作ったアパレル会社で働くことになる。そして、とうとう、菅谷を好きな自分の気持ちに向き合い、想いを告げた! 一方、友人の典子はNYでの生活をやめて帰国。友人のさちの家族の話、キミちゃんの新しい仕事なども収録した、朝食女子たちの物語、ついに完結!! ※お店ガイドは紙版発行時(2019年10月)の情報です。ご訪問の際は、事前にそれぞれのお店にご確認いただきますようお願いいたします。
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デートの参考になる実在のお店が満載!マンガの中に登場するアイテムやお店がスタイリッシュで魅力的です!
本作は、7年付き合った恋人と別れ、自らの朝食を見直し、新たな生活をしようと決意するアラサー女子の物語。女子向けの作品ではありますが、男が読んでも面白いです。
私が特に好きなのは、第2巻8話。主人公・麻里子の元彼・創太郎が、編集から営業に異動になって、慣れない生活を送る中、立ち寄ったうどん屋での朝食で、一気にうどんをかきこむシーン。次の瞬間、「配られたトランプで勝負するっきゃない」と腹を括る創太郎に、なんだか共感できます。ちなみに、創太郎の話は、GoGoバンチで好評連載中(現在紙のみ)ですよ!
朝活をはじめることで、見えなかったものが見えてくる!仕事に忙殺されてめちゃくちゃな生活を送っている人にも、ぜひオススメしたい一冊です!
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
ぬおおお
まりちゃんと菅谷、、、!!!と思いきや、まあそうよね~~
でも2人は同僚でいる時が一番自然で一番お互い輝いてるなと思う。
のりちゃんのゲストハウスも大盛況だし、
みんな本当に色々なことで悩んで躓いて、私こんなんでいいのかなってなったり、1人寂しくて泣いた夜もあったと思うけど
全部全部乗り越えてまた一つ大人になった4人で集まれてるの、すごく感動した。
ステキな友情だ~~!!
そしてみんな試行錯誤しながらも自分の人生を精一杯生きてるところにすごくエネルギーを感じる。
やっぱりこうじゃなくちゃね~~~
本当に大好きなマンガ!!
絶対また読み返す!
匿名
めちゃめちゃ面白かった
日本版セックス・アンド・ザ・シティという感じで恋に仕事に将来に悩む女子だち。
子供でもなく、中年でもない絶妙な30代って、女性にとってはターニングポイントになるかも。人それぞれに生き方が違くなる。
夢に生きる人、子育て、重きを置くものが全くそれぞれ。そういう日常の何気ない気持ちや苛立ちや小さな幸せなどの変化を絶妙に描いた作品だと思います。
気になる最後もまた、リアリティがあってとても良かったです。
女性って大変だけど濃い人生を送れるのかもしれない。
Posted by ブクログ
朝食女子物語の完結編!
病気、退職からの転職で大きな転機を迎えた麻里子の最後の恋?!いや、最終的には婚約者を実家に連れて行くところで終わったからいいのだけれど、そういう展開かって。どんな仕事でも、仕事に生きる女子の行く末はあんな感じなのか??
