あらすじ
魔法学校に通う17歳のオリアナは、ある日恋人のヴィンセントと共に原因不明の死を迎える。
死ぬ前の記憶を持ったまま、7歳の姿に死に戻ったオリアナ。
愛しい恋人との再会を夢見ながら幾年を過ごし、やっと再会するも、
彼はオリアナのことを何も覚えていなくて……。
「次にくるライトノベル大賞2021」ノミネート作品、待望のコミカライズ。分冊版第6弾。
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満月の夜に、窓辺で恋人を思うなんてロマンチック。オリアナの気持ちが伝わってきて切ない。けれどもヴィンスにも伝わってきてるようだからきっともう少しー。
よく頑張ってるよ…
この作品のヒロインは、天真爛漫でメンタルも強そうだけど…
メンタルは、好きで強くなったわけではなく、ヒーローのために強くなるしかなかったんだよね…
一生懸命、頑張ってヒーローを守っているんだけど、そのことにヒーローも気づきつつあるんだけど、中々、ヒロインの頑張りは実を結ばない…
読んでいる私でさえ切なかったんだから、ヒロインの心中の切なさは計り知れない…
ヒロインも望んでいたけど、一日も早く、何も考えずに、ただ愛する気持ちだけでヒーローの隣に立てる日が来るといいなぁ…
匿名
2度目の16歳ってことは実質精神年齢はもっと上ってことで、もっと上手くやれるでしょ?…って思ってしまうなぁ。嫌われるのはやり方が悪い訳で、自分の気持ちを一方的に押し付けてるばかりで彼の気持ちとかあんまり考えてないように見えるけど。部屋の外のあれはないわ…気持ち悪過ぎる。彼も守ってるのか?って…普通は思わないよね。そう思うようなエピが前もってないと。
最初思ってたより色々と雑な作りだった。ヒロインの行動があってからのせつない…ではなく、せつない場面を作りたいからのヒロインの行動を描いてるって感じます。
ヒロインが図々しいだけじゃない、気づかれないように(気づかれていたけれど)見守りもしていたんだなって、健気さがだんだんわかってきました。
ずっとヴィンセントを守っている必要性はあんまりないんじゃないかな?って思ってしまうけれど、心配してしまうヒロインの気持ちもわかります。
今回は、ヒロインの空回りといえば空回りかもしれないけれど、健気さが際立つ、そっと気づかれないように守っていたことがわかるエピソードです。
ヴィンセントがだんだんとヒロインにほだされてきている感じがします。ヒロイン、すごく強引に見えていたけれど、そうじゃないところもあったんですね。