【感想・ネタバレ】蒼瞳の騎士(中) 浮世絵宗次日月抄のレビュー

あらすじ

遂に判明した高位の素顔、西洋人医師アリシア
【副将軍】として命を賭し、貴女を護る――
飛燕の如く急襲する邪悪な刺客たち。
宗次、怒りの激烈剣一閃!
これぞ剣戟文学の極致、門田泰明時代劇場!
「疾風迅雷」の大展開!

西洋人女性医師アリシアが拉致された!
宗次は命の恩人を助けるため、駿馬雷と小田原城下へ。
ところが、漆黒の闇のなか巨漢の覆面侍が行く手を阻んだ。轟く雷鳴と豪力の刃、月明りに照らされた蜜柑色の髷。此奴が拉致と『井華塾』爆破の下手人なのか?
激烈剣で対峙する宗次、その先には高位の素顔を明かした“彼女”の姿が。
同じ頃、江戸で袈裟斬りによる同心惨殺が起こり……。

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Posted by ブクログ

門田さんも85才。剣戟が売り物だったが、だいぶパワーが落ちてきたようだ。相変わらずの江戸城に関する蘊蓄話しが多い。佐伯泰英さんと同様か?
表題の「蒼瞳」だが、妻を殺されたばかりの宗次は助けてくれた外人の女医を追って小田原へ。ここのところ他の女性に目移りが目立つ。蒼瞳の女医は会って見ればスペイン国王の娘とか。宗次が副将軍と知って、長崎へ去ってしまった。表題の回収はどうするのかと思ってしまう。
もう一つの妻を殺した犯人探しは、ある旗本に辿り着きそう。なぜ殺したのか、蒼瞳とどう結びつくのか、(下)を読むまで収まりが付かないところ。

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2025年09月14日

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