あらすじ
佐渡島にたどりついた花たちは、残されていたお掃除ロボットを通じて地下のナツと初めてコンタクトを取る。しかしナツは意識を失い、彼女を助けようと花と新巻は地下におりてゆく。
一方、地下の嵐もロボット経由のメンバー同士の会話に遭遇していた。その中で花が生きていることを知った嵐は…!?
目が覚めたら海の上、同じ境遇の男女と突如奇妙な無人島で生活することになったナツ。
昨夜は家族とご飯を食べてベッドに入ったはずなのに…。
実はこれは「7SEEDS」と名付けられた国家的プロジェクト。
隕石の衝突で地球が壊滅的な状況に陥ることが判明し、人類滅亡を防ぐため冷凍保存されていた7人の男女。
目が覚めたのは、人類が滅亡した、未来の日本だったのです。
昨夜一緒にご飯を食べたはずの家族も、愛した恋人も、本当はとうの昔に亡くなっていて、突然突きつけられた過酷な現実の中で生き抜かなければならなくなった少年少女たちの物語です。
括りは女性マンガですが、この規模感は女性マンガだと思って読んだら衝撃を受けるレベル。大切な人を、いま大事にしたいと思えるマンガですよ。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
ルンバを通してみんなが再会
幸せな幻覚を見るナツと花と新巻と蝉丸
引きこもりだったナツは幸せを知って寂しさを知る
幸せな幻覚を打ち破って現実へ
匿名
くも!
蜘蛛はほんとにほんとに嫌い。まさかここにきて佐渡の食物連鎖の頂点にいるのが蜘蛛とは思いもしなかった。しかもすごくすごく大きい。人間の何倍???
みんなが時々幻覚を見るのもアリではなく蜘蛛だった。これからどうなるのー
幻覚恐ろしい
みんな幻覚が出てどうなるかと思った。螢ちゃんが無事で良かったけど、あの死んだ人たちを見るって絶対トラウマになるような気がする。後はみんなが無事会えると良いのだけど。
夢の中
幸せな夢の中にいる間に人生を終えたいというのも分かる。
それが夢だって認めるのも勇気がいるよね。
ナツのところで泣いてしまった。
あゆさん苦手だけど、新巻さんの心配しないでっていうのは同感。
Posted by ブクログ
幻覚性のキノコにより、登場人物たちが世界滅亡前の“幸せな過去”を夢として体験させられる話。特に良かったのが、ナツが幻覚の中で現実逃避するも、自らその夢を断ち切り、過酷な現実へと戻ってくるシーン。
ナツは花とは対称的に、臆病で行動力に欠ける主人公だ。彼女が持つ「不幸が訪れないのなら、何も起きない部屋に閉じこもっていたい」という思いは、とても共感できる。
それでも、ここまでに積み上げてきた苦労と小さな幸せが、彼女を現実に引き戻し、優しい過去から独り立ちした姿は思わず泣いてしまった。
彼女らしい、静かな希望と再生を描いたエピソード。個人的にはこの話が一番好き。
Posted by ブクログ
7SEEDSメンバー達が繋がる28巻!
佐渡島にたどりついた花たちは、残されていたお掃除ロボットを通じて地下のナツと初めてコンタクトを取る。しかしナツは意識を失い、彼女を助けようと花と新巻は地下におりてゆく。
一方、地下の嵐もロボット経由のメンバー同士の会話に遭遇していた。その中で花が生きていることを知った嵐は…!?
とうとう、嵐と花が・・・。
幻覚に負けないで、みんな生きて帰るんだよ!!
新巻さ~ん!!大丈夫ですかぁぁぁぁぁ
Posted by ブクログ
幸せな夢か、過酷な現実か。
この話を聞くと、自分はごえもんを思い出してしまいます。
おそらく、もっと過去から言われてきていることなんでしょうけど。
誰だって幸せになりたいし、寄りかかりたいし、楽な道を歩けたらいいなって思うんですよね。
でも、実際はそうじゃないほうが、人として、人生ととして面白く成長できるんじゃないかなとおも思います。
でも、こうやって言えることが言える人だけなのかもしれませんが。難しいですよね。
さてさて、いよいよもう少しでみんなが集まって、嵐と花もあえるんじゃないかなーとも思いますが、蜘蛛の下り。
こればっかりはフラグなのか読めずにいます。主人公兼ヒロインがナツだとすれば、蝉さんも花さんも死んじゃうフラグは立ってるんですよね。そういうの抜きにして、成長を描くというなら、主要キャラは生き残るという選択もありえますし。
あゆさんはもう荒巻さんしか見てませんねw