里沙は無事に出産し、麻里子は栞家族とグランピングに行く、典子は急転直下の帰国でしかもおまけつき。奈良のホテルは居心地よさそうだな。
Posted by ブクログ
仕事をこなす麻里子さんは恰好良い。
高浪は相変わらず感じが悪いな。
のりちゃんと市村さん、切ないけれど映画みたいに綺麗なシーンだった。
さっちゃんとふたりで日本に帰るのもいいな。少し寂しさが紛れる。
那須の朝食はどこかなと思ったらペニーレーンで成程だった。
みんながさっちゃんに謝ってくれて貰い泣きしそうになる。
告白してなんで言うんだって言われるのキツイなぁ。
それでもきみちゃんが背中押してもらいたいんでしょ、私は押しますよ!と言ってくれるのが素敵。
話の流れ的に言えないかと思った。よく言ったと思う。
でも折角言ったのだから逃げないで最後まで話せば良かったのに。その方がすっきりできたのではないのか。
菅谷も、その日はまりちゃんが疲れたと言うから無理強いはできなかったろうが
翌日以降にきちんと話してくれたら良いのにと思ってしまったから、
一緒に歩いて帰ろうと誘ってくれたのは嬉しかった。
ずっと傍にいたい、いて欲しいと思える関係はとても素敵だ。
のりちゃんも幸せになっていて嬉しい。
朝まで飲みながら笑い合うような近況報告はできなくなっても、それぞれが幸せで時々会って美味しいものを一緒に食べるのはすごくちょうどよい感じがする。
身の丈に合った幸せとでも言おうか。
菅谷とすぐ駄目になってしまったのは寂しい反面リアルにも感じる。
『あの瞬間だけが欲しかった』ドラマみたいな恋もあるし
そのあとも戦友として一緒にいられるならそれはそれで良い関係ではないだろうか。
思う通りにことが運ばなくても、それで手に入ることもあるし
幸せに笑えることもある。
”手に入らなくてもがいていた頃もあったけど
気づいたら手に入ってるものも沢山あった
少しずつ前に進んで今毎日笑っていられる
想像もしてなかった毎日の中で”
素敵なラストだった。
朝食女子のハッピーエンド
長年の連載終わり、感無量。
色んな美味しい朝ごはんを食べながら、現代女性の生きにくさや悩みを爽やかに乗り越えていく姿に、励まされてきました。
おおむね大団円、ハッピーエンドで良かったです。
一点だけ、主役の麻里子が、菅谷と両想いになったところは、すごく盛り上がったのに、ラストは破局してて、そこだけ、少し残念。
展開としてはとてもお洒落だしオトナだけど、少女漫画脳としては、やっぱりベタにくっついて欲しかったなぁ
Posted by ブクログ
☆完(全14巻)
〜序章〜
・創太郎と別れ1人暮らしを始めた麻里子
・親友の栞、典子、たちと定期的に朝食会
・麻里子は多忙な仕事に意味を見出せないでいた
・栞はママ会や理解のない夫に疲れていた
・典子は不倫に嫌気がさしていた
・麻里子は新店のイベントを任される
・リサは高校時代気になってた米谷君といい感じ
・栞は子育てに悩む苦しむ
〜菅谷編〜
・会社に後輩の菅谷が入職
・リサは米谷と付き合う
・典子が群馬に帰る
・台湾旅行で高浪さんと出会う
・同じ会社に就職し付き合う
・リサも米谷くんと結婚
・メンヘラの高浪と疲れ別れる
・菅谷が退職
・典子はNYへ
・麻里子は仕事を頑張りすぎ子宮筋腫を患う
・仕事を辞めてぶらぶら
・菅谷と再び一緒に働くことに
・リサは妊娠
・きみこは地元郡山で書店を継ぐ
・典子は上の階のいっちーと両想いになるが奈良で民泊を開くため帰国
・菅谷についに告白
・2人は付き合うことに
・数年後、みんなで典子の旅館へ
・麻里子は菅谷とは別れ別の彼と婚約
[総評]
自分と照らし合わせてすこし疲れるな
けど、おもしろい
モラトリアムからの脱却の様子がリアル
Posted by ブクログ
おひとりさまホテルが面白かったので、前作が読んでみたくなり一気見。
私自身はそれほど食に興味がある方ではないけれど、昔東京に住んでいた時に前を通り過ぎていたお店が出てきて俄然行ってみたくなった。美味しい食事とホッとできる空間は人を幸せにするね。
20代から30代にかけて仕事や結婚で悩み焦る女性達の心情にとても共感。菅谷はまあ仕事仲間としては頼れる存在だけど結婚向きではないよね…。のりちゃんがリサに向ける感情には、向けられる側としてちょっと覚えがあるのでまあそういう子も居るよねという感じ。ギスギスした恋愛モノは苦手だけど、食がテーマの作品で恋愛だけが主題ではないから安心して読めた感。みんな上手いこと収まってよかった。こういう人の生活に寄り添うような漫画をもっと読みたいな